JPH01265416A - エナメル線用アプリケータおよびエナメル線製造装置 - Google Patents

エナメル線用アプリケータおよびエナメル線製造装置

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JPH01265416A
JPH01265416A JP9502388A JP9502388A JPH01265416A JP H01265416 A JPH01265416 A JP H01265416A JP 9502388 A JP9502388 A JP 9502388A JP 9502388 A JP9502388 A JP 9502388A JP H01265416 A JPH01265416 A JP H01265416A
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applicator
uniformity
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Hisanobu Yamagishi
山岸 久修
Yusuke Nakano
裕介 中野
Masayoshi Goto
正義 後藤
Tatsushirou Miura
三浦 樹四郎
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Hitachi Cable Ltd
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Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し産業上の利用分野〕 本発明は、フェルト方式により線条体に均一かつ安定し
てワニスを塗布することを可能にするアプリケータおよ
び該アプリケータを用い高品質のエナメル線を製造する
ためのエナメル線製造装置に関するものである。
[従来の技術] エナメル線を製造するには、線条体の外周にワニスを塗
布し、これを焼付炉中に通過させて焼付け、この塗布と
焼付けを所要回数繰り返して所要厚さのエナメル皮膜を
形成する。
しかして、前記線条体へのワニスの塗布には、通常サイ
ズの線条体では縦型炉を用い当該線条体をワニス浴中に
通過させてワニスを付着させ、これをダイスで絞り均一
に塗布するのが一般的であるが、絹物あるいは極細物サ
イズに対しては上記方法は必ずしも適当ではなく、フェ
ルト方式を採用した横型炉を使用する場合が多い。
すなわち、一部をワニス内に浸漬して回転しているロー
ル表面に線条体を接触して通過させ、ロール表面のワニ
スを線条体に付着させたのち、線条体の進行方向に設け
られたフェルトにより線条体を挟持して前記ワニスを均
一に付着させようとするものである。
第2図に、この種従来構成の塗布装置を示す。
15は、ワニスタンク16内のワニス7に一部を浸漬さ
せ図中矢印方向に回転するロールである。
ロール1には通常消15a、15aが形成されており、
各消15a、15aには各パス毎の線条体to、toが
収容されロールに接しつつ矢印方向に進行するように構
成されている。線条体10゜10の進行する前方にはフ
ェルトホルダ14により保持されたフェルト12.13
が設けられ、当該フェルト12.13によって前記線条
体10゜10が挟持される一方、錘11により適当な挟
持圧が付与される。
上記のように構成されているから、タンク16内のワニ
ス7は回転するロール15の外表面に付着し、線条体1
0.10に向って供給される。ロール15に接して進行
する線条体10.10はロール15により供給されたワ
ニス7を表面に付着させるが、それだけでは付着瓜にむ
らができるため、フェルト12.13により線条体全体
に均一な厚さのワニスを付着させようとするものである
この後、ワニスの付着した線条体10は焼付炉内を通過
し、ワニスの焼付けを行なって再びロール15側へと戻
って来て、焼付けられたワニス上に再度ワニス塗布を行
ない、このバスの繰返しにより所望厚さのエナメル層を
形成させる。
[発明が解決しようとする課題] 第2図に示す供給方式の場合には、ロール15において
線条体10に付着するワニス量がつねに変動し、フェル
ト12.13に供給されるワニス量が一定せず、従って
ワニス皮膜の厚さが変り、線径も安定しない。
また、すでに説明したようにロール15には通常各バス
毎に7字状の溝15a、15aが形成され線条体lOに
ワニスが付着し易くしであるが、線条体10には各パス
毎にワニス塗布が繰返されるから線条体10の外径はパ
ス毎に大きくなり、パスが変る毎に消15a内で表面に
付着するワニス量が変化する。
近年、エレクトロニクス分野の発達はめざましいものが
あり、装置そのものの高性能化およびそれに伴う高精密
化への要請は日に日に酷しさを増している。このような
装置に使用される極細精密エナメル線に対する品質保証
への要求は強く、前記従来構成のワニス塗布装置によっ
て顧客のそのようなきつい要望に応えることはもはや困
難な状況となりつつある。
本発明は、上記したような実情にかんがみてなされたも
のであり、フェルトに供給されるワニス量を最適量にコ
ントロールすることができ、それにより各パス毎のワニ
ス量をも含め一定かつ均一にワニス塗布を行なうことを
可能ならしめ、線径の精度がよく、外観良好にして品質
安定したエナメル線を入手し得る新規なアプリケータお
よびエナメル線製造装置を提供しようとするものである
[課題を解決するための手段] 本発明は、フェルト方式においてワニス塗布ロールを排
除し、線条体を挟持するフェルトに直接ワニス供給を行
ない得るワニス室を形成し、前記フェルトへのワニス供
給をワニス室内に設けられた整均板を介して均一にコン
トロール可能に構成する一方、前記ワニス室へのワニス
