JPS62170593A - ロツクウ−ル紐の製造方法 - Google Patents
ロツクウ−ル紐の製造方法Info
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- JPS62170593A JPS62170593A JP1137986A JP1137986A JPS62170593A JP S62170593 A JPS62170593 A JP S62170593A JP 1137986 A JP1137986 A JP 1137986A JP 1137986 A JP1137986 A JP 1137986A JP S62170593 A JPS62170593 A JP S62170593A
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Landscapes
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
- Ropes Or Cables (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野］
この発明は、ロックウール紐の製造方法に関するもので
ある。
ある。
一般に、車輌ブレーキ系のドラムブレーキ、ライニング
、ディスクバンドやクラッチフェーシングなどの摩擦材
料としてアスベスｌ−（石綿）紐が非常に多く用いられ
ている。ところで、このようなアスベスト）Ｊｌは、製
造時において人体に有害なお）塵が多量に発生するとい
う不都合がある。
、ディスクバンドやクラッチフェーシングなどの摩擦材
料としてアスベスｌ−（石綿）紐が非常に多く用いられ
ている。ところで、このようなアスベスト）Ｊｌは、製
造時において人体に有害なお）塵が多量に発生するとい
う不都合がある。
上記アスベスト紐とほぼ同等の耐熱性および耐摩耗性を
有する材料としてロックウールが存在する。この口、フ
ラールを主成分とするキ、Ｉｔの製造時乙こ発生する↑
５〕塵は人体に影響を与えることが少ないため、上記ア
スベスト紐に代えてロックウール紐を用いるのが好まし
い。しかし、ロックウールは、摩擦による静電気の発生
や蓄積が多く、補強）オを配合して混綿、開綿する際に
ロア・フラールが静電気により帯電し、混綿むらや開綿
不足が生し、製品の歩留りが悪いうえ、品質のバラツキ
が生じろ。
有する材料としてロックウールが存在する。この口、フ
ラールを主成分とするキ、Ｉｔの製造時乙こ発生する↑
５〕塵は人体に影響を与えることが少ないため、上記ア
スベスト紐に代えてロックウール紐を用いるのが好まし
い。しかし、ロックウールは、摩擦による静電気の発生
や蓄積が多く、補強）オを配合して混綿、開綿する際に
ロア・フラールが静電気により帯電し、混綿むらや開綿
不足が生し、製品の歩留りが悪いうえ、品質のバラツキ
が生じろ。
本発明者は、ロックウール紐の歩留りを高め、かつ品質
の安定性を図るため研究を行なったところ、ロックウー
ルと補強材の混綿、開綿工程においてシランカップリン
グおよび帯電防止剤を噴霧すれば、ロックウールの帯電
を防止し、混綿、開綿効率、梳綿効率と歩留り向上に効
果があることを見い出したのである。
の安定性を図るため研究を行なったところ、ロックウー
ルと補強材の混綿、開綿工程においてシランカップリン
グおよび帯電防止剤を噴霧すれば、ロックウールの帯電
を防止し、混綿、開綿効率、梳綿効率と歩留り向上に効
果があることを見い出したのである。
この発明は、ロックウールを主成分とするロックウール
紐の製造において、歩留りの向上と、品質の安定性を図
ることを目的としている。
紐の製造において、歩留りの向上と、品質の安定性を図
ることを目的としている。
上記の目的を達成するため、この発明は、ロックウール
にレーヨン等の補強材を配合し、シランカップリングお
よび帯電防止剤の噴霧状態において混綿、開綿したのち
梳綿し、ロックウール単糸の製造後に合糸する構成とし
たのである。
にレーヨン等の補強材を配合し、シランカップリングお
よび帯電防止剤の噴霧状態において混綿、開綿したのち
梳綿し、ロックウール単糸の製造後に合糸する構成とし
たのである。
上記ロックウールとしては、ニスファイバ製品（新日鐵
化学）の層状綿、充填綿、粒状綿やその他の人工鉱物繊
維を挙げることができる。そのうち、ニスファイバ層状
綿は、繊維長さが長く、繊維の抱合性もよいため最適で
ある。
化学）の層状綿、充填綿、粒状綿やその他の人工鉱物繊
維を挙げることができる。そのうち、ニスファイバ層状
