JPH01268305A - 入力加重型トランスバーサルフィルタ - Google Patents
入力加重型トランスバーサルフィルタInfo
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- JPH01268305A JPH01268305A JP9714088A JP9714088A JPH01268305A JP H01268305 A JPH01268305 A JP H01268305A JP 9714088 A JP9714088 A JP 9714088A JP 9714088 A JP9714088 A JP 9714088A JP H01268305 A JPH01268305 A JP H01268305A
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- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims abstract description 6
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
- 108010076504 Protein Sorting Signals Proteins 0.000 description 1
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
この発明は、入力信号を実時間でフィルタ演算処理する
入力加重形トランスバーサルフィルタに関し、特に、回
路規模の縮小やタップ数の増大が容易で、かつ従属接続
してフィルタリング時間長を長くするごとを容易にした
ものである。
入力加重形トランスバーサルフィルタに関し、特に、回
路規模の縮小やタップ数の増大が容易で、かつ従属接続
してフィルタリング時間長を長くするごとを容易にした
ものである。
(従来の技術)
入力信号の実時間フィルタが、例えば文献r 1EEE
、Transactlons on Consumer
EIectronlcsVol CE−28,Fe
bruary 1980JのPERFORMANCEE
VALUATIONS OF 5ELECTED
AtlTOMATICDEGIIO3TINGSYS
TEMS FORTEREVISIONに記載されてい
る。
、Transactlons on Consumer
EIectronlcsVol CE−28,Fe
bruary 1980JのPERFORMANCEE
VALUATIONS OF 5ELECTED
AtlTOMATICDEGIIO3TINGSYS
TEMS FORTEREVISIONに記載されてい
る。
第7図は、この種の6タツプの入力加重形トランスバー
サルフィルタ(以下トランスバーサルフィルタと記す)
を示している。期間T毎にサンプルされて標本化された
標本化系列信号1x(1))は、入力端子1を介して6
個の係数器10〜15に入力される。係数器10〜14
は、それぞれ入力信号に対して係数CO〜C4を掛けて
出力し、その出力をそれぞれ加算器20〜24に供給し
、係数器15は入力信号に係数05を掛けてその出力を
遅延時間Tを持つ遅延素子34に供給する。
サルフィルタ(以下トランスバーサルフィルタと記す)
を示している。期間T毎にサンプルされて標本化された
標本化系列信号1x(1))は、入力端子1を介して6
個の係数器10〜15に入力される。係数器10〜14
は、それぞれ入力信号に対して係数CO〜C4を掛けて
出力し、その出力をそれぞれ加算器20〜24に供給し
、係数器15は入力信号に係数05を掛けてその出力を
遅延時間Tを持つ遅延素子34に供給する。
加算器20〜24は、遅延素子30〜34と交互になる
ように直列接続され、加算器20の出力は遅延素子4を
介して出力端子2に導出される。遅延素子20〜24及
び4は入力端子3から与えられるクロックCKにより駆
動されている。
ように直列接続され、加算器20の出力は遅延素子4を
介して出力端子2に導出される。遅延素子20〜24及
び4は入力端子3から与えられるクロックCKにより駆
動されている。
上記のトランスバーサルフィルタの加算器2゜の出力系
列信号(yl)は と表わされる。この出力系列信号fy(1)lを遅延索
子4でT期間保持したものが、このトランスバーサルフ
ィルタの最終的な出力系列信号l Y (1−1) l
となる。
列信号(yl)は と表わされる。この出力系列信号fy(1)lを遅延索
子4でT期間保持したものが、このトランスバーサルフ
