JPH01260096A - キヤストコート紙 - Google Patents

キヤストコート紙

Info

Publication number
JPH01260096A
JPH01260096A JP7808488A JP7808488A JPH01260096A JP H01260096 A JPH01260096 A JP H01260096A JP 7808488 A JP7808488 A JP 7808488A JP 7808488 A JP7808488 A JP 7808488A JP H01260096 A JPH01260096 A JP H01260096A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cast
coating layer
coated paper
pigment
cast coating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7808488A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Katsumata
勝間田 仁
Tetsuya Matsumoto
哲也 松本
Koichi Nagai
弘一 永井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kakoh Seishi KK
Original Assignee
Nippon Kakoh Seishi KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kakoh Seishi KK filed Critical Nippon Kakoh Seishi KK
Priority to JP7808488A priority Critical patent/JPH01260096A/ja
Publication of JPH01260096A publication Critical patent/JPH01260096A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H19/00Coated paper; Coating material
    • D21H19/36Coatings with pigments
    • D21H19/38Coatings with pigments characterised by the pigments
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H19/00Coated paper; Coating material
    • D21H19/36Coatings with pigments
    • D21H19/38Coatings with pigments characterised by the pigments
    • D21H19/40Coatings with pigments characterised by the pigments siliceous, e.g. clays
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H19/00Coated paper; Coating material
    • D21H19/36Coatings with pigments
    • D21H19/44Coatings with pigments characterised by the other ingredients, e.g. the binder or dispersing agent
    • D21H19/56Macromolecular organic compounds or oligomers thereof obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • D21H19/58Polymers or oligomers of diolefins, aromatic vinyl monomers or unsaturated acids or derivatives thereof

