JPH01262806A - ブラシ毛材 - Google Patents
ブラシ毛材Info
- Publication number
- JPH01262806A JPH01262806A JP9018188A JP9018188A JPH01262806A JP H01262806 A JPH01262806 A JP H01262806A JP 9018188 A JP9018188 A JP 9018188A JP 9018188 A JP9018188 A JP 9018188A JP H01262806 A JPH01262806 A JP H01262806A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nylon
- potassium titanate
- fiber length
- fiber
- aspect ratio
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 title claims abstract description 16
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 claims abstract description 21
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims abstract description 18
- NJLLQSBAHIKGKF-UHFFFAOYSA-N dipotassium dioxido(oxo)titanium Chemical compound [K+].[K+].[O-][Ti]([O-])=O NJLLQSBAHIKGKF-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 13
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 abstract description 16
- 239000000203 mixture Substances 0.000 abstract description 6
- 238000009987 spinning Methods 0.000 abstract description 5
- 239000013078 crystal Substances 0.000 abstract description 3
- 239000000843 powder Substances 0.000 abstract description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 abstract description 2
- 239000004594 Masterbatch (MB) Substances 0.000 abstract 1
- 238000010790 dilution Methods 0.000 abstract 1
- 239000012895 dilution Substances 0.000 abstract 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 4
- 238000007792 addition Methods 0.000 description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 3
- ZLMJMSJWJFRBEC-UHFFFAOYSA-N Potassium Chemical compound [K] ZLMJMSJWJFRBEC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 2
- 239000006061 abrasive grain Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 2
- 229910052700 potassium Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000011591 potassium Substances 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 235000013162 Cocos nucifera Nutrition 0.000 description 1
- 244000060011 Cocos nucifera Species 0.000 description 1
- 239000006087 Silane Coupling Agent Substances 0.000 description 1
- 239000003082 abrasive agent Substances 0.000 description 1
- 239000002253 acid Substances 0.000 description 1
- 239000004568 cement Substances 0.000 description 1
- 230000003749 cleanliness Effects 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000005445 natural material Substances 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Brushes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は鋼板等の金属板研磨・洗浄における耐1’&耗
性向トを目的としたブラシロール及びブラシ装置の毛材
に関するものである。
性向トを目的としたブラシロール及びブラシ装置の毛材
に関するものである。
[従来の技術]
従来、回転式のブラシロールによる金属板の研磨・洗浄
には、処理される金属板め表面品質要求に応じて、形状
・太さ等を勘案したナイロン毛材又は砥粒入りナイロン
毛材を適宜選択して使用している。
には、処理される金属板め表面品質要求に応じて、形状
・太さ等を勘案したナイロン毛材又は砥粒入りナイロン
毛材を適宜選択して使用している。
元来、ナイロン素材自体も天然素材であるタンピコ(ヤ
シの樹上)から、耐久性、製造性、コストの面から置き
替わってきたものであることは良く知られている。しか
し、昨今の処理材料の一層のグレードアップ即ち清浄度
