JPH01264727A - 高強度歯車の製造方法 - Google Patents
高強度歯車の製造方法Info
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- JPH01264727A JPH01264727A JP8627188A JP8627188A JPH01264727A JP H01264727 A JPH01264727 A JP H01264727A JP 8627188 A JP8627188 A JP 8627188A JP 8627188 A JP8627188 A JP 8627188A JP H01264727 A JPH01264727 A JP H01264727A
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Landscapes
- Gear Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は高強度歯車の製造方法に係り、特に自動車のト
ランスミッション等の駆動伝達系に用いられる歯車の製
造方法に関する。
ランスミッション等の駆動伝達系に用いられる歯車の製
造方法に関する。
従来自動車用のハイポイドギヤのように高強度が要求さ
れる歯車は浸炭焼入または浸炭浸窒焼入後にショットピ
ーニング等の表面強化を行なって製造されていた。これ
らショットピーニングではショット粒はスチールショッ
トでありその硬度はショット粒の寿命及び管理上の問題
からH,[:40〜50(平均Hv450)と低かった
。
れる歯車は浸炭焼入または浸炭浸窒焼入後にショットピ
ーニング等の表面強化を行なって製造されていた。これ
らショットピーニングではショット粒はスチールショッ
トでありその硬度はショット粒の寿命及び管理上の問題
からH,[:40〜50(平均Hv450)と低かった
。
最近、車両重量の軽量化と共にますますエンジンが高出
力化(ターボ、ツインターボ、スーパーチャージャー装
着、4バルブ等)し、ギヤ類に加わる負荷応力が厳しく
なり、歯元の曲げ疲労強度や歯面のピッチング疲労強度
が不足することが度々あった。その対策として材質処理
を変更したり、上記の焼入後にショットピーニング加工
を追加する等の手段が試みられていたが疲労強度を安定
して向上させるべく決定的な手段とは云い難く、部品の
品質、精度、As5y精度のシビアーな管理も含め、−
ランク上のAs5y構造とならざるを得ないのが現状で
あった。
力化(ターボ、ツインターボ、スーパーチャージャー装
着、4バルブ等)し、ギヤ類に加わる負荷応力が厳しく
なり、歯元の曲げ疲労強度や歯面のピッチング疲労強度
が不足することが度々あった。その対策として材質処理
を変更したり、上記の焼入後にショットピーニング加工
を追加する等の手段が試みられていたが疲労強度を安定
して向上させるべく決定的な手段とは云い難く、部品の
品質、精度、As5y精度のシビアーな管理も含め、−
ランク上のAs5y構造とならざるを得ないのが現状で
あった。
従って、高負荷域ならびに低負荷域の全域に亘って、安
定して高強度の得られる手段が強く要望されていた。
定して高強度の得られる手段が強く要望されていた。
なお昭和62年3月20日付の日刊工業新聞に立方晶窒
化ホウ素ホイールで研削すると鉄鋼材料であれば材料強
度が30%向上する旨開示されている。
化ホウ素ホイールで研削すると鉄鋼材料であれば材料強
度が30%向上する旨開示されている。
本発明は歯車の歯元曲げ疲労強度や作用歯面のピッチン
グ疲労強度を向上させた小型、軽量の歯車の製造方法を
提供することを目的とする。
グ疲労強度を向上させた小型、軽量の歯車の製造方法を
提供することを目的とする。
上記課題は本発明によれば
荒歯初工程後の仕上歯切工程において、高周波焼入、浸
炭あるいは浸炭・浸窒焼入焼戻しによる表面硬化処理を
行なった後、ショット粒硬度がHv550〜750、シ
ョット時間3〜10分の条件でショットピーニングを行
ない、立方晶窒化ホウ素ホイールで深さ30〜80μ研
削することを特徴とする高強度歯車の製造方法によって
解決される。
炭あるいは浸炭・浸窒焼入焼戻しによる表面硬化処理を
行なった後、ショット粒硬度がHv550〜750、シ
ョット時間3〜10分の条件でショットピーニングを行
ない、立方晶窒化ホウ素ホイールで深さ30〜80μ研
削することを特徴とする高強度歯車の製造方法によって
解決される。
ショットピーニングは、インペラーあるいは空気流ノズ
ルタイプのものを用い、ショット粒硬度がHv550〜
750、ショット粒径が0.5〜1.0 mmの砥粒(
主にスチール)をショット(投射)時間3〜10分、例
えば投射速度40〜70m/SeC、アークハイト0.
