JPH01270867A - 含水冷却部材 - Google Patents

含水冷却部材

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JPH01270867A
JPH01270867A JP63098173A JP9817388A JPH01270867A JP H01270867 A JPH01270867 A JP H01270867A JP 63098173 A JP63098173 A JP 63098173A JP 9817388 A JP9817388 A JP 9817388A JP H01270867 A JPH01270867 A JP H01270867A
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J3/00Processes of treating or compounding macromolecular substances
    • C08J3/02Making solutions, dispersions, lattices or gels by other methods than by solution, emulsion or suspension polymerisation techniques
    • C08J3/03Making solutions, dispersions, lattices or gels by other methods than by solution, emulsion or suspension polymerisation techniques in aqueous media
    • C08J3/075Macromolecular gels
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J2329/00Characterised by the use of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an alcohol, ether, aldehydo, ketonic, acetal, or ketal radical; Hydrolysed polymers of esters of unsaturated alcohols with saturated carboxylic acids; Derivatives of such polymer
    • C08J2329/02Homopolymers or copolymers of unsaturated alcohols
    • C08J2329/04Polyvinyl alcohol; Partially hydrolysed homopolymers or copolymers of esters of unsaturated alcohols with saturated carboxylic acids

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、水分の蒸発潜熱利用の冷却部材に関する。特
に、水分の蒸発潜熱を直接利用した室温より数度位低い
程度の低い接触温度で冷気を感じる安眠IIT能な枕様
部材或いは枕上に置く枕カバー部材に適する冷却部材に
関する。
[従来の技術] 従来就寝時に頭を冷やす方法として各種ゲル状物を冷蔵
又は冷凍して枕代わりにする方式があるが、あまりに冷
え過ぎることがあるために、病気で発熱時に使用する等
の特殊な条件下でしか用いられていない。
即ち、従来のものは、ゲル状固体を水蒸気難透過性のプ
ラスチックフィルムで密閉し、内部ゲルの伝熱のみを利
用しているため始めは極端に冷たく、かつ伝熱が悪く、
次第に冷却効果が低下してくる傾向がある。また、従来
の冷却材は、0°C以上のものでは、保冷効果が少なく
、融解熱を利用するためには0℃以下にしなければなら
ない。
また、従来公知のゲル体としてポリアクリルアミド、ポ
リビニールアルコールの低温処理ゲル化物があるが、こ
れらは−度放湿すると水に浸漬しても殆ど吸水せず、数
日かけても復元が困難である。
一方、高吸水性樹脂は自重の数百倍の水分を吸収−゛る
が、強度が弱くなり、また、蒸発すれば容積が収縮し、