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、キャストコート紙に関するものである。特に
、キャストコート紙特有の高光沢性その他の品質を損な
うことなく、しかも、ピンホールの解消されたキャスト
コート紙に関するものである。
〔従来の技術〕
キャストコート紙は、その表面の高光沢性、高平滑性等
により印刷の再現性が極めて優れ、精密な高級印刷用に
供され、美術印刷物、高級カタログ、雑誌の表紙、ラベ
ル、包装紙等に広く使用されている。
一般に、キャストコート紙は、原紙の表面に、顔料およ
び接着剤を主成分とする水性顔料塗料を塗被してキャス
ト塗被層を設け、続いてキャスト塗被層を加熱された金
属製の鏡面ドラムに圧着、乾燥することにより製造され
ている。
このキャストコート紙の製造法は、キャスト塗被層を加
熱された金属製の鏡面ドラムに圧着、乾燥してキャスト
コート層を得る光沢仕上げを行なう処理方法によって、
ウェット法(直接法)、ゲル化法(凝固法)およびリウ
ェツト法(間接法)とに大別される。
すなわち、キャスト塗被層が、ウェット状態にあるうち
に加熱された金属製の鏡面ドラムに圧着、乾燥して光沢
仕上げするのがウェット法である。
また、ウェット状態にあるキャスト塗被層を凝固洛中に
通してゲル化状態にした後、加熱された金属製の鏡面ド
ラムに圧着、乾燥して光沢仕上げするのがゲル化法であ
る。そして、ウェット状態にあるキャスト塗被層を一旦
乾燥した後、そのままもしくはスーパーキャレンダー処
理後、湿潤液でキャスト塗被層を再湿潤し、可塑状態に
してから加熱された金属製の鏡面ドラムに圧着、乾燥し
て光沢仕上げするのがリウェツト法である。
〔発明が解決しようとする課題〕
キャストコート紙のこれらの製造法は、いずれもキャス
ト塗被層が、湿潤または可塑状態にあるうちに鏡面ドラ
ムに圧着、乾燥するものである。
このため、キャスト塗被層の水分は、原紙層を通して蒸
発する。一方、キャスト塗被層の水分の一部は、キャス
ト塗被層を通して鏡面ドラム方向に向って蒸発する。蒸
発速度が、ある限度を越えて高くなると、得られるキャ
ストコート層表面にピンホールが発生し、製品として印
刷に供することが出来ず、生産性を低下させる原因とな
る。
このような現象は、蒸発水分量の比較的多いウェット法
において顕著であり、このような理由からしてキャスト
コート紙製造の高速化の流れは、乾燥工程を伴うリウェ
ツト法に向っている。
しかし、一方、リウェツト法は、他のウェット法および
ゲル化法に比較して、キャスト塗被層の可塑性が低い欠
点がある。そのためにリウェツト法では、キャスト塗被
層用の水性顔料塗料配合、再湿潤液の選定あるいは作業
速度、鏡面ドラムの温度、鏡面ドラムへのプレス圧等の
作業条件の選定が重要であり、選定を誤るとキャストコ
ート層表面のピンホール、密着ムラ等のいわゆるキャス
ト面の不良が発生し易くなる欠点がある。
これに対して、ゲル化法は、塗被層を凝固液処理によっ
てゲル化するもので、比較的高温のキャストドラム処理
が可能であるが、一般に乾燥を伴わないため、キャスト
ドラムでの乾燥負荷はりウェット法より高く、あるいは
凝固処理がキャスト直前で行われるため十分な凝固作用
が得られず、凝固剤による光沢低下の懸念もある。凝固
剤を予め水性顔料塗料中に添加する方法も、それぞれの
方法について実施されているが、この場合は、水性顔料
塗料の粘性が変動しやすく、安定した塗工が困難なこと
が多く、また充分な凝固効果も期待しにくい。
従って、本発明の目的は、キャストコート層を設けるに
あたり特定の顔料を使用することによりキャストコート
紙特有の高光沢性その他の品質を損なうことなく、しか
もピンホールの解消されたキャストコート紙を提供する
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、従来のキャストコート紙のピンホールの
発生防止について鋭意検討した結果、水性顔料塗料配合
に改良を加えることにより問題を解決することに成功し
、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、原紙の表面に、顔料および接着剤
を主成分とするキャストコート層を設けてなるキャスト
コート紙において、キャストコート層に平均凝集粒子径
0.5〜10μの非晶質シリカを配合することを特徴と
するキャストコート紙である。
〔発明の作用および態様〕
キャストコート紙のピンホールの生成原因は、種々考え
られるが、急速な水分の蒸発によってキャスト塗被層が
破壊され、ピンホールやブリスターが起きることが知ら
れている。これを解消するために原紙の透気性を高めた
り、顔料やラテックス配合の改良により、キャスト塗被
層の透気性を改良することが実施されている。しかし、
改善の程度には限界があり、また水性顔料塗料の大幅な
変更は、塗料の粘性、キャストコート紙の品質等に悪影
響を及ぼすことも多く、充分満足出来る結果は得られて
いない。
本発明者らは、高い品質とりわけピンホールを生成せず
、かつ生産性の高いキャストコート紙の製法について種
々検討した結果、キャストコート紙の製造に供される水
性顔料塗料に特定のシリカを配合することにより目的を
達成出来ることを見出した。すなわち、従来シリカは、
充填剤、増粘剤、吸着・吸収剤としての用途が多く、塗
工用顔料としては、むしろ艶消し作用を持つものとされ
てきたが、特定のシリカを選定することにより常識に反
し高光沢のキャストコート紙が得られることが判明しな
本発明において使用される特定のシリカとしては、平均
凝集粒子径0.5〜10μ(コルターカウンター法)の
範囲で調整された非晶質シリカである。
粒子径は、これより小さいと、調製した塗料の増粘およ
びピンホールに対し効果が無く、またこれより大きいと
、キャストコート層の光沢低下あるいはキャストコート
層の面不良となり好ましくない。
このシリカを用いてキャストコート紙を製造するには、
製造法のいかんにかかわらず原紙の表面に設けられるキ
ャスト塗被層に供される顔料および接着剤を主成分とす
る水性顔料塗料の顔料の一部に代えて配合される。そし
て、更に必要に応じてキャスト塗被層を設ける前に設け
られる下塗り塗被層に供せられる顔料および接着剤を主
成分とする水性顔料塗料の顔料の一部に代えて配合する
ことも出来る。
キャスト塗被層もしくは下塗り塗被層の顔料の一部に代
