JPH01258495A - セラミック多層基板の製造方法 - Google Patents
セラミック多層基板の製造方法Info
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- JPH01258495A JPH01258495A JP8504388A JP8504388A JPH01258495A JP H01258495 A JPH01258495 A JP H01258495A JP 8504388 A JP8504388 A JP 8504388A JP 8504388 A JP8504388 A JP 8504388A JP H01258495 A JPH01258495 A JP H01258495A
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- ceramic multilayer
- forming part
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Landscapes
- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、セラミック多層配線板の製造方法に係り、と
くに高寸法精度を得るのに好適なセラミック多層配線基
板の製造方法に関する。
くに高寸法精度を得るのに好適なセラミック多層配線基
板の製造方法に関する。
従来、セラミック多層配線基板は、セラミック粉末を、
樹脂をバインダとして板状に成形したグリーンシートを
原料として、これにスルーホールを形成し、配線印刷を
施したのち、所望の層故に相当する枚数を積層し、焼結
して成形している。
樹脂をバインダとして板状に成形したグリーンシートを
原料として、これにスルーホールを形成し、配線印刷を
施したのち、所望の層故に相当する枚数を積層し、焼結
して成形している。
この場合、積層工程は、第6図に示すように、加熱した
一対の平行平板5の間に所望の枚数を互いに位置合せし
て積層したグリーンシート6を介挿したのち、これら複
数枚のグリーンシート6を一対の平行平板5にて加圧す
ることによって行われる。このときのグリ−シート6の
温度はバインダとして使用する樹脂が流動する温度(通
常は、バインダ樹脂のガラス転移点以上)とし、圧力は
50乃至200kg/−とするのが通常である。
一対の平行平板5の間に所望の枚数を互いに位置合せし
て積層したグリーンシート6を介挿したのち、これら複
数枚のグリーンシート6を一対の平行平板5にて加圧す
ることによって行われる。このときのグリ−シート6の
温度はバインダとして使用する樹脂が流動する温度(通
常は、バインダ樹脂のガラス転移点以上)とし、圧力は
50乃至200kg/−とするのが通常である。
なお、セラミック多層基板の製造方法に関する従来技術
としてはたとえば特公昭61−18356号公報などが
ある。
としてはたとえば特公昭61−18356号公報などが
ある。
上記従来技術においては、第3図に示すように、積層時
グリーンシート60周辺部の加圧方向と直角な方向が何
ら拘束を受けていないため、加圧時。
グリーンシート60周辺部の加圧方向と直角な方向が何
ら拘束を受けていないため、加圧時。
グリーンシート6の周辺部が加圧方向と直角な方向に流
動を発生して、第4図に示すようにグリーンシート6の
流動しやすい周辺部と、流動しにくい中央部とでは、グ
リーンシート6の密度に差を生じて不均一な密度分布に
なる。
動を発生して、第4図に示すようにグリーンシート6の
流動しやすい周辺部と、流動しにくい中央部とでは、グ
リーンシート6の密度に差を生じて不均一な密度分布に
なる。
而して、このようにグリーンシート6の密度分布が不均
一になると、焼結時の収縮率の部分的差異を生ずること
になって基板にワレ、変形を発生すると同時に基板に寸
法バラツキを与える大きな要因となる。
一になると、焼結時の収縮率の部分的差異を生ずること
になって基板にワレ、変形を発生すると同時に基板に寸
法バラツキを与える大きな要因となる。
そこで、上記の問題点を解決するため、たとえば、第5
図に示すように、下型7bの中央に凹部7゜を形成し、
この凹部7゜内に積層されたグリーンシート6を嵌挿し
て上方から上型7aにてグリーンシート6を加圧する方
式が考えられる。