綿は、繊維長さが長く、繊維の抱合性もよいため最適で
ある。
この発明に使用する帯電防止剤の主成分は、アルキルリ
ン酸エステル塩、ポリオキシエチレン硫酸エステル塩お
よび第４級アンモニウム塩などであり、帯電防止剤であ
れば、陽イオン活性、陰イオン活性および非イオン活性
でもよいが、日華化学製造のデートロンＮ（商品名）が
最も好ましい。
ン酸エステル塩、ポリオキシエチレン硫酸エステル塩お
よび第４級アンモニウム塩などであり、帯電防止剤であ
れば、陽イオン活性、陰イオン活性および非イオン活性
でもよいが、日華化学製造のデートロンＮ（商品名）が
最も好ましい。
この帯電防止剤の使用量は、ロックウールに対して１．
０〜３．０！ｌｉ量％が好ましく、最適範囲は１．５〜
２．５重量％である。１．０重量％以下では帯電防止効
果が弱く、３．０重量％以上ではコスト面で不利である
。
０〜３．０！ｌｉ量％が好ましく、最適範囲は１．５〜
２．５重量％である。１．０重量％以下では帯電防止効
果が弱く、３．０重量％以上ではコスト面で不利である
。
また、シランカップリングとしては、β−（３，４エポ
キシシクロヘキシル）エチルトリメトキシシラン、γ−
グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、Ｎ−β（ア
ミノエチル）γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、
Ｎ−β （アミノエチ）Ｔ−アミノプロピルメチルジメ
トキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン
、およびＮ−フェニル−γ−アミノプロピルトリメトキ
シシランなどを挙げることができ、そのうち、γ−アミ
ノプロピルトリエトキシシランが最も好ましい。このよ
うなシランカップリングの使用量は、ロックウール１
ｋｇに対してｌ ｃｃ程度ブレンドすればよく、そのブ
レンドに際しては、シランカップリングを水で溶かして
噴霧する方法を採用する。
キシシクロヘキシル）エチルトリメトキシシラン、γ−
グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、Ｎ−β（ア
ミノエチル）γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、
Ｎ−β （アミノエチ）Ｔ−アミノプロピルメチルジメ
トキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン
、およびＮ−フェニル−γ−アミノプロピルトリメトキ
シシランなどを挙げることができ、そのうち、γ−アミ
ノプロピルトリエトキシシランが最も好ましい。このよ
うなシランカップリングの使用量は、ロックウール１
ｋｇに対してｌ ｃｃ程度ブレンドすればよく、そのブ
レンドに際しては、シランカップリングを水で溶かして
噴霧する方法を採用する。
さらに、この発明に使用するロックウールの配合比は、
４０〜９０重量％が好ましく、最適範囲は、７０〜８０
重量％である。４０重量％以下では、製品のコストアッ
プとなり、経済的でない。また、９０重量％以上では補
強材との抱合性が悪く、ドラフトむらなどが起り、合糸
が困難になる。
４０〜９０重量％が好ましく、最適範囲は、７０〜８０
重量％である。４０重量％以下では、製品のコストアッ
プとなり、経済的でない。また、９０重量％以上では補
強材との抱合性が悪く、ドラフトむらなどが起り、合糸
が困難になる。
以下、この発明の詳細な説明する。
ロックウール７０重量％、レーヨン３０重量％を第２図
に示す混綿ｌ１１に連続的に装入し、その混綿機１の上
部に設置したスプレー装置２により帯電防止剤としての
デートロンＮを噴霧して混綿した。
に示す混綿ｌ１１に連続的に装入し、その混綿機１の上
部に設置したスプレー装置２により帯電防止剤としての
デートロンＮを噴霧して混綿した。
その混綿後の材料を開綿機３に供給して開綿し、次にホ
ッパ［４からカードマシン５に供給して梳綿し、線条機
６によってロックウール単糸を製造した。このような製
造工程において、帯電防止剤の噴霧量を変えて歩留りお
よびしののバラツキ範囲を測定した。その結果を第１図
に示す。
ッパ［４からカードマシン５に供給して梳綿し、線条機
６によってロックウール単糸を製造した。このような製
造工程において、帯電防止剤の噴霧量を変えて歩留りお
よびしののバラツキ範囲を測定した。その結果を第１図
に示す。
第１図から明らかなように、帯電防止剤を噴霧すること
によって歩留りを向上させることができる。そこで、上