えて配合されるシリカは、キャストコート層もしくは下
塗り塗被層を構成する顔料100重量部に対し1〜20
重量部配合される。シリカの配合量は、これより少ない
とピンホールに対する効果が不足し、多いとキャストコ
ート紙としての光沢が不足する。
これらシリカが配合された水性顔料塗料は、水性顔料コ
ーティングにおいて通常実施されている方法によって調
製される。そして、顔料としては、クレー、カオリン、
炭酸カルシウム、酸化チタン、硫酸バリウム、サチンホ
ワイト等が用いられる。
また、 接着剤と しては、 スチレン−フタジエンラ
テックス 、 メチルメタアクリレート−ブタジェンラ
テックス、 スチレン−酢酸ビニルラテックス等の合成
樹脂ラテックスおよびカゼイン、大豆蛋白、酵母蛋白、
 カルボキシメチルセルロース 、 ヒドロキシエチル
セルロース 等の七ルロース誘導体、酸化デンプン、変
性デンプン等の水溶性接着剤等が用いられる。これらの
接着剤は、顔料100重量部に対して15〜30重量部
の範囲で配合される。そして、水性顔料塗料の調製にあ
たり添加剤として離型剤、消泡剤、着色剤、粘性改良剤
等も必要に応じて配合することが出来る。
顔料および接着剤とを主成分とし、必要に応じて添加剤
を配合して調製された固型分濃度40〜70゜%の水性
顔料塗料は、 エアーナイフコーター、 ブレードコー
ター、 ロールコータ−、ロッドコーター 等で坪量4
0〜350gr  / m”の原紙の表面に塗被量が、
5〜3Qgr/m”になるように塗布されキャスト塗被
層は設けられる。そして、このキャスト塗被層は、ウェ
ット法の場合、そのまま加熱された鏡面ドラムに圧着、
乾燥することによりキャストコート紙を得ることが出来
る。一方、ゲル化法では、キャスト塗被層は、凝固浴で
表面処理後ウェット法と同様にすることによりキャスト
コート紙を得ることが出来る。更に、リウェツト法では
、キャスト塗被層を一旦乾燥し、要すればスーパーキャ
レンダー等その他の手段により表面処理し平滑化後、湿
潤液で再湿潤してから加熱された鏡面ドラムに圧着、乾
燥することによりキャストコート紙を得ることが出来る
また、キャストコート層を設けるにあたり必要に応じて
予め設けられる下塗り塗被層は、キャスト塗被層と同様
にして水性顔料塗料を原紙の表面に塗被量が、5〜30
gr/m”になるように塗布される。そして、下塗り塗
被層は、ウェット法、ゲル化法、リウェツト法の製造法
によって乾燥後もしくはそのままでキャスト塗被層は設
けられる。
本発明では、かくして原紙の表面に設けられるキャスト
コート層すなわち下塗り塗被層もしくはキャスト塗被層
のいずれかまたは、各層にシリカを配合することを特徴
とするもので、キャストコート紙の特徴である高光沢、
その他の特性を損なうことなく、しかもピンホールの解
消されたキャストコート紙を得ることが出来る。
〔実施例〕   ゛ さらに、実施例によって本発明を説明する。
実施例1 キャスト塗被層配合組成     重量部カオリン  
          80軽質炭酸カルシウム    
   10シリカ(平均粒径:2.5μ)10 トリポリリン酸ソーダ      0.5カゼイン  
          8 スチレン−ブタジェンラテックス          
       14上記キャスト塗被層配合組成で固形
分65%の水性顔料塗料を調製し、坪量85gr/m2
の原紙に乾燥重量が20gr/m”になるように塗被し
た。次いで、ウェット状態で90℃に加熱されたキャス
トドラムに圧着、乾燥して本発明のキャストコート紙を
得た。
実施例2 キャスト塗被層配合組成     重量部カオリン  
          85軽質炭酸カルシウム    
   10シリカ(平均粒径:2,5μ)    5ト
リポリリン酸ソーダ      0.5カゼイン   
         8 スチレン−ブタジェンラテックス          
       14キャスト塗被層配合組成を上記のよ
うに代えた以外は、実施例1と同様にして本発明のキャ
ストコート紙を得た。
実施例3 キャスト塗被層配合組成     重量部カオリン  
          75軽質炭酸カルシウム    
   10シリカ(平均粒径:2.5μ)15 トリポリリン酸ソーダ      0.5カゼイン  
          8 スチレン−フタジエンラテックス          
       14キャスト塗被層配合組成を上記のよ
うに代えた以外は、実施例1と同様にして本発明のキャ
ストコート紙を得た。
実施例4 キャスト塗被層配合組成     重量部カオリン  
          90シリカ(平均粒径:1μ)1
0 トリポリリン酸ソーダ      0.5カゼイン  
          8 スチレン−フタジエンラテックス          
       14上記キャスト塗被層配合組成で固型
分65%の水性顔料塗料を調製し、坪量g5gr/m”
の原紙に乾燥重量が20gr/m”になるように塗被し
た。次いで、蟻酸2wt%の処理液で処理し、続いて、
ウェット状態で90℃に加熱されたキャストドラムに圧
着、乾燥して本発明のキャストコート紙を得た。
実施例ら キャスト塗被層配合組成     重量部カオリン  
          95シリカ(平均粒径:1μ) 
    5トリポリリン酸ソーダ      0.5カ
ゼイン            8 スチレン−フタジエンラテックス          
       14キャスト塗被層配合組成を上記のよ
うに代えた以外は、実施例4と同様にして本発明のキャ
ストコート紙を得た。
実施例6 キヤスト止=→塗被層配合組成  重量部カオリン  
          85シリカ(平均粒径:1μ)1
5 トリポリリン酸ソーダ      0.5カゼイン  
          8 スチレン−フタジエンラテックス          
       14キャスト塗被層配合組成を上記のよ
うに代えた以外は、実施例4と同様にして本発明のキャ
ストコート紙を得た。
実施例7 キャスト塗被層配合組成     重量部カオリン  
          80軽質炭酸カルシウム    
   10シリカ(平均粒径:1.5μ)10 トリポリリン酸ソーダ      0゜5カゼイン  
          8 スチレン−ブタジェンラテックス          
       14上記キャスト塗被層配合組成で固形