5(1〜0.80 (mm) 、カバレージ300%以
上狙いで歯車の作用歯面および歯底に均一にショットピ
ーニング加工を行う。その後立方晶窒化ホウ素(CBN
)ホイール(CBN電着砥石)を用い、上記処理された
歯車の作用歯面および歯底を30μ〜80μ研削仕上加
工する。
ルタイプのものを用い、ショット粒硬度がHv550〜
750、ショット粒径が0.5〜1.0 mmの砥粒(
主にスチール)をショット(投射)時間3〜10分、例
えば投射速度40〜70m/SeC、アークハイト0.
5(1〜0.80 (mm) 、カバレージ300%以
上狙いで歯車の作用歯面および歯底に均一にショットピ
ーニング加工を行う。その後立方晶窒化ホウ素(CBN
)ホイール(CBN電着砥石)を用い、上記処理された
歯車の作用歯面および歯底を30μ〜80μ研削仕上加
工する。
ショット粒硬度が550未満ではアークハイトを0.6
〜0,7程度にそろえた場合表面の圧縮残留応力値が低
くなり、歯車の歯元曲げ疲労強度や作用歯面のピッチン
グ疲労強度が向上せず、一方シヨツト粒硬度が750を
超えると圧縮残留応力値が高くなり、歯車の歯元曲げ疲
労強度や作用歯面のピッチング疲労強度は増大するもの
の圧縮残留応力のピーク位置もより深い位置へ移動する
ため、研削量が増大してしまう。
〜0,7程度にそろえた場合表面の圧縮残留応力値が低
くなり、歯車の歯元曲げ疲労強度や作用歯面のピッチン
グ疲労強度が向上せず、一方シヨツト粒硬度が750を
超えると圧縮残留応力値が高くなり、歯車の歯元曲げ疲
労強度や作用歯面のピッチング疲労強度は増大するもの
の圧縮残留応力のピーク位置もより深い位置へ移動する
ため、研削量が増大してしまう。
ショット時間を3〜10分間と規定したのは所定の硬度
を得るのに必要な時間であり、10分間を超えても硬さ
はほぼ飽和してしまう。
を得るのに必要な時間であり、10分間を超えても硬さ
はほぼ飽和してしまう。
CB Nホイールでの研削を30μ〜80μと規定した
のは30μ未満では、浸炭処理時に発生する粒界酸化に
よる表面異常層相当分の除去が不可能であり、80μを
超えると疲労強度に有益な深さ方向の圧縮残留応力が高
い状態で表面に残らないためである。
のは30μ未満では、浸炭処理時に発生する粒界酸化に
よる表面異常層相当分の除去が不可能であり、80μを
超えると疲労強度に有益な深さ方向の圧縮残留応力が高
い状態で表面に残らないためである。
本発明によれば表面硬化処理、ショットピーニング処理
後、CBNホイール研削処理を組合わせているので材料
の強度向上に寄与するものである。
後、CBNホイール研削処理を組合わせているので材料
の強度向上に寄与するものである。
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
JISSCM420Hor 5Cr420H肌焼鋼を使
用し、FF(A/T 、 M/Tも含む)ファイナルギ
ヤ対を製造し、ホブ切削加工後、930℃〜950℃×
150〜240分の条件で浸炭焼入処理を行い、130
℃〜160℃×60〜120分の焼戻し処理を行った。
用し、FF(A/T 、 M/Tも含む)ファイナルギ
ヤ対を製造し、ホブ切削加工後、930℃〜950℃×
150〜240分の条件で浸炭焼入処理を行い、130
℃〜160℃×60〜120分の焼戻し処理を行った。
その後、第1表に示すような条件でショットピーニング
加工を行い、CBNホイールにて最終研削仕上加工を行
った。その結果を第1表に示す。第1表に示した各条件
において浸炭焼人肌の歯車の曲げ疲れ限度を100とし
た場合の比率(S)及び浸炭焼入歯車のピッチング疲労
寿命を1とした場合の比率を求め、それぞれ第1図及び
第2図に示すと共に第1表にも示した。
加工を行い、CBNホイールにて最終研削仕上加工を行
った。その結果を第1表に示す。第1表に示した各条件
において浸炭焼人肌の歯車の曲げ疲れ限度を100とし
た場合の比率(S)及び浸炭焼入歯車のピッチング疲労
寿命を1とした場合の比率を求め、それぞれ第1図及び
第2図に示すと共に第1表にも示した。
以下余白
高硬度ショットピーニング加工後CBNホイール研削仕
上した本発明の歯車は、浸炭のままのものならびに従来
のショットピーニング加工を施した後、CBNホイール
研削仕上したものに比べ、低サイクル強度は大巾に改善
されており、疲れ限度については20〜40%も向上し
ている。
上した本発明の歯車は、浸炭のままのものならびに従来
のショットピーニング加工を施した後、CBNホイール
研削仕上したものに比べ、低サイクル強度は大巾に改善
されており、疲れ限度については20〜40%も向上し
ている。
また高硬度ショットピーニング加工した後CBNホイー
ル研削仕上した本発明の歯車は、浸炭のままのものに比
べ、歯面のピッチング疲労寿命は13〜16倍に向上し
ている。浸炭ならびに浸炭+従来ショットピーニング後
CBNホイール研削したものに比べると6〜8倍に向上
している。なおピッチング疲労寿命はE/G MAX
)ルク5thギヤ連続高速耐久試験3500〜400
0rpmで行なった。
ル研削仕上した本発明の歯車は、浸炭のままのものに比
べ、歯面のピッチング疲労寿命は13〜16倍に向上し
ている。浸炭ならびに浸炭+従来ショットピーニング後
CBNホイール研削したものに比べると6〜8倍に向上
している。なおピッチング疲労寿命はE/G MAX