単独では一定の形状を保持することはできないものであ
る。
[発明が解決しようとする問題点] 上記のような状況において、本発明者らは、従来の冷却
部材と異なり、温和な状態で冷却できる1m易冷却部材
を提供する。即ち、本発明は、乾湿球温度計の原理と同
じく、直接蒸発潜熱を利用して、室温より数度から十度
位低い接触温度により冷気を感じ、安眠が可能とする枕
或いは枕の上に置くマフラ力バーとして使用できる潜熱
利用冷却部材を提供することを目的とする。また、本発
明は、高い放湿速度、例えば、−夜の使用により約10
0g〜200gの水分を蒸発せしめ、且つ、fill又
は隔日おきに水に浸漬して再生せしめるだけで十分に冷
却部材として使用できるものを提供することを目的とす
る。また、本発明は、水分を蒸発しても殆ど形状を変化
しなく、一定の強度と弾性を有し、繰り返しの使用に耐
える冷却部材を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、ポリビニールアルコールと高吸水性M4膚を
、30〜90重量%:70−10重量%の割合で混合し
た混合物1重量部に対して、水4〜30!を置部を含有
した組成のゲルを冷却凍結し、解凍した深冷ゲル化体を
有し、含有水分のN発潜熱を利用する含水冷却部材であ
る。そのゲル化体は、含水率80%以上であ町、高い吸
水速度と高い放湿速度を有するものが好適である。そし
て、ポリビニールアルコールは、88%以上の鹸化度と
、1000以」二の重合度を有し、高吸水性樹脂は粉末
状であるものが好適である。用いるゲル化体は、上記の
ポリビニールアルコールと高吸水樹脂とを含水させたま
ま混合し、強く撹拌後に一10℃以下に冷却凍結した後
、解凍して得られるものである。また、そのゲル化体は
、防黴処理を施したものがよい、また、そのゲル化体は
、水蒸気透過性包材に入れられて用いられ得る。また、
紫外線遮断剤を該包材又はゲル化材内に包含せしめたも
のが好適である。
本発明によると、吸水と放湿のリサイクル可能な含水弾
性体即ち、ゲル体で枕の代わり又は枕の−Lに置いて、
その蒸発潜熱を利用し′℃室温より数度〜十度位低い温
度を得ることができる潜熱冷却部材が得られる。このよ
うな冷@部材は、特に、夏場に、快適な睡眠を得るため
に便利な含水枕を提供し得るものである。
本発明により利用するゲル体、即ち、含水弾性体は、枕
に必要な強度、弾力性、腰の強さ、吸水と放湿を繰り返
しても、一定の形状を長期に保持することのできるもの
である。
又、このようなゲル体は、容易に防黴処理を施すことが
でき、取り扱い易いものである。
そして、本発明によると、上記のような特質を満足する
ものとして、ポリビニールアルコールと高吸水性*mよ
り主として形成きれ、含水率80%以上を含み、適当な
吸水と放湿の速度を有するものを用いると好適である。
更に、本発明によると、ポリビニールアルコ−5so 
〜8oz!t%と高吸水性mJ]150〜20重量%よ
りなる混合物1重1部に対して、水10重量部〜25重
量部の組成のものを深冷ゲル化せしめて得たゲル体が、
より好適である。
更に、本発明によると、ポリビニールアルコールは、8
8%以上の高鹸化度と1ooo以との高重合度を持つも
のが望ましく、高吸水5aIl!は、40メツシユ〜1
50メツシユの粒子のものが好適である。
得られるゲル化体に適度の腰と強度を与えるために、上
記の範囲の鹸化度と重合度のポリビニールアルコールを
用いるものである。
本発明により利用す・るゲル体は、ポリビニールアルコ
ールをその水溶液として適当な濃度とし、高吸水樹脂は
、そのまま或いは水分を含有せしめたものを混合し、強
い攪拌した後、約零下10度以下に冷却し、凍結したも
のを、温度を戻し、解凍して得たものである。
[作用] 本発明によるゲル化体は、成分のポリビニールアルコー
ルと高吸水性樹脂の混合割合は、ポリビニールアルコー
ルの比率が高くなると、ゲル化体の[腰]がなくなり、
ポリビニールアルコールの比率が低下すると、脆さが出
てくるものである。
即ち、ポリビニールアルコールのゲルは、高吸水性樹脂
の粉体を保持する支持体の作用を有し、ポリビニールア
ルコールゲルが多くなると、吸水性が低下し、吸水性が
少なくなると、強度的な種々の問題が生じることとなる
また、ポリビニールアルコール水溶液と高吸水性樹脂の
含水物とを混合すると、夫々の水の含有率は、異なって