分65%の水性顔料塗料を調製し、坪量85gr/m2
の原紙に乾燥重量が20gr/m”になるように塗被、
乾燥した。次いで、水で再湿潤し、ウェット状態で90
℃に加熱されたキャストドラムに圧着、乾燥して本発明
のキャストコート紙を得た。
実施例8 キャスト塗被層配合組成     重量部カオリン  
          85軽質炭酸カルシウム    
   10シリカ(平均粒径:1.5μ)    5ト
リポリリン酸ソーダ      0.5カゼイン   
         8 スチレン−ブタジェンラテックス          
       14キャスト塗被層配合組成を上記のよ
うに代えた以外は、実施例7と同様にして本発明のキャ
ストコート紙を得た。
実施例9 キャスト塗被層配合組成     重量部カオリン  
          75軽質炭酸カルシウム    
   10シリカ(平均粒径:1.5μ)15 トリポリリン酸ソーダ      0.5カゼイン  
          8 スチレン−フタジエンラテックス          
       14キャスト塗被層配合組成を上記のよ
うに代えた以外は、実施例7と同様にして本発明のキャ
ストコート紙を得た。
実施例10 下塗り塗被層配合組成      重量部カオリン  
          60重質炭酸カルシウム    
   30シリカ(平均粒径:5μ)10 ポリアクリル酸ソーダ      0,5酸化デンプン
          7 スチレンーフタジエンラテツクス          
       12キャスト塗被層配合組成     
重量部カオリン            85軽質炭酸
カルシウム       10シリカ(平均粒径:2.
5μ)    5トリポリリン酸ソーダ      0
.5カゼイン             8スチレン−
ブタジェンラテックス               
  14上記下塗り塗被層配合組成で固形分65%の水
性顔料塗料を調製し、坪量85gr/m”の原紙に乾燥
重量が10gr/m”になるように塗被、乾燥して下塗
り塗被層を設けた0次いで、上記キャスト塗被層配合組
成で固形分65%の水性顔料塗料を調製し、下塗り塗被
層上に乾燥重量が10gr/♂になるように塗被し、9
0°Cに加熱されたキャストドラムに圧着、乾燥して本
発明のキャストコート紙を得た。
実施例11 下塗り塗被層配合組成      重量部カオリン  
          60重質炭酸カルシウム    
   35シリカ(平均粒径:5μ)     5キャ
スト塗被層配合組成     重量部カオリン    
        95シリカ(平均粒径:1μ)   
  5下塗り塗被層配合組成およびキャスト塗被層配合
組成の顔料を上記のように代えた以外は、実施例10と
同様にして下塗り塗被層およびキャスト塗被層を設け、
次いで、蟻酸2wt%の処理液で処理した。続いて、ウ
ェット状態で90℃に加熱されたキャストドラムに圧着
、乾燥して本発明のキャストコート紙を得た。
実施例12 下塗り塗被層配合組成      重量部カオリン  
          55重質炭酸カルシウム    
   40シリカ(平均粒径:5μ)     5キャ
スト塗被層配合組成     重量部カオリン    
        85軽質炭酸カルシウム      
 10シリカ(平均粒径:1.5μ)    5下塗り
塗被層配合組成およびキャスト塗被層配合組成の顔料を
上記のように代えた以外は、実施例10と同様にして下
塗り塗被層およびキャスト塗被層を設けた。次いで、水
で再湿潤し、ウェット状態で90℃に加熱されたキャス
トドラムに圧着、乾燥して本発明のキャストコート紙を
得た。
比較例1 キャスト塗被層配合組成     重量部カオリン  
          90軽質炭酸カルシウム    
   10キャスト塗被層配合組成の顔料を上記のよう
に代えた以外は、実施例1と同様にして比較用のキャス
トコート紙を得た。
比較例2 キャスト塗被層配合組成     重量部カオリン  
         100キャスト塗被層配合組成の顔
料を上記のように代えた以外は、実施例4と同様にして
比較用のキャストコート紙を得た。
比較例3 キャスト塗被層配合組成     重量部カオリン  
            90軽質炭酸カルシウム  
     10キャスト塗被層配合組成の顔料を上記の
ように代えた以外は、実施例7と同様にして比較用のキ
ャストコート紙を得た。
各実施例および比較例で得られたキャストコート紙につ
いて品質試験を行った。
品質試験の結果は、次表の通りで、本発明のキャストコ
ート紙は、白紙光沢そ、の他の品質には全く問題なく、
ピンホールの発生が見られないキャストコート紙が得ら
れていることが判る。
ピンホール発生の評価 ◎ : 殆ど発生せず O: 僅かに発生 使用には支障なし △ : かなり多く発生 使用不可 × : 全面に発生 使用不可 RIテスター表面強度 ○ : キャストコート層にピッキングが発生せず △ : キャストコート層にピッキングが僅かに発生 × : キャストコート層にピッキングが発生 表面強
度不足 品質試験結果 と 漏 光沢度: JIS P−8142による。(%)〔発明
の効果〕 以上のように、本発明のキャストコート紙は、原紙の表
面に設けられたキャストコート層に特定乃シリカを配合
することにより、キャストコート習のピンホールを解消
することが出来る。しかも、キャストコート紙特有の高
光沢性その他の1品質を員なうことなく目的を達成する
ことが出来る。
したがって、その効果は計りしれないものがある。
特許出願人 日本加工製紙株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 原紙の表面に、顔料および接着剤を主成分とするキャス
    トコート層を設けてなるキャストコート紙において、キ
    ャストコート層に平均凝集粒子径0.5〜10μの非晶
    質シリカを配合することを特徴とするキャストコート紙
JP7808488A 1988-04-01 1988-04-01 キヤストコート紙 Pending JPH01260096A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7808488A JPH01260096A (ja) 1988-04-01 1988-04-01 キヤストコート紙

