JPH01266459A - 空調制御システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、開閉制御可能なブラインドとエアコンを併用
した省電力型の空調制御システムに関するものである。

［従来の技術］ 従来の空調制御システムは屋内温度を検出する温度セン
サーを設け、屋内温度が適温範囲よりも高い場合にはエ
アコンにより冷房を行い、屋内温度が適温範囲よりも低
い場合にはエアコンにより暖房を行っていた。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、夏でも夜間には屋外が涼しい場合があり
、冬でも昼間には屋外が暖かい場合がある。このような
場合に、折よく屋外に風が吹いていれば、エアコンを動
作させなくても窓を開放するだけで屋内温度を適温にす
ることが可能であると考えられる。

本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、電力消費量の少ない経済的な空
調制御システムを提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 本発明に係る空調制御システムにあっては、上記の課題
を解決するために、第１図及び第２図に示すように、屋
内に設けられたエアコン１と、屋内温度を検出する屋内
温度センサー２と、屋外温度を検出する屋外温度センサ
ー３と、屋外に設けられた風力センサー４と、屋内と屋
外の間の窓部５に設けられた開閉制御可能なブラインド
６と、屋内温度センサー２の検出温度ｔが適温範囲内に
な゛く、屋外温度センサー３の検出温度Ｔが適温範囲内
にあり、且つ、風力センサー４の検出風力Ｗが適風範囲
内にある場合には、エアコン１を停止させると共にブラ
インド６を開放させる制御装置７とを備えて成るもので
ある。

［作用］ 本発明にあっては、このように、屋外温度センサー３の
検出温度Ｔが適温範囲内にあり、且つ、風力センサー４
の検出風力Ｗが適風範囲内にある場合には、屋内温度セ
ンサー２の検出温度ｔが適温範囲内になくても、エアコ
ン１を停止させ、ブラインド６を開放させるようにした
ので、無駄な電力消費を生じることがないものである。

［実施例］ 第１図は本発明の一実施例の断面図であり、第２図はそ
の屋外側から見た外観を示す斜視図である。屋内と屋外
を隔てる壁面には窓部５が設けられており、この窓部５
には、開閉制御可能なブラインド６が設けられている。

このブラインド６は、複数枚の不透明なブラインド片を
列設して成るものである。各ブラインド片は、鉛直方向
に向いた閉鎖位置から、水平方向に向いた開放位置まで
回動自在とされている。なお、閉鎖位置と開放位置との
間で連続的に開度調整自在としても良い。

窓部５の屋内側上方にはエアコン１が設置されている。

屋内には、屋内温度センサー２が設置されている。屋外
には、屋外温度センサー３と、風力センサー４と、光セ
ンサ−８が設置されている。

各センサー２．３．４．８の出力は制御装置７に入力さ
れている。制御装置７からの制御信号は、エアコン１と
ブラインド６に入力されている。エアコン１は制御装置
７からの制御信号により冷房・暖房・停止の各制御を行
われる。また、ブラインド６は制御装置７からの制御信
号により開放・閉鎖の各制御を行われる。

制御装置７においては、まず、屋内温度センサー２から
屋内温度ｔのデータを入力し、屋外温度センサー３から
屋外温度Ｔのデータを入力し、風力センサー４から屋外
風力Ｗのデータを入力し、光センサ−８から屋外輝度Ｂ
のデータを入力する。

次に、制御装置７は屋内温度ｔが適温範囲にあるか否か
を判定する。ここで、適温範囲とは、例えば、１８°Ｃ
〜２７℃の範囲とする。屋内温度ｔが適温範囲にある場
合には、制御装置７はエアコン１を停止させ、屋外温度
Ｔが適温範囲にあるか否かを判定する。屋外温度Ｔが適
温範囲にない場合には、ブラインド６を閉鎖する。屋内
温度ｔも屋外温度Ｔも適温範囲にある場合には、屋外輝
度Ｂに応じてブラインド６を開閉制御する。つまり、屋
外輝度Ｂが適切な輝度範囲以内であるときには、ブライ
ンド６を開放し、屋外輝度Ｂが高過ぎるときには、ブラ
インド６を閉鎖するか又は適切な開度に調節する。ただ
し、使用者の好みによりブラインド６として擦りガラス
や透明ガラスを使用する場合には、光センサ−８による
ブラインド６の開閉制御は行わない、また、屋外輝度Ｂ
が低過ぎる場合には、ブラインド６は閉鎖しない、これ
は、夏季の夜間において、冷たい夜風を用いて自然力に
より空調することが、本システムの主たる狙いだからで
ある。

屋内温度ｔが適温範囲にない場合には、制御装置７は屋
外温度Ｔが適温範囲にあるか否かを判定する。屋外温度
Ｔが適温範囲にある場合には、屋外風力Ｗが適切な速度
範囲にある場合には、エアコン１を停止させ、ブライン
ド６を開放する。この場合には、屋外風力により外気が
屋内に侵入し、屋内温度が屋外温度に近くなるので、自
然力を利用した空調が可能となる。なお、ブラインド６
を開放したときに、屋外から虫が侵入しないように、屋
外側に網戸又は電撃殺虫器を付加できるようにしても良
い。

屋外風力Ｗが適切な速度範囲にない場合、または、屋外
温度Ｔが適温範囲にない場合には、制御装置７はブライ
ンド６を閉鎖し、エアコン１を作動させる。この際、屋
内温度ｔが適温範囲よりも高い場合には、エアコン１を
冷房動作させ、屋内温度ｔが適温範囲よりも低い場合に
は、エアコン１を暖房動作させる。

なお、屋外に湿度センサー又は降雨センサーを増設して
、雨降りの日はブラインド６を無条件に閉鎖し、屋内温
度センサー２の出力のみに応じてエアコン１を制御する
機能を付加しても良い、また、適温範囲、遺風範囲並び
に適切な輝度範囲については使用者がある程度自由に設
定できるようにしておいても良い。

［発明の効果］ 本発明は上述のように、屋外温度センサーの検出温度が
適温範囲内にあり、且つ、風力センサーの検出風力が適
風範囲内にある場合には、屋内温度センサーの検出温度
が適温範囲内になくても、エアコンを停止させ、ブライ
ンドを開放させるようにしたので、無駄な電力消費を生
じることがなく、電力消費量の少ない経済的な空調制御
システムを提供することができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の断面図、第２図は同上の屋
外側から見た外観を示す斜視図である。 １はエアコン、２燐屋内温度センサー、３は屋外温度セ
ンサー、４は風力センサー、５は窓部Ｓ６はブラインド
、７は制御装置である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）屋内に設けられたエアコンと、屋内温度を検出す
   る屋内温度センサーと、屋外温度を検出する屋外温度セ
   ンサーと、屋外に設けられた風力センサーと、屋内と屋
   外の間の窓部に設けられた開閉制御可能なブラインドと
   、屋内温度センサーの検出温度が適温範囲内になく、屋
   外温度センサーの検出温度が適温範囲内にあり、且つ、
   風力センサーの検出風力が適風範囲内にある場合には、
   エアコンを停止させると共にブラインドを開放させる制
   御装置とを備えて成ることを特徴とする空調制御システ
   ム。