JPH01262694A - 塗布物練り合わせ機能を有するスクリーン印刷機 - Google Patents

塗布物練り合わせ機能を有するスクリーン印刷機

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JPH01262694A
JPH01262694A JP9249288A JP9249288A JPH01262694A JP H01262694 A JPH01262694 A JP H01262694A JP 9249288 A JP9249288 A JP 9249288A JP 9249288 A JP9249288 A JP 9249288A JP H01262694 A JPH01262694 A JP H01262694A
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squeegee
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Kouichi Asai
鎬一 浅井
Mamoru Tsuda
護 津田
Kunio Oe
邦夫 大江
Seigo Kodama
誠吾 児玉
Tosuke Kawada
東輔 河田
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Fuji Machine Manufacturing Co Ltd
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    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/10Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern
    • H05K3/12Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns
    • H05K3/1216Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns by screen printing or stencil printing

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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はプリント基板の所定部位に塗布物を塗布するス
クリーン印刷機に関するものであり、特に、塗布物の練
り合わせに関するものである。
従来の技術 配線パターンが形成されたプリン)%仮に、チップ状の
回路部品を取り付けて、電子回路を構成することが広く
行われている。そのためにプリント基板上の所定部位に
接着剤をスポット状に塗布し、その接着剤によって回路
部品をプリント基板に仮止めした状態で回路部品のリー
ド線を配線パターンに半田付けすることが行われるので
あるが、この接着剤を塗布するための一装置としてスク
リーン印刷機が用いられている。また、配線パターンに
予めクリーム状半田を塗布し、そのクリーム状半田を利
用して回路部品のリード線を配線バタ−ンに半田付けす
ることも行われており、この場合にもクリーム状半田の
塗布にスクリーン印刷機が使われる。
スクリーン印刷機は、(a)プリント基板を支持する基
板支持台と、(b)塗布物の透過を許容する穴が形成さ
れたパターン部と形成されていないマージン部とを有す
るスクリーンと、(C)そのスクリーンをプリント基板
上において支持するスクリーン支持台と、(d)スキー
ジと、(e)そのスキージを前記スクリーン支持台に支
持されたスクリーン上を直線的に移動させるスキージ移
動装置とを含むように構成される。スクリーンのパター
ン部の穴はプリント基板の被塗布位置に対応して設けら
れており、スキージの移動によりスクリーン上に載せら
れた塗布物がパターン部の穴を通ってプリント基板の所
定の位置に塗布されるのである。
このようなスクリーン印刷機によってプリント基板に塗
布される塗布物には、練り合わせを行うことが必要なも
のがある。例えば、クリーム状半田は半田にフラックス
が混ぜ合わされて成るのが普通であるが、通常は半田と
フラックスとが分離しているため、塗布に先立って練り
合わせることが必要である。また、接着剤についても、
2液性の接着剤のように複数種類の液が塗布時に混合さ
れて接着剤として機能するものである場合には、練り合
わせを行うことが必要である。そして、従来、この練り
合わせは作業者がへら等によって行っていた。
発明が解決しようとする課題 しかし、作業者が練り合わせ作業を行うのは面倒であり