ィルタの最終的な出力系列信号l Y (1−1) l
となる。
上記(1)式で示される演算処理は、広範な技術分野で
用いられている。特にテレビジョンゴースト除去、テレ
ビジョン信号デジタル処理の分野では T −70ns〜93nsで用いられ、高速でかつ実時
間で(1)式を実行するために、係数器10〜15とし
てはランダムロジックによる乗算器以外にROM (リ
ードオンリーメモリ’) 、RAM (ランダムアクセ
スメモリ)が用いられてる。
用いられている。特にテレビジョンゴースト除去、テレ
ビジョン信号デジタル処理の分野では T −70ns〜93nsで用いられ、高速でかつ実時
間で(1)式を実行するために、係数器10〜15とし
てはランダムロジックによる乗算器以外にROM (リ
ードオンリーメモリ’) 、RAM (ランダムアクセ
スメモリ)が用いられてる。
ところで、トランスバーサルフィルタの集積回路(IC
)化を考えた場合、上記の係数器の回路規模は比較的大
きく、1つのICチップで確保できるタップ数は高々1
0タップ程度である。これに対して、ゴースト除去装置
を実現するためには、100タップ以上のトランスバー
サルフィルタが必要とされるため、ICチップが10個
以上も必要となり、部品点数が多いこと、基板面積が大
きいことなどの理由で経費が高くなり実現性に乏しい。
)化を考えた場合、上記の係数器の回路規模は比較的大
きく、1つのICチップで確保できるタップ数は高々1
0タップ程度である。これに対して、ゴースト除去装置
を実現するためには、100タップ以上のトランスバー
サルフィルタが必要とされるため、ICチップが10個
以上も必要となり、部品点数が多いこと、基板面積が大
きいことなどの理由で経費が高くなり実現性に乏しい。
(発明が解決しようとする課題)
上記したように、高速動作で実時間演算を得る従来のト
ランスバーサルフィルタは、係数器の回路規模が大きく
なり、IC化しても充分な数のタップ数を得られないと
いう問題があった。
ランスバーサルフィルタは、係数器の回路規模が大きく
なり、IC化しても充分な数のタップ数を得られないと
いう問題があった。
そこでこの発明は、従来と同一タップ数のフィルタを実
現するのに回路規模は従来より格段と小さくてよく、従
来と同一の係数器規模で実現するとタップ数は従来より
も格段と多くすることができ、しかも従属接続を行なう
ことが容易な入力加重形トランスバーサルフィルタを提
供することを目的とする。
現するのに回路規模は従来より格段と小さくてよく、従
来と同一の係数器規模で実現するとタップ数は従来より
も格段と多くすることができ、しかも従属接続を行なう
ことが容易な入力加重形トランスバーサルフィルタを提
供することを目的とする。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
この発明は、係数器を時分割動作させるもので、期間T
毎にサンプル標本化された入力標本化系列信号に対して
乗算される係数を前記期間Tの間にn (nは2以上の
自然数)回切換えて乗算する。そしてこの係数器の出力
をパイプライン形加算手段により加え合せ、このパイプ
ライン形加算手段の出力を、デマルチプレックス加算手
段により(n−2)サンプルおきにnサンプル分加算し
。
毎にサンプル標本化された入力標本化系列信号に対して
乗算される係数を前記期間Tの間にn (nは2以上の
自然数)回切換えて乗算する。そしてこの係数器の出力
をパイプライン形加算手段により加え合せ、このパイプ
ライン形加算手段の出力を、デマルチプレックス加算手
段により(n−2)サンプルおきにnサンプル分加算し
。
前記T期間毎に標本化系列出力を出力するように基本構
成されるものである。そして、上記パイプライン形加算
器には期間(T/n)毎に標本化された外部からの系列
信号を導入する入力回路が接続され、この入力回路から
の入力系列信号も加算できるように構成され、またパイ
プライン形加算手段の出力をそのまま取出す後段接続用
回路も設けられる。
成されるものである。そして、上記パイプライン形加算
器には期間(T/n)毎に標本化された外部からの系列
信号を導入する入力回路が接続され、この入力回路から
の入力系列信号も加算できるように構成され、またパイ
プライン形加算手段の出力をそのまま取出す後段接続用
回路も設けられる。
また、上記パイプライン形加算手段は、前記複数の係数
器のうち最も遅れたインパルス応答を得るための初段の
係数器出力と前記外部からの系列信号を加算する加算器
と、この加算器出力と、他の係数器出力が供給される加
