JPH01259828A - 床敷物 - Google Patents

床敷物

Info

Publication number
JPH01259828A
JPH01259828A JP8788588A JP8788588A JPH01259828A JP H01259828 A JPH01259828 A JP H01259828A JP 8788588 A JP8788588 A JP 8788588A JP 8788588 A JP8788588 A JP 8788588A JP H01259828 A JPH01259828 A JP H01259828A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
resin
floor
olefin
mounting member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8788588A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamio Yamane
山根 民男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EBAASU KK
Original Assignee
EBAASU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EBAASU KK filed Critical EBAASU KK
Priority to JP8788588A priority Critical patent/JPH01259828A/ja
Publication of JPH01259828A publication Critical patent/JPH01259828A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Carpets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は床敷物、例えば、建物の出入口で使用されるく
つぬぐい用マット、または室内で使用される玄関マット
や室内や通路などで使用される床敷物、パスマット、浴
室や屋外などで使用されるすのこや人工芝その他、換言
すれば人が歩行その他のときに上に乗る床敷物に関する
(従来の技術) 上記のような床敷物は、一般に床などに置いて任意に移
動可能な状態、または両面粘着テープなどの固定手段で
床面に固着して使用されている。
前記移動可能な状態で使用される床敷物は、床を清掃す
るような場合には、それに対して容易に対応することが
できるから、清掃などに対しては遺する。しかし、不必
要に移動することがあるから、体裁が悪い場合が生じた
り、踏んだときに滑って移動するような問題がある。
また、両面粘着テープで敷物を床に固着した場合は、不
必要な移動などはない、しかし、清掃などのために移動
が必要になった場合は、1度剥薯すると、その表面に付
着したごみなどのために再接着が困難であり、また、前
記粘着剤が破断して床面に残る場合も生じるなどの間趙
がある。
このような問題を解決するために、剥離が比較的容易で
あり、かつ剥離によって床を汚すことがなく、しかも、
反復して接着と剥離をすることが可能な粘着剤が裏面に
固着された床敷物として、例えば実開昭62−1481
75号公報に開示されたものが知られている。
この床敷物は、ポリウレタンなどの自己粘着性を備えた
プラスチック製の粘着剤を、床敷物の裏面に固着したも
のであって、この粘着材は、その表面に付着したものを
水洗などで比較的容易に除くことが可能であるから、床
などに対する接着と、その剥離を反復して行うことが可
能である。
(発明が解決しようとする課題) 前記実開昭62−148175号公報に開示された床敷
物は、その固着手段として、自己粘着性の粘着剤を使用
しているから、前記のように、接着と剥離を反復して行
うことが可能であり、床敷物の固定と移動などを、反復
して容易にかつ任意に行うことかができる。
しかし、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢
酸ビニル共重合体などのオレフィンモノポリマー、また
はオレフィン系コポリマーやオレフィンモノポリマーま
たはオレフィン系コポリマーに異種のポリマーをブレン
ドしたオレフィン系のブレンド樹脂で、床敷物の裏面部
または全体が形成されている場合には、これらに直接、
前記ポリウレタンなどの自己粘着性の粘着剤を強固に接
着することは困難である。
したがって、前記のようなプラスナックで裏面部が形成
されている床敷物の場合は、その裏面に前記自己粘着性
