JPH01257841A - 感光性組成物 - Google Patents

感光性組成物

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JPH01257841A
JPH01257841A JP8657888A JP8657888A JPH01257841A JP H01257841 A JPH01257841 A JP H01257841A JP 8657888 A JP8657888 A JP 8657888A JP 8657888 A JP8657888 A JP 8657888A JP H01257841 A JPH01257841 A JP H01257841A
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緑 好英
Chikashi Onoyama
爾 小野山
Katsumi Kimura
木村 勝美
Michio Oda
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    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/09Photosensitive materials characterised by structural details, e.g. supports, auxiliary layers
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、露光により硬化すると共に該露光部が発色す
る感光性組成物に関するものである。
従来の技術 光照射により発色し、現像前に未露光部と露光部を可視
的に区別できる感光性組成物は、フォ]・レジスト、感
光性平版印刷板、PS板などの用途に有用である。
すなわち、プリント配線基板製造用のフォトレジストに
この種の感光性組成物を用いれば、フォトマスクが正し
く置かれたかどうかを現像前に知ることができ、露光部
に欠陥があるかどうかを検査することも容易である。ま
た、感光性平版印刷板に数種の原稿を繰り返し焼きつけ
るに際しこの種の感光性組成物を用いれば、すでに焼き
つけた部分への重ね焼きを防止することができる。
従来、この目的の感光性組成物として、バインダーポリ
マーに光酸化剤と発色剤とを組み合せて配合したものが
提案されており、その典型的なものは、光酸化剤として
有機ポリハロゲン化合物またはイミダゾールニ量体を用
い、発色剤として各種のロイコ染料を用いたものである
。この場合、さらに必要に応じ発色助剤を加えたり、定
着剤を添加または定着剤層を積層することもある。(た
とえば、Sci、 Eng、、巨、 98−103 (
1981) 、米国特許明細書第3042515号、特
公昭43−19161号公報、特公昭45−37377
号公報、特開昭47−12879号公報、特開昭59−
140447号公報、特開昭59−142545号公報
参照) 発明が解決しようとする課題 しかしながら、光酸化剤として有機ポリハロゲン化合物
またはイミタソールニ量体を用い、発色剤として各種の
ロイコ染料を用いた感光性組成物は、次に述べるような
問題点がある。
■ 空気酸化 露光後の現像工程において、現像液に溶解したロイコ染
料が空気酸化によりしだいに青色に発色してくる。その
ため、装置、基材、衣類等に刺着した現像液が時間の経
過とともに青色に発色し、色が消えなくなる。
■ 退色 メツキ工程においてホウフ・ン化ハンダメツキ浴を用い
ると、ロイコ染料が退色する。そのためメツキ後の検査
が行いにくくなる。
■ コントラスト 光酸化剤とロイコ染料との組み合せによっては必ずしも
十分な感度が得られず、露光後のコントラスト(露光部
と未露光部の色差)が不足することがある。
本発明は、このような状況に鑑み、上記■、■および■
のような問題点を有しない感光性組成物を提供すること
を目的とするものである。
課題を解決するための手段 すなわち、本発明の感光性組成物は、バインダーポリマ
ー(A)、エチレン性不飽和化合物(B)、光重合開始
剤(C)、有機ハロゲン化合物系光酸化剤(D)、およ
び、一般式 %式%(2) (ただし、R1、R2はアルキル基または置換アルキル
基、RはH、アルキル基、置換アルキル基またはアルコ
キシ基、R4は置換アミノフェニル基または置換インド
リル基、Rゝ はHまたはアルキル基、R6は置換アミ
ノ基、X、YはH、ハロゲン原子、二1・口基、アルキ
ル基、置換アルキル基または置換アミノ基、m、nは1
〜4の整数)で示されるラクトン系化合物からなる発色
剤(E)を主成分とするものである。
以下本発明の詳細な説明する。
バインダーポリマー(A) バインダーポリマー(A)としては、アクリル系樹脂、
スチレン系樹脂、ナイロン系樹脂、ポリカーボネート系
樹脂、塩化ビニル系樹脂、塩化ビニリデン系樹脂、ビニ
ルエステル系樹脂、ビニルアルコール系樹脂、ポリビニ
ルアセタール、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、セル
ロース系高分子、ゼラチン、合成ゴム、ポリエステル系
樹脂、ポリウレタン系樹脂などが用いられる。
エチレンに一不、和化合物(B エチレン性不位和化合物(B)としては、エチレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(
メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アク
リレート、ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート
、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、1
.6−ヘキサンゲリコールジ(メタ)アクリレート、ト
リメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、グリ
セリンジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトール
ジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(
メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メ
タ)アクリレート、ジペンタエリスリトールテトラ(メ
タ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メ
タ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メ
タ)アクリレート、2.2−ビス(4−(メタ)アクリ
ロキシジエトギシフェこル)プロパン、2.2−ヒス(
4−(メタ)アクリロキシポリエトキシフェニル)フロ
パン、2−ヒドロキシ−3−(メタ)アクリロイルオキ
シプロピル(メタ)アクリレート、エチレングリコール
ジグリシジルエーテルジ(メタ)アクリレート、ジエチ
レングリコールジグリシジルエーテルジ(メタ)アクリ
レート、■、6−へキサメチルジグリシジルエーテルジ
(メタ)アクリレート、フタル酸ジグリシジルエステル
ジ(メタ)アクリレート、グリセリンポリグリシジルエ
ーテルポリ(メタ)アクリレート、ビスフェノールジ(
メタ)アクリレートなどの多官能子ツマ−が単独でまた
は併用して用いられる。
これらの多官能モノマーと共に、2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ
)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリ
レート、フェノキシエチレングリコール(メタ)アクリ
レート、2−フェノキシ−2−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、2〜(メタ)アクリロイルオキシ−
2−ヒドロキシプロピルフタレート、3−クロロ−2=
ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートなどのヒドロ
キシル基含有(メタ)アクリレート:エチレンゲリコー
ルモノメチルエーテル(メタ)アクリレート、エチレン
グリコールモノエチルエーテル(メタ)アクリレート、
ジエチレングリコールモノメチルエーテル(メタ)アク
リレート、ジエチレングリコールモノエチルエーテル(
メタ)アクリレート、ジエチレングリコールモノ−n−
プロピルエーテル(メタ)アクリレート、トリエチレン
グリコールモノエチルエーテル(メタ)アクリレートな
どのモノまたはポリエチレングリコールモノアルキルエ
ーテル(メタ)アクリレート;ポリエチレングリコール
モノ(メタ)アクリレ−ト、グリセリンモノ(メタ)ア
クリレートなどの多価アルコールモノ(メタ)アクリレ
ート:エチル (メタ)アクリロキシフタレート、エチ
レングリコール(メタ)アクリレートフタレート、エチ
レングリコール(メタ)アクリレートヒドロキシフタレ
ートなどのフタル酎またはフタル酸誘導体のハーフ(メ
タ)アクリレート:エチレングリコール(メタ)アクリ
レートサクシネートなどのコハク酸のハーフ(メタ)ア
クリレート;フェノキシエチレングリコール(メタ)ア
クリレート;N−メチロール(メタ)アクリルアミド、
ダイア七トン(メタ)アクリルアミド、ジメチル(メタ
)アクリルアミド、(メタ)アクリルアミドニジメチル
アミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエ
チル(メタ)アクリレート:ラウリル(メタ)アクリレ
ート:スチレン、ビニルトルエン:N−ビニルピロリド
ン、2−(メタ)アクリロイルオキシエチルアシッドホ
スフェート;などの単官能モノマーを併用することもで
きる。
−■今   ・    C 光重合開始剤(C)としては、たとえば、ベンゾイン、
ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル
、ベンゾインインプロピルエーテル、ベンゾインn−ブ
チルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、ベンゾ
インフェニルエーテル、ベンジルジフェニルジスルフィ
ド、アゾビスイソブチロニトリル、ジベンジル、ジアセ
チル、アントラキノン、ナフトキノン、ベンゾフェノン
、p、p’−ビス(ジメチルアミノ)ベンゾフェノン、
ピバロインエチルエーテル、ベンゾイルパーオキサイド
、ベンジルケタール、ベンジルジメチルケタール、1.