算器との間に直列接続されたそれぞれ遅延期間(T/n
)の02個の遅延素子群とを備えるものである。
器のうち最も遅れたインパルス応答を得るための初段の
係数器出力と前記外部からの系列信号を加算する加算器
と、この加算器出力と、他の係数器出力が供給される加
算器との間に直列接続されたそれぞれ遅延期間(T/n
)の02個の遅延素子群とを備えるものである。
(作用)
上記の手段により、係数器が期間Tの間に時分割使用さ
れるために、パイプライン形加算手段の遅延素子列から
は期間Tの間に複数の係数乗算結果を得ることができる
。そして出力段においてこの乗算結果をデマルチプレッ
クス加算することでフィルタ出力を得ている。よって、
係数器は、従来のものの複数分の機能を果たしており、
係数器の規模を低減できる。また従来と同じ規模の係数
器を使用すればタップ数を格段と増加することができる
。そして、上記入力回路及び後段接続用回路がインター
フェースとして設けられているので、フィルタの従属接
続が容易である。
れるために、パイプライン形加算手段の遅延素子列から
は期間Tの間に複数の係数乗算結果を得ることができる
。そして出力段においてこの乗算結果をデマルチプレッ
クス加算することでフィルタ出力を得ている。よって、
係数器は、従来のものの複数分の機能を果たしており、
係数器の規模を低減できる。また従来と同じ規模の係数
器を使用すればタップ数を格段と増加することができる
。そして、上記入力回路及び後段接続用回路がインター
フェースとして設けられているので、フィルタの従属接
続が容易である。
(実施例)
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの発明の一実施例であり、タップ数kが6、
係数の時分割多重度nが2の例を示している。入力端子
11には期間T毎に標本化された標本化系列信号a=f
x(1)lが入力される。
係数の時分割多重度nが2の例を示している。入力端子
11には期間T毎に標本化された標本化系列信号a=f
x(1)lが入力される。
この標本化系列信号aは、係数器AIO〜A12に入力
される。係数器AIO〜A12には、それぞれセレクタ
A90〜A92からの係数が供給されるもので、各係数
器AIO〜A12における係数は、例えば期間Tの間に
2種類切換えられる。セレクタA90では係数COとC
I、セレクタA91では係数C2とC3、セレクタA9
2では係数04と05が切換えられる。セレクタA90
〜A92は、セレクト信号Sが“1”のときは小さい番
号のタップ係数(CO。
される。係数器AIO〜A12には、それぞれセレクタ
A90〜A92からの係数が供給されるもので、各係数
器AIO〜A12における係数は、例えば期間Tの間に
2種類切換えられる。セレクタA90では係数COとC
I、セレクタA91では係数C2とC3、セレクタA9
2では係数04と05が切換えられる。セレクタA90
〜A92は、セレクト信号Sが“1”のときは小さい番
号のタップ係数(CO。
C2,C4)を選択し、“0”のときは大きい番号のタ
ップ係数(C1,C3,C5)を選択する。
ップ係数(C1,C3,C5)を選択する。
係数器Al01All、Al1の出力はそれぞれ加算器
A20、A21.、A22に供給される。加算器A20
とA21との間には、遅延時間(T/2)の遅延素子A
30〜A33が直列接続され、また、加算器A21と加
算器A22の間には遅延時間(T/2)の遅延素子A3
4〜A37が直列接続されている。
A20、A21.、A22に供給される。加算器A20
とA21との間には、遅延時間(T/2)の遅延素子A
30〜A33が直列接続され、また、加算器A21と加
算器A22の間には遅延時間(T/2)の遅延素子A3
4〜A37が直列接続されている。
また加算器A22には、入力回路を構成している遅延時
間(T/2)の遅延素子A39、A2Bを介して、(T
/2)ごとに標本化された外部からの入力系列信号pが
入力端子20を介して供給される。
間(T/2)の遅延素子A39、A2Bを介して、(T
/2)ごとに標本化された外部からの入力系列信号pが
入力端子20を介して供給される。
上記加算器A20から加算器A22までの加算及び遅延
手段は、パイプライン形加算器A80を形成している。
手段は、パイプライン形加算器A80を形成している。
この加算器A80の出力は、デマルチプレックス加算手
段A70に人力される。この加算手段A70は、先の加
算器A20の出力が供給される遅延素子A51及びこの
遅延素子A51の出力が供給される遅延素子A52と、