、時間がかかる問題があった。また、スクリーン印刷の
全自動化の妨げとなる問題があった。
本発明は、塗布物を自動的に練り合わせることができる
スクリーン印刷機を提供することを課題として為された
ものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記の課題を解決するために、前記(a)基板
支持台、(b)スクリーン、(C)スクリーン支持台。
(d)スキージ、(e)スキージ移動装置を備えたスク
リーン印刷機において、スキージをスクリーンのマージ
ン部内において繰り返し往復移動させ、そのマージン部
上に載せられた塗布物の練り合ねせを行わせる練り合わ
せ制御装置を設けたものである。
作用および発明の効果 以上のように構成されたスクリーン印刷機においては、
スクリーンのマージン部上に載せられた塗布物はスキー
ジの移動によって自動的に練り合わされる。したがって
、作業者を煩わせることなく、迅速に塗布物の練り合わ
せが行われることとなるのであり、スクリーン印刷を全
自動化する場合のネックの一つが解消される。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第4図および第5図に示すプリント基板スクリーン印刷
機は、プリント基板位置決め支持装置10、スクリーン
位置決め支持装置12.スキージ装置14.基板コンベ
ア16および基板押え装置17を備えている。
基板位置決め支持装置10は、基板支持台18上にプリ
ント基板20を位置決めして支持するとともに、一定距
離昇降させるものであり、スクリーン位置決め支持装置
12は、スクリーン支持台22上にスクリーン24とそ
の周縁に固定されたスクリーン枠26とを位置決めして
支持するものである。スキージ装置14は第一スキージ
28および第二スキージ29をスクリーン24に接触す
る下降位置と上昇位置との間で昇降させるとともに、ス
クリーン24に沿って直線方向に移動させるものである
。基板コンベア16は基板搬送装置として機能するもの
であり、プリント基板20を固定レール30と可動レー
ル32とで案内するとともに、エンドレスに巻き掛けら
れた一対のロープ33によって、前記基板支持台18と
スクリーン24との間へ搬入し、そこから搬出するもの
である。そして、基板押え装置17は基板支持台18上
に載置されたプリント基板20を基板押え板(−膜内に
は基板押え部材)34によって基板支持台18に押えつ
けるものである。
上記各装置のうち、基板コンベア16および基板押え装
置17は第5図から明らかなように複数本の支持脚35
によってベツド36に固定されているが、基板位置決め
支持装置10.スクリーン位置決め支持装置12および
スキージ装置14はヘッド36に対して移動可能な可動
台38上に設置されている。可動台38はベツド36上
に互いに平行に配設された2本のガイドロッド40によ
って第4図において左右方向、第5図において紙面に直
角な方向に移動可能に支持されているのである。また、
スクリーン位置決め支持装置12とスキージ装置14と
は、常には基板位置決め支持装置10.基板コンベア1
6および基板押え装置17の上方を覆う状態にあるが、
回動によりそれらの上部空間を開放し得るようにされて
いる。スクリーン位置決め支持装置12とスキージ装置
14とを支持しているフレーム42が可動台38に立設
された一対の支柱44に軸46によって回動可能に取り
付けられており、連結部47に連結される図示しないア
クチュエータによって回動させられるのである。フレー
ム42の軸46から遠い側の端部は調節ねじ48を介し
て支柱50に支持されており、それによってスクリーン
位置決め支持装置12およびスキージ装置14と基板位
置決め支持装置10.基板コンベア16および基板押え
支持装置17との相対的な高さの調節が可能となってい
る。
以下、本スクリーン印刷機の各部の構成を詳細に説明す
る。
(基板位置決め支持装置) 基板位置決め支持装置10は、第5図から明らかなよう
に前記可動台38上に高さ調節装置60を介して載置さ
れた支持板62を備えている。すなわち、可動台38上
には複数のガイドブロック64によってそれぞれ長手方
向に摺動可能に支持されるとともに、上面に長手方向に
おいて傾斜した斜面を備えたカム棒66が設けられる一
方、支持板62には上記斜面に対応した斜面を有するカ
ムフォロワ67が1本のカム棒66に対して2個ずつ、
計4個設けられて、カム棒66の長手方向の移動に伴っ
て支持板62の高さが調節されるようになっているので
ある。2本のカム棒66は連結棒68で連結されており
、この連結棒68にはカム棒66に平行な送りねじ70
が螺合されていて、この送りねじ70にハンドルを係合
