JPH01260093A - カレンダー装置 - Google Patents

カレンダー装置

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Publication number
JPH01260093A
JPH01260093A JP8466088A JP8466088A JPH01260093A JP H01260093 A JPH01260093 A JP H01260093A JP 8466088 A JP8466088 A JP 8466088A JP 8466088 A JP8466088 A JP 8466088A JP H01260093 A JPH01260093 A JP H01260093A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic
roll
web
rolls
elastic roll
Prior art date
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Pending
Application number
JP8466088A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Hasegawa
隆 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP8466088A priority Critical patent/JPH01260093A/ja
Publication of JPH01260093A publication Critical patent/JPH01260093A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は金属ロールと弾性ロールによりウェブを加圧し
つつ挾持搬送するカレンダー装置に関し、特に詳細には
カレンダー処理の高速化を図ることができ、かつ製造が
容易なカレンダー装置に関するものである。
(従来の技術) 従来より磁気テープ、紙、各種フィルム等からなるウェ
ブを金属ロールと弾性ロールとにより加圧、加熱しつつ
挾持搬送することにより、ウェブ表面の平滑化処理を行
なうようにしたカレンダー装置は広く実用化されている
。従来のカレンダー装置は、!J6図および第7図に示
すように、互いに隣接して交互に配設され矢印方向に回
転する金属ロール102と弾性ロール103の間にウェ
ブ1を通過させて該ウェブ1を加圧するとともに、上記
各ロールを適切な温度に制御してウェブ1を加熱し、ウ
ェブ表面を平滑化処理するものとなっている。なお、第
7図に示す小径のロール104は、カレンダ−位置(金
属ロール102と弾性ロール103の接触位置)以外で
ウェブ1が金属ロール102や弾性ロール103の表面
に接触して傷等が付くことを防止するためのパスロール
である。
ところで上記のようなカレンダー装置においては、近年
カレンダー処理を高速で行なう要請が高まっている。カ
レンダー処理を高速で行なうには、ロールの回転速度と
ともにロールによる加圧力、加熱温度を高める必要があ
る。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記のようにカレンダー処理を高速化す
るためには、ロールの長手方向において径の寸法にムラ
のない、極めて寸法精度の高いロールを用いることが、
ウェブ全幅に亘って均等なカレンダー処理が行なう上で
必要となる。例えばウェブの走行速度を400 m/w
inと高速化した場合に、弾性ロールの、所定の寸法よ
り径が2μm小さかった部分を通過したウェブはカレン
ダーされないといった不都合が認められた。またカレン
ダー処理の高速化のために、上記のように加圧力、加熱
温度、ロールの回転速度を高めると、弾性ロールにたわ
みが生じる場合があり、その場合にはたわみを相殺する
ために弾性ロールの形状を予めフラウンにしておくこと
が必要となり、やはり弾性ロールの形状を高精度に加工
する必要が生じる。
しかしながら高速処理を行なうためには、一方では高い
加圧力や熱に耐えうるような弾性ロールが必要とされ、
弾性ロールを弾性金属や比較的硬度の高いプラスチック
からなるものとするなど、その硬度を高める必要がある
ので、このような硬度の高い弾性ロールに対して上述し
た高精度な形状となるよう研磨等を行なうと弾性ロール
の製造コストが大きく上昇してしまう。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、製
造コストが安価な弾性ロールを用いそ高速のカレンダー
処理を良好に行なうことのできるるカレンダー装置を提
供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明のカレンダー装置は、弾性ロールがウェブの搬送
路に沿って複数本設けられるとともに、各弾性ロールに
、大径の凸部と小径の凹部が、軸方向に交互に並びかつ
各弾性ロールの凹部が他の弾性ロールの凸部とウェブの
搬送方向において重なり合うように形成されていること
を特徴とするものである。
なお、ここで四部が凸部と重なり合うとは凹部のすべて
