JPH01269499A - カゼインペプチドの製造方法 - Google Patents

カゼインペプチドの製造方法

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JPH01269499A
JPH01269499A JP9854188A JP9854188A JPH01269499A JP H01269499 A JPH01269499 A JP H01269499A JP 9854188 A JP9854188 A JP 9854188A JP 9854188 A JP9854188 A JP 9854188A JP H01269499 A JPH01269499 A JP H01269499A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明はカゼインペプチドの製造方法に関する。
さらに詳しくは、カゼインをトリプシンとスブチリシン
を用いて加水分解することにより、特に化粧品用配合剤
として有用なカゼインペプチドを収率よく製造する方法
に関する。
〔従来の技術〕
蛋白質の加水分解は、通常、酸またはアルカリによって
行われるが、牛乳などから得られるカゼインを酸または
アルカリで加水分解すると、加水分解生成物であるカゼ
インペプチドは着色、着臭がひどく、またカゼインペプ
チドの分子量のコントロールがむつかしく、その収率も
充分とはいえない。また、カゼインをトリプシンにより
加水分解する方法も提案されているが(例えば、特開昭
62−185100号公報)  、l−IJプシンは特
定部分を特異的に加水分解する酵素であるため、加水分
解によって得られるカゼインペプチドは分子量が充分に
小さくならず、収率か低い上に、水に対する溶解性や経
時安定性が悪く、化粧品用配合剤として有用なものとは
いえなかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のように、従来からも牛乳カゼインを加水分解する
方法の提案や、カセインペプヂ1゛を化粧品に応用する
試みがなされているが、従来の加水分解法では良好なカ
ゼインペプチドを収率よく得ることができず、また得ら
れるカゼインペプチドは水に対する溶解性や経時安定性
に欠iJていたために、化粧品用配合剤として有用なも
のとはいえなかった。
したがって、本発明は、毛髪などに吸着しやすく、かつ
感触が良好で、しかも水に対する溶解性や経時安定性に
優れ、化粧品用配合剤として好適に使用できるカゼイン
ペプチドを収率よく製造する方法を提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段] 本発明は、カゼインの加水分解方法について鋭意研究を
重ねた結果、カゼインをトリプシンとスブチリシンを用
いて加水分解し、上記I・リプシンとスブチリシンの失
活後、p H/I〜5にして不溶物を除去することによ
って、毛髪などへの吸着性が優れ、かつ毛髪や皮膚に良
好な感触を与え、しかも水に対する溶解性や経時安定性
に優れた平均分子量が300〜3;000程度のカゼイ
ンペプチドを収率よく容易に製造できるようにしたもの
である。
以下、本発明の構成を、(1)原料となるカゼイン、(
2)カゼインの溶解、(3)カゼインの加水分解、(4
)加水分解後の酵素の失活、(5)不溶物の除去、(6
)脱塩による精製、の順に詳細に説明する。
(1)原料となるカゼイン 牛乳には、全体巾約3%(重量%、濃度に関しては以下
においても同様に「%」は「重量%」を示す)の蛋白質
が含まれていて、その蛋白質中の約80%がカゼインで
ある。
カゼインは牛乳を遠心分離し、脂肪分を浮上さ〜Uて除
去(脱脂乳)した後、酸または凝乳酵素剤(レン不ツ1
−)を作用させ、カゼインのめを凝固させて分前するこ
とによって得られる。このようにして得られるカゼイン
としては、乾燥して粉末状にしたものが大量に市販され
ていて、容易に入手できるので、本発明の実施にあたっ
ては、通常、その乾燥して粉末状にしたものを用いるが
、乾燥前のカゼインを用いることもできる。ただし、乾
燥前のカゼインを使用する場合には保存性を高めるため
防腐剤などを添加しておくことが好ましい。