記と同様の製造工程において、シランカンプリングをロ
ックウール７０ｋｇに対して７０ｃｃ添加したところ、
歩留りは第１図に示す測定結果よりさらに１０％程度上
昇した。
によって歩留りを向上させることができる。そこで、上
記と同様の製造工程において、シランカンプリングをロ
ックウール７０ｋｇに対して７０ｃｃ添加したところ、
歩留りは第１図に示す測定結果よりさらに１０％程度上
昇した。
なお、上記製造方法によって得られたロックウール単糸
は、撚糸機にかけて撚りをかけたのち合糸される。
は、撚糸機にかけて撚りをかけたのち合糸される。
以上のように、この発明によれば、ロックウールと補強
材の混綿、開綿工程において帯電防止剤およびシランカ
ップリングを噴霧するようにしたので、混綿むらや開綿
不足が生じるという不都合がなく、歩留りの向上と製品
の品質安定化とを図ることかできる。
材の混綿、開綿工程において帯電防止剤およびシランカ
ップリングを噴霧するようにしたので、混綿むらや開綿
不足が生じるという不都合がなく、歩留りの向上と製品
の品質安定化とを図ることかできる。
第１図は、帯電防止剤とロックウール歩留りおよびしの
の重量の関係を示すグラフ、第２図はロックウール華糸
の製造装置を示す模式図である。 特許出願人 昭和耐熱株式会社 同 代理人 鎌 １）文 二
の重量の関係を示すグラフ、第２図はロックウール華糸
の製造装置を示す模式図である。 特許出願人 昭和耐熱株式会社 同 代理人 鎌 １）文 二
Claims (4)
- （１）ロックウールに補強材を配合し、シランカップリ
ングおよび帯電防止剤の噴霧状態において混綿・開綿し
たのち梳綿し、ロックウール単糸の製造後合糸するロッ
クウール紐の製造方法。 - （２）前記ロックウールが層状綿、充填綿または粒状綿
であることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のロ
ックウール紐の製造方法。 - （３）前記ロックウールの混合量が４０〜９０重量％で
ある特許請求の範囲第１項記載のロックウール紐の製造
方法。 - （４）前記帯電防止剤の混合量が、ロックウールに対し
て１．０〜３．０重量％であることを特徴とする特許請
求の範囲第１項記載のロックウール紐の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1137986A JPS62170593A (ja) | 1986-01-21 | 1986-01-21 | ロツクウ−ル紐の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1137986A JPS62170593A (ja) | 1986-01-21 | 1986-01-21 | ロツクウ−ル紐の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62170593A true JPS62170593A (ja) | 1987-07-27 |
| JPS641590B2 JPS641590B2 (ja) | 1989-01-12 |
Family
ID=11776376
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1137986A Granted JPS62170593A (ja) | 1986-01-21 | 1986-01-21 | ロツクウ−ル紐の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62170593A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102108573A (zh) * | 2010-12-31 | 2011-06-29 | 山东华乐新材料科技股份有限公司 | 创新纺纱边缘工艺 |
-
1986
- 1986-01-21 JP JP1137986A patent/JPS62170593A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102108573A (zh) * | 2010-12-31 | 2011-06-29 | 山东华乐新材料科技股份有限公司 | 创新纺纱边缘工艺 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS641590B2 (ja) | 1989-01-12 |
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