を備えた粘着剤を固着して、床などに対して接着とその
剥離とを反復して行うことを可能にすることが困難な問
題がある。
なお、前記敷物の裏面に粘着剤を強固に固着す手段とし
て、その表面を放電やプラズマまたは化学薬品で処理す
ることが知られているが、処理部分の表面が劣化し、か
つ敷物の裏面の一部に粘着剤を固着する場合に、その部
分のみを処理することが困難である問題がある。
本発明は上記のような問題を解決するものであって、前
記オレフィン樹脂やオレフィン系樹脂またはオレフィン
系ブレンド樹脂で裏面部が構成された床敷物に対して、
自己粘着性を有する粘着剤を強固に固着した床敷物をう
ろことを目的とするものである。
(課題を解決するための手段点) 本発明の床敷物は、オレフィン樹脂やオレフィン系樹脂
またはオレフィン系ブレンド樹脂で裏面部が構成された
床敷物であって、粘着剤接着層とオレフィン樹脂やポリ
オレフィン系樹脂またはオレフィン系ブレンド樹脂製シ
ートからなる固着層とを互いに固着して形成された取付
部材が、前記固着層を床敷物の裏面に重すて、床敷物に
熱溶着またはインサートで固着され、かつ前記粘着剤接
着層に、軟質ウレタン系樹脂または内部可塑性を有する
アクリル系共重合樹脂などで形成され、かつ接着と剥離
とを反復して行うことが可能な自己粘着性を有する粘着
剤を接着したものである。
前記取付部材の固着層は、オレフィン樹脂やポリオレフ
ィン系樹脂またはオレフィン系ブレンド樹脂製のフィラ
メント及び/またはバインダとして含んだ織布、不織布
、ネットなどで構成することもできる。
また、オレフィン樹脂やポリオレフィン系樹脂またはオ
レフィン系ブレンド樹脂製シートの片面に、オレフィン
樹脂やポリオレフィン系樹脂またはオレフィン系ブレン
ド樹脂製のフィラメント及び/またはバインダとして含
んだ織布、不織布、ネットなどを固着して固17屑が形
成され、この固着層の前記シート側に粘着剤接着層を固
着して取付部材を構成することも可能である。
前記取付部材の粘着剤接着層は、自己粘着性を有する粘
着剤を固着することができるプラスチックやバルブその
他任意の材質で構成することができるものであって、シ
ートまたはフィラメントを使用した織布、不織布、編物
、ネット状などの任意の形態のものを使用することが可
能である。粘着剤接着層を形成するプラスチックとして
は、例えば、スチロール樹脂、アクリル樹脂、PVC1
ABS@脂などを挙げることができる。
この粘着剤接着層と固着層との固着平膜は、粘着剤接着
層を構成する材質に応じて定める。すなわち、粘着剤接
着層が固着層に接着が困難な材質で構成されているとき
には、例えば、粘着剤接着層に対して固着層を一体成形
するなどして、両層を一体成形する。そして、粘着剤接
着層が、例えばフィラメントで構成され、かつ固着層に
接着可能な材質を含んでいるときは、前記の一体成形、
または熱溶着や接着剤による接着などほぼ任意の手段で
固着することができる。
取付部材は、熱溶着まなはインサートで敷物本体の裏面
に固着されているが、取付部材の固着層が、その表面に
織布または不織布などを固着し形成されている場合は、
前記織布または不織布などが固着層と敷物本体の両方に
くい込み状になるので、取付部材をより強固に敷物本体
に固着することができる。
このように構成されて、床敷物の裏面部に固着された取
付部材の粘着剤接着層に対する粘着剤の接着は、それを
直接塗布して硬化させるか、またはシート状にした粘着
剤を接着剤で接着する。そして、この粘着剤は、取付部
材を床敷物の裏面に接着する前に粘着剤接着層に接着し
ても、床敷物の裏面に熱溶着またはインサートされた取
付部材に接着してもよい、粘着剤をあらかじめ取付部材
に接着しておく場合において、取付部材を熱溶着する場
合は、熱溶着する部分を除いて粘着剤を接着しておくこ
とが適する。
前記オレフィン樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体などのオレフィ
ンモノポリマーがあり、ポリオレフィン系樹脂としてオ
レフィン系コポリマーかある。そして、オレフィン系ブ
レンド樹脂は、オレフィンモノポリマー、オレフィン系
コポリマーに異種のポリマーをブレンドしたものである
そして、前記自己粘着性を有する粘着剤としては、 イソシアネートオール結合 (N−Coo) 及び/まなはインシアネートアミン結合(N−CONH
) を有する軟質ウレタン系街脂、または内部可塑性を有す
るアクリル系共重合樹脂がある。
前記軟質ウレタン系樹脂としては、例えば、その主鎖を
ポリプロピレングリコール−ポリオール、ポリエーテル
、ポリブタジェンなどとするものを挙げることができる
。また、アクリル系共重合樹脂としては、例えばポリブ
チルアクリレート、2−エチルへキシルアクリレート、
