JPH01261870A - 電界効果型トランジスタとその製法 - Google Patents

電界効果型トランジスタとその製法

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JPH01261870A
JPH01261870A JP8903688A JP8903688A JPH01261870A JP H01261870 A JPH01261870 A JP H01261870A JP 8903688 A JP8903688 A JP 8903688A JP 8903688 A JP8903688 A JP 8903688A JP H01261870 A JPH01261870 A JP H01261870A
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Takeyuki Hiruma
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は化合物半導体を用いた電界効果トランジスタと
これらを用いた集積回路の構造およびその製造方法に関
する。
〔従来の技術〕
GaAs MESFETやヘテロ接合FET (以下)
IJFETと略す)などの化合物半導体を用いた電界効
果トランジスタを高性能化するために、従来第4図に示
す構造が知られていた。これら従来のGaAsMESF
E!Tは半絶縁性基板1の上に形成されたn型能助層2
を基本に用い、耐熱性ゲート電極5と、この電極5をマ
スクとしてイオン打込みされたn型層3と、さらにゲー
ト電極5の側壁に設けられた5iOzのサイドウオール
パターン6、及び選択成長によってえられたn中型G 
a A sエピタキシャル層7とAuGe系メタルで形
成したソース電極8及びドレイン電極9の構造で構成さ
れていた。
ここで、サイドウオールパターン6はゲート電極5とn
十型GaAsエピタキシャル層7を分離し。
ゲート・ソース間及びゲート・ドレイン間のブレークダ
ウン電圧を確保する為に設けられたものであり、またn
型層3は該サイドウオールパターン6で分離された部分
の抵抗を下げるために設けられたものである。
このような構成にするとn÷型エピタキシャル層7の形
成温度は700℃以下にでき、かつこのシート抵抗を従
来より一桁小さくできるので、FETの直列抵抗が下が
り、性能が向上した。しかし、n十型エピタキシャル層
7とゲート電極5の間に抵抗を下げるためにイオン打込
みした層3を活性化するためのアニール処理によって、
ゲート電極のショットキ接合の特性が劣化したり、ある
いはn型能動層2にエピタキシャル層を用いている場合
にはこれらに含まれる不純物が拡散して、キャリア濃度
の急峻性がそこなわれる欠点があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術を用いたGaAs FETでは特にエンハ
ンス型FET (通常OFF型)では、イオン打込みし
た後の800℃近傍のアニールによって性能劣化が大き
いという問題があった。
本発明の目的は、上記のイオン打込みとアニール処理を
高温で行なうことを止めて問題点を解決することにある
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、選択成長によるエピタキシャル層の形成工
程を少なくとも2度用いることにより達成される。
〔作用〕
第1図は本発明の詳細な説明するための基本構造図であ
る。従来は表面空貧層の影響をさけるためにゲート電極
5をマスクにしたイオン打込み層3で低抵抗化させてい
た(第4図)が1本発明ではゲート電極5をマスクとし
て、まず第1回目のn型GaAs層17の選択成長を行
なって低抵抗層を形成する。つづいてゲート電!@5の
側壁から所定量だけ分離してのち第2回目のn÷型Ga
As層27の選択成長を行なって、十分に低い電極層を
形成する。この基本構造をもつFETおよび製法によっ
て、熱処理工程が低温化でき、従来1問題となっていた
ショットキ特性や能動層の劣化が解決でき、高性能化を
はかることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第2図により説明する。これ
は本発明によるGaAs FETの製法手順を説明する
ための主要工程における素子断面である。
半絶縁性基板結晶1の表面に約1100nの厚さのn型
能動層2を形成する。このn型能動層はSiをイオン打
込みしてアニールによって活性化した層であったり、ま
たMBEやMOCVDなどによるエピタキシャル層であ
ったり、さらに説明するとn型能動層の下部にp型、ま
たはアンドープのG a A s層を設けたものを用い
ても良い、つづいてWSix(ダンゲスチンシリサイド
)層を形成したあと、ドライエッチ等の加工工程によっ
てゲート電極5を形成する。ゲート電極は本発明の場合
、ショットキ接合の耐熱温度は600℃で良く。
W、Mo、AQ系合金等、従来の800℃の耐熱性を必
要としていた条件よりもゆるくなって、使用材料の範囲
を広げることができる。つづいてCVDのS i Oz
を300nmの厚さに被着してのち、RIE (リアク
ティブエッチ装置)により。
この5iftをエツチングするとゲート電極5の側壁に
サイドウオールパターン6が形成できる。
この厚さは約200nmとなる(第2図の(a))。
つづいてSiをドープしたn中型G a A s層27
にMOCVDによるエピタキシャル成長層で設けると、
ゲート電極5と5iftパターン6の部分にはG a 
A sが成長することなく選択的に層27を形成するこ
とができる(同図b)。n+GaAs層27の厚さは〜
200nm、キャリア濃度は〜3 X 10”δ■−8
である。
つづいてバッファHF液を用いて5iOzのサイドウオ
ールパターン6を取り去る(同図C)。
この後、再びSiをドープしたn型GaAs層17を上
記と同じMOCVD法により形成する(同図d)、この
層の条件は厚さ50nm、キャリア濃度〜8 X 10