も、水分の総量が等しければ、作業の難易度は別にして
、双方を混合した後に、攪拌時間を長くすると、最終的
にはほとんど同じものになり、ゲルを凍結した後も、途
中の水分含有の配分は、ゲル化体の性能は影響を与えな
い。
本発明の水分含有冷却部材では、上記で説頃したゲル化
体が、吸水と放湿を速度早く繰り返すものであるから、
従来の冷却部材と異なり、水蒸気易透性の特殊フィルム
又は不織布、綿布などゲル化体を包み、その水蒸気の発
散を容易にする必要がある。また、ゲル化体は、−夜の
使用により、約100〜20G、の水分を蒸発するため
に、毎日或いは隔日おきに水分を吸わせて、再生する必
要がある。
本発明に利用できるゲル化体の条件として、水分を蒸発
してもほとんど形状を変化することのないこと、一定の
強度と弾性を有し、繰り返し使用に耐えるものでなけれ
ば、ならない。
従来の公知のゲル体としてのポリビニールアルコール又
はポリアクリルアミドの低温処理ゲル化体があるが、こ
れらは、−度放渇すると水に浸漬してもほとんど吸水せ
ずに、数日かけても、復元は、困知である。これに対し
て、高吸水性樹脂は自重の数百倍の水分を吸収するが、
ゲル化体の強度が弱くなり、また、蒸発すると容積が収
縮し、単独では、一定の形状を保持できなくなる。
然し乍ら、本発明による含水冷却部材では、この2つの
成分(双方)を組合わせ、適当な配合比率穐囲内では、
2つの成分の欠点を補完し合い、利点のみが、発現され
る条件を見出しことができた。
即ち、高吸水性樹脂は、ゲルに固化する前に吸水させ、
その粒子の大きさが決まる0次に、ポリビニールアルコ
ール水溶液と混合し、攪拌し、ポリビニールアルコール
水溶液の中に、高吸水性樹脂粒子が散布きれた形状にな
り、冷却凍結し、ゲル化を促進せしめるときには、骨格
はポリビニールアルコールで連続形成され、高吸水性樹
層は球状又は不定形の形で、連続又は独立的に分布する
こととなり、海と島の関係の形状で、ポリビニールアル
コールゲルの中に高吸水性樹脂の島が存在する形状にな
る。
従って、本発明により利用するゲル化体は、海のポリビ
ニールアルコールゲルが多くなす、90Ii量%以上に
なると、腰がなくなり、脆さがでる。そして、高吸水性
樹脂粒子は、ポリビニールアルコールゲルに引き付けら
れ、ある程度硬くゲルが組織され、強度が保たれ、弾力
が得られるものである。70@量%まで含有するには、
不都合が生じない1以上のような種々の考察の上に、ポ
リビニールアルコールと高吸水性樹脂を、30〜90重
量%:70〜10重量%の割合のものを用いた。
水分は、これらのポリビニールアルコールゲル及び高吸
水性樹脂の双方に含有され、配分されるが、その配分比
は、攪拌に伴い、適当な配分が確保されるものである。
例えば、極端な場合、高い濃度の(例えば、15〜20
%)のポリビニールアルコール水溶液に数十倍に含水し
た高吸水性樹脂を混合した場合、或いは、数%と低い濃
度のポリビニールアルコール水溶液中に粉末として高吸
水性樹脂を投入した場合、十分に攪拌し、時間をかける
と、はとんど同じゲル化体が得られる0作業の上、実際
上では、ママフ等の発生などの問題が生じる場合もある
含水ゲル化体の含水率は、80%以上のものが、成形体
にしたときに、放湿による体積減少が少なく、放湿速度
が早くでき、強い弾力性を有しており、特に好適である
。また、壁面保冷材に好適に応用できるものである。ま
た、約95%前後の含水率でも、板状、ブロック状、棒
或いは各種形状に成形でき、保冷材として広く応用でき
る。
以上の問題は、高吸水性樹脂の種類、形状等により、左
右され、−概に言えないが、実際には水分を2つの成分
に適当に配分することが望ましいものである。
更に、腰のある弾力性を得るようにするためには、粘度
としては、つき立て餅の程度のものに、攪拌で微小泡を
混入せしめ、ゲル化体の比重を、0.7〜0.9の範囲
になるように調整することにより、透水性、透湿性を改
良することができる。
更に、ポリビニールアルコールに対する高吸水性msと
しては、ポリアクリル酸塩を始めとし、一般(市販され
ているポリエチレンオキシド、ポリビニールピロリドン
、スルフォン化ポリエチレン、澱粉−(メタ)アクリロ
ニトリル共重合体鹸化物、澱粉−アクリル酸共重合体、
ポリアクリルアミド、ビニールエステルー不飽和カルボ
ン酸(又はその誘導体)共重合−化物、即ち、アクリル