供給は、精密定量ポンプによりワニスの送出し量を制御
可能に構成したことにある。゛ これにより、つねに最適なワニス量をフェルトに供給し
、ワニス塗布の均質安定化を達成せしめるものである。
[実施例1 以下に、本発明について実施例に基いて説明する。
第1図は、本発明に係るエナメル線製造装置の構成を示
す概略説明図である。
本発明においては、線条体10にワニス7を塗布するに
当り、前記従来例における塗布ロールを使用せず、アプ
リケータ20が使用される。
本発明に係るアプリケータ20の具体的構成例について
第2図に線条体10の進行方向断面図を、第3図にそれ
と直交方向の断面図をそれぞれ示す。
線条体10を挟持してワニスを塗布する2枚のフェルト
22.23と該フェルト22.23に適度の挟持圧を与
える錘21と前記フェルト22゜23を保持するホルダ
24とをもって構成し、ホルダ24にはフェルト22.
23に対して具合よくワニスを供給できる供給孔28(
この孔は丸孔でもスリット状あるいはこれらの組合せで
もよく、数は長孔の1個所でも複数個所でもよい)を有
するワニス室27が形成されており、該ワニス室27に
制御された量のワニスを供給する後述の配管チューブ3
に連結可能なワニス供給口2つが設けられている。また
、図において25は整均板であり、該整均板25はそれ
によってフェルトと直接接した第2ワニス室26を仕切
ることにより連通孔25aを介し長手方向のワニス圧の
均一化を図るものである。なお、この整均板の構成につ
いてはワニス圧が均一化されればよいのであり、その配
置や形状あるいは連通孔の形状等について上記実施例に
限定されるものではない。
アプリケータ20の前記ワニス室27には第1図に示し
た配管チューブ3が連結され、該配管チューブ3はギヤ
ポンプの如く精度よく定量のワニスを送り出すことので
きる精密定量ポンプ2に連結され、該ポンプ2はさらに
ワニス7を貯蔵したワニスタンク1と連結される一方、
ステッピングモータの如く高精度に回転速度を調整可能
な駆動モータ5により駆動可能に構成される。6はカッ
プリングである。
ここにおいて、可変速モータ5の回転数を線径の皮膜厚
に匹敵するワニス量を供給する定量ポンプ2の吐出量と
の関係で一対一に対応せしめ、当該回転数の設定により
供給されるワニス量か一定となるように構成される。
以上のように構成される本発明に係る装置において、線
条体10は図中矢印のように進行し、アプリケータ20
においてワニス塗布され、図示していない焼付炉におい
て焼付けられ、焼付は後またアプリータ20に戻り、各
バス毎にワニス塗布される。この作業を所要パス繰返す
ことにより任意の皮膜厚を有するエナメル線を製造する
。このようにアプリケータ20において線条体10に塗
布するワニス量が最適なものとなるように常に高精度か
つ均一に調整され、均一の皮膜厚となる最適送出藍を制
御することによって長手方向の全長にわたり、外径ムラ
のない高品質のエナメル線を製造することができる。
[発明の効果] 以上の通り、本発明に係る装置によれば、つぎのような
ずぐれな効果を奏することができる。
(1)¥pI度のよい精密エナメル線を製造することが
できる。
(2)各バス毎の長手方向の線条体線径の皮膜厚をコン
トロールし、一定範囲内の線径皮膜に抑えることができ
る。
(3)ワニス粘度や温度に影響されず、精密定量ポンプ
の吐出量によりその皮膜厚は決まり、当該吐出量が可変
速モータの調整により可変であるため任意の皮膜厚のエ
ナメル線を製造することができる。
(4)エナメル塗布状態が安定するため品質の良好なエ
ナメル線を製造することができる。
(5)各バス毎に付着するワニス量を例えば1バス当り
2.5μm以下となるような吐出量に小さくすることが
できるため偏平、偏肉のない外観良好なエナメル線を焼
付することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る製造装置の具体例を示す概略説
明図、第2および3図は本発明に係るアプリゲータの具
体例を示すそれぞれ直交方向における断面図、第4図は
従来の塗布装置を示す説明見取図である。 1ニワニスタンク、 2:ギヤポンプ、 3:配管チューブ、 5:可変速駆動モータ、 10:線条体、 20ニアプリケータ、 22.23:フェルト、 24:ホルダ、 25:整均板、 25a二連通孔、 26:第2ワニス室、 27:ワニス室、 28:供給孔、 29:供給口。 代理人  弁理士  佐 藤 不二雄 第1図 2 紀ヤ不゛、7・ 第2図 2盲 250 28 25a 2925 27  24第4@

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)線条体を挾みワニスを塗布する2枚のフェルトと
    該フェルトに隣接して設けられ前記フェルトにワニスを
    供給する供給孔を有するワニス室と該ワニス室にワニス
    を送り込む配管とを有し、前記ワニス室には、前記フェ
    ルトの長手方向におけるワニス圧を均一化する第2ワニ
    ス室と連通する連通孔を有する整均板が設けられてなる
    エナメル線用アプリケータ。
  2. (2)ワニスを供給する精密定量ポンプと該ポンプを駆
    動する可変速モータと前記ポンプよりワニスを請求項1
    のアプリケータに導く配管と前記可変速モータの回転数
    を調整して前記ポンプのワニス送出し量を制御可能にな
    る調整機構とを有してなるエナメル線製造装置。
JP9502388A 1988-04-18 1988-04-18 エナメル線用アプリケータおよびエナメル線製造装置 Expired - Lifetime JPH0616372B2 (ja)

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