JPH01262724A - 全稈投入型コンバインの刈取部 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （＃、業上の利用分野） 本発明は、全稈投大型コンバインの刈取部に係るもので
ある。

（従来技術） 従来公知の特開昭５９−１４７２０号公報には、フレー
ムの下部に走行装置を、前記フレーム上に全稈投入型脱
穀装置を、前記フレームのｒ＝方に」−下調節目イ［の
掻込リールを右する刈取部を、前記脱穀装置」二には排
出オーガーを設けない全稈投大型コンバインにおいて、
前記刈取部はエレベータ−の上部回転軸を支点として刈
取り下シリンダーの伸縮により上下動するように形成し
、　ｒｎｉ記掻込リールはリール上下シリンダーの伸縮
により上下動するように形成し、所望の位置に刈高感知
スイッチを設け、該刈高感知スイッチにより前記刈取部
が刈取作業高さを越えて上動したことを感知したときは
、前記リール上下シリンダーを下降側に縮小させるよう
に構成した全稈投入型コンバインの刈取部が記載されて
いる。

（発明が解決しようとする課題） 前記公知のものは、刈高感知スイッチにより刈取部が刈
取作業高さを越えて上動したことを感知したときは、リ
ールＬ下シリンダーを下降側に縮小させる構成にしてい
るが、全稈投大型コンバインが排出オーガーを持つ構造
のときは、リール上下シリンダーを下降側に縮小させて
も、刈取上下シリンダーの伸長速度が早いと、リールが
排出オーガー下面に衝突することがある。

本発明は、この課題を解決したものである。

（課題を解決するための手段） 本発明は、フレームｌの下部に走行装置２を、前記フレ
ーム１上に全稈投入型脱穀装置３を、前記フレームｌの
前方に上下調節自在の掻込リール６を有する刈取部５を
、前記脱穀装置３上には排出端部ｎが前記掻込リール６
の上方位置まで突出している排出オーガー４を設けた全
稈投入型コンバインにおいて、前記刈取部５はエレベー
タ−１０のＬ出回転軸ｌ！を支点として刈取に下シリン
ダー１２の伸縮により上下動するように形成し、前記掻
込リール６はリール上下シリンダー１９の伸縮により上
下動するように形成し。

所望の位置にリール限界高さ感知センサｎを設け、該感
知センサｎにより前記掻込リール６の限界高さを感知し
たときは、前記リール上下シリンダー１９は自動的に縮
小するように構成した全稈投入型コンバインの刈取部、
およびフレーム１の下部に走行装置２を、前記フレーム
１上に全稈投入型脱穀装置３を、前記フレームｌの前方
に上下調節自在の掻込リール６を有する刈取部５を、前
記脱穀装置３上には排出端部ηが前記掻込リール６の上
方位置まで突出している排出オーガー４を設けた全稈投
入型コンバインにおいて、前記刈取部５はエレベータ−
１０の上部回転軸１１を支点として刈取上下シリンダー
１２の伸縮により上下動するように形成し、前記掻込リ
ール６はリール上下シリンダー１９の伸縮により上下動
するように形成し、前記刈取部５にその上下動を検知す
るポジションセンサＶを設け、前記リール上下シリンダ
ー１９にはストロークセンサ２８を設け、前記ポジショ
ンセンサｎと前記ストロークセンサ２８とにより前記掻
込り−ル６の限界高さを検出するように構成した全稈投
大型コンバインの刈取部としたものである。

（実施例） 本発明の一実施例を図面により説明すると、ｌはフレー
ム、２はフレームｌの下部に設けた走行装置、３はフレ
ーム１上に設けた全稈投入型脱穀装置、４は全稈投入型
膜穀装Ｗ１３により脱穀された穀物を排出する排出オー
ガー、５はフレーム１の前方に設けた刈取部であり、刈
取部５の先端上方位置には掻込リール６が設けられ、そ
の下部に刈刃７を設け、刈刃７の後方にオーガー８を設
け、オーガー８の後方にオーガー８から前記全稈投入型
脱穀装置３の脱穀室９に至るエレベータ−１Ｏを設ける
。