 エフas−8である。この程度のキャリア濃度をもつ
層がゲート電極5のエツジに接しても。
ショットキ接合のブレークダウンは規格値を割ることは
ないが、もし同図すに示したn十型GaAs層が接する
とブレークダウン電圧は3v以下となってしまうので、
上述の如く2回に分けた選択成長が必要となる。
つづいて、S i Ox膜10を被着して、リフトオフ
法によりAuGe系のオーミックメタルを形成してソー
ス電極8とドレイン電極9を形成する(同図e)、なお
この形成工程においてA u G e系メタルとG a
 A s層が接する表面は接触抵抗を下げるため、上述
したn型G a A s 1917を除去して、n生型
G a A s 7fj 27を現わしてから処理して
いる。
本発明による他の実施例で製造したGaAs FETの
素子断面図を第3図に示す。これは第2図の製法の一部
を変更して得たもので、ゲート電極5を形成したのち、
まず第1回目のn型GaAs層13をゲート電極のごく
近傍又は接して選択形成させたのち、5iOzのサイド
ウオールパターン16を同様の手順で形成する。つづい
て第2回目のn生型G a A s層37を選択形成す
る。
本発明による)IJFETの製法をつぎに説明する。
HJFETの結晶構造はMBE又はMOCVDのエピタ
キシャル成長によって半絶縁性基板上に積層形成される
HJFETの結晶構造には、基本的に以下の通りの構造
がある。第1の構造では、まずアンドープのGaAsバ
ッファ層を敷き、つづいてn ” 型G a A s層
(能動層)、つづいてアンドープA Q GaAs層の
構造である。第2の構造では、まずアンドープのG a
 A sバッファ層を敷き、つづいてn型AQGaAs
層を敷く、該第2の構造では、AQGaAsとG a 
A sのへテロ接合界面に発生する2次元電子ガスが能
動層を形成する。
この結晶を用いてHJFETを製造する手順は第2図と
同じである。ただし第1回目の選択成長によってn+G
aAs層27を形成する際、結晶表面のA Q GaA
s層をエツチング除去する前処理を施すことが望ましい
。これはn+GaAs層27の下部の能動層との良好な
電気的接触を確保するためである。ただし、2回目の選
択成長でn型GaAs層17を形成する際には、下部の
Al1GaAs層は 。
除去してもしなくても良い。また第1図に示した構造を
製造する際には、少なくとも第1回目、または第2回目
の選択成長の前に、下部のAQGaAs層をエツチング
除去する工程が含まれることが望ましい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、プロセスの低温化がはかれるので、■
ショットキ接合の劣化が起きない、■エピタキシャル積
層の急峻性が保てるという効果を得られる。また、選択
成長法では従来、イオン打込みで形成していた層に比べ
て、キャリア濃度と厚みが任意の値に制御して形成する
ことができるので、FETのブレークダウン電圧やg、
などの性能を精密に制御して高めることができる。また
、ショットキメタルの選択の範囲が広がり、AQ合金な
ど、低抵抗率のメタルを用いることでゲート金属抵抗を
W S i xよりも大幅に(−桁以上)低下させるこ
とができ、0.3μmゲートのFETを高性能化させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図と第3図は本発明によるGaAs FETのそれ
ぞれ別の製法で形成した素子の縦断面図、第2図は第3
図の製法手順を述べた各工程における素子の縦断面図、
第4図は従来法による素子の縦断面図である。 1・・・半絶縁性基板、2・・・n型GaAs層(能動
層)。 13.17・・・選択成長で形成したn型G a A 
s層、7.27.37・・・選択成長で形成したn生型
G a A s層、5・・・ゲート電極、8,9・・・
ソース、ドレイン電極、6,16・・・サイドウオール
パターン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一導電型電流担体を発生する半導体基体と該半導体
    基体上に該電流担体を電界効果によつて制御する制御電
    極を少くとも有する電界効果型トランジスタであつて、
    該制御電極に近接して該半導体基体上に該電流担体と同
    一導電型を有する第1の半導体部及び該制御電極から分
    離されて設けられた前記第1の半導体部よりシート担体
    濃度の高い第2の半導体部から少くとも構成された給電
    部分を有する電界効果型トランジスタ。 2、給電部分を構成する第1の半導体部及び第2の半導
    体部が選択的エピタキシャル成長によつて形成されたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の電界効果
    型トランジスタ。 3、一導電型電流担体を発生する半導体基体と該半導体
    基体上に該電流担体と電界効果によつて制御する制御電
    極を少くとも有する電界効果型トランジスタの製法にお
    いて、該制御電極に近接して該半導体基体上に該電流担
    体と同一導電型を有する第1の半導体部を選択エピタキ
    シャル成長によつて形成する工程、該制御電極から分離
    されて設けられた前記第1の半導体部よりシート担体濃
    度の高い第2の半導体部を選択エピタキシャル成長によ
    つて形成する工程を少くとも有する電界効果型トランジ
    スタの製法。
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US5508539A (en) * 1994-04-29 1996-04-16 Motorola, Inc. Elevated-gate field effect transistor structure and fabrication method

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