図に示すように、下型7bの中央に凹部7゜を形成し、
この凹部7゜内に積層されたグリーンシート6を嵌挿し
て上方から上型7aにてグリーンシート6を加圧する方
式が考えられる。
しかるに、上記の方式では、グリーンシート6間の接着
性を確保するため、流動性、接着性の優れたバインダ樹
脂を使用する必要がありかつ上型7、の食い込み、離型
時に発生するグリーンシートくずによる基板汚れなどの
不都合が多発し、実用には困難である。
性を確保するため、流動性、接着性の優れたバインダ樹
脂を使用する必要がありかつ上型7、の食い込み、離型
時に発生するグリーンシートくずによる基板汚れなどの
不都合が多発し、実用には困難である。
本発明の目的は上記従来技術の問題点を解決し、高寸法
精度の焼結セラミック多層基板を成形可能とするセラミ
ック多層配線基板の製造方法を提供することにある。
精度の焼結セラミック多層基板を成形可能とするセラミ
ック多層配線基板の製造方法を提供することにある。
上記目的は、スルホール処理、配線形成を行った複数枚
のセラミックグリーンシートを積層、焼結して形成する
セラミック多層基板の製造方法において、上記セラミッ
クグリーンシートの回路形成部周辺に複数個の穴を形成
し、これら複数個の穴内に積層時の加熱加圧によって流
動、変動しにくい材料を充填したのち、上記複数個のグ
リーンシートを積層接着し、焼結することを特徴とする
セラミック多層基板の製造方法によって達成される。
のセラミックグリーンシートを積層、焼結して形成する
セラミック多層基板の製造方法において、上記セラミッ
クグリーンシートの回路形成部周辺に複数個の穴を形成
し、これら複数個の穴内に積層時の加熱加圧によって流
動、変動しにくい材料を充填したのち、上記複数個のグ
リーンシートを積層接着し、焼結することを特徴とする
セラミック多層基板の製造方法によって達成される。
本発明においては、グリーンシートの回路形成部周辺に
形成された複数個の穴内に積層時の加熱加圧によって流
動変動しにくい材料を充填してグリーンシート阻害部を
形成しているので、このグリーンシート阻害部により、
グリーンシート積層時、基板形成部て相当するグリーン
シートの積層体の密度不均一を大幅に低減することがで
き、これによって焼結時の変形、ワレが防止され、寸法
精度の高いセラミック多層基板を形成することができる
。
形成された複数個の穴内に積層時の加熱加圧によって流
動変動しにくい材料を充填してグリーンシート阻害部を
形成しているので、このグリーンシート阻害部により、
グリーンシート積層時、基板形成部て相当するグリーン
シートの積層体の密度不均一を大幅に低減することがで
き、これによって焼結時の変形、ワレが防止され、寸法
精度の高いセラミック多層基板を形成することができる
。
以下1本発明の一実施例を示す第1図および第2図につ
いて説明する。
いて説明する。
本発明においては、まず、平均粒径3μmのアルミナ粉
末とアルミナ−シリカ−マグネシア系ガラス粉末とを重
量で90:10の割合で混合したセラミック粉末に、パ
イン樹脂としてポリビニ−;ブチラール粉末を5重量部
、可塑材をz5重量部添加シ、トリクロルエチレン、ノ
ルマルブタノールを溶剤として加えてスリップ状とする
。
末とアルミナ−シリカ−マグネシア系ガラス粉末とを重
量で90:10の割合で混合したセラミック粉末に、パ
イン樹脂としてポリビニ−;ブチラール粉末を5重量部
、可塑材をz5重量部添加シ、トリクロルエチレン、ノ
ルマルブタノールを溶剤として加えてスリップ状とする
。
ついで第1図に示すようにこのスリップを用いてドクタ
プレート法により0.5mm厚さのグリーンシート1を
作成したのち、このグリーンシートを150mm0の大
きさに型抜きし、その中央部50mm[]に所望の回路
を形成するため、0.15mmφのスル一ホール2を形
成する。
プレート法により0.5mm厚さのグリーンシート1を
作成したのち、このグリーンシートを150mm0の大
きさに型抜きし、その中央部50mm[]に所望の回路
を形成するため、0.15mmφのスル一ホール2を形
成する。
ついで回路形成部の周辺にグリーンシート流動阻害部を
構成するため、5mmφのスルーホール4を5.5mm
ピッチで複数個形成したのち、上記両スルーホールZ4
に平均粒径2μmのタンゲステン粉末に2重量部のエチ
セルロースを加え、ノルマルグチルカルピトールを溶剤