ポリオールアクリレート、アクリルウレタン樹脂などが
ある。
この床敷物に使用する粘着剤としては、引張り強度が5
〜30kg/aJで、J I S−A硬度が5〜60度
、表面粘性が25〜650gのエラストマで構成された
ものが使用できる。しかし、引張り強度は8〜20に+
r/ad、 J I S−A硬度は15〜40度、表面
粘性は80〜500gである粘着剤が適している。
なお、前記表面粘性とは、ピックアップ形のタックメー
タを使用して、試料を500gの荷重で20秒間圧着し
たのち、30a/minの速度で上昇させた場合の測定
荷重であり、この荷重を同一試料で3回測定し、その平
均値を示している。
(作用) この床敷物は、その裏面に固着された粘着剤を床その他
に接着して、床敷物を床などに固定することによって、
床敷物の不必要な移動を阻止する。
そして、床を清掃するようなときには、粘着剤を床など
から剥離し、清掃が終わってから粘着剤を再接着するも
のである。
粘着剤の表面にほこりその他が付着すると、その粘着力
が低下するが、この付着物を水洗などで除くことが可能
であるから、粘着剤は接着と剥離とを反復して行うこと
が可能である。
そして、この床敷物は、その裏面側がオレフィン樹脂や
ポリオレフィン系樹脂またはオレフィン系ブレンド樹脂
で形成されているが、取付部材の固1Pj4層は、床敷
物の裏面側を構成した前記プラスチックと同様なプラス
チックで形成されているから、取付部材を熱溶着または
床敷物の裏面部を成形するときに、それにインサートす
ることによって、容易にかつ強固に固着することができ
る。
粘着剤は、前記粘着剤接着層に接着するから、強固に接
着することができるとともに、この粘着剤は′a集力が
大きいから、床面などから剥離するときに、粘着剤の一
部が破断して、床面に残るようなこともない。そして、
粘着剤接着層を織布や不織布などで構成すれば、そのフ
ィラメントに粘着剤7がからみつく状態になるから、粘
着剤7をより強固に固着することができる。
(実施例) 本発明の床敷物の実施例を第1〜2図に示したくつめぐ
いマットについて説明する。
第1〜2図において、1は敷物本体で、これは板状のベ
ース2の表面に針状突起3を一体に立植し構成されてい
る。そして、ベース2と針状突起3は、エチレン−酢酸
ビニル共重合体で成形されたものである。
4はベース2の裏面に熱溶着された取付部材で、これは
エチレン−酢酸ビニル共重合体のシートで形成された固
着w!15と、PVCのシートで形成された粘着剤接着
16とで構成されたものであって、シート5,6は、こ
れらを一体成形することによって互いに固着している。
そして、固着層5側をベース2に重ねて、取付部材4の
周囲部がベース2の裏面に熱溶着されている。
7は自己粘着性を有するエラストマで形成された粘着剤
で、これはベース2に熱溶着された部分を除いて、粘着
剤接着層6に接着されている。
この粘着剤接着層層6に接着された粘着剤7は、イソシ
アネート含有率が2,87重1%のブレボ■に0]1 97100部と、水酸基が27,6    /gのポリ
オール155重星部とを混合後、粘着剤接着16に塗布
し硬化させたものである。
そして、前記の粘着剤7は、その引張り強度が9.8h
Ir/−で、J I S−A硬度が22度、表面粘性が
330gであった。
前記取付部材4は、ベース2の4隅部や両端部その他に
帯状に、またはほぼ全体など任意の形態に!8着するこ
とができるものであって、ベース2の大きさなどの条件
に応じて決定する。
ベース2に対する取付部材4の熱溶着は、高周波溶接や
低周波溶接または超音波溶接などの任意の手段で行う。
このように、ベース2と取付部材4の固M層5が、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体で形成されているから、ベー
ス2と取付部材4を熱溶着て容易にかつ強固に固着する
ことができる。
このくつぬぐいマットを建物の出入口の床に敷いて軽く
加圧した。すると、粘着剤7が床に接着してマットは移
動しなくなった。
前記床に接着したくつぬぐいマットを、その端部から持
上げると粘着剤7が床から剥離し、マットの移動が可能
になった。この床に対する粘着部材7の接着と剥離とは
反復して行なうことができ、かつこの反復しての剥離で
も、粘着剤7は取付部材4から剥薫しなかった。
粘着剤7の表面にほこりなどが付着し、粘着力が低下し
てから、粘着剤7の表面を水洗して、付着したほこりな
どを除去すると粘着力が復元し、床に接着するようにな
った。
なお、前記粘着剤7には、発泡剤や防かび刑などの添加
剤、または着色剤としての無機、有機の顔料や炭酸カル
シウム、タルク、ポワイト力−ボンなどの体質顔料を充
填剤として加えることも可能であって、このような充填