させて回転させることにより2本のカム棒66を一体的
に移動させ得るようになっている。また、支持板62に
2個の案内筒72が上下方向に延びる姿勢で固定されて
いる。各案内筒72は可動台38に固定された別の案内
筒74に摺動可能に嵌合されて支持板62の上下方向の
移動を案内するものであるが、これら案内筒72と74
との間にはスプリング76が配設され、支持板62を可
動台38側へ引きつけることにより前記ガイドブロック
64゜カム棒66およびカムフォロワ67が互いに密着
する状態を保ち、支持板62を正確に所定の高さに維持
するようにされている。
支持板62に固定された各案内筒72にはそれぞれロン
ドア8が摺動可能に嵌合されるとともに、その上端には
前記スキージ28.29の移動方向に沿って延びる長手
形状の取付部材80が固定されている。この取付部材8
0には寸法が種々に異なるプリント基板20に対応した
基板支持台18が選択的に取り付けられる。取付部材8
0には支持板62に取り付けられた多段シリンダ82の
ピストンロッド84が固定されて、取付部材80および
基板支持台18を4つの高さ位置、すなわち上昇端位置
、第一中間位置、第二中間位置および下降端位置へ移動
させるようになっている。これら各位置は取付部材80
に固定された近接スイッチ86と、支持板62に固定さ
れた4個の被検出体88とにより検出されるようになっ
ている。
基板支持台18は第4図から明らかなように上面に多数
の吸引穴90を備え、各吸引穴90は基板支持台18お
よび取付部材80の内部に形成された吸引通路を経て吸
引管92に連通させられており、この吸引管92が図示
しない切換バルブを経てバキューム装置に接続されるこ
とにより、基板支持台18がプリント基板20を負圧に
より吸着して保持するようになっている。
(スクリーン位置決め支持装置) スクリーン位置決め支持装置12のスクリーン支持台2
2は、前記回動可能なフレーム42の一部によって構成
されている。スクリーン支持台22上には第5図から明
らかなように、位置決めブロック100.ダイヤルゲー
ジ102および固定シリンダ104が設けられている。
スクリーン支持台22は矩形の枠体であって、その−辺
に沿ってスクリーン支持台22に2個の位置決めブロッ
ク100が配設されるとともに、その−辺に直角な他の
一辺に沿って1個の位置決めブロック100が配設され
ている。スクリーン枠26の各位置決めブロック100
に対向する部分には、アジャストボルト106がスクリ
ーン枠26の各辺に直角な姿勢で螺合されており、位置
決めブロック100の各アジャストボルト106と当接
する部分に隣接した部分にダイヤルゲージ102が取り
付けられている。
したがって、アジャストボルト106を位置決めブロッ
ク100に当接させた状態でダイヤルゲージ102の指
示を見ながらアジャストボルト106を回転操作するこ
とによって、スクリーン枠26の位置を正確に調節する
ことができる。そして、調節終了後、固定シリンダ10
4を作動させてスクリーン枠26をスクリーン支持台2
2に固定すれば、スクリーン24に形成された多数の小
穴がプリント基板20上のクリーム状半田を塗布すべき
部位と正確に一致する状態で固定することができる。こ
のように−旦スクリーン枠26の位置を調節した後はス
クリーン枠26をスクリーン支持台22から取り外して
も、アジャストボルト106はスクリーン枠26に固定
されたままであるので、次にスクリーン枠26をスクリ
ーン支持台22に取り付ける際には調節作業を行う必要
がなく、段取り替え作業の能率が向上する。
本実施例においてスクリーン24はステンレス鋼の薄板
から製作されているが、テトロンメツシュの所定部位に
透過部分奢残して両面に合成樹脂コーティングを施した
・もの等地のスクリーンの採用も可能である。いずれに
しても、プリント基板20は第1図ないし第3図から明
らかなようにスクリーン24よりかなり小さ(、スクリ
ーン24には、スクリーン支持台22に固定されたとき
にその長手方向の中央部よりプリント基板搬出側となる
部分に小穴が形成されてパターン部108とされ、他方
の側が小穴のないマージン部109とされている。
(スキージ装置) スキージ装置14は、前記回動可能なフレーム42に水
平にかつ互いに平行に配設された2本のガイドロンド1
10と、そのガイトロ・ノド110上を摺動するスライ
ド112とを備えている。スライド112には第4図お
よび第5図から明らかなように、スライド112の移動
方向に直角な方向に距離を隔てて2個ずつ対を成す第一
案内筒114、第二案内筒115が設けられている。各
案内筒tt4.tt5に上下方向に摺動可能に嵌合され
た2本のロッド116の下端には第一取付部材118.