酸、メタクリル酸、クロトン酸などの不飽和モノカルボ
ン酸又はそのエステル、塩、マレイン階、フマール酸、
イタコン酸などの不飽和ジカルボン酸又はその部分又は
完全エステル、塩、無水物等で変性されたポリビニール
アルコールが典型的なものとして上げられる。然し乍ら
、本発明に用いられる高吸水性sl詣はこれらに限定さ
れるものでなく、本発明の目的に合致し、それを達成で
きるものであれば、どのような高吸水性suiも使用で
きる。かかる高吸水性1I4J!1に10倍から100
倍程度合水せしめて、ポリビニールアルコール水溶液を
同化に必要な最少量加えて混練し、型枠に詰めて冷却凍
結することによっても本発明のゲル化体を製造できる。
本発明の含水冷却部材は、蒸発潜熱を利用して、冷却す
るマフラ材ばかりでなく、保冷材料として、例えば、野
菜等の保冷の必要のある物品の保冷材としても利用でき
るものである。また、医療材料としても、潜熱利用の保
冷効果を利用できる。
次に、実施例により、本発明の含水冷却部材を説明する
が、本発明は、これによって限定諮れるものではない。
[実施例1] 鹸化度98%、重合度1700のポリビニルアルコール
30gを、水170gに分散し、かけまぜながら加温し
、90℃で完全に溶解した後に、冷却する。
別に、架橋ポリアクリル酸ソーダ15gを水500gに
投入した後仁、攪拌し、粉末化せしめ、これに防黴剤0
.7gとEDTA−2Na  0.5gを加えた後に、
前記のようにして得た15%ポリビニールアルコール溶
液を攬けしながら徐々に加える0m合終了後に急に粘度
が上昇し、餅状になるまでに至るが、これを、縦160
m、横250■、深さ20■のバットに泡混入状態のま
まで入れ、成形し、冷凍庫内に一昼夜放置する。
冷凍庫より取り出し解凍しすると、ゲル体を得るが、そ
の比重は、0.85で、腰のある白色を帯びたゴム状の
弾性体であり、次に示すような性状を有する。
(υ放湿性能:30”Cで40%の相対湿度下での放湿
量は、次の通りである。上記のよう蛯製造した700g
のゲル体を、30℃で40%の相対湿度の雰囲気中に放
置すると、8時間後では、100gの水分が放湿され、
floOgになり、次に、15℃60%の相対湿度の室
温雰囲気に14時間放置すると、580gになり、次に
、30℃40%の相対湿度の雰囲気中に22時間置くと
500匹になった。
(尚、枕としてこの冷却部材を使用すると一夜(8時間
)で更に50gが体温で蒸発する)(2)吸水性能:上
χのようにして放湿した本発明によるゲル体500gを
15℃の水中に浸漬すると、次の表に示すように、変化
する。
ノターヒ硯」封立量J遵泗唐1 ■片貝鼠さ  500
g  530g   550g   580g  62
5g   720gJ’[jl  170■     
 175■ 175■ 178■ 180m11:横2
25m     230m  233m 238m  
2431m1;厚 16■     18■  19■
 20m1  22■Q)放湿時の温度状況: 30℃40%相対湿度の雰囲気で1時間で10〜15g
水分を放湿オ′る場合には、外気温度30°Cに対しゲ
ル体表面の温度は22℃で、ゲル体内部温度は20℃で
と約10゛C程低い値を示した。
ゲル体そのものに直接接触すると、ひんやりと感じられ
る。また、ゲル体にタオルを二重巻きにして同様にして
測定した結果、タオルとゲル体表面温度は21℃で、タ
オル表面温度は221Cで湿度90%であった。
[実施例2〜17] ポリビニールアル:j−ルと高吸水性樹Jl!(架橋ポ
リアクリル酸ソーダ)の組成変化による引張強度、腰の
強さ等のファクターに対する影響、即ち、実用化の場合
の限界を調査した結果を示す。
第」−人 !uu!!tL!!”嵐遣」」ヒ”!1並屋上11Jj
L ML2 70/30 15倍 △  X  八 0
3 7G/30 20倍 △  x   xQ4 70
/30 25倍  Δ  ××05 70/30 30
倍  Δ  ×  × Δ6 3G/70 15倍  
ooo。
7 30/70 20倍 ooo。
8 3G/70 25倍 ooo。
9 3G/70 30倍 OQ O○ 10 15/85 15倍  ooo。
11  Is/85 20倍 OOOΔ12 15/8
5 25倍  ooox13 15/85 30倍  
Δ  △  Δ ×14 10/90 15倍  OQ