剤を使用することによって、粘着剤7の硬度を高く、ま
たは表面粘性を低く調整することができる。これらの添
加剤または充填剤を使用するときは、水分または付着水
が少ないものが適する。
粘着剤7に対する可塑剤の添加は不必要であるが、その
特性を損なわない範囲で、DOP、DBP、DHPなと
の=r塑剤を添加することは可能である。そして、目的
に応じて、例えばpvc、pS、ポリブテン等によるポ
リマーブレンドを行うこともできる。
前記実施例の粘着剤7は、取付部材4の周縁部を除いた
ほぼ全面にRMしているが、第3図に示したように、取
付部材4に点状などにして部分的接着するなど任意であ
って、粘着剤7の接着面積によって、接着力を調整する
ことができる。
第4図は別実施例を示すものである。
この実施例の敷物本体1も、エチレン−酢酸ビニル共重
合体製の板状のベース2に針状突起3を一体に成形し構
成されたものである。
9は前記ベース2の裏面に形成された凹部で、この四部
9に取付部材4がはめ込まれれ、かつその周縁部がベー
ス2に熱溶着されている。取付部材4に接着された粘着
剤7の表面はベース2の裏面よりも突出している。
この床敷物1も、その裏面の粘着剤を床などに接着して
、移動を防ぐものである。そして、取付部材4は、ベー
ス2に説けた凹部9にはめ込んでいるから、取付部材4
がやや厚い場合にも、それがベース2の裏面から突出し
ないように、または突出する場合も、それを薄くするこ
とができる。
したがって、取付部材4による段差をなめに、その部分
の針状突起3が早く慶耗するようなことをなくすること
が容易である。また、四部2によってベース2に対する
取付部材4の位置を定めることが容易であり、取付部材
4の固着能率の向上にも寄与する。
第5〜6図は取付部材4の別実施例を示すものである。
この実施例の取付部材4は、敷物本体1のコーナ部で、
その縁材を兼ねたものである。
すなわち、固着層5はほぼ方形の板状に構成され、かつ
その表面の1つのコーナ部に、敷物本体1のコーナ部が
入る段部10が形成されるとともに、。
他の部分は、段部10側の端部が厚くて、他端部になる
に従って薄くなる斜面の縁部11になっている。
この固1dFf5の裏面のほぼ全体に、ポリプロピレン
20%、レーヨン80%の不織布からなる粘着材接着R
6を熱溶着して、取付部材4が形成されている。
7は固着層5の段部10側の部分を除いて、粘着剤接着
層6に接着された粘着剤であって、粘着剤7の一部が粘
着剤接′jffN46を構成したフィラメントにからみ
付くようになるから、粘着剤7の固着をより確実にでき
る。
そして、敷物本体1のコーナ部を、段部10にはめ込む
状態にして固着jff5に重ねて、取付部材4をベース
2に熱溶着している。
この実施例では、取付部材4をベース2のコーナに固着
するように構成しているが、取付部材4を、ベース2の
は線部の縁材を兼ねる構成にすることもできる。
なお、図示を省略したが、第1図や第4図に示した敷物
本体1を成形するときに、その金型に取付部材4をイン
サートして、ベース2に固着することも可能である。
第7図は、エチレン−酢酸ビニル共重合体製のスポンジ
で形成されたパスマットの実施例を示すものである。
このパスマットは、エチレン−酢酸ビニル共重合体製の
スポンジで形成されたマット本体21の裏面に、取付部
材4が熱溶着て固着されている。
そして、前記取付部材4は、エチレン−酢酸ビニル共重
合体製のフィラメントで形成された不織布からなる固着
層5と、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体製の粘着剤接
着層6とで構成され、この粘着剤接着層6に自己粘着性
を有するエラストマ製の粘着剤7が接着されている。
固着層5を構成したフィラメント各表面部に、粘着剤接
着Jli!6とマット本体21がからみ付く用になるか
ら、取付部材4を強固にマット本体21に固着すること
が容易である。また、不織布からなる固着PI5は粘着
剤接着層6に固着されているから、形態及び寸法の安定
性がよく、マット本体21に熱溶着する場合の取扱いな
どが容易であって、能率よく熱溶着作業を行うことがで
きる。
第8へ・9図は、屋内外の通路や浴室その他で使用され
るすのこを示す実施例である。
このすのこは、ポリプロピレン類の棒状支持材23、h
に、ポリプロピレン類の帯板状の表面材24を固着し構
成されたものである。
そして、ポリプロピレン類のシート5aに、ポリプロピ
レンのフィラメントからなる不織布5bを固着した固着
層5と、塩素化ポリプロピレン系の粘着剤接着層6とで
形成された取付部材4が、前記支持材23の下面に熱溶
着され、かつ粘着剤接着層6にアクリル系共重合樹脂か
らなる粘着剤7aが接着されている。