第二取付部材119が固定され、プリント基板搬入側に
位置する第一取付部材118に第一スキージ28が、ま
た、プリント基板搬出側に位置する第二取付部材119
に第二スキージ29がそれぞれ取り外し可能に取り付け
られている。
これら取付部材118,119はそれぞれ、第一昇降シ
リンダ120.第二昇降シリンダ121で昇降させられ
、それによって第一スキージ28゜第二スキージ29は
スクリーン24に接触する下降位置と、それから離れた
上昇位置とに移動させられる。スライド112にはナツ
ト122が固定され、フレーム42には送りねじ124
が回転可能かつ軸方向に移動不能に取り付けられており
、両者が螺合されるとともにζ送りねじ124がサーボ
モータ126により回転させられることによって、第一
および第二のスキージ28.29がスクリーン24に沿
ってプリント基板搬送方向に平行な方向に直線的に往復
移動させられる。第一スキージ2B、第二スキージ29
はそれぞれ互に反対向きに傾斜して取り付けられており
、スライド112の移動方向に応じて択一的に使用され
る。
スライド112がプリント基板搬入側(第5図において
左側)から搬出側(右側)に移動させられる場合には、
第一スキージ28が下降位置に移動させられてスクリー
ン24に接触させられ、スクリーン24上のクリーム状
半田をプリント基板20に塗布し、逆方向に移動させら
れる場合には第二スキージ29が下降位置にあってクリ
ーム状半田の塗布を行うのである。
(基板コンベア) 基板コンベア16は、第4図から明らかなように、前記
固定レール30および可動レール32の他にこれらに平
行なフレーム130を備えており、このフレーム130
と固定レール30との間には複数本のレール送りねじ1
32が回転可能かつ軸方向に移動不能に掛は渡されてい
る。これらのレール送りねじ132は、可動レール32
にそれの長手方向に距離を隔てて、かつその長手方向に
直角に固定されたレールナツト133と螺合されている
。全てのレール送りねじ132はスプロケット134と
第5図に示されているチェーン135とにより連結され
て、同方向に同量だけ回転させられるようになっている
。したがって、1本のレール送りねじ132が回転させ
られることによって、可動レール32は固定レール3o
に対して平行な姿勢を保ったままで固定レール30に接
近あるいは離間させられ、基板コンベア16の幅が容易
に変更される。
プリント基板20を支持して搬送する前記ロープ33は
それぞれ固定レール30および可動レール32に固定の
案内部材136および138に案内されるとともに、図
示しないモータに取り付けられた駆動プーリによって駆
動されるようになっている。そして、ロープ33により
搬入されたプリント基板20は基板支持台18の真上の
位置に達したとき第5図に示すストッパ装置140によ
って停止させられる。ストッパ装置140は前記支持板
62に取り付けられた昇降シリンダ142により昇降さ
せられるストッパ部材144を備えており、このストッ
パ部材144は上昇位置においてプリント基板20の前
端に当接してそれ以上の前進を阻止するとともに、下降
位置においてはプリント基板20が更に前進することを
許容する。
ストッパ装置140によって停止させられたプリント基
板20は第6図に示されている位置決めビン146によ
って正確に位置決めされる。位置決めビン146はプリ
ント基板20の板面に平行な方向に隔たった2個所に設
けられており、プリトン基板20に形成された位置決め
穴に嵌入することによりプリント基板を位置決めするも
のであるが、常には下降位置にあり、基板支持台18の
上昇に伴って上昇するようにされている。すなわち、位
置決めビン146はスプリング148によって上昇方向
に付勢されており、その位置決めビン146に固定の突
起150が基板支持台18の下端に係合するようにされ
ていて、常には基板支持台18が下降位置にあるため位
置決めビン146もプリント基板20の位置決め穴に嵌
入しない下降位置にあるのである。なお、位置決めビン
146が上昇してプリント基板20の位置決め穴に嵌入
したことは、第7図に示されている近接スイッチ152
により検出されるようになっている。
(可動レール、可動台移動装置) 基板コンベア16の幅の変更に伴って、可動台38が可
動レール32と同方向に2分の1の距離だけ移動させら
れるようになっている。前述のように可動レール138
はレール送りねじ132゜レールナツト133.スプロ