)ルク5thギヤ連続高速耐久試験3500〜400
0rpmで行なった。
ショットピーニングのアークハイトは、第3図のグラフ
に示すようにショット粒硬度及び投射時間により定まり
、上記の条件によるショットピーニングのアークハイト
は0.50〜0.80mmである。なお、同グラフに示
すように、従来用いていたショット粒硬度Hv450の
ショット粒の場合、アークハイトは最大でも0.4 m
m程度しか達成できなかった。
に示すようにショット粒硬度及び投射時間により定まり
、上記の条件によるショットピーニングのアークハイト
は0.50〜0.80mmである。なお、同グラフに示
すように、従来用いていたショット粒硬度Hv450の
ショット粒の場合、アークハイトは最大でも0.4 m
m程度しか達成できなかった。
また、本発明によるショットピーニングのカバレージは
300%以上である。
300%以上である。
FFのファイナルドライブピニオンについてショットピ
ーニング加工後の表面から内部へ向かっての残留応力分
布を測定した。その結果を第4図に示す。CBNホイー
ルによる30〜80μの研削仕上においては、残留応力
のピーク値をはさんで、かなり高い領域の圧縮残留応力
が利用できることがわかる。第5図には本発明の実施例
及び比較例により得られる歯車の曲げ疲れ限度に及ぼす
CBNホイール研削代(量)の影響を示す図であり、こ
の図によればCBNホイール研削代が30〜80μにお
いて歯元曲げ疲れ限度が向上していることがわかる。こ
の研削量80μは歯′車のかみ合い精度(バックラッシ
、騒音等)や経済性(研削コスト)、肉厚減少による強
度低下(実質的な応力増大)を考慮した最大限の研削量
として限定される。
ーニング加工後の表面から内部へ向かっての残留応力分
布を測定した。その結果を第4図に示す。CBNホイー
ルによる30〜80μの研削仕上においては、残留応力
のピーク値をはさんで、かなり高い領域の圧縮残留応力
が利用できることがわかる。第5図には本発明の実施例
及び比較例により得られる歯車の曲げ疲れ限度に及ぼす
CBNホイール研削代(量)の影響を示す図であり、こ
の図によればCBNホイール研削代が30〜80μにお
いて歯元曲げ疲れ限度が向上していることがわかる。こ
の研削量80μは歯′車のかみ合い精度(バックラッシ
、騒音等)や経済性(研削コスト)、肉厚減少による強
度低下(実質的な応力増大)を考慮した最大限の研削量
として限定される。
自動車用のFF (A/T 、 M/T も含む)ファ
イナルドライブピニオンとリングギヤ対は、FR用のデ
フハイポイドギヤ対と同様、厳しい負荷応力の条件下に
さらされ、カーライフにわたって信頼性を保証しなけれ
ばならない。
イナルドライブピニオンとリングギヤ対は、FR用のデ
フハイポイドギヤ対と同様、厳しい負荷応力の条件下に
さらされ、カーライフにわたって信頼性を保証しなけれ
ばならない。
本発明による歯車の製造方法は、高硬度ショットピーニ
ング加工とCBNホイールによる研削仕上加工の組合わ
せであるが水沫により、従来法に比べ歯車の歯元曲げ疲
労強度や作用歯面のピッチング疲労強度を大巾に向上さ
せることができる。
ング加工とCBNホイールによる研削仕上加工の組合わ
せであるが水沫により、従来法に比べ歯車の歯元曲げ疲
労強度や作用歯面のピッチング疲労強度を大巾に向上さ
せることができる。
従って、本発明により製造すれば、部品材質、熱処理条
件の変更あるいは組付構造の設計変更を行なうことなく
、疲労強度を向上することができるため、製造技術及び
コストの点で極めて有利であり、又従来試みられていた
歯車を大きくすることによる高強度化のように車体重量
の増加という問題を生じることもなく、燃費の向上を図
ることもできる。
件の変更あるいは組付構造の設計変更を行なうことなく
、疲労強度を向上することができるため、製造技術及び
コストの点で極めて有利であり、又従来試みられていた
歯車を大きくすることによる高強度化のように車体重量
の増加という問題を生じることもなく、燃費の向上を図
ることもできる。
これらの効果は高硬度ショットピーニング加工による。
表面から内部への深い領域迄にわたっての高い圧縮残留
応力の生成と残留オーステナイトの減少(加工誘起によ
るマハテンサイト変態)と、CBN研削ホイールの優れ
た研削性能によるものと考えられる。CBNホイールに
よる研削面は、研削中にもともと部品に発生していた残
留応力を更に若干高めるといった優れた特徴があるよう
である。尚、疲労強度の向上は、研削仕上加工によるカ
ミ合い精度の向上も見逃せないと考えられる。
応力の生成と残留オーステナイトの減少(加工誘起によ
るマハテンサイト変態)と、CBN研削ホイールの優れ
た研削性能によるものと考えられる。CBNホイールに
よる研削面は、研削中にもともと部品に発生していた残
留応力を更に若干高めるといった優れた特徴があるよう
である。尚、疲労強度の向上は、研削仕上加工によるカ
ミ合い精度の向上も見逃せないと考えられる。
第1図は本発明に係る歯車の曲げ疲労試験の結果を比較
例と対比して示すS−N線図であり、第2図はピッチン
グ疲労寿命結果を比較例と対比して示すグラフであり、 第3図はショットピーニング時間とアークハイトとの関
係を示すグラフであり、 第4図は本発明の実施例及び比較例により得られる歯車
の圧縮残留応力分布特性を示す図であり、第5図は本発