 Δ ×15 10/90 20倍  OOΔ ×16
 10/90 25倍 Δ  Δ △ ×17 10/
9G  30倍 Δ  △ Δ ×但し、比率$1は、
高吸水性樹脂/ポリビニールアルコールの%による比率
を示す。
水含有量0は、含有する水分量のポリビニールアルコー
ル+吸水性樹脂の重量に対する倍率で示した。
弾力性は、感触で観測した結果を示し、弾力性の良好な
ものをOで、中程度のものをΔで、不良なものをXで示
した。
引張強度は、85版の大きさで厚さ10■のゲル板を両
手で持って軽く引っ張った場合に、ちぎれるものを×1
変形するものをΔ、復元するものをOとした。
腰は、ゲル板の腰の強さを示し、50■X5O−x10
■のゲル板を片方端を固定し、他方端が垂れ下がる距離
を測定し、それが101以内を0.10〜20−をΔ、
201以上を×とした。
この結果、ポリビニールアルコール量を少なくすると高
吸水性樹脂相互の接着性が不良となり、脆く、ちぎれ易
くなり、ポリビニールアルコール比率が30%以下は望
ましくない、また、吸水性樹脂の比率が10%以下にす
ると、腰が殆どなくなり、且つ放湿後の吸湿機能がなく
なるものであるが明らかにされた。
[実施例18〜2G] 高吸水性m詣として、架橋ポリアクリル酸ソーダ、酢酸
ビニル−マレイン酸共重合体鹸化物、澱粉−アクリル酸
グラフト重合体の各々を使用し、次のように、ゲル化を
行ない、ゲル体を製造した。
即ち、高吸水性樹1130%と重合度1800で鹸化度
98%のポリビニールアルコール70%の比率で実施例
1と同様な手順でゲル体を製造し、その弾力性、固さ、
引張強度、腰の強さを上記の実施例2〜17で測定した
と同様な方法で測定し、その結果を次の表に示す。
1主I X臭1高吸水性St脂  髪左並vLiIAJI 11
B    架橋ポリアクリル酸ソーダ    o   
 OO○2フ7[5L甘捧 第2表の評価の符号は、第1表と同じである。
使用した高吸水性樹脂の種類により、多少性状に差が生
じるが、これは吸水能力の違いによるもので、本来の吸
水性樹脂が水を数百倍吸収する能力を有するものである
から、本発明に利用している30倍以内の範囲内では大
きな影響は生じない。
[実施例21〜24] 高吸水性樹脂の種類とその粒度の吸水速度に対する影響
を、調査した。即ち、本発明による冷却部材を使用する
ときの、再生するための吸水の速度の違いを調査した結
果を次のようなものであった。
実施例21は、100メツシユ以下の粒度の架橋ポリア
クリル階ソーダを高吸水性樹脂として用いて、実施例1
と同様にゲル体を製造した。但し、その使用した高吸収
性#!1Iliの粒度を所定のものを用いた。700g
のゲル体を使用し、放湿し、500gになったものを、
室温の水中に入れ、12時間放置し、吸水せしめると、
270gの水を吸水し、770gのゲル体が得られた。
実施例22は、10Gメツシユ以下の粒度の酢酸ビニル
−マレイン酸のグラフト共重合体を用いて、実施例1と
同様に製造したゲル体700gを放湿し、480gとな
ったものを、実施例21と同様に12時間吸水せしめる
と、220gの水を吸水し、700gのゲル体が得られ
た。
同様に、実施例23として、42〜100メツシユの粒
度の酢酸ビニル−マレイン酸のグラフト共重合体を用い
て、実施例1と同様に製造した700gのゲル体は、放
湿し、500gになり、同様に吸水せしめると、12時
間で1406の水を吸水し、640gとなった。
更に、実施例24として、7〜42メツシユの粒度の酢
階ビニルーマレイン酸のグラフト共重合体を用いて製造
したゲル体700gは、放湿し、520gとなり、12
時間同様に吸水せしめると、80gの水を吸水し、60
0gのゲル体が得られた。
[実施例25〜27] 高吸水性樹脂とポリビニールアルコールの混合割合によ
る吸水速度と吸水量への影響を調べた。
即ち、ポリビニールアルコールの凍結処理により得られ
たゲル化体は、全く吸水性能がなく、それに対して、高
吸水性樹脂は単体では数百倍の吸水性能がある0本発明
によれば、この双方を混合することにより所定の吸水量
を確保できる製品が得られるものである。
ここでは、双方の混合割合と吸水量、吸水速度の関係を
調べた。
実施例25は、架橋ポリアクリル酸ソーダを高吸水性樹
脂として0.1部用い、残りの0.9Nとして鹸化度9
7%で重合度1700のポリビニールアルコールを用い