ケット134およびチェーン135によって移動させら
れるのであるが、これらは更にスプロケット162.チ
ェーン164およびスプロケット166により可動台送
りねじ168に連結されている。可動台送りねじ168
はベツド36により回転可能かつ軸方向に移動不能に支
持されており、その一端にはハンドル170が固定され
ている。可動台送りねじ168は、可動台38に前記レ
ールナツト133と平行な姿勢で固定された可動台ナツ
ト172に螺合されている。レール送りねじ132と可
動台送りねじ168とはピッチが同一のものであるが、
スプロケット166の直径がスブロケッl−134゜1
62.166およびチェーン135,164がら成る回
転伝達機構が回転を2倍に増速しで伝達するものとされ
ているため、ハンドル170によって可動台送りねじ1
68が回転させられるとき、レール送りねじ132は2
倍の速度で回転させられ、結局第3図に示すように可動
レール32が距離ρだけ移動させられるとき、可動台3
8は1/2だけ同方向へ移動させられることとなる。本
実施例においては上記回転伝達機構とレール送りねじ1
32.レールナツト133.可動台送りねじ168およ
び可動台ナツト172とによって、可動レール32と可
動台38とを連動して移動させる移動装置が構成されて
いるのである。
(スクリーン受装置) 第6図に示すように、可動レール32には支持部材18
0によってスクリーン受182が固定されており、固定
レール30に支持部材184により固定されているスク
リーン受186とともにスクリーン24の中間部を下か
ら支持するようにされているが、支持部材180はレー
ル送りねじ132に平行なガイドロッド188を介して
支持板62に支持されており、上記可動レール32と可
動台38との移動量の差が支持部材180のガイドロッ
ド188に対する摺動によって許容されるようになって
いる。また、支持部材184は摺動材190を介して支
持板62に支持されており、これによって支持部材18
4と支持板62との相対移動が許容される。
(基板押え装置) 基板押え装置17は第6図から明らかなように、上記支
持部材180および184にそれぞれ固定された一対の
押え板ガイド200を備えている。
押え板ガイド200はコの字形の断面形状を有し、前記
基板押え板34の両側縁部に係合して基板押え板34の
移動可能な方向を一方向に限定している。すなわち、基
板押え仮34の上下方向(基板支持台18の移動方向と
平行な方向)、並びに上下方向と基板コンベア16の搬
送方向とに直角な方向の移動を阻止し、基板コンベア1
6の搬送方向に平行な方向の移動のみを許容するように
なっているのである。ただし、押え板ガイド200は基
板支持台18の上方位置から外れた部分において、基板
押え板34の側縁部に上側から係合する部分が除去され
てL字形の断面を有するようにされており、この部分に
おいては基板押え板34が上方へ取り外し可能となって
いる。
また、固定レール30と押え板ガイド200との間に棒
材202がこれらに平行に、かつ図示しないガイド部材
に案内されて長手方向に移動可能に配設されており、こ
の棒材202の両端部には第4図に示すようにエンドレ
スに巻き掛けられたチェーン204が連結されていて、
チェーン204が図示しないスプロケット、モータ等か
ら成るチェーン駆動装置により駆動されることによって
棒材202が長手方向に移動させられるようになってい
る。この棒材202の長手方向に隔たった2個所には保
合部材206が取り付けられており、棒材202の移動
に伴ってこれら係合部材206が基板押え板34の前端
および後端に係合し、基板押え板34を押え板ガイド2
00に沿って移動させるようになっている。
(練り合わせ制御装置) 本スクリーン印刷機においてプリント基板20に塗布さ
れるクリーム状半田は半田とフラックスとが練り合わさ
れて成るものであるが、新しいクリーム状半田において
はこれらが分離しており、塗布に先立って練り合わせる
ことが必要である。
この練り合わせは第8図に示される制御装置210によ
り制御され、自動的に行われる。制御装置210は、C
PU212.ROM214.RAM216およびそれら
を接続するバス218を備えたコンピュータを主体とす
るものであり、バス218には人力インタフェース22
0.出力インタフェース222が接続されている。出力
インタフェース222には、第一昇降シリンダ120.