また、牛乳以外の例えばヤギ乳などのカゼインでも、牛
乳カゼインを用いた場合とほぼ同等な結果を得ることが
できるが、ヤギ乳などの入手は容易でない上に、経済的
でなく、牛乳カゼインを用いる場合と比較してメリット
がない。
なお、牛乳中にはカゼインのほかにラクトアルブミン、
ラクトグロブリンなどの他の蛋白質が少量含まれている
。これらは、通常、カゼインを凝固させたもの(カード
)には含まれず、その残部(乳清)に溶解して存在して
いるが、原料として用いるカゼイン中にそれらが一部混
入していても特に問題は生じない。
(2)カゼインの溶解 加水分解を行う前に、カゼインを水系溶媒に溶解し−ζ
、加水分解が容易かつ均一に行われるようにするが、そ
のために水系溶媒を40〜95°Cに加温して、撹拌し
ながらカゼインを加えて熔解するのが好ましい。水系溶
媒としては、水道水、井戸水、湧水などの一般に用いら
れる上水のほか、イオン交換水、純水、滅菌水などの精
製水を用いることができるが、カゼインの溶解を促進す
るために、アルカリ剤を添加してアルカリ性にした水溶
液や塩を添加した水溶液を用いることもできる。上記の
ようなアルカリ剤としては、例えば水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、水酸化リチウム、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、
アンモニアなどの無機アルカリ剤の他、トリメチルアミ
ン、トリエチルアミンなどの低級アルキルアミン、モノ
エタノールアミン、ジェタノールアミン、I〜リエタノ
ールアミン、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパ
ンジオールなどの低級アミンアルコールなどを用いるこ
とができ、また上記の塩としては、例えば塩化すチウム
、臭化リヂウム、塩化アンモニウム、臭化すl−リウム
、臭化カリウム、塩化ナトリウム、臭化アンモニウム、
塩化カリウムなどのハロゲン化アルカリ金属塩またはハ
ロゲン化アンモニウム塩などを用いることができる。も
ちろん、これらの2種以上を混合して用いてもよく、ま
た、これら以外の塩が含まれていてもよい。アルカリ剤
は、通常、溶液のp Hが8〜12となるように添加し
、カセインの溶解に伴ってアルカリ剤を追加するのが好
ましく、塩は1〜60%程度の溶液で用いるのが好まし
い。
カゼインの溶解にあたっては、水系溶媒を40〜95°
Cに加温してカゼインのン容解を促進するのが好ましい
が、これは40°Cより低いと熔解の促進が充分ではな
く、一方、95°Cを超えると看色や着臭が生じるよう
になるからである。
なお、このようにして得られるカゼイン熔解液のカゼイ
ン濃度は、通常、50%程度までであり、50%以上の
高濃度には溶解するのが困難である上に、液の粘度が非
常に高くなって取扱いが困難になる。しかし、高濃度の
カゼイン熔解液を得たい場合には、カゼインを溶解しな
がら、一定量のトリプシンやスブチリシンなどの酵素を
添加して溶解したカゼインを加水分解し、液の粘度を下
げながらカゼインを追加して加える方法がある。ごの場
合、用いる酵素は特に限定されないが、熱安定性の高い
スブチリシンなどを用いるのが好ましく、また経済的で
もある。
(3)カゼインの加水分解 カゼインの加水分解には、先にトリプシンを用い、次い
でスブチリシンを用いる方法と、先にスブチリシンを用
い、次いでトリプシンを用いる方法と、トリプシンとス
ブチリシンとを同時に用いる方法がある。
トリプシンは、塩基性アミノ酸であるリジンまたはアル
ギニンなどのC末端を特異的に加水分解する酵素であり
、一方、スブチリシンは、はぼ特異性を有さす、はとん
どのアミノ酸のペプチド結合を加水分解する強力な酵素
であり、またpH]、1程度のアルカリ領域も含んだ広
いpH領域で安定であり、熱安定性も優れζいる。本発
明では、ごのトリプシンとスブチリシンの両方を用いる
ごとによって、得られるカゼインペプチドの分子量のコ
ントロールを容易に行えるようにするとともに、高収率
が得られるようにしている。特にスブチリシンは、加水
分解するペプチド結合の選択性を有さす、はとんどのア
