JPH01266758A - 半導体素子 - Google Patents

半導体素子

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Publication number
JPH01266758A
JPH01266758A JP9486488A JP9486488A JPH01266758A JP H01266758 A JPH01266758 A JP H01266758A JP 9486488 A JP9486488 A JP 9486488A JP 9486488 A JP9486488 A JP 9486488A JP H01266758 A JPH01266758 A JP H01266758A
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JP
Japan
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depletion layer
thin film
ring
drain
withstand voltage
Prior art date
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Pending
Application number
JP9486488A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasukazu Seki
康和 関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Publication of JPH01266758A publication Critical patent/JPH01266758A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高耐圧半導体素子の周辺部分の耐圧構造に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、半導体素子例えばパワートランジスタやバ’7−
M08FET?、:どのスイッチング素子において、そ
の耐圧構造は種々な形をbつものが実用lこ供さねてい
る。とくに素子のたて方向すなわち半導体のバルクのア
バランシェ現象によって決めることができる耐圧設計は
、その経験式も確文されており、所望の耐圧設計に応じ
たバルクの比抵抗や厚さなどの数値を決定し得るまでに
なっCいる。したがつてパワートランジスタやパワーM
OSFETなどいずれの素子であってもたて方向(こ関
する耐圧は十分に付与させることが可能である。
しかし、現実の問題として横方向すなわち半導体チ、ブ
の周辺部における耐圧構造についてはまだ不明確な点も
あり、それぞれの場合(こ応して対処している状聾であ
り、半導体素子の個別に当事者各自の経験から耐圧設計
を行なっているのが現状である。
高耐圧半導体素子の耐圧設計に一般的に用いられている
方法は、素子の周辺部へ拡がりて行く空乏層の曲率を緩
和するため高不純濃度半導体層を設置するものであり、
この高不純物濃度半導体層の深さや間隔などにそのノウ
ハウがある。半導体素子の周辺部に設けられる高不純物
濃度領域を通常ガードリングもしくはフィールドリミテ
ィングリングなどと称し、多く使用されている。またこ
れとは異なり、最近では非晶質シリコンなどの高抵抗薄
膜を表面に載置して、半導体素子周辺部分(こおける耐
圧を向上させる方法も用いられている。
第3図はその高耐圧半導体素子の周辺近傍の部分断面図
を示したものであり、主な構成部はN−シリコン基板1
.P+領域2.フィールド酸化膜3゜高抵抗薄膜4.ソ
ース5.ドレイン6、ドレインリング7である。この素
子はソース5と、ドレイン6と同−位にあるドレインリ
ング7との間に、ごくわずかな電流を高抵抗薄膜4を介
して流すことにより耐圧を高くするものである。この素
子構造lこよって高耐圧が得られる利点は、従来のガー
ドリングやフィールドリミティングリングのような高不
純物濃度半導体層を形成することなく、表面のみで耐圧
が向上することにある。
高抵抗薄膜4を設けることによって素子周辺部における
耐圧が同上する理由は次の通りである。
すなわち、ソース5とドレインリング7とを高抵抗の薄
膜4で接続することにより、ソース5とドレインリング
7の間に微小電流が流れ、したがってソース5とドレイ
ンリング7間に均一な電位分布が生ずる1例えばソース
5を接地電位とし、ドレイン6に1000 Vが印加さ
れ、第3図には図示を省略したゲートがオフ状態である
とすると、ドレインリング7もドレイン6と同じ電位を
もつから1000 V印加される。この状態で高抵抗の
i’li膜4を介してソース5とドレインリング7の間
に微小電流が流れ、リニアに均一な電位分布が生ずる。
このとき素子の周辺部分には高抵抗薄膜4の直下のフィ
ールド酸化膜3を介しN−シリコン基板10)中でドレ
インリング7に向かって空乏層のエツジが拡がっている
。空乏層の等電位面を一点鎖線8で表わす。実際にはソ
ース5と空乏層のエツジとの間に1000 Vの電圧が
印加されている。すなわちフィールド酸化膜3を介して
高抵抗薄膜4とシリコン基板1中に拡がる空乏層エツジ
との間に電位差が生じ、このため空乏層8のシリコン基
板10)表面では、上方の電位とつり合うように空乏層
8が基板lの表面付近で拡がり、P9J[2とN−基板
1の接合の曲率部分への電界の集中を緩和することによ
り、耐圧を向上させるのである。
このようlこ高抵抗薄膜4を設けた半導体素子は耐圧を
上げるためにガードリングなどを設計する者7fよ\、
!た血苗バアーr)γ了ス1ぽこのrゞイゼー:7來J
Ajとむけ2昂い秋散層の高不純物濃度半導体層に対し
−C1拡散深さのばらつきなどを考慮する必要もなくな
ることから、高抵抗薄膜4は非常(こ有用なものである
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら高抵抗薄11y4を形成することにも次の
ような解決しなければならない問題がある。
すなわち空乏層8は接合部から横方向に素子周辺に向っ
て拡がって行くが、高抵抗薄膜4の形成自体に起因する
膜質の如何ζこよっては抵抗値にばらつきが生じ、空乏
層8の拡がり方が一様でないことである。高抵抗薄膜4
に抵抗値のばらつきがあると、空乏層8は延びやすい部