第二昇降シリンダ121.サーボモータ126がそれぞ
れシリンダ駆動回路224,226.モータ駆動回路2
28を介して接続されている。また、RAM216には
、クリーム状半田の練り合わせ回数Aを記憶する練り合
わせ回数メモリ230゜マージン部109の位置(スキ
ージ移動方向における両端の位置)を記憶するマージン
部位置メモリ232.練り合わせ回数をカウントするカ
ウンタ234が設けられている。ROM214には、第
9図にフローチャートで示される練り合わせ制御用のプ
ログラムが記憶されている。以下、このフローチャート
に基づいてクリーム状半田の練り合わせについて説明す
る。
(練り合わせ作業) クリーム状半田は複数枚のプリント基板20への塗布の
途中になくなった場合、あるいはプリント基板20の種
類が変わってスクリーン24が交換された場合等に新た
に供給され、それに伴って練り合わせが行われる。クリ
ーム状半田が塗布中になくなった場合には、直ちに新た
に供給されて練り合わせが行われるが、プリント基板2
0の種類が変わる場合には、まず、基板支持台18.ス
クリーン24.第一および第二のスキージ28゜29、
基板押え板34の交換、基板コンベア16の幅の調節等
が行われる。1種類のプリント基板20に対する印刷が
終了した場合には、そのプリント基板20のためにそれ
まで取り付けられていた基板支持台18.スクリーン2
4.スキージ28および基板押え板34をそれぞれ取り
外し、第5図のハンドル170を回転操作して基板コン
ベア16の幅を次に印刷すべきプリント基板20に適し
た幅に調節する。この際、レール送りねじ132と可動
台送りねじ168とは前述のようにスプロケッ)134
等から成る回転伝達機構によって連結されているため、
可動レール32が固定レール30に対して相対的に移動
させられるのに伴って可動台38がそれと同方向に2分
の1の距離だけ移動させられる。したがって、その可動
台38上に設置されている基板位置決め支持装置10゜
スクリーン位置決め支持装置12およびスキージ装置1
4も可動レール34の移動距離の2分の1だけ移動する
こととなり、基板コンベア16の幅が変更されてもその
基板コンベア16および基板押え装置17の幅方向の中
央と基板支持台18゜スクリーン24およびスキージ2
8の幅方向の中央とは一致した状態に保たれる。
基板コンベア16の幅の調節が終了したならば、新しい
プリント基板20に対応した基板支持台18、スクリー
ン24.スキージ28.29および基板押え板34をそ
れぞれ取付部材80.スクリーン支持台22.取付部材
118および押え仮ガイド200に取り付ける。取付は
後、作業者は第1図に示されるように、スクリーン24
のマージン部109の中央部にクリーム状半田を第一、
第二スキージ28.29の移動方向に直角な方向に帯状
に載せる。この状態では、クリーム状半田240は半田
とフラックスとが分離している。この後、練り合わせの
開始の指示により、ステップS1 (以下、Slと略記
する。他のステップについても同じ。)が実行され、マ
ージン部109の位置が3売み出されるとともにカウン
タ234がリセントされる。マージン部109の位置お
よび練り合わせ回数Aは予めメモリ230,232に記
憶させられている。そして、S2ではSlにおいて読み
出されたマージン部109の位置に基づいて練り合わせ
時のスライド112の移動範囲が演算される。練り合わ
せは小穴のないマージン部109の一部を使って行われ
るのであるが、その範囲をスキージ28.29が移動す
るようにスライド112の移動範囲、すなわちプリント
基板搬入側の端と搬出側の端とが算出されるのである。
S3においては第一、第二昇降シリンダ120゜121
が作動させられて第一スキージ28.第二スキージ29
が上昇位置に移動させられ、S4においてスライド11
2が練り合わせ範囲のプリント基板搬入側の端に移動さ
せられた後、S5において第1図に示されるように第一
スキージ28が下降位置に移動させられる。そして、S
6においてスライド112が移動範囲のプリント基板搬
出側の端に移動させられるのであるが、その際、第一ス
キージ28がスクリーン24に接触するため、スクリー