前記粘着剤7aの組成は、次のとおりである。
末端にメタクリロイル基 (CH2=C−Coo) H3 を有するブチルアクリレートプレポリマ15重員部とメ
チルメタアクリレート85重景部との共重体(分子量4
6000程度)をメチルエチルケトン110部に溶解し
、これにトリレンジイソシアネート2重量部を添加混合
したものである。
この粘着剤7aは、その引張り強度が16kIC/cd
、J I S−A硬度が32度、表面粘性が480ft
であった。
すのこを床に固定することが可能であるとともに、反復
して床に接着し剥離することが可能であった。この床に
対する接着と剥離の反復によっても、支持材23からの
取付部材4の剥離、及び取付部材4からの粘着剤7aの
剥離はなかった。
(発明の効果) 本発明の床敷物は上記のように、裏面に粘着剤を固着し
ているから、床などのほぼ任意の場所に粘着剤で固着す
ることができ、その敷物が不必要に移動してその体裁が
悪くなったり、敷物を踏んだときにそれが滑って移動す
るようなことをなくすることができる。
敷物を敷いた床などを清掃するような場合は、敷物をや
や強く持ち上げることによって、粘着剤を床面から剥離
して敷物を任意に移動することが可能である。そして、
前記粘着剤は、自己粘着性を備えた軟質ウレタン系樹脂
または内部可塑性を有するアクリル系共重合樹脂で構成
しており、凝集力が大きいから、それを床などから剥離
したときに、粘着剤が破断して床に残るなどのおそれは
なく、床などに接Mまたはそれを剥離することを反復し
て行うことが可能である。
この床敷物の裏面部は、オレフィン樹脂やポリオレフィ
ン系樹脂またはオレフィン系ブレンド樹脂で形成されて
いるが、前記粘着剤は、敷物の裏面に固着された固着部
材を構成した粘着剤接着用シートに接着され、かつ敷物
の裏面に熱溶着またはインサートで固着された固着層は
、オレフィン樹脂やポリオレフィン系樹脂またはオレフ
ィン系ブレンド樹脂で構成されているから、固着部材を
敷物の前記裏面に容易にかつ強固に固着することができ
る。
したがって、床などに接着した粘着剤の剥離を反復して
も、敷物から固@眉が、または固着層から粘着剤シート
が剥離するおそれはなく、裏面部がオレフィン樹脂やポ
リオレフィン系樹脂またはオレフィン系ブレンド樹脂で
形成された床敷物を、粘着剤で床などに接着固定するこ
と、およびそれを剥離して、再度接着することを任意に
行うことが可能である。
そして、取付部材の固着層を織布、不織布、ネットなど
で構成すれば、その表面に粘着剤接着層と敷物本体の裏
面部がからみ付く状態になるから、取付部材をより強固
に敷物本体に固着することが可能である。また、固着槽
を構成する前記織布、不織布、ネットなどは、粘着剤接
着層に固着されているから、形態及び寸法などの安定性
がよく、取付部材の取扱いが容易であって、敷物本体に
固着する場合の作業能率を向上させることが可能である
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図はくつぬぐいマッ
トの断面斜視図、第2図は取付部材の斜視図、第3図は
取付部材の他の実施例の平面図、第4図は取付部材の固
着状態の別実施例の断面図、第5図は取付部材のさらに
他の実施例の底面図、第6図はA−A線の拡大断面図、
第7図はパスマットの斜視図、第8図はすのこの斜視図
、第9図は第8図の要部の拡大図である。 に敷物本体、2:ベース、3:針状突起、4:取付部材
、5:固着層、6:粘着剤接着層、7・7a:粘着剤。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)オレフィン樹脂やオレフィン系樹脂またはオレフ
    ィン系ブレンド樹脂で裏面部が構成された床敷物であっ
    て、粘着材接着層とオレフィン樹脂やポリオレフィン系
    樹脂またはオレフィン系ブレンド樹脂製シートからなる
    固着層とを互いに固着して形成された取付部材が、前記
    固着層を床敷物の裏面に重ねて、床敷物に熱溶着または
    インサートで固着され、かつ前記粘着剤接着層に、軟質
    ウレタン系樹脂または内部可塑性を有するアクリル系共
    重合樹脂などで形成され、かつ接着と剥離とを反復して
    行うことが可能な自己粘着性を有する粘着剤が接着され
    たことを特徴とする床敷物。
  2. (2)オレフィン樹脂やポリオレフィン系樹脂またはオ
    レフィン系ブレンド樹脂製のフィラメント及び/または
    バインダとして含んだ織布、不織布、ネットなどで取付
    部材の固着層が形成された請求項1に記載の床敷物。
  3. (3)オレフィン樹脂やポリオレフィン系樹脂またはオ
    レフィン系ブレンド樹脂製シートの片面に、オレフィン