分と延びにくい部分とが生じ、そのため素子の耐圧が不
安定となり、実用上の不都合が起きる。
第4図は高抵抗薄膜4を用いた通常の高耐圧素子の空乏
層の拡がり方を説明するために、素子の上方からみた模
式図として示したものであり、第3図と共通部分を同一
符号で表わしである。第4閃IC狙いT:J−スコカ1
内FレイノリJσ−了祇回円で高舐抗薄@4の言下を空
乏l−エツジ8aが拡がって行くが、その拡がり方は第
4図に示したようにある部分でははやく拡がり、ある部
分ではおそく均一な拡がり方をしない。これは耐圧のば
らつきと不安定の原因となる。
本発明は上述の点Iこ鑑みてなされたものであり、その
目的は高抵抗薄膜を備えて周辺部の耐圧を高める半導体
素子に生ずる耐圧のばらつきをなくし、一定の高耐圧を
安定に保持することができる半導体素子を提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はソースとドレインリングの間で酸化膜上に導電
性の良好なリングを同心状に所定の相互間隔をもって複
数個介在させて高抵抗薄膜を形成したものである。
〔作用〕
本発明の半導体素子は高抵抗薄膜(こよって周辺部の耐
圧を高めるものであるが、上記のように導電性リングを
介在させであるために、接合部からシリコン基板内に拡
がる空乏層のエツジは、導電性リング直下に達したとき
ソースと同電位となって空乏層が延び、同様のことがほ
かの導電性リングについても起こるので、空乏層の拡が
り方が均一になる。したがりて高抵抗薄膜の抵抗値にあ
る程度のばらつきがあっても素子の耐圧は安定なものと
なる。
〔実施例〕
以下本発明を実施例に基づき説明する。
第1図は本発明の半導体素子の周辺近傍の部分断面図を
示し、第3図に対応するものであって、第3図と共通部
分を同一符号で表わしである。第1図が第3図と異なる
所は、第1図ではフィールド酸化膜3上lこ例えばアル
ミのような導電性の良好な金属をリング状に形成した1
0.11(以下導電性リングとする)を介在させるよう
lこして高抵抗薄膜4を形成したことにある。第1図で
は導電性リング10 、11を形成しであるために、P
N接合部からドレインリング7へ拡がって行く空乏層9
が拡がりはじめると、導電性リング10の直下まで空乏
層9のエツジが延びたり延びなかったりしていたものが
、導電性リング10の直下では、ソース5と同電位とな
るために、ここで空乏層9のエツジは滑らかに延びるよ
うになる。同様lこ導電性リング11の直下まで延びた
空乏層9のエツジもそのまま拡がって行き、全体として
一様な空乏層9の拡がりが得られるのである。そのため
に高抵抗薄膜4を形成するとき得られる膜質によって抵
抗値Eこある程度のばらつきが生じても、素子の耐圧の
ばらつきとなりで現われることがない。また木実側例で
は第1図のごとく導電性リングを10 、11の二つと
して説明したが、これは半導体素子の耐圧の大きさによ
って数量を決めればよいし、複数個の4電性リングを形
成するにはフォトマスクを訂TEするだけでよく、新た
な工程を追加する必要もない。
第2図は本発明の半導体素子の導電性リング10゜11
の平面形状を説明するために素子上方から見た模式図と
して示したものであり、第4図に対応する。第2図のよ
うに導電性リング10 、11は同心状に配置され、こ
れらはその数が増しても所定の間隔をもって同様に形成
される。点線9aは空乏層エツジを表わしているが第4
図のようにぎざぎざになることはない。
以上のごとく必要な数の導電性リングを配設した本発明
の半導体素子は、横方向耐圧の安定性を効果的に確保す
ることができるものである。
〔発明の効果〕
半導体素子に高い耐圧をもたせるために空乏層の曲率を
緩和する手段として、素子周辺部に高抵抗薄膜を形成す
るのが有効であるが、ただこの高抵抗薄膜の膜質が均一
でなく抵抗値にばらつきがあるときは、空乏層が十分拡
がらない部分も生じ。
これに伴なって素子の耐圧も安定性に欠けるものとなる
。これに対して本発明の半導体素子は実施例で述べたご
とく、高抵抗薄膜に導電性リングを必要な数だけ介在さ
せて、空乏層のエツジが各導電性リングの直下ではいず
れも表面まで周辺部に同けて弧びて行くようにし、全体
の空乏層の拡がり方を一様に拡がるようにしたため、高
抵抗薄膜を設けることの効果が一層助長され、素子周辺
部の横方向耐圧の安定性を十分lこ確保することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の半導体素子の周辺部近傍の部分子fr
面図、第2図は同じくと方からみた模式的平面図、第3
図は従来素子の周辺部近傍の部分断面図、第4図は同じ
く上からみた模式的平面図である。 1・・・へ一基板、2・・・P1領域、3・・・フィー
ルド酸化膜、4・・・高抵抗薄膜、5・・・ソース、6
・・・ドレイン、7・・・ドレインリング、8.9・・
・空乏層、3a 692・・・空乏層エツジ、10 、
11・・・導電性リング。 4C 10、,11。 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)一導電型半導体基板に逆導電型領域を有し、前記基
    板表面の酸化膜を介してこの酸化膜上で前記基板表面の
    ソース、ドレインリング間に接続される高抵抗薄膜によ
    って電圧を印加する半導体素子であって、前記酸化膜上
    に同心状の所定の相互間隔をもつ複数個の導電性リング
    を介在させて前記高抵抗薄膜を形成したことを特徴とす
    る半導体素子。
JP9486488A 1988-04-18 1988-04-18 半導体素子 Pending JPH01266758A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11330456A (ja) * 1998-05-07 1999-11-30 Fuji Electric Co Ltd 半導体装置
JP2003008009A (ja) * 2001-06-27 2003-01-10 Fuji Electric Co Ltd 半導体装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11330456A (ja) * 1998-05-07 1999-11-30 Fuji Electric Co Ltd 半導体装置
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