ン24上に載せられたクリーム状半田240はプリント
基板搬出側の端に運ばれつつ練られ、半田とフラックス
とが混ぜ合わされる。スライド112が搬出側端まで移
動させられた後、S7においてスキージの交替が行われ
る。第一スキージ28が上昇させられ、第2図に示され
るように第二スキージ29が下降させられるのであり、
スキージ交替後、S8においてスライド112がプリン
ト基板搬入側の端に移動させられ、クリーム状半田14
0が更に練り合わされることとなる。
S9においては第二スキージ29が上昇させられ、第一
スキージ28が下降させられた後、SIOにおいてカウ
ンタ228のカウント数Cが1増加させられる。Sll
においてはカウント数CがA以上であるか否かの判定が
おこなわれるが、この判定結果は当初はNoであり、プ
ログラムの実行はS6に戻り、練り合わせが行われる。
311の判定結果がYESになるまで36〜Sllが繰
り返し実行されるのであり、それにより半田とフラック
スとが十分に練り合わされたクリーム状半田240が得
られる。練り合わせかA回行われたならばSllの判定
結果がYESとなり、練り合わせが終了する。このよう
に練り合わせが行われた後、プリント基板20へのクリ
ーム状半田の塗布が行われるが、この塗布動作は、特開
昭62−84588号に記載のスクリーン印刷機と同じ
であり、説明は省略する。
なお、上記実施例においてはプリント基板20にクリー
ム状半田240が塗布される場合について説明したが、
2液性の接着剤等、練り合わせの必要な塗布物を塗布す
る場合にも同様に練り合わせを行えばよい。また、分離
のないクリーム状半田や接着剤を得るため以外に、例え
ば塗布の途中で塗布物を柔らかくするために練り合わせ
ることが必要な場合等にも同様に練り合わせを行えばよ
い。
その他、いちいち例示はしないが当業者の知識に基づい
て種々の変形、改良を施した態様で本発明を実施し得る
ことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるスクリーン印刷機にお
いてクリーム状半田の第一スキージによる練り合わせを
示す図であり、第2図は第二スキージによる練り合わせ
を示す図である。第3図は同スクリーン印刷機のスクリ
ーンを示す平面図である。第4図は同スクリーン印刷機
の要部の側面断面図である。第5図は同印刷機の要部の
一部を切り欠いて示す正面図である。第6図は、第4図
における基板コンベアの周辺を拡大して示す側面断面図
である。第7図は第6図におけるA矢視図である(ただ
し、押え板ガイドは省略されている)。第8図は同スク
リーン印刷機において練り合わせを制御する制御装置の
ブロック図である。第9図はその制御装置の主体を成す
コンピュータのROMに記憶されたプログラムのうち、
本発明に関連の深い部分を取り出して示すフローチャー
トである。 lO:基板位置決め支持装置 12ニスクリーン位置決め支持装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  プリント基板を支持する基板支持台と、 塗布物の透過を許容する穴が形成されたパターン部と形
    成されていないマージン部とを有するスクリーンと、 そのスクリーンを前記プリント基板上において支持する
    スクリーン支持台と、 スキージと、 そのスキージを前記スクリーン支持台に支持されたスク
    リーン上を直線的に移動させるスキージ移動装置と を備え、前記スキージの移動により前記プリント基板に
    塗布物を塗布するスクリーン印刷機において、 前記スキージを前記スクリーンのマージン部内において
    繰り返し往復移動させ、そのマージン部上に載せられた
    前記塗布物の練り合わせを行わせる練り合わせ制御装置
    を設けたことを特徴とする塗布物練り合わせ機能を有す
    るスクリーン印刷機。
JP9249288A 1988-04-14 1988-04-14 塗布物練り合わせ機能を有するスクリーン印刷機 Expired - Fee Related JPH069305B2 (ja)

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