    樹脂やポリオレフィン系樹脂またはオレフィン系ブレン
    ド樹脂製のフィラメント及び/またはバインダとして含
    んだ織布、不織布、ネットなどを固着して固着層が形成
    され、この固着層の前記シート側に粘着剤接着層を固着
    して取付部材が構成された請求項1に記載の床敷物。
JP8788588A 1988-04-08 1988-04-08 床敷物 Pending JPH01259828A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8788588A JPH01259828A (ja) 1988-04-08 1988-04-08 床敷物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8788588A JPH01259828A (ja) 1988-04-08 1988-04-08 床敷物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01259828A true JPH01259828A (ja) 1989-10-17

Family

ID=13927327

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8788588A Pending JPH01259828A (ja) 1988-04-08 1988-04-08 床敷物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01259828A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019122661A (ja) * 2018-01-18 2019-07-25 株式会社エクシール マット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019122661A (ja) * 2018-01-18 2019-07-25 株式会社エクシール マット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5082705A (en) Carpet underlay
CA2815023A1 (en) Rugs with a mat portion
US5069951A (en) Magnetized bath mat
CA2458733A1 (en) Shoe upper having an adhesive impregnated fabric strip stitched thereto for sole attached thereto
JPH01259828A (ja) 床敷物
CN111956040A (zh) 一种用于固定地毯的地毯固定贴及地毯固定结构
NL2024618B1 (en) Carpet tile, and carpet covering made of such carpet tiles
JPH01164348A (ja) 床敷物
AU752050B2 (en) Tackifying treatment for floor mats
US20230027994A1 (en) Carpet Tile, and Carpet Covering Made of Such Carpet Tiles
US9663686B2 (en) Shear stress-resistant systems and uses thereof
US20040139585A1 (en) Fastening kit and injection molded fastening article for use in such a kit
EA044831B1 (ru) Ковровая плитка и ковровое покрытие, состоящее из таких ковровых плиток
JP5643988B2 (ja) 階段構造、及び階段用床材の施工方法
JP2002253418A (ja) 家庭用敷物滑り止めシート
JP2534064B2 (ja) 目地付粘着シ−ト及びその使用方法
JPS60234629A (ja) 粘着処理マツト
JP2520967Y2 (ja) マットの床への固定具
JP2002106153A (ja) 両面粘着シートを用いた床施工方法
JP2597753Y2 (ja) 床タイル
JP2711102B2 (ja) 下地シート
JP2024082864A (ja) 床下地材
JPH10131466A (ja) 畳用寸法調整枠体
JPH0295846A (ja) セラミックタイルマット
JPH11107488A (ja) 内装材の施工方法