の部分が他の弾性ロールの凸部と重なり合うことを意味
する。またその場合に他のロールの凸部は必ずしも1つ
のロールの凸部でなくてもよい。
本装置におけるカレンダー処理は、金属ロールと弾性ロ
ールの凸部との間で行なわれ、また各凹部は必ず他のロ
ールの凸部と重なり合うようになっているので、ウェブ
は最終的にはその全面に亘ってカレンダー処理が行なわ
れる。
また本発明(こおける弾性ロールは、凸部のみその形状
を高精度に加工すればよいので、1つ1つの研磨幅が小
さくなり、弾性ロールの全幅に亘って均一に研磨する必
要のあった従来の弾性ロールに比べて精度を出し易くな
り、加工が容易になるため製造コストが低減される。
(実 施 例) 以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
第1図は本発明の一実施例によるカレンダー装置の金属
ロールと弾性ロールの正面図であり、第2図は同装置の
側面図である。
本実施例装置において、−例として磁気記録媒体からな
るウェブ1を挾持搬送することにより表面の平滑化処理
を行なうカレンダーロールは、3本の金属ロール2と、
第1の弾性ロール3、第2の弾性ロールエ3の2本の弾
性ロールとがらなり、これらの金属ロール2と弾性ロー
ル3.13は縦方向に交互に並んで配されている。なお
、第2図に示すロール4は、前述したバスロールである
。上記金属ロール2はクロムモリブデン鋼SCM−4に
硬質クロムメツキしたものからなり、その直径は通常、
200〜400 mm、長さは500 =150hmと
なっており、表面粗さは0.005μmRa  (カッ
トオフ値0.25+am)であり、更に表面硬度はHv
800〜1200である。また弾性ロール3,13はプ
ラスチック例えばナイロンからなり、表面硬度はHsD
スケールで85、表面粗さは0,02μmRa  (カ
ットオフ値0.25mm)となっている。また第1の弾
性ロール3は大径の凸部3Aと、小径の凹部3Bがその
軸方向に交互に形成されており、また第2の弾性ロール
13にも大径の凸部13Aと小径の凹部13Bが軸方向
に交互に形成されている。各弾性ロール3゜13ノ凸部
3A、13A17)直径は通常200〜400 mm、
凹部3B、18Bとの段差は通常2〜5龍となっている
。また第1の弾性ロールの四部3Bは第2の弾性ロール
の凸部13Aと、第2の弾性ロールの凹部13Bは第1
の弾性ロールの凸部3Aとそれぞれウェブ1の搬送方向
において重なり合うようになっており、また第1の弾性
ロール3の凸部3Aと第2の弾性ロール13の凸部13
Aは、それぞれ両端部がウェブ1の搬送方向においてわ
ずかに重なるように形成されている。
上記装置において、上述した各ローラは第2図に矢印で
示す方向に回転することによりウェブ1を上方から下方
に搬送する。これとともに金属ロール2と弾性ロール3
,13の間には所定の加圧力が加えられ、さらに金属ロ
ール2の内部に設けられている図示しない加熱、冷却手
段により金属ロール表面が所定の温度に制御されること
により1、ウェブ1が加圧、加熱されてカレンダー処理
が行なわれる。ウェブ1は上記装置において、まず金属
ロール2と第1の弾性ロール3の間を通過し、その際に
上記凸部3Aと金属ロール2とによってウェブの一部が
加圧され、上記凹部3Bと金属ロール2の間を通過する
残りの部分は加圧されない。
このウェブ1は続いて金属ロール2と第2の弾性ロール
13の間を通過し、上記第1の弾性ロール3によって加
圧されなかった部分は、第2の弾性ロールの凸部13A
と金属ロール2の間を通過することによって加圧される
。従って本カレンダー装置通過後は、ウェブ1はその全
面に亘って加圧を受け、カレンダー処理が施されたもの
となる。
このように本実施例のカレンダー装置においては互いに
異なった位置に凸部と凹部を有する2本の弾性ロール3
,13を用いて良好にカレンダー処理を行なうことがで
き、またこれらの弾性ロールは、いずれもその凸部だけ
を寸法精度よく加工(研磨)すればよいので、研磨を行
なう長さが短くなって加工が容易になるとともに寸法精
度も出しやすくなる。
なお、上記金属ロールと研磨ロールの配置は、両ロール
によりウェブ1を挾持搬送することのできるものであれ
ば任意に設定することができる。
例えば第3図に示すように金属ロール2と第1および第
2の弾性ロール3.13を横方向に連設してもよい。な
お、加圧を行なう回数が少なくてもよい場合には、金属
ロールは最低限2つの弾性ロールの間に設けられていれ
ばよい。さらに第4図に示すように、第1および第2の
弾性ロール3,13をそれぞれ金属ロール2と対向させ
て横方向に並べてもよい。また、第4図の装置では、ウ
ェブ1の加圧を一層高めるように、凹凸のない弾性ロー
ル103と金属ロール2もウェブ1の搬送路中に併設し
ている。第4図の装置においては第1の弾性ロール3と
金属ロール2および第2の弾性ロール13と金属ロール
2によってウェブの全幅に亘ってムラのないカレンダー
処理が行なわれるので、上記弾性ロール10Bの寸法精
度によって弾性ロール103による無加圧部分が生じて
も、最終的に無加圧となってカレンダー処理が行なわれ
ない部1分は生じない。なお第4図の装置において、第
