JPH01269323A - エコーキャンセラー装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は適応形エコーキャンセラーを備えるエコーキャ
ンセラー装置に関し、特に直流再生機能を有するニコル
キャンセラー装置に関する。

〔従来の技術〕

一般にエコーキャンセラー装置に要求される主な機能に
、２線−４線変換において発生するエコー信号をエコー
キャンセラー装置で正確に再生しく所謂エコーレプリカ
）、エコー信号とこのエコーレプリカとを差分する機能
がある。

一方エコー信号は伝搬経路において変形されるが、この
変形は周波数軸上において直流遮断特性と高域遮断特性
を呈する。

従来のエコーキャンセラー装置では、上記の高域遮断特
性には対応するけれども直流遮断特性には積極的には関
与せず、伝送路符号を選択することで対応している。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のエコーキャンセラー装置では直流遮断対
策としては、伝送路符号の選択のみであるため、瞬時点
において大きなエコー残を発生してし１い、信号対雑音
比（Ｓハ）の劣化がさけられないという間呟点がある。

〔課題を解決するだめの手段〕

本発明によるエコーキャンセラー装置は適応形エコーキ
ャンセラ−とｒ　ＩＩＲ（Ｉｎｆｉｎｉｔｅ　Ｉｍｐｕ
ｌｓｅＲｅ５ｐｏｎｓｅ）フィルタと、この適応形エコ
ーキャンセラーのタップ重み係数に基づいてＩＩＲフィ
ルタの係数を決定する制御回路とを有することを特徴と
している。

〔実施例〕

次に本発明について実施例によって説明する。

１ず、第１図を参照して、ここで、１は歪を含んだ入力
信号が入力される入力端子、２は加算器。

３は判定器、４は適応形エコーキャンセラー、５はＩＩ
Ｒ（Ｉｎｆｉｎｉｔｅ　Ｉｍｐｕｌｓｅ　Ｒｅ５ｐｏｎ
ｓｅ　）フィルタ。

６は受信側出力端子、７は送信データ入力端子。

８はＩＩＲフィルタのループ内係数αを決定するための
制御回路である。適応形エコーキャンセラー４はボーレ
ー）　（ｂａｕｄｒａｔｅ　）間隔のシフトレジスタ４
−１．タップ重み係数ｂ１ｂ２ｂｎをシフトレジスタ４
−１の内容に各々乗算する乗算器４−２及び加算器４−
３を備えている。捷だ、　ＩＩＲフィルタ５はＩ加算器
５−１．固定係数（α）を乗算する乗算器５−２．シフ
トレジスタ５−３．及び適応形エコーキャンセラー４の
最終タップの重み係数ｂｎｔ乗算する乗算器５−４を備
えている。上述のようＫこの実施例でばＩＩＲフィルタ
５のループ内孫、数αは固定されている。

ここで、第２図に入力端子〆におけるエコー信号のイン
パルス応答を示す。このインパルス応答には時刻０−　
ｎＴの間はエコー経路による歪とトランスによる直流遮
断歪が混存し、　ｎＴ以降は直流遮断歪のみが存在する
。即ち１時刻ｎＴ以降はインパルス応答は（β）−７で
減衰する。ただしβけトランスのインダクタンス、線路
の特性インピーダンス。

距離等で決定される定数である。時刻Ｔ　−ｎＴにおけ
る符号量干渉はｎタンプのＦＩＲ形エコーキャンセラー
４で対応する。従ってｎタップ目の１み係数す。は第２
図における時刻ｎＴでのエコー信号レベルと一致する。

第２図のイン・ぐルス応答では時刻ｎＴ以後（β）Ｔで
減衰するので、　ＩＩＲフィルタ５の係数αが定数βに
一致し、かつ乗算器５−４の乗数がｂｎであれば、　Ｉ
ＩＲフィルタ５により第２図における時刻ｎＴ以降のエ
コー信号が完全に除去できる。

この実施例では、αは固定であり、トランスのインダク
タンス、線路のインピーダンス等の中心値で決定される
βに一致するように設定される。

次に第３図は本発明によるエコーキャンセラー装置の第
２の実施例を示す。この第２の実施例では制御回路８に
より後述するようにＩＩＲフィルタ５のループ内係数α
が適応的に決定される。なお。

第３図は第１図と同様であり、制御回路８０機能が異な
る。

第３図を参照して、適応形エコーキャンセラー４内の２
つのタップ係数ｂ１とｂｎは第２図において時刻ｉＴ及
びｎＴでのエコー信号インパルス応答値に相当する。た
だし１及びｎは、インパルス応答のテールが（β）−下
に近似てきる時点に選択しておく。つま９１次の第（１
）式及び第２式で示すように選択される。

ここで、」二記のｂ１＋　ｂｎ＋　Ｉ　＋　ｎは適応形
エコーキャンセラー４で知ることができるので、第（２
）式を直接計算することにより、インパルス応答のテー
ルの減衰定数βを求めることができる。

ここで、第４図に制御回路８の構成を示す。

制御回路８は割り算器８−３．記憶装置（ＲＣ）Ｍ）８
−６２乗算器８−７．及び加算器８−８を備えており、
　ＲＯＭ　８−６には定数ａ１及びｂｌと閾値ＴＨｉが
内蔵されている。

割り算器８−３は入力端８−１及び８−２からｉ それぞれ入力されるｂｌ及びｂｎにより、Ｘ−一をｂｎ 出力する。このＸに基づいて、　ＲＯＭ　８−６で対応
する閾値ＴＨｉが決定され、この閾値Ｔ１１、によりＲ
ＯＭ　８−６からは対応するａｌ及びｂｌが読み出され
８乗算器８−７てａ、＞が求められ、加算器８−８る・
つまり・Ｙ＝Ｘ２折れ線近似していることｂｌで近似で
きる範囲で決定される。

〔発明の効果〕

以上説１明したようｒ（本発明では適応形エコーキャン
セラ−、ＩＩＲフィルタ及び適応形エコーキャンセラー
のタップ叶み係数に基ついてＩＩＲフィルタの係数を決
定する制御回路を備えているから。

エコー経路で発生ずる歪と、　ｌ−ランス等で発生ずる
直流遮断による歪の両方を補償することができるという
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるエコーキャンセラー装置の第１の
実施例をハル１４明するだめの図、第２図はインパルス
応答の波形を示す図、第ニー３図は本発明によるエコー
キャンセラー装置の第２の実施例全説明するための図、
第４図−制御回路を示す図である。 １　人力！１晶子、２・・加算器、：３　判定器、４・
適応形エコーキャンセラー、５・・ＩＩＲフィルタ。 ６・・受信角化データ出力”’ＩＭ子、７・・・送信デ
ータ人先端子、８・制御回路。 代理人４７７８３）弁理士池田憲保 Ｌ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　−−一」

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、適応形エコーキャンセラ−と、ＩＩＲフィルターと
   を備えるエコーキャンセラ−装置において、前記適応形
   エコーキャンセラ−のタップ重み係数に基づいて前記Ｉ
   ＩＲフィルターの重み係数を決定する制御回路を有する
   ことを特徴とするエコーキャンセラー装置。