ミノ酸のペプチド結合を加水分解することができ、また
pH6〜11という広いpHjN域で安定で、耐熱性も
優れており、得られるカゼインペプチドの分子量コント
ロールを容易にし、かつ高収率を達成する上において非
常に有用である。ただし、トリプシンによる塩基性アミ
ノ酸のC末端の特異的加水分解を行わない場合、すなわ
ち、スブチリシン単独で加水分解する場合は、後記の比
較例2に示すようにカゼインペプチドの収率が低くなり
、またカゼインペプチドの経時安定性も悪くなる。つま
り、トリプシンによる塩基性アミノ酸のC末端の特異的
加水分解作用も、トリプシンだけで加水分解した場合に
得られる結果からの予測以上にカゼインペプチドの収率
や経=8− 時安定性に影響を与えていて、トリプシンとスブチリソ
ンとを併用する場合にのみ、カゼインペプチドの分子量
コントロールが容易になって、熔解性、経時安定性の良
好なカゼインペプチドが得られるようになり、また高収
率化が達成できる。
トリプシンは、通常、牛、豚などの膵臓から得られたも
のが、試薬として市販されており、スブチリシンは、枯
草菌から得られたものが産業用または試薬として市販さ
れており、いずれも容易に入手することができる。
トリプシンやスブチリシンを用いて加水分解するときの
条件としては、酵素量、カゼイン熔解液の濃度、液温、
pH1時間などに注意することが望ましいが、pHは加
水分解の進行によって変化するので、酸またはアルカリ
剤を適宜添加して加水分解前と加水分解中のp Hを一
定に保つか、あるいはpH緩衝作用を有する塩を添加し
てから加水分解を行う方法を採用するのが好ましい。上
記の目的で使用する酸としては、例えば塩酸、硝酸、硫
酸、リン酸、臭素酸などの無機酸のほか、酢酸、リンゴ
酸、クエン酸、酒石酸、マレイン酸、コハク酸などの有
機酸が挙げられ、アルカリ剤としては、カゼインの溶解
の際に用いられるものと同じものを使用することができ
、pl(11衝作用を有する塩としては、例えば酢酸ナ
トリウム、酢酸カリウム、酢酸アンモニウム、リン酸の
−ないし三ナトリウム塩、リン酸の−ないし三カリウム
塩、炭酸アンモニウムなどを挙げることができる。特に
これらのpH緩衝作用を有する塩と前述の酸またはアル
カリ剤との併用によって適正なp Hに維持して加水分
解を行うようにするのが好ましい。
加水分解を行う際のカゼイン溶解液中のカゼインの濃度
は5〜40%の範囲が好ましく、5%より低い場合は酵
素の効率が悪くなり、40%を超えると、そのような高
濃度のカゼイン熔解液を調製すること自体が困難である
上に、加水分解を行う液温程度では液の粘度がかなり高
くなり、最扱いが困難になる。
加水分解に用いるトリプシンの量は、加水分解されるカ
ゼイン量に対して、トリプシンの酵素活性350力単位
/g(7)場合、0.001〜0.1%の範囲が好まし
く、0001%より少ない場合は充分な効果がなく、一
方、061%より多くなっても効果が変わらず、したが
って、0.1%を超える量での使用は効果の」−で意味
がなく、また不経済である。
トリプシンによる加水分解時の条件としては、液温25
〜45°C1好ましくは30〜40’C,p H6,5
〜9.5、好ましくはpH7,0〜9.0の範囲であり
、加水分解時間は2〜24時間が好ましい。液温が25
°C未満では酵素活性が充分に発揮されず、液温か45
°Cを超えると酵素が短時間で失活するようになる。ま
た、l・リプシンの場合、最も酵素活性が強いI) H
は8イ」近であり、pH6,5未満でεコ酵素活性が大
幅に低下し、pi(9,5を超えると酵素活性が低下す
る上に失活も早くなるため好ましくない。
加水分解を行う時間は、トリプシンを充分に用いた場合
でも、2時間程度は必要であり、また、24時間を超え
てもそれ以上の効果はほとんど期待できない。
加水分解に用いるスブチリシンの量は、加水分解される
カゼイン量に対して、スブヂリシンの酵素活性65万単
位/gの場合、0.01〜1.0%の範囲が好ましく、
0.01%より少ない場合は充分な効果がなく、一方、
1.0%より多くなっても効果が変わらず、したがって
、1.0%を超える量での使用は効果の上で意味がなく
、また不経済である。