この遅延素子A52と先の遅延素子A51の出力を加算
する加算器AGOと、この加算器A8Gの出力が供給さ
れ、期間Tの遅延時間を持つ遅延素子A40とで構成さ
れる。
段A70に人力される。この加算手段A70は、先の加
算器A20の出力が供給される遅延素子A51及びこの
遅延素子A51の出力が供給される遅延素子A52と、
この遅延素子A52と先の遅延素子A51の出力を加算
する加算器AGOと、この加算器A8Gの出力が供給さ
れ、期間Tの遅延時間を持つ遅延素子A40とで構成さ
れる。
さらに後段接続用として、遅延素子A52の出力である
レート(T/n)の系列信号qは、後段接続用回路とし
ての端子21にも導出される。
レート(T/n)の系列信号qは、後段接続用回路とし
ての端子21にも導出される。
第2図は、上記のトランスバーサルフィルタの動作を説
明するために示したタイミングチャートである。
明するために示したタイミングチャートである。
第2図に示すように、セレクト信号S及びデマルチプレ
ックス加算手段A70で使用されるクロックCKIは、
周期Tであり。クロックCK2は、(T/2)の周期で
ある。標本化系列信号aは、周期Tでサンプリングされ
ているので、クロックCKI及びセレクト信号Sの周期
で ′x (1−5) 、 x (1−4) 、
x (1−3) 、 x (1−2)・・・で示すよう
にデータ内容が変わる。
ックス加算手段A70で使用されるクロックCKIは、
周期Tであり。クロックCK2は、(T/2)の周期で
ある。標本化系列信号aは、周期Tでサンプリングされ
ているので、クロックCKI及びセレクト信号Sの周期
で ′x (1−5) 、 x (1−4) 、
x (1−3) 、 x (1−2)・・・で示すよう
にデータ内容が変わる。
これに対して係数器AIO〜A12の出力d、c。
bは、係数が周期(T/2)で切換えられるのでそれぞ
れ 係数器AIOの場合、 CO・x(1−5) 、 C1x(1−5) 、 CO
・x(1−4) 、 CI・x(1−4) 、 Cal
x(1−3) 、 C1−x(1−3) 、 CQ・
x (1−2) 、 C1φx (1−2) −係数器
Allの場谷、 C2−X (1−5) 、 C3−X (1−5) 、
C2−X (1−4) 、 C3・x(1−4) 、
C2・x (1−3) 、 CL x(1−3) 、
C2・x (1−2) 、 C3・x (1−2)
−係数器A12の場合、 C4・ x(1−5)、 C5・ x(1−5)、
C4・ x(1−4)、C5・ x (1−4)、C
4・ x(1−3)、C5・ x(1−3)、C4−x
(1−2) 、 C5・x (1−2) −・
・のように周期(T/2)(1’?系列の出力が得られ
る。
れ 係数器AIOの場合、 CO・x(1−5) 、 C1x(1−5) 、 CO
・x(1−4) 、 CI・x(1−4) 、 Cal
x(1−3) 、 C1−x(1−3) 、 CQ・
x (1−2) 、 C1φx (1−2) −係数器
Allの場谷、 C2−X (1−5) 、 C3−X (1−5) 、
C2−X (1−4) 、 C3・x(1−4) 、
C2・x (1−3) 、 CL x(1−3) 、
C2・x (1−2) 、 C3・x (1−2)
−係数器A12の場合、 C4・ x(1−5)、 C5・ x(1−5)、
C4・ x(1−4)、C5・ x (1−4)、C
4・ x(1−3)、C5・ x(1−3)、C4−x
(1−2) 、 C5・x (1−2) −・
・のように周期(T/2)(1’?系列の出力が得られ
る。
これらの係数器Al0−Al2の出力d〜bは、パイプ
ライン形加算手段A80で加算されるが、各係数器出力
の時間差を、1つの係数器で切換えられる係数の数nに
対してB2 (この実施例では4)個の遅延素子(遅延
時間T / n )で設定すると、第2図に示すように
、加算器A20の出力eとしては、偶数タップの出力和
ΣEと奇数タップの出力和ΣOとが交互に現れる。
ライン形加算手段A80で加算されるが、各係数器出力
の時間差を、1つの係数器で切換えられる係数の数nに
対してB2 (この実施例では4)個の遅延素子(遅延
時間T / n )で設定すると、第2図に示すように
、加算器A20の出力eとしては、偶数タップの出力和
ΣEと奇数タップの出力和ΣOとが交互に現れる。
この出力eは、デマルチプレックス加算器A70に入力
されて、偶数タップの出力と奇数タップの出力とが加算
される。この結果、加算器A80の出力fは、第2図に
示すようになる。
されて、偶数タップの出力と奇数タップの出力とが加算