て、水20部を有するゲルを一20℃で24時間処理し
て得たものを、水に浸漬して、その吸水速度と吸水量を
測定したものである。
同様に、実施例26は、高吸水性樹@O,S部、ポリビ
ニールアルコール0.5fJR水20水含0えたもので
ある。実施例27は、高吸水性樹脂0.7部にポリビニ
ールアルコール0.3部としたものであるが、これは水
を吸収するに従い、殖と強度が実質的になくなり、引っ
張るとちぎれるようになる。
一般には、水を多量に吸収するとゲル化体強度が弱くな
ることが見られるが、ポリビニールアルコールの割合量
が少なくなって保持坦体の役目を十分に為し得なくなる
ためと思われる。
高吸水性樹脂   0.1部 0.5部 0.7部加水
倍率      20部  20部 20部ゲル 量 
     200  200   20!!J−浸水5
分後     205g   280g   500に
浸水10分後    210&  300g   65
0g浸水30分後    220g   330g  
 900g浸水60分後    225g   360
g   !000g浸水1月後     250g  
 450g   崩壊[発明の効果] 本発明の冷却部材は、ポリビニールアルコール水溶液と
高吸水性樹脂との適当な配合にして混合攪拌し、深冷し
て得たゲル化体を利用する構成により次のごとき技術的
効果があった。即ち、(1)乾湿球温度針の原理と同じ
く、直接蒸発潜熱を利用して、接触温度により冷気を感
じ1安眠ができるマフラ材に利用できる冷却部材を提供
する。
(2)水分の蒸発による潜熱利用して冷却する例えば、
含水マフラを提供できるもので、それにより、室温より
数度〜十度位低い温度を得ることにより、温和な冷却を
得、特に、夏場などの快適な睡眠を得ることのできる冷
却マフラ材に利用する冷却部材を提供する。
(3)容易に紡機処理を施すことができる冷却部材であ
り、衛生的に安全なマフラ材を提供する。
(4)マフラ材として適当な強度、弾力性、腰の強さが
あり、且つ、吸水速度及び放湿速度が高く、使用するに
都合よく、−夜の使用で約100〜200cの水分を蒸
散し、それに水分補給するために、毎日或いは隔日の水
への浸漬で再生できる実用の冷却性を備えた冷却部材を
提供する。
(5)利用する潜熱利用ゲル化体は、適当な形状(成形
でき、各種の形状に成形し、保冷材、壁面保冷材として
利用でき、放湿が早く、また、吸湿も早いため、毎日或
いは隔日の水への浸漬で再生できる冷−m部材を提供す
る。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリビニールアルコールと高吸水性樹脂を、30
    〜90重量%:70〜10重量%の割合で混合した混合
    物1重量部に対して、水4〜30重量部を含有した組成
    のゲルを冷却凍結し、解凍した深冷ゲル化体を有し、含
    有水分の蒸発潜熱を利用する含水冷却部材。
  2. (2)該ゲル化体は、含水率80%以上であり、適度な
    吸水速度と適度な放湿速度を有することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の含水冷却部材。
  3. (3)ポリビニールアルコールは、88%以上の鹸化度
    と、1000以上の重合度を有し、高吸水性樹脂は粉末
    或いは粒状であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の含水冷却部材。
  4. (4)ゲル化体は、上記のポリビニールアルコール水溶
    液と含水した高吸水樹脂とを混合し、強く撹拌後に−1
    0℃以下に冷却凍結した後、解凍して得たものであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の含水冷却部
    材。
  5. (5)該ゲル化体は、水蒸気透過性包材に入れられてい
    る特許請求の範囲第1項記載の含水冷却部材。
  6. (6)紫外線遮断剤を該包材又はゲル化体内に包含せし
    めた特許請求の範囲第5項記載の含水冷却部材。
  7. (7)該ゲル化体は、防黴処理を施したものである特許
    請求の範囲第1項記載の含水冷却部材。
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