スブチリシンによる加水分解時の条件としては、液温3
0〜60°C1好ましくは40〜55°C,p H7,
0〜11.0、好ましくはpH8,0〜9.5の範囲で
あり、加水分解時間は2〜24時間が好ましい。液温か
30°C未満では酵素活性が充分に発揮されず、液温が
60°Cを超えると酵素が短時間で失活する。また、ス
ブチリシンの場合、最も酵素活性が強いp 1(は85
〜9.0付近であり、pli7.0未満では酵素活性が
大幅に低下し、’pH11,0を超えると酵素活性が低
下する上に失活も早くなるため好ましくない。
加水分解を行う時間は、スブチリシンを充分に用いた場
合でも、2時間程度は必要であり、また、24時間を超
えてもそれ以上の効果はほとんどaj待できない。
加水分解を行う方法として、先にトリプシンを用い、次
いでスブチリシンを用いる方法、先にスブチリシンを用
い、次いでトリプシンを用いる方法、トリプシンとスブ
チリシンを同時に用いる方法があるが、収率などの点か
らは、先に1リプシンを用い、次いでスブチリシンを用
いる方法が最も好ましい。
なお、トリプシンやスブチリンンを用いて加水分解を行
う際に、それら両酵素が微量のカルシウムイオンによっ
て安定化され失活が遅くなるので、塩化カルシウム、硝
酸カルシウム、乳酸力ルノウムなどの水に溶解しやすい
カルシウム塩をごく少量添加してもよい。また、用いる
酵素を2回以」二に分けてカゼイン溶解液に加える方法
や、用いる酵素をその酵素が安定な条件で予め熔解さ一
口で、酵素を溶液とした上でカゼイン溶解液に加える方
法を採用することもできる。
このようなトリプシンとスブチリシンとの併用による加
水分解では、酸やアルカリによる加水分解とは異なり、
加水分解反応が穏やかに進行して、アミノ酸の分解や不
純物の加水分解などを引き起こさないので、得られるカ
ゼインペプチドは着色、着臭を生しることが少なく、ま
た前述したように分子量コントロールが容易で、高収率
化をはかり得る。
(4)加水分解後の酵素の失活 加水分解の終了後は、カゼインペプチドの分子量を一定
にし、それ以上の加水分解が進行しないようにするため
に、用いたトリプシンやスブチリシンなどの酵素活性を
失活する工程が必要である。
失活の方法としてば、液温70〜95°C,pH4,0
〜10.0の範囲で、30分間〜3時間行うのが好まし
く、液温か70°Cより低い場合は酵素の失活が充分に
行われず、液温が95°Cを超えるとカゼインペプチド
液の着色、着臭などが起こって品質を低下させるおそれ
がある。P H4,0〜10.0の範囲外では、カゼイ
ンペプチドの加水分解あるいはカゼインペプチド液の着
色、着臭などが起こって品質を低下させるおそれがある
。失活を行う時間が30分間より少ない場合は、失活が
不充分であり、3時間を超えると、失活のための加温に
よるカゼインペプチドの加水分解あるいはカゼインペプ
チド液の着色、着臭などが起こって品質を低下させるお
それがある。失活は、1−リブシンとスブチリシンの双
方を用いた後に行うのが好ましく、トリプシンまたはス
ブチリシンのいずれか一つのみを用いた後に失活し、そ
の後で他方を用いた場合には、収率が若干低下する」−
に、失活を2回行う必要がある。
なお、このような加温による失活のほかに、酵素の分子
量と生成したカゼインペプチドの分子量の差を利用して
、限外濾過によって酵素とカゼインペプチドとを分離す
ることによって加水分解が必要以上に進行しないように
させることもできるが、その場合、用いる限外濾過膜の
透過上限分子量として、5,000〜10.000程度
の性能を有する膜を採用するのが好ましい。
(5)不溶物の除去 カゼインペプチドを調製した後でカゼインが不溶化して
沈澱したり、化粧品に配合された場合に、他の配合成分
と複合物を形成することにより不溶化して沈澱すること
がないように、失活の後、加水分解されずに残ったカゼ
インなとの蛋白質を除去する工程が必要である。
その方法としては、失活後の液に前述の酸を加えて、液
のpHを4〜5、好ましくはp H4,3〜4.7の範
囲にし、液温0〜35°C1好ましくは0〜25°Cの
条件で、3〜72時間静置してから、この間に生成した
不溶物を濾過または遠心分離により除去することが採用