明の実施例及び比較例により得られる歯車の歯元曲げ疲
れ限度に及ぼすCBNホイール研削代の影響を示す図で
ある。
例と対比して示すS−N線図であり、第2図はピッチン
グ疲労寿命結果を比較例と対比して示すグラフであり、 第3図はショットピーニング時間とアークハイトとの関
係を示すグラフであり、 第4図は本発明の実施例及び比較例により得られる歯車
の圧縮残留応力分布特性を示す図であり、第5図は本発
明の実施例及び比較例により得られる歯車の歯元曲げ疲
れ限度に及ぼすCBNホイール研削代の影響を示す図で
ある。
Claims (1)
- 荒歯切工程後の仕上歯切工程において、高周波焼入、浸
炭あるいは浸炭・浸窒焼入焼戻しによる表面硬化処理を
行なった後、ショット粒硬度がHv550〜750、シ
ョット時間3〜10分の条件でショットピーニングを行
ない、立方晶窒化ホウ素ホィールで深さ30〜80μ研
削することを特徴とする高強度歯車の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8627188A JPH01264727A (ja) | 1988-04-09 | 1988-04-09 | 高強度歯車の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8627188A JPH01264727A (ja) | 1988-04-09 | 1988-04-09 | 高強度歯車の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01264727A true JPH01264727A (ja) | 1989-10-23 |
Family
ID=13882157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8627188A Pending JPH01264727A (ja) | 1988-04-09 | 1988-04-09 | 高強度歯車の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01264727A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0215925A (ja) * | 1988-07-01 | 1990-01-19 | Isuzu Motors Ltd | 歯車強化方法 |
JPH0295522A (ja) * | 1988-09-30 | 1990-04-06 | Mitsubishi Motors Corp | 歯車の製造方法 |
JPH04201114A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-22 | Nissan Motor Co Ltd | 歯車の歯元加工装置 |
US5256316A (en) * | 1990-11-27 | 1993-10-26 | Kabushiki Kaisha Toyota Chuo Kenkyusho | Brightening chemical polishing solution for hardened steel article |
KR20010100133A (ko) * | 2001-10-10 | 2001-11-14 | 주식회사 삼락열처리 | 에널러스 기어의 제조 방법 |
FR2869246A1 (fr) * | 2004-04-27 | 2005-10-28 | Renault V I Sa | Procede de fabrication de pieces d'un couple conique |
KR101033069B1 (ko) * | 2009-04-29 | 2011-05-06 | 권오경 | 링기어 제조방법 |
-
1988
- 1988-04-09 JP JP8627188A patent/JPH01264727A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0215925A (ja) * | 1988-07-01 | 1990-01-19 | Isuzu Motors Ltd | 歯車強化方法 |
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US5477976A (en) * | 1990-11-27 | 1995-12-26 | Kabushiki Kaisha Toyota Chuo Kenkyusho | Brightening chemical polishing solution for hardened steel article and method of chemically polishing said article in the solution |
JPH04201114A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-22 | Nissan Motor Co Ltd | 歯車の歯元加工装置 |
KR20010100133A (ko) * | 2001-10-10 | 2001-11-14 | 주식회사 삼락열처리 | 에널러스 기어의 제조 방법 |
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