される。この結果、加算器A80の出力fは、第2図に
示すようになる。
ここで、第2図に示す出力fのうち斜線で示した部分の
信号を式で表わすと、各係数CO〜C5の要因を含み、
かつ入力信号系列の要因も全て含み、(1)式と同じに
なる。
信号を式で表わすと、各係数CO〜C5の要因を含み、
かつ入力信号系列の要因も全て含み、(1)式と同じに
なる。
そこで、この斜線で示す期間の信号を、期間Tの間遅延
素子A40で保持するように動作させれば、出力端子1
2に所望の出力系列信号fy(1))を得ることができ
る。
素子A40で保持するように動作させれば、出力端子1
2に所望の出力系列信号fy(1))を得ることができ
る。
第3図は、第1図に示すようなトランスバーサルフィル
タTFI〜TF11を、複数従属接続したものである。
タTFI〜TF11を、複数従属接続したものである。
この場合、このフィルタでは、入力回路及び後段接続用
回路を設けているために容易に従属接続できる。つまり
前段のトランスバーサルフィルタの後段接続用回路の出
力系列信号qを後段の入力回路の入力信号pとして供給
すればよい。但し、初段のトランスバーサルフィルタT
FIに対する人力系列信号pは、0である。また最終段
TF諺の出力としては、デマルチプレックスされた出力
系列信号gを取出すようにする。
回路を設けているために容易に従属接続できる。つまり
前段のトランスバーサルフィルタの後段接続用回路の出
力系列信号qを後段の入力回路の入力信号pとして供給
すればよい。但し、初段のトランスバーサルフィルタT
FIに対する人力系列信号pは、0である。また最終段
TF諺の出力としては、デマルチプレックスされた出力
系列信号gを取出すようにする。
第4図はこの発明の他の実施例である。このフィルタは
、タップ数kが、従来と同じ6個、係数の時分割多重度
nが3の場合を示している。
、タップ数kが、従来と同じ6個、係数の時分割多重度
nが3の場合を示している。
入力端子11には期間T毎に標本化された標本化系列信
号a−(x(1)lが入力される。この標本化系列信号
aは、係数器BIO〜Bllに入力される。係数器BI
OとBllには、それぞれ係数レジスタB90と891
からの係数が供給されるもので、各係数器BIO1Bl
lにおける係数は、例えば期間Tの間に3種類切換えら
れる。係数レジスタB90では係数CO,C1,C2、
係数レジスタB91では係数C3,C4,C5が切換え
られる。係数レジスタB90. B91は、(T/3
)の周期のクロックCK3で駆動され、入力系列信号(
x(1))の標本化クロックCKIの立上りと同位相時
に、それぞれCOと03を出力し、中間位相時に01と
04を出力し、最終位相時に02と05を出力する。
号a−(x(1)lが入力される。この標本化系列信号
aは、係数器BIO〜Bllに入力される。係数器BI
OとBllには、それぞれ係数レジスタB90と891
からの係数が供給されるもので、各係数器BIO1Bl
lにおける係数は、例えば期間Tの間に3種類切換えら
れる。係数レジスタB90では係数CO,C1,C2、
係数レジスタB91では係数C3,C4,C5が切換え
られる。係数レジスタB90. B91は、(T/3
)の周期のクロックCK3で駆動され、入力系列信号(
x(1))の標本化クロックCKIの立上りと同位相時
に、それぞれCOと03を出力し、中間位相時に01と
04を出力し、最終位相時に02と05を出力する。
係数器BIOの出力は加算器B20に供給され、係数器
Bllの出力は加算器B21供給される。加算器820
と加算器B21との間には、遅延時間(T/3)の遅延
素子830〜838が直列接続される。これらの遅延素
子830〜838(B2−9個)もクロックCK3で駆
動される。
Bllの出力は加算器B21供給される。加算器820
と加算器B21との間には、遅延時間(T/3)の遅延
素子830〜838が直列接続される。これらの遅延素
子830〜838(B2−9個)もクロックCK3で駆
動される。
さらに端子20の外部からの系列信号pを導入する入力
回路として、加算器B21に対しては遅延素子B502
、B501 、B39の直列回路が接続されている。
回路として、加算器B21に対しては遅延素子B502
、B501 、B39の直列回路が接続されている。
上記のパイプライン形加算手段880の出力は、デマル
チプレックス加算手段B70の遅延素子B51に入力さ
れる。遅延素子B51〜B5Bは直列接続され、加算器
Booでは、遅延素子B52. B54. B56の
