JPH01259744A - リング磁石を使用した同期電動機のロータ構造 - Google Patents
リング磁石を使用した同期電動機のロータ構造Info
- Publication number
- JPH01259744A JPH01259744A JP63083089A JP8308988A JPH01259744A JP H01259744 A JPH01259744 A JP H01259744A JP 63083089 A JP63083089 A JP 63083089A JP 8308988 A JP8308988 A JP 8308988A JP H01259744 A JPH01259744 A JP H01259744A
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- JP
- Japan
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- rotor core
- ring magnet
- magnet
- rotor
- coefficient
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- Pending
Links
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- PXAWCNYZAWMWIC-UHFFFAOYSA-N [Fe].[Nd] Chemical compound [Fe].[Nd] PXAWCNYZAWMWIC-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 5
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Landscapes
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はリング磁石を使用した同期電動機のロータ構造
に関し、特にリング磁石の熱応力による破損を防止する
ロータ構造に関する。
に関し、特にリング磁石の熱応力による破損を防止する
ロータ構造に関する。
永久磁石をロータコアの表面に貼付固定した同期電動機
のロータの製造工程において、複数の永久磁石を表面に
貼付ける作業は手数と時間を要するものである。そこで
ロータコアに貼付けるべき永久磁石を環状に連結させて
、一体のリング状磁石とすることが試みられている。こ
のリング磁石であればロータコアを挿入するという一工
程の作業によって貼付作業が終了する。
のロータの製造工程において、複数の永久磁石を表面に
貼付ける作業は手数と時間を要するものである。そこで
ロータコアに貼付けるべき永久磁石を環状に連結させて
、一体のリング状磁石とすることが試みられている。こ
のリング磁石であればロータコアを挿入するという一工
程の作業によって貼付作業が終了する。
然しなから、リング磁石とロータコアとは材料が異なる
ため両者の線膨張率も異なる。このため同期電動機の使
用中と非使用時との温度差に基づき、リング磁石に相応
の熱応力が発生し、条件によっては破損に至る場合があ
る。
ため両者の線膨張率も異なる。このため同期電動機の使
用中と非使用時との温度差に基づき、リング磁石に相応
の熱応力が発生し、条件によっては破損に至る場合があ
る。
依って本発明はロータコアに貼付固定されたリング磁石
の熱応力による破損を防止することを目的とする。
の熱応力による破損を防止することを目的とする。
上記目的に鑑みて本発明は、ロータコアの表面に開放さ
れた溝スリットをロータコアの長手方向に設けたロータ
構造を提供する。
れた溝スリットをロータコアの長手方向に設けたロータ
構造を提供する。
リング磁石の熱応力は温度変化に基づく該リング磁石の
円周方向伸縮量と、このリング磁石を貼付固定している
ロータコア表面部分の円周方向伸縮量との差に基づく応
力が支配的である。上記ロータコアに設けた溝スリット
はロータコアの表面に開放しているため前記伸縮量の差
を打ち消すよう作用し、その結果リング磁石に作用する
熱応力を低減させてその破損を防止する。
円周方向伸縮量と、このリング磁石を貼付固定している
ロータコア表面部分の円周方向伸縮量との差に基づく応
力が支配的である。上記ロータコアに設けた溝スリット
はロータコアの表面に開放しているため前記伸縮量の差
を打ち消すよう作用し、その結果リング磁石に作用する
熱応力を低減させてその破損を防止する。
以下本発明を添付図面に示す実施例に基づいて更に詳細
に説明する。第１図は本発明に係るロータの横断面を図
示している。シャフト１０に固定された電磁鋼板から成
るロータコア１２の外周面２２には８磁極を有する円環
状のリング磁石１４が貼付固定されている。このリング
磁石１４は、その残留磁気の大きさと環状構造に成形す
るのに適した機械的特性のためネオジウム・鉄マグネッ
トを使用している。このネオジウム・鉄マグネットは残
留磁束密度が１万ガウスを超え、フェライトマグネット
の残留磁束密度の概ね３倍もある。
に説明する。第１図は本発明に係るロータの横断面を図
示している。シャフト１０に固定された電磁鋼板から成
るロータコア１２の外周面２２には８磁極を有する円環
状のリング磁石１４が貼付固定されている。このリング
磁石１４は、その残留磁気の大きさと環状構造に成形す
るのに適した機械的特性のためネオジウム・鉄マグネッ
トを使用している。このネオジウム・鉄マグネットは残
留磁束密度が１万ガウスを超え、フェライトマグネット
の残留磁束密度の概ね３倍もある。
このネオジウム・鉄マグネットのリング磁石１４は、磁
化方向である厚さ方向（ロータの半径方向）の線膨張率
α１と、該磁化方向に対して垂直な方向、即ちロータコ
ア１２の外周面２２と平行な面内方向の線膨張率α２と
は異なり、その特性は異方性を示す。前記線膨張率α１
は正の値であるが、線膨張率α２は一５Ｘ１０−’〜−
３Ｘ１０−６／℃程度の負の値を示す。一方ロータコア
１２を構成する電磁鋼板材料の線膨張率α３は概ね１２
×１０−’／’Ｃ程度の正の値を示す。従ってロータコ
ア１２とリング磁石１４との円周方向の線膨張率の差、
は１５ Ｘ １０−ｂ／ ’Ｃを超える大きな値となる
。
化方向である厚さ方向（ロータの半径方向）の線膨張率
α１と、該磁化方向に対して垂直な方向、即ちロータコ
ア１２の外周面２２と平行な面内方向の線膨張率α２と
は異なり、その特性は異方性を示す。前記線膨張率α１
は正の値であるが、線膨張率α２は一５Ｘ１０−’〜−
３Ｘ１０−６／℃程度の負の値を示す。一方ロータコア
１２を構成する電磁鋼板材料の線膨張率α３は概ね１２
×１０−’／’Ｃ程度の正の値を示す。従ってロータコ
ア１２とリング磁石１４との円周方向の線膨張率の差、