、研磨度が更に要求されるようになると、ブラシロール
の消耗、摩耗によってブラシロール補修費がかさむよう
になり、生産コストに多大の179 jJjを与えてい
るのか実状である。
シの樹上)から、耐久性、製造性、コストの面から置き
替わってきたものであることは良く知られている。しか
し、昨今の処理材料の一層のグレードアップ即ち清浄度
、研磨度が更に要求されるようになると、ブラシロール
の消耗、摩耗によってブラシロール補修費がかさむよう
になり、生産コストに多大の179 jJjを与えてい
るのか実状である。
ブラシロールの摩耗が著しいのは、少なからずロール構
造、使用条件、毛材の形状、砥粒入り有無などがJj2
Wするが、圧倒的にナイロン素材そのものの耐久性に
支配されていると言えよう。
造、使用条件、毛材の形状、砥粒入り有無などがJj2
Wするが、圧倒的にナイロン素材そのものの耐久性に
支配されていると言えよう。
[発明が解決しようとする課題]
そこで本発明はブラシロールの諸条件を替えること無く
、かつ処理材料の表面品質を替えること無く、ブラシロ
ール毛材の耐久性を向上させるものである。
、かつ処理材料の表面品質を替えること無く、ブラシロ
ール毛材の耐久性を向上させるものである。
[課題を解決するための手段]
本発明は以上の問題点を解決するためになされたもので
あって、その要旨とするところはナイロン素材に、化学
式に、0・6Ti02で示される6チタン酸カリウノ、
をja組長1〜200μm、アスペクト比20以上の繊
維形状を有して、重’、ik ’jiにて5〜15tナ
イロン素材に添加、補強せしめることを特徴とする。
あって、その要旨とするところはナイロン素材に、化学
式に、0・6Ti02で示される6チタン酸カリウノ、
をja組長1〜200μm、アスペクト比20以上の繊
維形状を有して、重’、ik ’jiにて5〜15tナ
イロン素材に添加、補強せしめることを特徴とする。
添加する6チタン酸カリウムは特殊な結晶構造から引っ
張り強度で700にg7mIn”レベルの物性をもち、
すでに特開昭58−199774で見られるように、断
熱性、耐熱性などに優れ、樹脂・プラスチック・セメン
トなどの補強材として使われているものである。この素
材のナイロンへの添加しやすさ、強度向上を利用してブ
ラシ毛材の耐庁耗性向上を可能ならしめるものである。
張り強度で700にg7mIn”レベルの物性をもち、
すでに特開昭58−199774で見られるように、断
熱性、耐熱性などに優れ、樹脂・プラスチック・セメン
トなどの補強材として使われているものである。この素
材のナイロンへの添加しやすさ、強度向上を利用してブ
ラシ毛材の耐庁耗性向上を可能ならしめるものである。
6チタン酸カリウムは特殊な結晶構造から繊維状を呈し
、ナイロンへの分散性、成形物の寸法安定性、表面平滑
性から繊維長さは1〜200μmで、繊維太さは直径に
して繊維長の1720以下即ちアスペクト比=(繊維長
/繊維太さ)20以上が適切で°あることを確認してい
る。
、ナイロンへの分散性、成形物の寸法安定性、表面平滑
性から繊維長さは1〜200μmで、繊維太さは直径に
して繊維長の1720以下即ちアスペクト比=(繊維長
/繊維太さ)20以上が適切で°あることを確認してい
る。
ここで繊維長さは短ければ短いほど、ナイロンへの分散
性が向上し、製糸性か安定するが、1月mより短い場合
はブラシの実用時における耐9.耗性か向上しにくい。
性が向上し、製糸性か安定するが、1月mより短い場合
はブラシの実用時における耐9.耗性か向上しにくい。
また、mM1長さが長い程プランの耐摩耗性は改善され
るが、20081を越える長さになると、ナイロンへの
均一分散か難しくなり、製糸時に吐出班を生したり、延
伸糸切れを生したりして、操業上の問題か生じる。
るが、20081を越える長さになると、ナイロンへの
均一分散か難しくなり、製糸時に吐出班を生したり、延
伸糸切れを生したりして、操業上の問題か生じる。
また、アスペクト比(ja m長/繊維太さ)が20よ
り小さいものを使用すると、ナイロン繊維の耐摩JL性
向上効果よりも、異物としての影響か先行し、ブラシ毛
材としての物理的特性を損なう結果になる。
り小さいものを使用すると、ナイロン繊維の耐摩JL性
向上効果よりも、異物としての影響か先行し、ブラシ毛
材としての物理的特性を損なう結果になる。
次にチタン酸カリウムのナイロンへの効果的な添加量で
あるが、第1図てはブラシ毛材の摺動摩耗をシュミレー
トとじたテストであり、5z以上で著しい効果を表して
いる。この第1図により実用的にブラシ毛材として、成
果を出しうるのは添加量で5〜15%の範囲である。
あるが、第1図てはブラシ毛材の摺動摩耗をシュミレー
トとじたテストであり、5z以上で著しい効果を表して
いる。この第1図により実用的にブラシ毛材として、成
果を出しうるのは添加量で5〜15%の範囲である。
本発明者等はチタン酸カリウムの繊維長さ、アスペクト
比、添加量等を変えてブラシロール竿のブラシ毛に利用
する適正な範囲を見出したものであり、その結果を表1
に示す。
比、添加量等を変えてブラシロール竿のブラシ毛に利用
する適正な範囲を見出したものであり、その結果を表1
に示す。
リーイロンへのチタン酸カリウムの添加方法としては、
低量添加の場合はチタン酸カリウムの粉末なフレン1〜
オイル等を用いて、トライブレンドする方法か筒易的で
あるか、多1□】に添加する場合は高761&のマスタ
ーハツチを了・め作製し、紡糸時にRI釈フレンドする
方法か有効である。また所定の添加−4べてトライブレ
ンドしたものを改めて、乾燥後、紡糸に供することもて
きる。
低量添加の場合はチタン酸カリウムの粉末なフレン1〜
オイル等を用いて、トライブレンドする方法か筒易的で
あるか、多1□】に添加する場合は高761&のマスタ
ーハツチを了・め作製し、紡糸時にRI釈フレンドする
方法か有効である。また所定の添加−4べてトライブレ
ンドしたものを改めて、乾燥後、紡糸に供することもて
きる。
尚ナイロンへの接着性を向上させるため、予めチタン酸
カリウムの表面をシランカップリング側副で、前処理し
ておくこともできる。
カリウムの表面をシランカップリング側副で、前処理し
ておくこともできる。
[実施例]
第21Jは本発明による繊維長さ20μm、アスペクト
比40.チタン酸カリウム10χ添加の毛材を用いたフ
ラジロールを実際に鋼板洗浄ラインに使用した後の摩耗
状況て、従来品と同期間の使用において摩耗埴か40%
程に低減していることを示すものである。使用した洗浄
ラインは通板速度3圓1pl、板幅平均1400I、板