される。液のpHを4〜5にするのは、カゼインの等電
点がp H4,6であり、このpH範囲で未反応のカゼ
インが最も不溶化しやすいからであり、液温を0〜35
°Cとするのは、液温がO′Cより低い場合は、液が凍
結するおそれがあり、また液温が35°Cを超えると、
不溶化が不充分または時間を要するようになり、液の防
腐上の問題もあって好ましくない。さらに静置時間を1
2〜72時間とするのは、12時間未満では充分に不溶
化せず、72時間を超えてもそれ以上の効果はなく、防
腐上で問題を生じるようになる。
不溶物の除去をより完璧にまたはより迅速に行うために
は、この不純物の除去工程を行う前に液を濃縮してより
高濃度下で本工程を実施するか、液にメタノール、エタ
ノール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール
、アセトンなどの通常よく用いられている水ン容解性の
有機溶剤、または塩化す1−リウム、塩化アンモニウム
、塩化カリウムなどの無機塩を加えるなどの方法によっ
て不溶物の生成を促進することが好ましい。
なお、この処理によって、分子量数千程度以上のカゼイ
ンペプチドは未反応のカゼインとほぼ同様に不溶化して
除去されるので、得られるカゼインペプチドの平均分子
量の上限は約s、ooo程度になる。
(6)脱塩による精製 得られるカゼインペプチド中には、加水分解、酵素の失
活および不溶物の除去の際に行うp H調整などによっ
て無機塩または有機塩が混入しているが、種々の化粧品
へ配合U7て安定な組成物を得るためには、これら塩を
取除いておくことが好ましい。その方法としては、通常
、イオン交換樹脂が用いられる(例えば、特公昭59−
1014.19号公報)。
しかし、イオン交換樹脂による脱塩では、p)(が中性
である液には、カチオン交換樹脂とアニオン交換樹脂の
両方を用いなげればならず、しかも樹脂通液による希釈
やイオン交換樹脂へのカゼインペプチドの一部成分の吸
着による収率の低下があり、完璧な脱塩が困難である。
そこで、より好ましいカゼインペプチドの脱塩法として
、電気透析による方法について検利したところ、収率よ
く、はぼ完璧なところまで、短時間でかつ容易に脱塩で
きることが判明した。電気透析の方法としては、本発明
者が開発した、コラーゲン、ケラチン、シルクなどの蛋
白質を加水分解して得られるペプチドを電気透析するご
とにより、塩を灰分として、ペプチドに対し1%以下に
する方法があり(特開昭61−183298号公報)、
この方法をそのまま適用することができる。
このようにして得られるカゼインペプチドは、必要に応
じて、濾過、p H調整、濃度調整、防腐剤の添加、キ
レ−1・剤の添加、除菌濾過、加熱滅菌、瞬間加熱滅菌
などの処理が行われた後、液体または乾燥粉体として調
整、充填され、種々の化粧品に応用される。
本発明によれば、高収率でカゼインペプチドを得ること
ができ、しかも得られたカゼインペプチドは、酵素によ
ってのみ加水分解されており、強度の酸、アルカリまた
は熱の影響を受けていないので、カゼインに含まれるホ
スホセリンのリン酸エステルがそのまま残っていると考
えられ、他のペプチドにはない優れたキレート力、保湿
性、皮膚や毛髪への親和性を有する。また、本発明によ
れば、得られるカゼインペプチドの分子量をコントロー
ルしやすく、特に毛髪や皮膚に対して良好な感触を付与
する分子量(ただし、平均分子量)300〜3.000
のカゼインペプチドを容易に得ることかできる。しかも
、得られたカゼインペプチドは着色、着臭がなく、水に
対する溶解性、経時安定性が優れている。したがって、
このカゼインペプチドを毛髪用化粧品に配合したときに
は、毛髪に吸着して、毛髪を保護し、また毛髪に良好な
感触、艶、潤いを与える。また、皮膚用化粧品に配合し
た七きには、皮膚とのな゛しめがよく、皮膚を保護し、
かつ皮膚に良好な感触、艶、潤いを与える。
上記カゼインペプチドは、種々の化粧品に配合すること
ができ、例えば毛髪用化粧品としては、シャンプー、ヘ
アーリンス、ヘアートリートメント、ヘアーコンディシ
ョナー、パーマネントウェーブ第1剤、パーマネントウ
ェーブ第2剤、・\アークリーム、ヘアートニンク、養
