JPH01265689A - 多板式スチルビデオカメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〕 本発明は、多板式スチルビデオカメラに関するものであ
る。

（従来の技術〕 従来、ＣＣＤ等の固体撮像素子を使用する２板式スチル
ビデオカメラ（以下「２板式カメラ」という）は、たと
えば実開昭６２−３７４９７号公報に見られる様な構成
を有していた。すなわち、撮像レンズ後方に入射光を３
つの光路に分けるための分割プリズムを配置し、３つの
光路の内第１の光路からファインダ情報を得、第２の光
路から輝度信号を得、第３の光路から色情報を得る様に
構成されている。

（発明が解決しようとする課ａ） ところで、２板式カメラは、色差信号及び輝度信号を得
るために、２個の撮像素子を露光しなければならない。

このため−数的には、撮影レンズ後方に、光路を分割す
る分割プリズムを配置しているわけであるが、分割プリ
ズムを配置することにより、分割プリズム部分の空気換
算光路長が長くなり相対的に、撮影レンズと分割プリズ
ムとの間隔が短かくなってしまうため、回動ミラーを撮
影レンズと分割プリズムとの間に良好に配置することが
非常に困難となってくる。

このため、従来２板式カメラにおいては、ファインダ系
をＴＴＬ方式ではなく電子ビューファインダとするか、
もしくは、上述したごとく撮影レンズ後方に分割プリズ
ムを配置し、分割した３つの光路のうち、１つの光路を
使用して被写体像をファインダ光学系へと導光していた
。

ところが、分割プリズムを使用した２板式カメラにおい
ては、回動ミラーを使用しない関係上、撮影時のミラー
アップによるファインダからの逆入光の防止がなされず
、撮像素子へ逆入光が到達してしまい、ゴーストが発生
してしまうと言う欠点があった。

本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、ファ
インダからの逆入光のない多板式スチルビデオカメラを
提供することを目的とするものである。

（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するため、本発明は多板式カメラをつぎ
のように構成する。

即ち、撮影レンズと、該撮影レンズの後方に配置されて
該撮影レンズを通過した光束を複数の光路に分割する分
割プリズムと、該分割プリズムの射出面後方に配置され
たファインダ系及び複数の撮像素子と、該ファインダ系
内に設けられた遮光板と、該分割プリズムの射出面後方
と該複数の撮像素子との間に設けられた複数のシャッタ
と、該遮光板と該複数のシャッタの開閉動作のタイミン
グをとるタイミング手段とを備えるようにする。

〔作用〕

この構成により、各撮像素子の前にあるシャッタが開放
中は、ファインダ系内の遮光板が閉じていて、ファイン
ダからの逆入光が阻止できる。

〔実施例〕

以下、本発明を実施例で説明する。

第１図は、本発明の一実施例である「２板式カメラ」の
構成図、第２図は同実施例のブロック図、第３図は同実
施例で用いるアイピースシャッタの機構図である。

第１図において、１は光軸、２は撮影レンズ。

３はハーフミラ−６ａ、６ｂを含む分割プリズムであり
、光軸１ａ、１．ｂ、ｌｃを有している。また、４ａ、
４ｂはシャッタユニット、５ａ。

５ｂは撮像素子であり光軸１ａ、ｌｃ上に配置されてい
る。さらに、７はフォーカシングスクリーン、８はハー
フミラ−で、測光素子９へ光束を導いている。１０はプ
リズム、１１はアイピースシャッタ、１２は接眼レンズ
系であり、７〜１２によりファインダ系を構成している
。またファインダ系は、光軸１ｂ上に配置されている。

本実施例においては、色差信号を得るための撮像素子５
ａと輝度信号を得るための撮像素子５ｂとの前方に配置
された２つのシャッタ４ａ。

４ｂの開閉動作と、プリズム１０と接眼レンズ系！２の
間に配置されたアイピースシャッタ１１の開閉動作とを
連動させるわけであるが、この連動動作を第２図を用い
て説明する。同図において、１３はレリーズボタン、１
４は起動信号発生回路、１５はアイピースシャッタ制御
回路、１６はアイピースシャッタ、１７はタイマ、１８
は秒時設定回路、１９は第１シャッタ制御回路、２０は
第２シャツタル制御回路、２１ａ、２１ｂは先幕、２２
ａ、２２ｂは後幕、２３はＡＮＤ回路、２４はタイマで
ある。

