JPH0126724B2 - - Google Patents

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JPH0126724B2
JPH0126724B2 JP59206170A JP20617084A JPH0126724B2 JP H0126724 B2 JPH0126724 B2 JP H0126724B2 JP 59206170 A JP59206170 A JP 59206170A JP 20617084 A JP20617084 A JP 20617084A JP H0126724 B2 JPH0126724 B2 JP H0126724B2
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JP
Japan
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oil
water
magnetic valve
water detection
solid state
Prior art date
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JP59206170A
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English (en)
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JPS6186911A (ja
Inventor
Kuniharu Tanda
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HANDA SHOJI KK
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HANDA SHOJI KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は特に船舶用の燃料タンク内の油または
廃油タンク内の廃油から自動的に水分のみを分離
排出する燃料または廃油タンクに於ける自動ドレ
ン排出装置に関するものである。
(従来の技術) 船体各部からの漏れ、機関、補機各部分からの
オイルの流出により機関室内に溜るビルジは、船
体に装置されている油水分離機に移送され、これ
により分離された水は船外へ排出し、また分離さ
れた油分は廃油として廃油焼却炉で焼却処分がな
されているが、油水分離機によつて分離された油
分には水分が多量に含まれており焼却することが
困難であるので、更に油水分離機で分離した廃油
を廃油セツトリングタンクへ移送し、1〜2日間
程同タンク内で加熱、静置し水と油分とを分離し
て、油分を焼却している。
また船用燃料油は普通1〜2ケ月分積載してい
るが、タンク自体の呼吸運動により、大気の湿度
の多い空気を吸つたときタンク内部に冷却され空
気中の水分が分離されて燃料油に混合されてい
た。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記のように油水分離機で分離
した廃油を廃油セツトリングタンクへ移送して再
分離を図る場合、廃油セツトリングタンクの底に
溜つた水分、または燃料油タンク自体の呼吸運動
により混入した水分は手動弁の操作で数時間かけ
て排出を繰返しており非常に不便であるという問
題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点に着目してなされたもの
で、油水検出ボツクス内へ流入するドレンを油水
検出センサーを使用して自動的に検出して、油性
分の流入を阻止して水分のみを流入させて、全て
自動的にじやま板よりオーバーフローさせて、燃
料または廃油から水分を除去することにより上記
問題点を解決しようとすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は燃料または
廃油タンク1はソリツドステートタイマー14の
タイムアツプにより開弁されるマグネツトバルブ
2を介して油水検出ボツクス3に連結され、且該
油水検出ボツクス3の底板4にじやま板5を植立
固定して検出室6と排出室7とに区分し、且前記
油水検出ボツクス3の検出室6の基端部側に油水
検出センサー8を、また先方側にフロートスイツ
チを9を夫々垂設固定し、更にソリツドステート
タイマー14のタイムアツプ後マグネツトバルブ
2を開弁して油水検出ボツクス3の検出室6内に
流入せしめた燃料または廃油のドレンを油水検出
センサー8の予め設定された基準抵抗値よりその
抵抗値が低いか高いかにより油性分と水性分の検
知をなしてマグネツトバルブ2を開閉せしめると
共に、ソリツドステートタイマー14にマグネツ
トバルブ2と並列に接続されたICタイマー18
のタイムアツプまでの間、または前記フロートス
イツチ9のフロート13が上昇してリードスイツ
チ12を閉じるまでの間のいずれかの時間内に於