前記刈取部５は、前記エレベータ−１０の上部回転軸１
１を支点として刈取上下シリンダー１２の伸縮により上
下動自在にａｒ＆する。

刈取部５は、第２図に示したように、刈取部５の先端部
に設けた分草体１３が地面から一定高さの刈取作業高さ
の範囲内において上下調節され、機体を旋回させるとき
や移動させるときは前記刈取作業高さを越えて上動させ
る。

前記掻込リール６は、左右一対のリールフレーム１４．
１４を有し、リールフレーム１４．１４の軸心に横回転
軸１５が固着され、横回転軸１５の両端部を左右のアー
ム１６、！６の先端部に取付ける。

アーム１６．１６の基部は、エレベータ−１０の上部に
設けた取付軸１７に取付ける。

アーム１６には、前記オーガー８の側壁１８に基部を取
付けたリール上下シリンダー１９のロッド２０を取付け
、該リール上下シリンダー１９の伸縮により掻込リール
６を前記取付軸１７を支点に上下回動させる。２１はリ
ール上下シリンダー１９のスイッチである。

前記排出オーガー４の排出端部ηは掻込り一ル６の上方
位置まで突出させて形成し、穀物の排出作業を円滑にす
る。

しかして、前記刈取部５と掻込リール６の関係は、掻込
リール６は、前記刈取部５の分草体１３が刈取作業高さ
の範囲内に位置しているとき、スイッチ２１によりリー
ル上下シリンダー１９を伸縮させＬ下調節自在であるが
、刈取部５を刈取部上下シリンダ−１２により上部回転
軸１１を中心に刈取作業高さを越えて上動させたとき、
掻込リール６が上昇しないように構成する。

すなわち、機体側の所望位置に掻込リール６の高さを感
知するリール限界高さ感知センサｎを設け、該リール限
界高さ感知センサ乙がその旨感知するとリールト下シリ
ンダー１９０ロッド２０を線動させて掻込リール６を下
動させる。

第６図、第７図は、第２実施例を示したものであり、前
記排出オーガー４の下面に掻込り一ル６が接触するとオ
ンになるリール限界高さ感知センサ２４を設け、該リー
ル限界高さ感知センサ２４をオン・オフする回動杆６の
基部を取付軸２６に固着し、該取付軸重を排出オーガー
４の下面に取付ける。リール限界高さ感知センサ２４の
構造は、その下側に回動杆ゐが設けられており、掻込リ
ール６が上動して前記回動杆δを回動させると、該回動
杆５がリール限界高さ感知センサ２４を押圧してオンと
する。そして、リール上下シリンダー１９のロッド冗を
線動させて掻込リール６を下動させるものである。

第８図、第９図は、第３実施例を示したものであり、前
記刈取部５はエレベータ−１０の上部回転軸１１を支点
として刈取上下シリンダー１２の伸縮によりＬ下動する
ように形成し、前記掻込リール６はリール五下シリンダ
ー１９の伸縮によりＬ下動するように形成し、前記刈取
部５にその上下動を検知するポジションセンサｎを設け
、前記リールＦ下シリンダー１９にはストロークセンサ
冗を設け、前記ポジションセンサｎと前記ストロークセ
ンサ２８とにより前記リールの限界高さを検出するよう
に構成し、刈取部５が限界高さになったことを検知する
と、リール上下シリンダー１９を線動させて掻込リール
６を下動させる。

なお、旋回移動等のため、前記ポジションセンサｎと前
記ストロークセンサ冗とにより、前記リールの限界高さ
を検出してリール上下シリンダー１９により掻込リール
６を下動させるが、再び刈取作業のため、刈取部５を一
定高さ以下に戻したときは、自動的にリール」二下シリ
ンダー１９を伸長させて掻込リール６を元の位置にまで
上動させる。