としてペースト化した材料8を充填する。
構成するため、5mmφのスルーホール4を5.5mm
ピッチで複数個形成したのち、上記両スルーホールZ4
に平均粒径2μmのタンゲステン粉末に2重量部のエチ
セルロースを加え、ノルマルグチルカルピトールを溶剤
としてペースト化した材料8を充填する。
ついで、上記と同一のペースト材料8により表面に所望
の回路を形成するように配線3を形成する。
の回路を形成するように配線3を形成する。
ついで、上記と同様な方法により層故に相当する4枚の
グリーンシート1にそれぞれスルーホール2.4と配線
3と、スルーホール4内に材料8に −充填したのち、
4枚のグリーンシー)1積重L、第2図に示す従来と同
様、一対の平行平板5により温度120’C,加圧力1
ooKp/、y、加圧時間10分の条件で圧着する。
グリーンシート1にそれぞれスルーホール2.4と配線
3と、スルーホール4内に材料8に −充填したのち、
4枚のグリーンシー)1積重L、第2図に示す従来と同
様、一対の平行平板5により温度120’C,加圧力1
ooKp/、y、加圧時間10分の条件で圧着する。
ついで、積層されたグリーンシート1の中央部口
53mmの回路形成部を型抜きしたのち、型抜きした部
分を温1162[j’cで1時間焼結すると、セラミッ
ク多層基板が完成する。
分を温1162[j’cで1時間焼結すると、セラミッ
ク多層基板が完成する。
このようにして作成されたセラミック多層基板は、スル
ーホール2.lC充填した材料8が積層温度でも殆んど
軟化しないので1回路形成部のセラミミック粉末、バイ
ンダ樹脂が外側のスルーホール4により外周に流出する
のを防止され、回路形成部の積層後の密度の均一度を向
上することができ、これによって焼結時の基板ワレの発
生を防止することができ、かつ従来の基板では寸法精度
が±0.1%であったものを本発明による基板では±0
.6Xに低減することができる。
ーホール2.lC充填した材料8が積層温度でも殆んど
軟化しないので1回路形成部のセラミミック粉末、バイ
ンダ樹脂が外側のスルーホール4により外周に流出する
のを防止され、回路形成部の積層後の密度の均一度を向
上することができ、これによって焼結時の基板ワレの発
生を防止することができ、かつ従来の基板では寸法精度
が±0.1%であったものを本発明による基板では±0
.6Xに低減することができる。
なお、上記実施例においては、グリーンシートの流動阻
害部を複数個の円形状のスルーホールにて構成した場合
を示しているが、これに限定されるものでなく、たとえ
ば矩形状のスルーホールで構成することも可能である。
害部を複数個の円形状のスルーホールにて構成した場合
を示しているが、これに限定されるものでなく、たとえ
ば矩形状のスルーホールで構成することも可能である。
この場合には、スルーホールに充填する材料として上記
実施例と同様のタングステ゛ンをアルミナなどのセラミ
ック粉末末またはモリブデン粉末としたとき、充填材料
として各粉末を有機浴剤のみでペースト化した材料を用
いた場合でも同様の効果を期待することができる。
実施例と同様のタングステ゛ンをアルミナなどのセラミ
ック粉末末またはモリブデン粉末としたとき、充填材料
として各粉末を有機浴剤のみでペースト化した材料を用
いた場合でも同様の効果を期待することができる。
本発明によれば、実用上問題のある端面拘束形の型を使
用することなく、積層時回路形成部のセラミック粉末、
バインダ樹脂の回路形成部周辺に流出するのを防止でき
、密度の均一な積層体を形成することができるので、高
寸法精度の焼結セラミック多層基板を得ることができる
。
用することなく、積層時回路形成部のセラミック粉末、
バインダ樹脂の回路形成部周辺に流出するのを防止でき
、密度の均一な積層体を形成することができるので、高
寸法精度の焼結セラミック多層基板を得ることができる
。
第1図は1本発明の一実施例であるグリーンシートを示
す斜視図、第2図は、グリーンシートの積層装置の要部
を示す説明図、第3図は、従来のグリーンシートの積層
装置の要部を示す説明図、第4図は第3図に示す積層装
置による積層体のA−に断面における密度分布図、第5
図は従来のグリーンシートの積層装置の他の一例の要部
を示す説明図である。 1・・・セラミックグリーンシート、2・・・回路形成
用スルーホール、3・・・配線、4・・・グリーンシー