いて油水検出センサー8による油性分と水性分の
検出を行ない、この間油水いずれでもマグネツト
バルブ2の開弁を維持してチヤタリングを防止す
ると同時に、リセツト回路19によりソリツドス
テートタイマー14が0復帰するようにしたこと
を特徴として構成されている。
(作用) 上記のように構成より成る本発明は次のように
作用する。
ソリツドステートタイマー14のタイムアツプ
によりマグネツトバルブ2が開弁されると、該マ
グネツトバルブ2を経て燃料または廃油タンク1
から燃料または廃油がドレンとなつて排出されて
油水検出ボツクス3の検出室6内に流入する。油
水検出ボツクス3の検出室6内に流入したドレン
が油水検出センサー8の予め任意に調整して設定
された基準抵抗値よりその抵抗値が低いか高いか
によつて一定範囲の油性分か水性分かに検出さ
れ、ドレンが油性分である場合は、マグネツトバ
ルブ2を閉止してドレンの流入を停止し、再びソ
リツドステートタイマー14をカウントさせ、そ
のタイムアツプ後マグネツトバルブ2を開弁し一
定時間燃料または廃油タンク1内に静置したドレ
ンを再び油水検出ボツクス3の検出室6へ流入さ
せる。これに対して、油水検出ボツクス3の検出
室6内に流入したドレンが水性分である場合は、
ドレンはそのまま油水検出ボツクス3の検出室6
内に流入を続ける。そして、油水検出ボツクス3
の検出室6内に流入したドレンのうち水性分はじ
やま板5をオーバーフローして排出室7へ流入
し、排出管20を経て外部へ排出される。
その間、ICタイマー18が予め設定された時
間のタイムアツプまでの間、または検出室6へ流
入するドレンの水位の上昇によつてフロートスイ
ツチ9のフロート13が上昇してリードスイツチ
12を閉じるまでのいずれかの時間内に於いて油
水検出センサー8によつて検出を繰返し、その間
油水いずれでもマグネツトバルブ2の開弁を維持
し、その後ソリツドステートタイマー14はリセ
ツト回路19によりセツトされて0復帰し、再び
タイムカウントを開始し、これによりチヤタリン
グが防止される。
(実施例) 本発明の実施の一例を図に就いて詳細に説明す
るに、第1図は本発明装置の作動ブロツク図であ
り、また第2図は要部の拡大断面図である。
燃料または廃油タンク1はマグネツトバルブ2
を介して油水検出ボツクス3に連結されており、
また油水検出ボツクス3の底板4は基端部側より
先方部側へ下り傾斜するように構成され、且底板
4の先方部側寄りに略中央部近くまでの高さを有
するじやま板5を植立固定して検出室6と排出室
7とに区分する。また、油水検出ボツクス3の検
出室6の基端部側には油と水とを検出する油水検
出センサー8がその下端がじやま板5の上端より
下方に位置するようにして垂直固定されており、
更に油水検出センサー8よりじやま板5寄りにフ
ロートスイツチ9が垂設固定されている。このフ
ロートスイツチ9は保持筒体10の中空部11内
にリードスイツチ12を固設すると共に、該リー
ドスイツチ12を開閉させる磁力を有するフロー
ト13が保持筒体10の外周壁に沿つて検出室6
にドレンの上下動に従つてドレン上に浮遊して上
下動できるようにして形成されている。検出室6
内のドレンの上昇に伴つてフロート13が上昇
し、その磁力によりリードスイツチ12を閉じ、
水の下降に伴つてフロート13が下降し、その磁
力が及ばなくなりリードスイツチ12が開放され
る。
マグネツトバルブ2に連結されたソリツドステ
ートタイマー14を予め任意の時間にセツトする
ことにより、そのタイムアツプ後マグネツトバル
ブ2を開弁する信号をマグネツトバルブ2に送り
これを開弁する。このマグネツトバルブ2の開弁
により燃料または廃油タンク1内の燃料または廃
油が、ドレンとなつてマグネツトバルブ2を経て
油水検出ボツクス3の検出室6内へ流入する。検
出室6内へ流入したドレンは油水検出センサー8
の予め任意に調整して設定された基準抵抗値より
その抵抗値が低いか高いか(抵抗値が高いと油性
分)で、油性分か水性分かに検出され、油水検出
ボツクス3の検出室6内に流入したドレンが油性
分であることが検出されると、増巾器15で抵抗
変換を電流変換に増巾してリレーコントロール回
路16のリレー17を働らかせて自己保持を解除
する信号を出してマグネツトバルブ2を閉止し、
この閉止状態を維持しドレンの検出室6への流入
を阻止する。一方、油水検出ボツクス3の検出室
6内に流入したドレンが油水検出センサー8によ
つて水性分であることが検出されると、増巾器1
5で抵抗変換を電流変換に増巾してリレーコント
ロール回路16のリレー17を働かせて、マグネ
ツトバルブ2を自己保持するよう信号を出し、こ
れによりマグネツトバルブ2は開弁自己保持し開
弁状態を維持し、ドレンの検出室6内への流入を
継続させる。
一方、油性分と水性分とが交互に油水検出ボツ
クス3の検出室6内へ流入すると、それを前記油
水検出センサー8が検出してマグネツトバルブ2
を頻繁に開閉する、所謂チヤタリングの状態とな
る。チヤタリングの状態になるとリレー17の接