1−ジクロロアセトフェノン、p−t−ブチルジクロロ
アセトフェノン、2−クロロチオキサントン、2−メチ
ルチオキサントン、2.2−ジェトキシアセトフェノン
、2゜2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、
2.2−ジクロロ−4−フェノキシアセトフェノン、ジ
メチルアミノアセトフェノン、ミヒラーズケトン、フェ
ニルグリオキシレート、α−ヒドロキシイソブチルフェ
ノン、ジベゾスパロン、ベンゾフェノンアミン系、1−
(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−
メチル−1−プロパノン、2−メチル−[4−(メチル
チオ)フェニル]−2−モルフォリノ−1−プロパノン
、トリブロモフェニルスルホン、トリブロモメチルフェ
ニルスルホン、p−メトキシフェノール、ビクトリアピ
ュアブルーなどがあげられ、これらを適当に組合せて用
いることができる。
光11他jし工」つ− 光酸化剤(D)としては、活性光線照射によりハロゲン
化物遊離基を遊離して成分(E)を発色する性質を持つ
有機ハロゲン化合物が用いられる。
有機ハロゲン化合物の例としては、四臭化炭素、ブロモ
ホルム、トリブロモメチルフェニルスルホン、N−プロ
モサクシンイミド、臭化アミル、臭化イソアミル、臭化
イソブチレン、臭化エチレン、臭化ジフェニルメチル、
臭化ベンザル、臭化メチレン、トリス(2,3−ジブロ
モプロピル)ホスフェート、トリクロロアセトアミド、
ヨウ化アミル、ヨウ化イソブチル、1,1.1−hジク
ロロ−2,2−ビス(p−クロロフェニル)エタン、ヘ
キサクロロエタン、メタクリル酸メチル−アクリル酩ト
リブロモフェニル共重合体、メタクリル酸メチル−アク
リル酸ジブロモプロピル共重合体などがあげられる。
発モd町X」つ□ 発色剤(E)としては、一般式 %式%(2) で示されるラクトン系化合物が用いられる。
ただし、R’、Rはアルキル基または置換アルキル基、
R3はH、アルキル基、置換アルキル基またはアルコキ
シ基、R4は置換アミノフェニル基または置換インドリ
ル基、RはHまたはアルキル基、R6は置換アミノ基、
X、YはH、ハロゲン原子、ニトロ基、アルキル基、置
換アルキル基または置換アミノ基、m、nは1〜4の整
数である。
ここで一般式(el)で示されるラクトン系化合物とし
ては、具体的には、 クリスタルバイオレットラクトン(CV L)マラカイ
トグリーンラクトン(MGL)NC−ブルー3(保土谷
化学工業株式会社製)などがあげられる。
一般式(e2)で示されるラクトン系化合物としては、
具体的には、 グリーンDCF (保土谷化学工業株式会社製)CF−
51(保土谷化学工業株式会社製)TH−107(保土
谷化学工業株式会社製)などがあげられる。
の配  合 バインダーポリマー(A)とエチレン性不飽和化合物(
B)との配合割合は、重量比で90=10〜30 : 
70、特に70:30〜40:60の範囲に設定するの
が適当である。(A)の過少、(B)の過多は、感光性
組成物の粘度が低すぎて塗工性を損ない、フィルム形成
性も不足し、さらにはタックが強くなり、(A)の過多
、(B)の過少は、感度の低下、現像速度の低下、耐現
像靜性の低下等をもたらす。
光重合開始剤(C)の配合割合は、エチレン性不飽和化
合物(B)に対し1〜20重量%とするのが適当である
光酸化剤(D)および発色剤(E)は、その合計量がバ
インダーポリマー(A)とエチレン性不飽和化合物(B
)との合計量に対し0.1〜10重量%となるように用
い、かつ、光酸化剤(D)と発色剤(E)との配合割合
が、重量比で10:1〜1:10、特に5:1〜1:5
の範囲から選ぶことが好ましい。
11住1虞j 上記各成分からなる本発明の感光性組成物は、通常ケト
ン類、エステル類、アルコール類、エーテル類、炭化水
素類、含窒素有機溶剤、含ハロゲン有機溶剤などの有機
溶剤に溶解した溶液として塗布に供される。なお、光重
合開始剤(C)を含む成分を別に調製し、使用時に混合
することもできる。
本発明の感光性組成物には、必要に応じ充填剤、可塑剤
、レベリング剤、安定剤、消泡剤などの添加剤を配合す
ることができ、また、従来使用されている光酸化剤、発
色剤、発色助剤等を、本発明の趣旨を損なわない範囲で
併用することもできる。
戊」し引法 上記の感光性組成物は、プラスチックスフィルム、金属
面、その他任意の基材の表面に塗布成層される。塗布は
、全面塗布のほか、パターン印刷とすることもできる。
なおドライフィルムとするときは、該組成物をポリエス
テルフィルムなどのベースフィルム面に塗布、乾燥して
成層した後、その成層面の上からポリエチレンフィルム
、ポリビニルアルコールフィルムなどの保護フィルムを
被覆し、使用時には、ベースフィルムまたは保護フィル
ムのうち剥離しやすい方を剥離してから、その感光性組
成物面を銅張基板の銅面などの対象物に向けて積層する
1洸 成層後の露光は紫外線照射により行い、その際の光源と
しては、高圧水銀灯、超高圧水銀灯、カーボンアーク灯
、キャノン灯、メタルハライドランプ、ケミカルランプ
、プランクライトなどが用いられる。露光量は、40〜
10100O/cmZ程度とすることが多い。紫外線照
射後は、必要に応じ加熱を行って硬化の完全を図ること
もできる。
支左隻五工I 用途によっては、露光後、稀アルカリ水溶液や1.1.