（作用） 次に作用を述べる。

機体が前進すると、分草体１３で分草し、掻込リール６
により未刈稈を掻き込み、刈刃７の摺動で殻稈の根元を
刈取り、掻込リール６により刈取った殻稈をオーガー８
に掻き込み、その穀稈をオーガー８によりエレベータ−
１Ｏの基部に合流させ、エレベータ−１Ｏにより搬送し
て脱穀室９に送り込み、脱穀する。

一定量の穀物の脱穀により貯留タンクが一杯になったと
きは、排出オーガー４により軽トラツクの荷台上のタン
クに穀物を搬送させる。

前記のように、全稈投入型コンバインは、排出オーガー
４を有し、その排出オーガー４の排出端部ηは、掻込リ
ール６の一北方にまで突出している。

このタイプの全稈投入型コンバインは、機体を旋回させ
るとき、または移動させるときは、刈取部５を上動させ
ることになるが、そのため刈取部上下シリンダ−１２に
より上部回転軸１！を支点として、刈取部５を上動させ
ると、上部にある排出オーガー４に、掻込リール６の上
端が衝突する。

しかし、本願は、第１図または第３図では、所望の位置
にリール限界高さ感知センサｎが設けられているので、
その旨感知し、リール上下シリンダー１９のロッド２０
を線動させて掻込り−ル６を下動させる。したがって、
掻込リール６が排出オーガー４の排出端部ηに接触する
ことを防止する。

第６図、第７図の第２実施例では、前記排出オーガー４
の下面に掻込リール６が接触するとオンになるリール限
界高さ感知センサ２４が設けられているから、掻込リー
ル６が上動して前記回動杆乃を回動させると、該回動杆
δがリール限界高さ感知センサ２４に接触してオンにし
、リール上下シリンダー！９のロッド冗を線動させて掻
込リール６を下動させる。

第８図、第９図の第３実施例では、前記エレベータ−１
０に前記刈取部５の上下動を検知するポジションセンサ
ｎを設け、前記リール上下シリンダー１９にはストロー
クセンサ２８を設けであるから、前記ポジションセンサ
ｎとストロークセンサ２６により掻込リール６が一定高
さ以上になったことを検知すると、リール上下シリンダ
ー１９のロッド冗を線動させて掻込リール６を下動させ
、前記ポジションセンサｎにより刈取部５が一定高さ以
下になったことを検知すると。

リール上下シリンダー１９を伸長させて掻込り一ル６を
元の位置にまで上動させる。したがって、旋回時等のレ
バー操作が多いときであっても。

リールを自動的に上下させるから、操作性が向上し、作
業者の疲労が少なくなる。

（効果） 前記公知のものは、刈高感知スイッチにより刈取部が刈
取作業高さを越えて上動したことを感知したときは、リ
ール上下シリンダーを下降側に縮小させる構成にしてい
るが、全稈投入型コンバインが排出オーガーを持つ構造
のときは、リール上下シリンダーを下降側に縮小させて
も。