点部分及びマグネツトバルブ2の弁部分が摩耗し
てしまう虞れがあるので、このチヤタリングを解
消すべくソリツドステートタイマー14には前記
マグネツトバルブ2への回路と並列にICタイマ
ー18が接続され、このICタイマー18のタイ
ムアツプ後ソリツドステートタイマー14がリセ
ツト回路19で0帰するように回路構成されてい
ると共に、前記ICタイマー18と並列に前記フ
ロートスイツチ9がリセツト回路19に接続され
ている。これによつて、ICタイマー18が予め
設定された時間のタイムアツプまでの間、または
検出室6内のドレンの水位の上昇によつてフロー
トスイツチ9のフロート13が上昇してリードス
イツチ12を閉じるまでの間のいずれかの時間内
に於いて、マグネツトバルブ2はその開弁後、油
水検出ボツクス3内に流入したドレンが油性分ま
たは水性分に拘らず、一定時間その開弁状態を維
持し、その間油水検出センサー8によつて油性分
か水性分の検出を繰返し、その時間が経過後ソリ
ツドステートタイマー14はリセツト回路19に
よりリセツトされて0復帰し、再びソリツドステ
ートタイマー14によるタイムカウントを開始す
る。この判断時間を持たせることにより、油水検
出センサー8による油性分、水性分の判断が確実
にできる。
すなわち、本発明装置は油水の判断は油水検出
センサー8で行ない、マグネツトバルブ2の開弁
初期に判断時間を設けた回路としドレンが油水に
拘らず、一定時間その開弁状態を維持して、ドレ
ンの油水判断を確実にし、また油水混合によるド
レンの微妙な弁作動への影響をなくし、ソリツド
ステートタイマー14の0復帰を自動でなして、
設定時間毎に確実にドレンの排出を繰返すように
している。
而して、検出室6内には油水検出センサー8に
より検出された水性分が流入されて行き、それが
じやま板5をオーバーフローして排出室7へ流入
して、排出管20を経て排出される。
なお、図中21はじやま板5上に設けられた点
検口で、蓋22を開けて、検出室6と排出室7の
情況を目視することができる。
(発明の効果) 本発明は上述のようであるから、全て自動的に
油水検出センサーにより油性分か水性分かの検出
を極めて正確に行なうと共に、水性分のみを検出
室内へ流入させてオーバーフローさせて外部へ排
出することができ、然もチヤタリングも防止さ
れ、且つ手作業が不要で極めて能率的にドレンを
排出させることができるのである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施の一例を示すものにして、第
1図は作動ブロツク図、第2図は要部の拡大断面
図である。 図中、1は燃料または廃油タンク、2はマグネ
ツトバルブ、3は油水検出ボツクス、4は底板、
5はじやま板、6は検出室、7は排出室、8は油
水検出センサー、9はフロートスイツチ、12は
リードスイツチ、13はフロート、14はソリツ
ドステートタイマー、18はICタイマー、19
はリセツト回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 燃料または廃油タンクはソリツドステートタ
    イマーのタイムアツプにより開弁されるマグネツ
    トバルブを介して油水検出ボツクスに連結され、
    且該油水検出ボツクスの底板にじやま板を植立固
    定して検出室と排出室とに区分し、且前記油水検
    出ボツクスの検出室の基端部側に油水検出センサ
    ーを、また先方側にフロートスイツチを夫々垂設
    固定し、更にソリツドステートタイマーのタイム
    アツプ後、マグネツトバルブを開弁して油水検出
    ボツクスの検出室内に流入せしめた燃料または廃
    油のドレンを、油水検出センサーの予め設定され
    た基準抵抗値により、油性分と水性分の検知をな
    してマグネツトバルブを開閉せしめると共に、ソ
    リツドステートタイマーにマグネツトバルブと並
    列に接続されたICタイマーのタイムアツプまで
    の間、または前記フロートスイツチのフロートが
    上昇してリードスイツチを閉じるまでの間のいず
    れかの時間内に於いて、油水検出センサーによる
    油性分と水性分の検出を行ない、この間油水いず
    れでもマグネツトバルブの開弁を維持してチヤタ
    リングを防止すると同時に、リセツト回路により
    ソリツドステートタイマーが0復帰するようにし
    たことを特徴とする燃料または廃油タンクに於け
    る自動ドレン排出装置。
JP59206170A 1984-10-03 1984-10-03 燃料または廃油タンクに於ける自動ドレン排出装置 Granted JPS6186911A (ja)

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JPS6186911A JPS6186911A (ja) 1986-05-02
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