は１５ Ｘ １０−ｂ／ ’Ｃを超える大きな値となる
。
電動機は使用中と非使用時とのロータの温度差は１００
℃を超えるものが大部分であり、上記の大きな線膨張率
の差とこの温度差とに応じてリング磁石１４とロータコ
ア１２との接着固定境界近傍には大きな円周方向熱応力
を生ずる。この熱応力の大きさによってはリング磁石１
４は破損する。
℃を超えるものが大部分であり、上記の大きな線膨張率
の差とこの温度差とに応じてリング磁石１４とロータコ
ア１２との接着固定境界近傍には大きな円周方向熱応力
を生ずる。この熱応力の大きさによってはリング磁石１
４は破損する。
上記の問題を解決すべく本実施例ではロータコア１２の
円周方向に等配されると共に、ロータコア１２の外周面
２２に開放した溝スリット１６をロータの８極の磁極の
各磁極に１本ずつ対応させ、ロータコア１２の長手方向
（第１図を示す紙面に垂直な方向）に合計８本設けてい
る。このスリ・ノド１６は必ずしも第１図を示す紙面に
垂直な方向でなくとも１、スキューしていてもよい。ロ
ータコア１２には上述した溝スリット１６を設けである
ため、温度変化に応じてロータコア１２、特にその外周
面２２の近くのロータコアが円周方向に伸縮する場合に
、ロータコア１２の円周方向の連続性をその溝スリット
１６の存在により分断し、その結果該ロータコア１２に
接合固定されたリング磁石１４に発生する熱応力を低減
させる。
円周方向に等配されると共に、ロータコア１２の外周面
２２に開放した溝スリット１６をロータの８極の磁極の
各磁極に１本ずつ対応させ、ロータコア１２の長手方向
（第１図を示す紙面に垂直な方向）に合計８本設けてい
る。このスリ・ノド１６は必ずしも第１図を示す紙面に
垂直な方向でなくとも１、スキューしていてもよい。ロ
ータコア１２には上述した溝スリット１６を設けである
ため、温度変化に応じてロータコア１２、特にその外周
面２２の近くのロータコアが円周方向に伸縮する場合に
、ロータコア１２の円周方向の連続性をその溝スリット
１６の存在により分断し、その結果該ロータコア１２に
接合固定されたリング磁石１４に発生する熱応力を低減
させる。
更に本実施例では、ロータコア１２の半径方向中程に各
々ロータコアの長手方向に延設された多数の孔１８を設
けることにより、細長い帯状部２０を形成させている。
々ロータコアの長手方向に延設された多数の孔１８を設
けることにより、細長い帯状部２０を形成させている。
この帯状部２０はロータコア１２の外表面２２の近傍で
ある外周部２４と、ロータコア１２の内周部２２との間
を細い部材で斜めに連結することにより、半径方向に変
位し易く、周方向に変位しにくい構造としている。この
構造によって、リング磁石１４に生起される熱応力は更
に低減される。
ある外周部２４と、ロータコア１２の内周部２２との間
を細い部材で斜めに連結することにより、半径方向に変
位し易く、周方向に変位しにくい構造としている。この
構造によって、リング磁石１４に生起される熱応力は更
に低減される。
以上の説明から明らかな様に本発明によれば、電動機の
使用中と非使用時とのロータの温度差に基づくリング磁
石の熱応力を低減させ、その破損を防止することが可能
となる。
使用中と非使用時とのロータの温度差に基づくリング磁
石の熱応力を低減させ、その破損を防止することが可能
となる。
第１図は本発明に係るロータの横断面図。
Ｉ２・・・ロータコア、 １４・・・リング磁石、
１６・・・溝スリット。
１６・・・溝スリット。
Claims (1)
- １、円環状のリング磁石をロータコアの表面に貼付け固
定した同期電動機のロータ構造であって、前記ロータコ
ア表面に開放された溝スリットを前記ロータコアの長手
方向に設けたことを特徴とするリング磁石を使用した同
期電動機のロータ構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63083089A JPH01259744A (ja) | 1988-04-06 | 1988-04-06 | リング磁石を使用した同期電動機のロータ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63083089A JPH01259744A (ja) | 1988-04-06 | 1988-04-06 | リング磁石を使用した同期電動機のロータ構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01259744A true JPH01259744A (ja) | 1989-10-17 |
Family
ID=13792456
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63083089A Pending JPH01259744A (ja) | 1988-04-06 | 1988-04-06 | リング磁石を使用した同期電動機のロータ構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01259744A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014064471A (ja) * | 2014-01-17 | 2014-04-10 | Nippon Soken Inc | 回転電機 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5967859A (ja) * | 1982-09-15 | 1984-04-17 | ザイア・アクチエンゲゼルシャフト | 同期モ−タの回転子 |
| JPS6096162A (ja) * | 1983-10-26 | 1985-05-29 | Hitachi Ltd | 永久磁石回転子 |
-
1988
- 1988-04-06 JP JP63083089A patent/JPH01259744A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5967859A (ja) * | 1982-09-15 | 1984-04-17 | ザイア・アクチエンゲゼルシャフト | 同期モ−タの回転子 |
| JPS6096162A (ja) * | 1983-10-26 | 1985-05-29 | Hitachi Ltd | 永久磁石回転子 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014064471A (ja) * | 2014-01-17 | 2014-04-10 | Nippon Soken Inc | 回転電機 |
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