JP3358665B2 - 樹脂コンパウンド塗布装置および該装置を用いる樹脂組成物の製造法 - Google Patents
樹脂コンパウンド塗布装置および該装置を用いる樹脂組成物の製造法Info
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- JP3358665B2 JP3358665B2 JP2814892A JP2814892A JP3358665B2 JP 3358665 B2 JP3358665 B2 JP 3358665B2 JP 2814892 A JP2814892 A JP 2814892A JP 2814892 A JP2814892 A JP 2814892A JP 3358665 B2 JP3358665 B2 JP 3358665B2
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Description
コンパウンドの製造方法に関する。
ド塗布装置に付いては、種々の提案が為され、幾つかの
技術が開示されている。
置としては、たとえば、第1図および第2図に示される
ようなものが挙げられる。まず、第1図に示されている
装置は、塗布装置1に移送された樹脂コンパウンド2
を、スリット3より排出せしめて樹脂コンパウンドを塗
布するというものである。
定にし、スリット幅を調整して制御する。しかし、この
装置には、100ポイズ以下の低粘度の樹脂コンパウン
ドしか塗布できないという、致命的とも言える欠点があ
る。
ンドは、カーテン状の均一な膜とはならずに、膜切れを
起こして、樹脂コンパウンドが塗布されない部分が発生
するという欠点もある。
(図示せず)により、塗布装置1へ、樹脂コンパウンド
2を圧送して、スリット3より排出することによって、
樹脂コンパウンドを塗布するというものである。
と、スリット幅とを調整して制御される。しかし、この
装置による場合には、樹脂コンパウンド供給圧力が変化
すると、それに応じて、塗布量もまた、変化するという
のが、最大の欠点である。
パウンドが供給される装置中心部の方が、端部よりも、
カーテン状のコンパウンド膜厚が厚くなり、均一に樹脂
コンパウンドが塗布できないという問題があった。
術に従う限りは、どうしても、均一なるカーテン状のコ
ンパウンド膜厚のものが得られ難く、その結果として、
均一に、樹脂コンパウンドを塗布せしめることが、頗
る、困難であった。
題は、一にかかって、広範囲に亘る粘度の樹脂コンパウ
ンドに適用できるし、加えて、常に、一定した状態で以
て、樹脂コンパウンドの塗布量を調整し調節しつつ、常
時、均一なるカーテン状の膜厚に保って塗布が行ない得
るような、極めて実用性の高い、樹脂コンパウンド塗布
装置を提供することである。
上述したような発明が解決しようとする課題に照準を合
わせて、鋭意、検討を重ねた結果、2本の嵌合する歯車
という特定の装置を設けることによって、はじめて、上
述の解決課題を、見事に、クリアーすることが可能とな
るに及んで、ここに、本発明を完成させるに到った。
グコンパウンド用樹脂コンパウンドの液溜装置下にあ
る、2本の嵌合する歯車を回転させ発生する圧力により
移送された前記樹脂コンパウンドをスリットを通して排
出塗布するシートモールディングコンパウンド用樹脂コ
ンパウンド塗布装置を用いること、該歯車の回転数を調
整し、あるいは、スリットの間げき幅を調整せしめるこ
とによって、前記樹脂コンパウンドの塗布量を制御し、
ガラス繊維層上に塗布せしめるようにしたことを特徴と
するシートモールディングコンパウンドの製造方法を提
供するものである。
塗布装置は、2本の嵌合する歯車を回転させ、そのさい
に発生する圧力によって、スリットより、樹脂コンパウ
ンドを排出することを特徴とするものである。
コンパウンド塗布装置1への樹脂コンパウンド2の移送
は、ポンプなどの移送手段によって為されるが、かくし
て移送された樹脂コンパウンド2は、まず、当該塗布装
置1の上部に設けられた液溜4に溜まる。
明塗布装置の特徴の一つである、2本の嵌合する歯車5
を回転させることによって、スリット3から排出され
て、ガラス繊維層6に塗布されるという、概略、このよ
うなものである。
装置の一実施態様を示す。まず、ポンプ(図示せず。)
により移送された樹脂コンパウンド2は、塗布装置上部
の液溜4に溜まる。
歯車5を回転させることによって、スリット3から排出
されて、ガラス繊維層6間に塗布される。スリット3
は、それ自体、間げき幅が調整できるようになってい
る。
嵌合せる歯車の回転数およびスリットの間げき幅によっ
て制御できる。
に説明する。以下において、「部」とあるのは、「重量
部」を意味するものとする。
パウンドの70部と、長さが25mmなるガラス・チョ
ップド・ストランドの30部とを用いて、目的とする樹
脂組成物を得た。
一度として、膜切れというトラブルも発生しなく、常
時、安定して作業を進めることが出来た。
車を回転させることによって、樹脂コンパウンドを排出
して塗布せしめるというものであるから、広範囲の粘度
の樹脂コンパウンドに、概して、10〜1,000ポイ
ズなる粘度を持った樹脂コンパウンドに適用できる。
合する歯車の回転数を、あるいは、スリットの間げき幅
を調整することによって、自由に、しかも、安定的に、
樹脂コンパウンドの塗布量を制御できるというメリット
がある。
ドの膜厚は、装置中央部から端部に到るまで均一であ
り、従って、膜切れというトラブルも発生しない。
布を、2本の嵌合する歯車を回転させ、スリットより樹
脂コンパウンドを排出させて行うようにしているという
処から、かかる2本の嵌合せる歯車の回転数を調整し、
あるいは、スリットの間げき幅を調整せしめることによ
って、樹脂コンパウンドの塗布量を制御できる。
ドの膜厚は、装置中央部から端部に到るまで、均一であ
って、膜切れも発生しないという利点がある。
面図である。
面図である。
立面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 シートモールディングコンパウンド用樹
脂コンパウンドの液溜装置下にある、2本の嵌合する歯
車を回転させ発生する圧力により移送された前記樹脂コ
ンパウンドをスリットを通して排出塗布するシートモー
ルディングコンパウンド用樹脂コンパウンド塗布装置を
用いること、該歯車の回転数を調整し、あるいは、スリ
ットの間げき幅を調整せしめることによって、前記樹脂
コンパウンドの塗布量を制御し、ガラス繊維層上に塗布
せしめるようにしたことを特徴とするシートモールディ
ングコンパウンドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2814892A JP3358665B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 樹脂コンパウンド塗布装置および該装置を用いる樹脂組成物の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2814892A JP3358665B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 樹脂コンパウンド塗布装置および該装置を用いる樹脂組成物の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05220435A JPH05220435A (ja) | 1993-08-31 |
JP3358665B2 true JP3358665B2 (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=12240681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2814892A Expired - Lifetime JP3358665B2 (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 樹脂コンパウンド塗布装置および該装置を用いる樹脂組成物の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3358665B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104998800B (zh) * | 2015-08-07 | 2017-10-13 | 泉州新日成热熔胶设备有限公司 | 一种高精度计量涂布模具 |
-
1992
- 1992-02-14 JP JP2814892A patent/JP3358665B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05220435A (ja) | 1993-08-31 |
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