毛・育毛剤、液体整髪料、ヘアームース剤、セットロー
シコン、ヘアーパックなどに配合して、毛髪を保護し、
毛髪に艶、潤いを与えるなど、優れた効果を発揮する。
また、皮膚用化粧品として、種々の乳液、ローション、
クリームなどの基礎化粧品の他、メークアンプ用化粧品
などに配合して、皮膚を保護し、皮膚に艶、潤いを与え
るなど、優れた効果を発揮する。
〔実施例] つぎに、実施例をあげて本発明をさらに詳細に説明する
が、本発明は実施例に限定されるものではない。
実施例1 イオン交換水21を80゛cに加熱して、撹拌しながら
、粉末状のカゼイン500 gを少量ずつ加えて熔解し
た後、40’Cに冷却し、トリプシン(活性350万単
位/g)150mgを加えて12時間かげて加水分解を
行った。この間、液温を35〜40°Cの範囲に維持し
、20%水酸化す) IJウム水溶液を適宜滴下して反
応液のp Hを8.0に保った。次いで液温を50°C
に高め、スブヂリシン〔活性65万単位/g、長瀬産業
■製のビオプラーゼコンク(商品名))150mgを加
えて8時間かけて加水分解を行った。この間、液温を4
0〜45°Cの範囲に維持し、20%水酸化すトリウム
水溶液を適宜滴下して反応液のp Hを8.5に保った
。加水分解終了後、反応液を80“Cに加熱し、80°
Cで1時間撹拌してトリプシンとスブチリシンを失活さ
せ、冷却後、塩酸を加えて反応液をpH/1.5にして
、2日間静置後、濾過により不溶物を除去した。得られ
た濾液に20%水酸化すトリウム水溶液を加えてpH7
に中和した後、下記に示す電気透析設備により電気透析
を行った。
型 式;DO−Cb型(奇人エンジニアリング■製) 膜名称:セレミオンCMVおよびセレミオンAMV (
いずれも旭硝子■製の電気透析膜の商品名) 膜寸法:18X12cm 組込膜数:10対 電圧:30V 陽極液および陰極液には、5%硫酸ナトリウム水溶液2
Nを用い、膜間被濃縮側循環液として、初iM+m度3
%食塩水2Pを用いた。電気透析開始後4時間で濾液の
電気伝導度を測定し3ms/cm以下となったことを確
認して電気透析を終了し、濾液を回収した。なお、電気
伝導度が3ms/cm以下とは、液中塩濃度が既に充分
少ないことを示している。濾液を減圧濃縮して30%の
カゼインペプチド水溶液にし、これに防腐剤としてメチ
ルパラヘンおよびプロピルパラベンを液量に対してそれ
ぞれ0.3および003%と、キレート剤としてEDT
A O,1%を加えて溶解した後、膜孔0.45μmの
メンブランフィルタ−を用いて除菌濾過し、ガラス製滅
菌容器に無菌充填して、カゼインペプチドの30%無菌
水溶液を得た。
上記のようにして得られたカゼインペプチドをケル濾過
法(使用カラム: T S Kgel G3000 P
 WXL、溶離液:0.1%トリフルオロ酢酸を含む4
5%アセトニトリル水溶液、検出:紫外部吸光光度計(
波長210nm))により、その分子量を測定したとこ
ろ、平均分子量は1 、000であった。
実施例2 先にスブチリシンによる加水分解を行い、次いでトリプ
シンによる加水分解を行ったほかは、実施例1と同様に
して、カゼインペプチドの30%の無菌水溶液を得た。
このようにして得られたカゼインペプチドの分子量を実
施例1と同様に測定したところ、平均分子量は1 、5
00であった。
実施例3 トリプシンとスブチリシンを同時に加え、液温40°C
,pH8,0にして、16時間加水分解を行ったほかは
、実施例1と同様にして、カゼインペプチドの30%の
無菌水溶液を得た。このようにして得られたカゼインペ
プチドの分子量を実施例1と同様に測定したよころ、平
均分子量は2.000であった。
比較例1 トリプシンによる加水分解のみ行い、スブチリシンによ
る加水分解を行わなかったほかは、実施例1と同様にし
て、カゼインペプチドの30%の無菌水溶液を得た。こ
のようにして得られたカゼインペプチドの分子量を実施
例1と同様に測定したところ、平均分子量は8,000
であった。
比較例2 スブチリシンによる加水分解のみ行い、トリプシンによ
る加水分解を行わなかったほかは、実施例1と同様にし
て、カゼインペプチドの30%の無菌水/8液を得た。