刈取上下シリンダーの伸長速度が早いと、リールが排出
オーガー下面に衝突することがある。

しかるに本発明は、フレーム１の下部に走行装置２を、
前記フレームｌ上に全稈投入型脱穀装置３を、前記フレ
ーム１の前方に上下調節自在の掻込リール６を有する刈
取部５を、前記脱穀装置３上には排出端部ηが前記掻込
リール６の上方位置まで突出している排出オーガー４を
設けた全稈投入型コンバインにおいて、前記刈取部５は
エレベータ−１０の上部回転軸０を支点として刈取上下
シリンダーレの伸縮により上下動するように形成し、前
記掻込リール６はリール上下シリンダー１９の伸縮によ
り上下動するように形成し、所望の位置にリール限界高
さ感知センサ２３を設け、該感知センサｎにより前記掻
込リール６の限界高さを感知したときは、前記リール上
下シリンダー１９は自動的に縮小するように構成した全
稈投大型コンバインの刈取部、およびフレームｌの下部
に走行装置２を、前記フレーム１．ｈに全稈投入型脱穀
装置３を、前記フレームｌの前方に上下調節自在の掻込
リール６を有する刈取部５を、前記脱穀装Ｎ３上には排
出端部ηが前記掻込リール６の上方位置まで突出してい
る排出オーガー４を設けた全稈投入型コンバインにおい
て、前記刈取部５はエレベ−ター１０の上部回転軸１１
を支点として刈取上下シリンダー１２の伸縮により上下
動するように形成し、前記掻込リール６はリール上下シ
リンダー１９の伸縮により上下動するように形成し、前
記刈取部５にその上下動を検知するポジションセンサ２
７を設け、前記リール上下シリンダー１９にはストロー
クセンサ２８を設け、前記ポジションセンサｎと前記ス
トロークセンサｎとにより前記掻込リール６の限界高さ
を検出するように構成した全稈投入型コンバインの刈取
部としたものであるから１手動レバー操作等による刈取
部上げ操作時、誤って刈取部をとげ過ぎても、自動的に
掻込リール６が下るので、掻込リール６を破損させる心
配がない、また、掻込リール゛６の位置を自動的に下げ
るので、前方視界が良好となり、機体重心も低くなって
、操作性が向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は全体側面図、第２図は平面図、第３図は作用状
態図、第４図は正面図、第５図は回路図、第６図、第７
図は第２実施例図、第８図、第９図は第３実施例図であ
る。 符号の説明 ■・・・フレーム、２・・・走行装置、３・・・全稈投
入型脱穀装置、４・・・排出オーガー、５・・・刈取部
、６・・・掻込リール、７・・・刈刃、８・・・オーガ
ー、９・・・脱穀室、１０・・・エレベータ−１１１・
・・−に部回転軸。 １２・・・刈取部上下シリンダー、１３・・・分俵体、
１４・・・リールフレーム、１５・・・横回転軸、１６
・・・アーム、１７・・・取付軸、１８・・・側壁、１
９・・・リール上下シリンダー、２０・・・ロッド、２
１・・・スイッチ、ｎ・・・排出部、２３・・・リール
限界高さ感知センサ、２４・・・リール限界高さ感知セ
ンサ、δ・・・回動杆、２６・・・取付軸。 ２７・・・ポジションセンサ、２８・・・ストロークセ
ンサ。 特許出願人井関ｆｊｋ機株式会社 外２名 第　４　図 第　５　図 ト　　　　　　　　　く 第９図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）フレーム１の下部に走行装置２を、前記フレーム
   １上に全稈投入型脱穀装置３を、前記フレーム１の前方
   に上下調節自在の掻込リール６を有する刈取部５を、前
   記脱穀装置３上には排出端部２２が前記掻込リール６の
   上方位置まで突出している排出オーガー４を設けた全稈
   投入型コンバインにおいて、前記刈取部５はエレベータ
   ー１０の上部回転軸１１を支点として刈取上下シリンダ
   ー１２の伸縮により上下動するように形成し、前記掻込
   リール６はリール上下シリンダー１９の伸縮により上下
   動するように形成し、所望の位置にリール限界高さ感知
   センサ２３を設け、該感知センサ２３により前記掻込リ
   ール６の限界高さを感知したときは、前記リール上下シ
   リンダー１９は自動的に縮小するように構成した全稈投
   入型コンバインの刈取部。
2. （２）フレーム１の下部に走行装置２を、前記フレーム
   １上に全稈投入型脱穀装置３を、前記フレーム１の前方
   に上下調節自在の掻込リール６を有する刈取部５を、前
   記脱穀装置３上には排出端部２２が前記掻込リール６の
   上方位置まで突出している排出オーガー４を設けた全稈
   投入型コンバインにおいて、前記刈取部５はエレベータ
   ー１０の上部回転軸１１を支点として刈取上下シリンダ
   ー１２の伸縮により上下動するように形成し、前記掻込
   リール６はリール上下シリンダー１９の伸縮により上下
   動するように形成し、前記刈取部５にその上下動を検知
   するポジションセンサ２７を設け、前記リール上下シリ
   ンダー１９にはストロークセンサ２８を設け、前記ポジ
   ションセンサ２７と前記ストロークセンサ２８とにより
   前記掻込リール６の限界高さを検出するように構成した
   全稈投入型コンバインの刈取部。