出力が加算される。そしてこの加算器B60の出力が、
クロックCKIで動作する遅延素子B40で期間T保持
され出力端子22に出力される。
チプレックス加算手段B70の遅延素子B51に入力さ
れる。遅延素子B51〜B5Bは直列接続され、加算器
Booでは、遅延素子B52. B54. B56の
出力が加算される。そしてこの加算器B60の出力が、
クロックCKIで動作する遅延素子B40で期間T保持
され出力端子22に出力される。
さらに遅延素子B56の出力を、後段接続用の系列信号
qとして端子21に導出する後段接続用回路も設けられ
る。
qとして端子21に導出する後段接続用回路も設けられ
る。
第5図は、上記実施例のトランスバーサルフィルタの動
作を説明するために示したタイミングチャートである。
作を説明するために示したタイミングチャートである。
第5図に示すように、係数レジスタBIO,Bllの係
数を切換えるクロックCK3は、標本化サンプル周期T
の1/3である。したがって、標本化系列信号aは、係
数器BIOとBllにおいてそれぞれ、第5図に示す信
号列c、bのように係数が時分割多重された信号となる
。従って加算器B20の出力は、信号dで示すような系
列信号となる。
数を切換えるクロックCK3は、標本化サンプル周期T
の1/3である。したがって、標本化系列信号aは、係
数器BIOとBllにおいてそれぞれ、第5図に示す信
号列c、bのように係数が時分割多重された信号となる
。従って加算器B20の出力は、信号dで示すような系
列信号となる。
このように得られた信号dを、デマルチプレックス加算
手段B70に人力し、丸印で囲むタイミングの信号を加
算すると、加算器BOOからは、信号eが得られる。こ
の信号eのうち2サンプルおき、つまり周期(T)で得
られる斜線で示したタイミングの成分を見ると、この信
号は先に示した(1)式で表わされる。このサンプルを
行なうのが先の遅延素子B40である。よって出力端子
22からは、所望の信号f=(y(1)lを得ることが
できる。
手段B70に人力し、丸印で囲むタイミングの信号を加
算すると、加算器BOOからは、信号eが得られる。こ
の信号eのうち2サンプルおき、つまり周期(T)で得
られる斜線で示したタイミングの成分を見ると、この信
号は先に示した(1)式で表わされる。このサンプルを
行なうのが先の遅延素子B40である。よって出力端子
22からは、所望の信号f=(y(1)lを得ることが
できる。
上記の実施例では、タップ数は、図面の簡単化のために
6として説明したが、係数器とパイプライン加算手段を
繰返して増設することにより、時分割多重度nの整数倍
のタップ数とすることができる。また、第1図の実施例
と第4図の実施例かられかるように、時分割多重度がn
の場合は、パイプライン形加算手段を構成する遅延手段
の遅延量は(T / n )になり、その加算器間の数
はn2になる。そして、パイプライン加算手段の出力を
(n−2)サンプルおきにnサンプル加算することによ
り、所望の出力系列信号を得ることができる。
6として説明したが、係数器とパイプライン加算手段を
繰返して増設することにより、時分割多重度nの整数倍
のタップ数とすることができる。また、第1図の実施例
と第4図の実施例かられかるように、時分割多重度がn
の場合は、パイプライン形加算手段を構成する遅延手段
の遅延量は(T / n )になり、その加算器間の数
はn2になる。そして、パイプライン加算手段の出力を
(n−2)サンプルおきにnサンプル加算することによ
り、所望の出力系列信号を得ることができる。
係数器としては掛算機能を有するものであれば、いかな
る構成のものでも有効に適用できる。また出力加重形ト
ランスバーサルフィルタのように、各係数器に入力する
系列信号間に時間差IT (1は自然数)がある場合は
、パイプライン形加算手段の加算器間に、同じ期間差を
与えるように、遅延期間T/nの遅延素子(nは時分割
多重度)を01個追加挿入すればよい。
る構成のものでも有効に適用できる。また出力加重形ト
ランスバーサルフィルタのように、各係数器に入力する
系列信号間に時間差IT (1は自然数)がある場合は
、パイプライン形加算手段の加算器間に、同じ期間差を
与えるように、遅延期間T/nの遅延素子(nは時分割
多重度)を01個追加挿入すればよい。
第6図は、第4図に示すようなトランスバーサルフィル
タTFI〜TFiを、複数従属接続したものである。こ
の場合の先の実施例で説明したように、このフィルタで
は、入力回路及び後段接続用回路を設けているために容
易に従属接続できる。