このようにして得られたカゼインペプチドの分子量を実
施例1と同様に測定したところ、平均分子量は4,20
0であった。
上記実施例1〜3および比較例1〜2で得られたカゼイ
ンペプチドについて、全チッ素による収率、製造直後の
液状および製造より室温で3力月放置後の液状について
比較した結果を第1表に示す。第1表では、実施例1〜
3および比較例1〜2で得られたカゼインペプチドの3
0%水溶液について、その液が完全に透明であるものに
ついては「透明」とし、濁っているが沈澱を生成するに
はいたっていないものについては「濁り」とし、不溶性
の沈澱が生成しているものについては「沈澱」と記載し
た。
第   1   表 第1表に示すように、本発明の実施例1〜3によれば、
カゼインペプチドの収率が高(、また、得られたカゼイ
ンペプチドの30%水溶液の液状は製造直後はもとより
、3力月後も透明であった。
これに対して、トリプシンのみで加水分解した比較例1
の場合は、カゼインペプチドの収率が低く、また、得ら
れたカゼインペプチドの30%水)8液ば製造直後より
濁りがあり、3力月後には沈澱が発生していた。これは
比較例1の場合は、トリプシンが塩基性アミノ酸である
リジンまたはアルギニンのC末端を特異的に加水分解す
る酵素であるため、得られるカゼインペプチドの分子量
が高くならざるを得なかったことによるものと考えられ
る。また、スブチリシンのみで加水分解した比較例2の
場合もカゼインペプチドの収率が低く、また得られたカ
ゼインペプチドの30%水溶液は3力月後に沈澱を発生
するようになった。このスブチリシンのみで加水分解し
たときにカゼインペプチドの収率が低くなり、また経時
安定性が欠けるようになったのは、トリプシンによる塩
基性アミノ酸のC末端の特異的加水分解が行われていな
いことが、意外にも大きな収率低下を引き起ごし、また
経時安定性にも影響を与えたためであると考えられる。
つぎに、上記実施例]〜3および比較例2で得られたカ
ゼインペプチドの毛髪への吸着量について示す。
実施例1〜3および比較例2で得られたカゼインペプチ
[”水溶液をイオン交換水で稀釈してカゼインペプチド
濃度を5.0%にし、この溶液にアンモニア水を加えて
p I−I 7.0に調整し、この水溶液100m j
2に毛髪1.0gを60分間浸漬し、毛髪を水洗したの
ち、デシケータ中、真空で3日間乾燥したのち毛髪の重
量を測定し、重量増加率を調べた。
その結果を第2表に示す。
第    2    表 第2表に示す結果から明らかなように、実施例1〜3で
得られたカゼインペプチドは、毛髪への吸着作用が良好
で、また、上記処理後の毛髪は処理前に比べて感触が良
好で、かつ艶、潤いがあった。
〔発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、カゼインをトリ
プシンとスブチリシンを用いて加水分解することにより
、毛髪や皮膚への親和性が良く、かつ水に対する溶解性
や経時安定性の優れたカゼインペプチドを高収率で製造
することができるようになった。
=28=

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カゼインを水系溶媒中で溶解した後、トリプシン
    とスブチリシンを用いて加水分解し、トリプシンとスブ
    チリシンの失活後、pH4〜5にして不溶物を除去する
    ことを特徴とするカゼインペプチドの製造方法。
  2. (2)加水分解の方法が、先にトリプシンを用い、次い
    でスブチリシンを用いる方法である請求項1記載のカゼ
    インペプチドの製造方法。
  3. (3)加水分解の方法が、先にスブチリシンを用い、次
    いでトリプシンを用いる方法である請求項1記載のカゼ
    インペプチドの製造方法。
  4. (4)加水分解の方法が、トリプシンとスブチリシンを
    同時に用いる方法である請求項1記載のカゼインペプチ
    ドの製造方法。
  5. (5)不溶物を除去した後、電気透析により脱塩して精
    製する請求項1記載のカゼインペプチドの製造方法。
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