厚平均0 、8n+m″C使用期間はlか月である。
比40.チタン酸カリウム10χ添加の毛材を用いたフ
ラジロールを実際に鋼板洗浄ラインに使用した後の摩耗
状況て、従来品と同期間の使用において摩耗埴か40%
程に低減していることを示すものである。使用した洗浄
ラインは通板速度3圓1pl、板幅平均1400I、板
厚平均0 、8n+m″C使用期間はlか月である。
[発明の効果]
本発明によるブラシ毛材によれば耐玲耗性、耐折151
性等か極めて向トし、ブラシロール等の耐久性か向上し
、その効果は極めて大きいものである。
性等か極めて向トし、ブラシロール等の耐久性か向上し
、その効果は極めて大きいものである。
第1図はナイロン繊維に添加するチタン酸カリウムの添
加量と毛材の切断回数の関係を示す図、第2図は本発明
のブラシロールと従来のブラシロールの摩耗状況を示す
図である。
加量と毛材の切断回数の関係を示す図、第2図は本発明
のブラシロールと従来のブラシロールの摩耗状況を示す
図である。
Claims (1)
- ナイロン繊維に繊維長1〜200μm、アスペクト比2
0以上である繊維状チタン酸カリウムを5〜15%添加
してなるブラシ毛材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9018188A JPH01262806A (ja) | 1988-04-14 | 1988-04-14 | ブラシ毛材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9018188A JPH01262806A (ja) | 1988-04-14 | 1988-04-14 | ブラシ毛材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01262806A true JPH01262806A (ja) | 1989-10-19 |
Family
ID=13991318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9018188A Pending JPH01262806A (ja) | 1988-04-14 | 1988-04-14 | ブラシ毛材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01262806A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0394873A2 (en) * | 1989-04-28 | 1990-10-31 | Nkk Corporation | Cold rolling method of strip |
EP0641531A1 (de) * | 1993-09-04 | 1995-03-08 | Pedex & Co. GmbH | Kunststoffborsten und Vefahren zu ihrer Herstellung |
-
1988
- 1988-04-14 JP JP9018188A patent/JPH01262806A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0394873A2 (en) * | 1989-04-28 | 1990-10-31 | Nkk Corporation | Cold rolling method of strip |
EP0641531A1 (de) * | 1993-09-04 | 1995-03-08 | Pedex & Co. GmbH | Kunststoffborsten und Vefahren zu ihrer Herstellung |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN1962983B (zh) | 一种以丙纶为原料的摇粒绒纺织品的制造方法及其产品 | |
CN102181977A (zh) | 一种抗静电纱线及加工方法 | |
JPH01262806A (ja) | ブラシ毛材 | |
US2100347A (en) | Woven brake lining, yarn, and process for making same | |
CN103088493A (zh) | 一种长绒棉、细绒棉混纺纤维的生产方法 | |
JPS5924107B2 (ja) | 繊維強化セメント複合材料の製造方法 | |
JPH0491276A (ja) | アクリル繊維用紡績油剤 | |
US2107937A (en) | Method of making storage battery plates | |
CN107129617A (zh) | 一种淡水捕捞耐磨渔网 | |
DE2215669A1 (de) | Hohe Reißfestigkeit und chemische Beständigkeit aufweisendes aus Asbest bestehendes Garn | |
US2622308A (en) | Cushioning material and method of making same | |
JP3746749B2 (ja) | ダストコントロール用モップ糸及びその製造方法 | |
JPH0486202A (ja) | 繊維補強コンクリート製品の製造方法 | |
JP3270443B2 (ja) | セメント改質剤、セメント改質方法及び改質セメント硬化物 | |
DE2613141C3 (de) | Sägedraht | |
JPS5913662A (ja) | コンクリ−ト補強用繊維及び該繊維を使用した成形物 | |
CN214783001U (zh) | 一种沥青路面用高强度丝状木质素纤维 | |
JPS63105189A (ja) | 化粧ブラシ用繊維 | |
JPH08333152A (ja) | セメント組成物およびセメント組成物の押出成形用助剤 | |
JP2000271871A (ja) | 精密研磨仕上用毛材及び精密研磨仕上用ブラシ | |
JP3051695U (ja) | 畳表用及び敷物製織用経糸 | |
DE1298683B (de) | Verwendung eines Schlichtemittels fuer Glasfasern | |
JPH111348A (ja) | ガラス繊維用集束剤及びそれで表面処理されたガラス繊維 | |
JPS61157335A (ja) | カ−ボン短繊維を単繊維状に分散混合した乾状態の微粉体原材料製造装置 | |
JPS62170593A (ja) | ロツクウ−ル紐の製造方法 |