タTFI〜TFiを、複数従属接続したものである。こ
の場合の先の実施例で説明したように、このフィルタで
は、入力回路及び後段接続用回路を設けているために容
易に従属接続できる。
つまり前段のトランスバーサルフィルタの後段接続用回
路の出力系列信号qを後段の入力回路の入力信号pとし
て供給すればよい。但し、初段のトランスバーサルフィ
ルタTFIに対する入力系列信号pは、0である。また
最終段TFmの出力としては、デマルチプレックスされ
た出力系列信号gを取出すようにする。
路の出力系列信号qを後段の入力回路の入力信号pとし
て供給すればよい。但し、初段のトランスバーサルフィ
ルタTFIに対する入力系列信号pは、0である。また
最終段TFmの出力としては、デマルチプレックスされ
た出力系列信号gを取出すようにする。
[発明の効果]
以上説明したようにこの発明によれば、従来と同じタッ
プ数が要求される場合、係数器を時分割多重して使うこ
とにより、実時間フィルタの構成要素で最も大きな回路
規模の係数器の数を格段と低減できる。よってIC化し
たときはチップ面積が小さくなり同−機能当りのコスト
が低減される。また、従来と同一回路規模が許容される
場合には、タップ数を大幅に増大することができ、特に
ゴースト除去装置等に使用して有効なハードウェアの実
現が容易とな、しかも従属接続を行なうことが容易とな
る。
プ数が要求される場合、係数器を時分割多重して使うこ
とにより、実時間フィルタの構成要素で最も大きな回路
規模の係数器の数を格段と低減できる。よってIC化し
たときはチップ面積が小さくなり同−機能当りのコスト
が低減される。また、従来と同一回路規模が許容される
場合には、タップ数を大幅に増大することができ、特に
ゴースト除去装置等に使用して有効なハードウェアの実
現が容易とな、しかも従属接続を行なうことが容易とな
る。
第1図はこの発明の一実施例を示す回路図、第2図は第
1図の回路の動作を説明するために示したタイミングチ
ャート、第3図はこの発明のトランスバーサルフィルタ
の使用例を示すブロック図、第4図はこの発明の他の実
施例を示す回路図、第5図は第4図の回路の動作を説明
するために示したタイミングチャート、第6図は第4図
のトランスバーサルフィルタの使用例を示すブロック図
、第7図は従来の入力加重形トランスバーサルフィルタ
を示す回路図である。 A10〜A12、BIG、Bll・・・係数器、A90
〜A92・・・セレクタ、B2O、BO2・・・係数レ
ジスタ、A80、B2O・・・パイプライン形加算手段
。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
1図の回路の動作を説明するために示したタイミングチ
ャート、第3図はこの発明のトランスバーサルフィルタ
の使用例を示すブロック図、第4図はこの発明の他の実
施例を示す回路図、第5図は第4図の回路の動作を説明
するために示したタイミングチャート、第6図は第4図
のトランスバーサルフィルタの使用例を示すブロック図
、第7図は従来の入力加重形トランスバーサルフィルタ
を示す回路図である。 A10〜A12、BIG、Bll・・・係数器、A90
〜A92・・・セレクタ、B2O、BO2・・・係数レ
ジスタ、A80、B2O・・・パイプライン形加算手段
。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
Claims (2)
- (1)期間T毎に標本化された標本化系列信号が入力さ
れ、この標本化系列信号に対して乗算される係数が前記
期間Tの間にn(nは2以上の自然数)回切換えられる
複数の係数器と、 期間(T/n)毎に標本化された外部からの系列信号を
導入する入力回路が接続され、この入力回路からの系列
信号と前記係数器の出力とを加え合せるパイプライン形
加算手段と、 このパイプライン形加算手段の出力を(n−2)サンプ
ルおきにnサンプル分加算し、前記T期間毎に標本化系
列出力を出力するデマルチプレックス加算手段と、 前記パイプライン形加算手段の出力をそのまま取出す後
段接続用回路とを具備したことを特徴とする入力加重形
トランスバーサルフィルタ。 - (2)上記パイプライン形加算手段は、前記複数の係数
器のうち最も遅れたインパルス応答を得るための初段の
係数器の出力と前記外部からの系列信号を加算する加算
器と、この加算器出力と、他の係数器出力が供給される
加算器との間に直列接続されたそれぞれ遅延期間(T/
n)のn^2個の遅延素子群とを具備したことを特徴と
する請求項第1項記載の入力加重形トランスバーサルフ
ィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9714088A JPH01268305A (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 | 入力加重型トランスバーサルフィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9714088A JPH01268305A (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 | 入力加重型トランスバーサルフィルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01268305A true JPH01268305A (ja) | 1989-10-26 |
Family
ID=14184265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9714088A Pending JPH01268305A (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 | 入力加重型トランスバーサルフィルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01268305A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0464678A2 (en) * | 1990-06-28 | 1992-01-08 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Input-weighted transversal filter |
EP0500394A2 (en) * | 1991-02-21 | 1992-08-26 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Input-weighted transversal filter |
WO1994022218A1 (en) * | 1993-03-23 | 1994-09-29 | Sony Corporation | Rate converter and imaging apparatus |
-
1988
- 1988-04-20 JP JP9714088A patent/JPH01268305A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0464678A2 (en) * | 1990-06-28 | 1992-01-08 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Input-weighted transversal filter |
EP0500394A2 (en) * | 1991-02-21 | 1992-08-26 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Input-weighted transversal filter |
US5280255A (en) * | 1991-02-21 | 1994-01-18 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Input-weighted transversal filter |
WO1994022218A1 (en) * | 1993-03-23 | 1994-09-29 | Sony Corporation | Rate converter and imaging apparatus |
US5680335A (en) * | 1993-03-23 | 1997-10-21 | Sony Corporation | Rate converter using a register postfix type transversal filter |
US5986715A (en) * | 1993-03-23 | 1999-11-16 | Sony Corporation | Rate converter using a register postfix type transversal filter |
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