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7808488A JPH01260096A (ja) 1988-04-01 1988-04-01 キヤストコート紙

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01260096A true JPH01260096A (ja) 1989-10-17

Family

ID=13651979

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7808488A Pending JPH01260096A (ja) 1988-04-01 1988-04-01 キヤストコート紙

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01260096A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62282094A (ja) * 1986-05-23 1987-12-07 山陽国策パルプ株式会社 ポスタ−用紙
JPS63265680A (ja) * 1987-04-23 1988-11-02 Asahi Chem Ind Co Ltd インクジエツト記録用紙

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62282094A (ja) * 1986-05-23 1987-12-07 山陽国策パルプ株式会社 ポスタ−用紙
JPS63265680A (ja) * 1987-04-23 1988-11-02 Asahi Chem Ind Co Ltd インクジエツト記録用紙

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1878912B (zh) 铸涂纸及其制造方法
JPH0128155B2 (ja)
JPH0415315B2 (ja)
JPH01221594A (ja) キヤストコート紙の製造法
JPH01260096A (ja) キヤストコート紙
EP0428057B1 (en) Process for producing castcoated paper
JP2725687B2 (ja) キャスト紙用塗工液組成物
JPH1018197A (ja) キャスト塗被紙
JPH0241495A (ja) キヤストコート紙の製造法
JPH03193994A (ja) キャスト塗被紙の製造方法
JPH01221595A (ja) キヤストコート紙の製造法
JPH09170195A (ja) オフセット印刷用塗被紙の製造方法及び塗被紙
JPH03241095A (ja) 紙塗工用組成物及びそれを用いた塗工紙の製造方法
JPH0790798A (ja) キャスト塗被紙の製造方法
JPH07300799A (ja) 印刷用塗被紙の製造方法
JPH05321193A (ja) キャスト塗被紙の製造法
JPH01111090A (ja) キャスト塗被紙の製造方法
JPH01246494A (ja) キヤストコート紙の製造方法及びそれに使用する塗被組成物
JPH01292197A (ja) キヤストコート紙
JPH0351393A (ja) キャスト塗被紙の製造方法
JPH036280B2 (ja)
JPH01174695A (ja) キャスト塗被紙の製造方法
JPH07189188A (ja) トランスファーロール塗工用塗料および塗工紙
JPH08269895A (ja) 印刷用塗被紙の製造方法
JPS63264996A (ja) ロ−ルコ−タ−塗工グラビア用コ−ト紙