ト流動阻害部、5・・・平行平板加熱体、6・・・グリ
ーンシート積層体、7・・・端面拘束形PJ層治具。
す斜視図、第2図は、グリーンシートの積層装置の要部
を示す説明図、第3図は、従来のグリーンシートの積層
装置の要部を示す説明図、第4図は第3図に示す積層装
置による積層体のA−に断面における密度分布図、第5
図は従来のグリーンシートの積層装置の他の一例の要部
を示す説明図である。 1・・・セラミックグリーンシート、2・・・回路形成
用スルーホール、3・・・配線、4・・・グリーンシー
ト流動阻害部、5・・・平行平板加熱体、6・・・グリ
ーンシート積層体、7・・・端面拘束形PJ層治具。
Claims (1)
- 1.スルーホール処理、配線形成を行った複数枚のセラ
ミックグリーンシートを積層焼結して形成するセラミッ
ク多層基板の製造方法において、上記セラミックグリー
ンシートの回路形成部周辺に複数個の穴を形成し、これ
ら複数個の穴内に積層時の加熱加圧によって流動、変動
しにくい材料を充填したのち、上記複数個のグリーンシ
ートを積層接着し、焼結することを特徴とするセラミッ
ク多層基板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8504388A JPH01258495A (ja) | 1988-04-08 | 1988-04-08 | セラミック多層基板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8504388A JPH01258495A (ja) | 1988-04-08 | 1988-04-08 | セラミック多層基板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01258495A true JPH01258495A (ja) | 1989-10-16 |
Family
ID=13847653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8504388A Pending JPH01258495A (ja) | 1988-04-08 | 1988-04-08 | セラミック多層基板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01258495A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0843621A1 (en) * | 1995-01-27 | 1998-05-27 | Sarnoff Corporation | Conductive via fill inks for ceramic multilayer circuit boards on support substrates |
JP2006066637A (ja) * | 2004-08-26 | 2006-03-09 | Murata Mfg Co Ltd | セラミック多層基板の製造方法およびそれに用いられる押し型 |
-
1988
- 1988-04-08 JP JP8504388A patent/JPH01258495A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0843621A1 (en) * | 1995-01-27 | 1998-05-27 | Sarnoff Corporation | Conductive via fill inks for ceramic multilayer circuit boards on support substrates |
EP0843621A4 (en) * | 1995-01-27 | 1998-12-23 | Sarnoff Corp | CONDUCTIVE INK FOR FILLING HOLES FOR CERAMIC MULTILAYERED CIRCUIT BOARD ON A CARRIER SUBSTRATE |
JP2006066637A (ja) * | 2004-08-26 | 2006-03-09 | Murata Mfg Co Ltd | セラミック多層基板の製造方法およびそれに用いられる押し型 |
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