JPH01261713A - 温度制御回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電気カーペット等の温度制御回路に関するもの
である。

従来の技術 従来、の一般的な温度制御回路を第３図に示すブロック
図を用いて説明する。温度センサによって温度を検出す
る温度検出回路１からの温度検出信号と過昇温度を検出
する過昇温度検出回路２に直列に接続した温度設定回路
３からの温度設定信号とを比較回路４に入力し、その出
力を負荷駆動回路５に接続し、負荷６を制御する。過昇
温度検出時は過昇温度検出回路２から検出信号を安全回
路７に入力し、安全制御を行なう。また過昇温度検出回
路２からの検出信号と過昇温度検出回路異常検出回路８
からの検出信号を比較回路９に入力しておき、過昇温度
検出回路２の異常時に、比較回路９から信号を安全回路
７に出して安全制御を行なっていた。

発明が解決しようとする課題 しかしながらこのような従来の回路では過昇温度検出回
路の異常を検出するために、過昇温度検出回路異常検出
回路と比較回路を必要としておりコストアップになって
いた。

本発明は上記課題を解消し、簡単な構成で過昇温度検出
回路の異常を検出する過昇温度検出回路異常検出回路を
備えた温度制御回路を提供するものである。

課題を解決するための手段 前記課題を解決するため、本発明の温度制御回路は、過
昇温度検出回路の異常検出を定電圧素子を使って行うも
のである。

作　　用 上記構成により、過昇温度検出回路の異常時には定電圧
素子に電流を流して過昇温度検出回路の異常検出を行う
。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図および第２図を用いて
説明する。第１図は本発明の温度制御回路のブロック図
を示しており、従来例を示す第３図と同一構成部につい
ては、同一符号を付けており、その詳細な説明を省略す
る。従来例と異なるところは過昇温度検出回路２の異常
検出を定電圧素子１０のみで行っており、異常時には信
号を安全回路７に入力し安全制御を行う。他の回路部に
ついては、従来例と同一である。

第２図は、本発明の温度制御回路の一実施例を示す回路
図である。第１図のブロック図と同一構成部については
同一符号を付けている。

温度検出回路１により電源電圧ＶＡＣを温度センサ１ａ
と抵抗、ダイオード、コンデンサで分圧整流平滑した温
度検出回路ｖＴを比較回路４の比較器のｅ端子に入力す
る。また過昇温度検出回路２と温度設定回路３により、
電源電圧ＶＡＣをダイオード１１、抵抗１２、コンデン
サ１３で整流、平滑したのち抵抗１４と可変抵抗１５で
分圧した温度設定信号ＶＲを比較回路４の比較器の■端
子に入力する。温度センサ１ａは負特性であり、温度が
低いと大きい抵抗値を示し、温度が高いと小さい抵抗値
を示すので、温度が低いと温度検出信号ｖＴは小さく温
度が高いと温度検出信号ＶＴは大きい。したがって温度
が低い時はＶＲ＞ＶＴとなるので、比較器４は信号を出
して負荷駆動回路５によりトランジスタ１７が（５Ｎし
てリレー１８をＯＮＬ、負荷６に通電する。温度が高く
なるとＶＲ＜ＶＴとなり、比較器４は負荷駆動回路５の
トランジスタ１７に信号を出力しないので、リレー１８
がＯＦＦとなり、負荷６に通電しない。

過昇温度検出回路２は温度検出回路１、温度設定回路３
に何らかの異常があった場合に、安全制御を行う回路で
あり、過昇温度電圧Ｖにと温度信号電圧ｖＴを比較器１
９のｅ端子、■端子にそれぞれ入力し、比較器１９の出
力を安全回路７に入力している。温度検出回路１と過昇
温度検出回路２に何らかの異常が発生し、温度センサ１
ａの温度が設定を越えて上昇すると、温度信号電圧Ｖ７
が上がり、過昇温度電圧Ｖにより高くなり（通常はｖＴ
くｖにである）比較器１９の■端子の電圧がｅ端子の電
圧より高くなるので比較器１９の出力より信号が出力さ
れて、安全回路７のサイリスタ２０をトリガしてＯＮＶ
、発熱抵抗２１が発熱して温度ヒユーズ２２を溶断して
温度制御回路への給電を断つ。過昇温度検出回路２は過
昇温度電圧Ｖにが可変抵抗１５の抵抗値を変化させた場
合に電圧変動をあまり受けないように抵抗２３の抵抗値
を小さくしている（抵抗２３の抵抗値に対し抵抗１４．
１６の抵抗値の和は３０倍以上）。過昇温度検出回路２
の異常はこの抵抗２３がオープンもしくは半田付は不良
の場合であるが、その時は即座に過昇温度電圧Ｖにが上
昇し、ダイオード１１、抵抗１２を介してツェナーダイ
オード（定電圧素子）ＩＱに電流が流れサイリスタ２０
をＯＮして発熱抵抗２１が発熱して温度ヒユーズ２２を
溶断する。ツェナーダイオード１０がないとＶに、ＶＲ
が上昇し、比較部４からの出力がＯＮになり、リレー１
８がＯＮし続は負荷に通電しつづけて制御対象物が異常
温度上昇してしまう。

なお、ツェナーダイオード１０はＯＮ電圧が、ｖＫより
少し高めのものを選ぶ。以上のように従来は、別の回路
（過昇温度検出回路、異常検出回路８）で定電圧を作っ
て、比較回路９にその定電圧とＶにとを入力しておき、
抵抗２３の異常時に安全回路に信号を出力していたが、
本発明ではツェナーダイオード１０が制御対象物の異常
温度上昇防止と共に比較器の入力耐圧保護も兼ねている
（ツェナーダイオードは比較器の入力電圧最大定格以下
のものを選ぶ）ので構成を簡単にできる。

発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように本発明の温度制
御回路によれば、きわめて簡単な構成で過昇温度検出回
路の異常検出を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す温度制御回路のブロッ
ク図、第２図は本発明を利用した温度制御回路図、第３
図は従来の温度制御回路のブロック図である。 １・・・・・・温度検出回路、２・・・・・・過昇温度
検出回路、３・・・・・・温度設定回路、４・・・・・
・比較回路、５・・・・・・負荷駆動回路、６・・・・
・・負荷、１０・・・・・・定電圧素子。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１８第　
１　図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 温度センサによって温度を検出する温度検出回路と、過
   昇温度を検出する過昇温度検出回路と、前記過昇温度検
   出回路に直列に接続した温度設定回路と、前記温度検出
   回路からの温度検出信号と前記温度設定回路からの温度
   設定信号を比較する比較回路と、前記比較回路の比較部
   からの出力により負荷を駆動する負荷駆動回路とを備え
   、前記過昇温度検出回路の異常検出を定電圧素子によっ
   て行うことを特徴とする温度制御回路。