ここで、２板式カメラのレリーズボタン１３を押し込む
ことによって起動信号発生回路１４によりレリーズのＯ
Ｎ１０　Ｆ　Ｆ信号が発生され、発生した０Ｎ１０ＦＦ
信号は、アイピースシャッタ制御回路１５並に第１及び
第２シャッタ制御回路に到る。アイピースシャッタ制御
回路は、０Ｎ１０ＦＦ信号を受けた後直ちにアイピース
シャッタ１６の開閉動作を行うモータや電磁石等の起動
を行い、アイピースシャッタ１６を閉じるが、第１及び
第２シヤツタ制御回路１９．２０は、起動信号発生回路
１４と、第１及び第２シヤツタ制御回路１９．２０の間
にあるタイマ１７によりＯＮ１０　Ｆ　Ｆ信号を受けと
る時間がアイピースシャッタ１５に比べ一定時間だけ遅
れる様に設定されている。

上述した一定時間とは、ＯＮ１０　Ｆ　Ｆ信号発生時か
らアイピースシャッタが完全に閉じ切るまでの時間もし
くはそれに調整量を加えた時間であり、一定時間をこの
禄に設定することにより、アイピースシャッタが完全に
閉じ切った後に第１シヤツタの先幕２１ａ及び第２シヤ
ツタの先幕２１ｂが走行を開始することとなり、ファイ
ンダからの逆入光を完全に防止することができる。

また、アイピースシャッタの開放は、第１及び第２シャ
ッタ制御回路により制御されている第１シヤツタの後幕
２２ａ及び第２シヤツタの後幕２２ｂ両方の後幕の走行
開始を確認するＡＮＤ回路２３により両方の後幕が走行
を開始したという信号を発生させ、この信号を後幕の走
行開始から走行終了までの時間分もしくは、それに調整
量を加えた時間分だけ信号を遅らせるタイマ２４を通過
した後、アイピースシャッタ制御回路１５に到る。そこ
で、アイピースシャッタ制御回路１５は、アイピースシ
ャッタ１６の開閉動作を行うモータや電磁石等の起動を
行い、アイピースシャッタを開放する様に設定されてい
る。

以上の１５．１７，１９，２０，２３．２、特許請求の
範囲でいうタイミング手段に相当する。

次に、本実施例におけるアイピースシャッタの構成を第
３図に示す。同図において、２５はファインダ視野枠、
２６は遮光板、２７は遮光板２６のギア部、２８はモー
タ、２９はモータ２８のギア、３０ａ、３０ｂはストッ
パである。

ここでモータ２８は前述したアイピースシャッタ制御回
路１５よりシャッタの閉鎖信号を受けた場合ギア２９を
反時計回りに回転させる。この時ギア２９は、ギア２９
とかみ合っている遮光板２６のギア部２７を回転させ、
遮光板２６をストッパ３０ｂに当るまで紙面上方向に押
し上げる。また、モータ２８が、アイピースシャッタ制
御回路１５よりシャッタの開放信号を受けた場合には、
ギア２９を時計回りに回転させ、ギア２９とかみ合って
いる遮光板２６のギア部２７を反時計回りに回転させる
ことによって遮光板２６をストッパ３０ａに当るまで紙
面下方向に押し下げる様になっている。

また、第１の実施例と分割プリズムの構成が異なる第２
の実施例を第４図に示す。同図において、第１図と同一
符号は同一部材を表し、またアイピースシャッタとシャ
ッタの連動動作は第１実施例と同一である。

以上は、２板式カメラの例であるが、Ｒ，Ｇ。

８３色分解光学系を有する３板式カメラ等にも勿論本発
明が適用できる。

〔発明の効果〕

以上説明した様に、本発明によれば、ファインダ系内に
設けられた、遮光板の開閉動作を撮像素子前方に配置さ
れたシャッタに連動させることにより、撮影時における
ファインダからの逆入光によるゴーストの発生を防ぐこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は第１実施例の構成図、第２図は同実施例のブロ
ック図、第３図は同実施例で用いるアイピースシャッタ
の構成図、第４図は第２実施例の構成図である。 ２・−・−撮影レンズ ３−−−−−分割プリズム ４ａ、４ｂ−−−シャッタユニット ５ａ、５ｂ・・・・−撮像素子 １１−−−−−−アイピースシャッタ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　撮影レンズと、該撮影レンズの後方に配置されて該撮
   影レンズを通過した光束を複数の光路に分割する分割プ
   リズムと、該分割プリズムの射出面後方に配置されたフ
   ァインダ系及び複数の撮像素子と、該ファインダ系内に
   設けられた遮光板と、該分割プリズムの射出面後方と該
   複数の撮像素子との間に設けられた複数のシャッタと、
   該遮光板と該複数のシャッタの開閉動作のタイミングを
   とるタイミング手段とを備えていることを特徴とする多
   板式スチルビデオカメラ。