1の弾性ロール3と金属ロール2および第2の弾性ロー
ル13と金属ロール2をそれぞれもう一組ずつ設けて加
圧を繰り返すようにしても差し支えない。
また、弾性ロールの数、およびそれぞれの弾性ロールの
凸部と凹部の配置は弾性ロールの数等に応じて適宜設定
すればよく、例えば第5図に示すように3つの弾性ロー
ル23.33.43を用い、ウェブがこれら3つの弾性
ロールの少なくともいずれか1つにより加圧されるよう
に、それぞれの凸部23A、 33A、 43Aの位置
を決めてもよい。
さらに本発明のカレンダー装置は、上述した磁気記録媒
体の他、紙、各種フィルム等のカレンダ−装置として広
く使用することのできるものであることは言うまでもな
い。
(発明の効果) 以上説明したように本発明のカレンダー装置によれば、
凹部と凸部が形成された弾性ロールを複数本設け、該凸
部と金属ロールとにより加圧を行なうようにしたので、
弾性ロールの寸法精度は凸部のみについて高めればよく
、弾性ロールが比較的硬度の高いものであってもその加
工が容易となる。従って本装置によれば、その製造コス
トを上昇させることなくカレンダー処理の高速化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるカレンダー装置の弾性
ロールと金属ロールの正面図、第2図は上記装置の側面
図、 第3図および第4図は本発明の他の実施例によるカレン
ダー装置の側面図、 第5図はさらに他の実施例における弾性ロールの平面図
、 第6図は従来のカレンダー装置の金属ロールと弾性ロー
ルの正面図、 第7図は従来のカレンダー装置の側面図である。 1・・・ウ エ ブ ・ 2・・・金属ロール 3・・・第1の弾性ロール 3A、 13A・・・凸   部 3B、IIB・・・凹   部 13・・・第2の弾性ロール 第1図 第2図 第3図 第4図 第6図 第7図 昭和63年05月13日 昭和63年特許願  第084.660号名 称  (
520)富士写真フィルム株式会社4、代理人 住 所 東京都港区六本木5−2−1      はう
らいやビル7′pa5、 補正命令の日付 自発補正 6・補正の対象  明細書の「発明の詳細な説明」の澗
7、補正の内容 1)明細書第3頁第17行 「寸法より径が」を「寸法より円筒度が」と補正する。 2)同第4頁第4行 「フラウン」を「クラウン」と補正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金属ロールと弾性ロールによりウェブを加圧しつつ挾持
    搬送することにより、前記ウェブ表面の平滑化処理を行
    なうカレンダー装置において、前記弾性ロールが前記ウ
    ェブの搬送路に沿って複数本設けられるとともに、前記
    各弾性ロールに、大径の凸部と小径の凹部が、軸方向に
    交互に並びかつ各弾性ロールの凹部が他の弾性ロールの
    凸部と前記ウェブの搬送方向において重なり合うように
    形成されていることを特徴とするカレンダー装置。
JP8466088A 1988-04-06 1988-04-06 カレンダー装置 Pending JPH01260093A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8466088A JPH01260093A (ja) 1988-04-06 1988-04-06 カレンダー装置

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JP8466088A JPH01260093A (ja) 1988-04-06 1988-04-06 カレンダー装置

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JPH01260093A true JPH01260093A (ja) 1989-10-17

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ID=13836880

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JP8466088A Pending JPH01260093A (ja) 1988-04-06 1988-04-06 カレンダー装置

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JP (1) JPH01260093A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08309850A (ja) * 1995-05-15 1996-11-26 Solvay & Cie しぼの付いた熱可塑性フィルムの製造法、この方法によるフィルム、このフィルムの製品の製造における用途及びこのようにして製造された製品
JP2012241303A (ja) * 2011-05-23 2012-12-10 Toyota Boshoku Corp 繊維複合体の製造方法及び押圧ローラ装置

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