1−1リクロロエタン等の溶剤を用いて現像することに
より未露光部分を除去し、さらには常法に従ってエツチ
ングまたはメツキを行い、続いて強アルカリ水溶液や塩
化メチレン等の溶剤を用いて硬化部分の剥離除去を行う
■ 本発明の感光性組成物は、特にフォトレジスト、感光性
平版印刷板、PS板などの用途に有用である。
作用および発明の効果 本発明の感光剤組成物を対象物に塗布成層し、露光する
と、露光部分のみが発色し、しかもその際の感度が高く
、露光後の露光部と未露光部とのコントラストが大きい
。従って、フォトレジストの目的に用いたときは、現像
前に露光部分に欠陥があるかどうかを容易に検査するこ
とができる。
また感光性平版印刷板の目的に用いたときは、数種の原
稿を繰り返し焼きつけるに際し、すでに焼きつけた部分
への重ね焼きを防止することができる。
しかも、本発明の感光性組成物は空気酸化を受けにくい
ので、貯蔵性が良好であるのみならず、未露光部分が溶
解した現像液が装置、基材、衣服等に付着しても発色し
ないという利点がある。
また、メツキ工程においてホウフッ酸メツキ浴を用いて
も退色を生じないので、検査に支障を来たさないという
効果を奏する。
よって本発明はこの業界に貢献するところが大である。
実  施  例 次に実施例をあげて本発明をさらに説明する。
以下「部」、「%」とあるのは重量基準で表わしたもの
である。
実施例1 〈処方〉 次の組成の感光性組成物を調製した。
バインダーポリマー(A) ◇分子量が9万のメチルメタクリレート/n−ブチルア
クリレート/メタクリル酸(57/20/23)共重合
体のメチルエチルケトン/メチルセロソルブ(80/2
0)溶液  140部エチレン性不飽和化合物(B) ◇トリメチロールプロパントリアクリレート18部 ◇テトラエチレングリコールジアクリレートlO部 ◇ビスフェノールジメタクリレート    7部光重合
開始剤(C) ◇ベンゾフェノン            4部◇N、
N−ジメチルアミンーp−ベンゾフェノン0.2部 光酸化剤(D) ◇トリブロモメチルフェニルスルホン  0.4部発色
剤(E) ◇CF−510,5部 その他の添加剤 ◇マラカイトグリーン         0.05部溶
剤 ◇メチルエチルケトン         40部〈ドラ
イフィルムの作成〉 上記組成物を均一に溶解後、25 gm厚のポリエチレ
ンテレフタレートフィルム上に塗布し、95°Cで10
分間熱風乾燥して厚さ50ルmの塗膜を形成させ、その
上から30μm厚のポリエチレンフィルムを積層した。
〈銅張基板へのラミネート〉 このようにして得られたドライフィルムを、ラミネータ
ーを用いて、予め表面研磨を施した銅厚40gmの銅張
基板に、ロール温度95℃、ロール圧力3 kg/cm
”、ラミネート速度1.5m/sec (7)条件でポ
リエチレンフィルムを剥離しながらラミネートした。
〈露光〉 次に、3KW超高圧水銀灯を光源とする露光機を用いて
露光量が100 mJ/cm”□となるように露光し、
その際のコントラストΔE(未露光部分と露光部分の色
差)を日本電色工業株式会社製の色差計Σ801を用い
て測定した。ΔEの値が大きいほどコントラストが良い
ことを意味する。
〈現像〉 露光終了後、ポリエステルフィルムを剥離してから、温
度30°Cの1%炭酸ソーダ水溶液を使用して、スプレ
ー圧1.0kg/Cm”、現像時間60秒の条件でスプ
レー現像を行った。
なお、上記で得られたドライフィルムの一部を切り取っ
てポリエチレンフィルムとポリエチレンテレフタレート
フィルムの双方を剥離し、上記現像液に0.3m’/又
となるように溶解した後、この溶液に市阪の織布片を浸
漬してから引き上げ、空気中に室温で24時間放置後の
発色の有無を観察した。
〈メツキ〉 現像後の基板を、常法に従い、脱脂剤、ソフトエツチン
グ剤などのメツキ前処理を用いて前処理した後、ホウフ
ッ化ハンダメツキ浴(ホウフッ酸濃度350g/文、2
0℃)に浸漬して40分間メツキを行った。メツキ後2
回水洗を行い、風乾して、硬化レジストの退色の有無を
観察した。
実施例2〜3 光酸化剤(D)および発色剤(E)として次の組み合せ
を採用したほかは、実施例1と同様の実験を行った。
実施例2 トリブロモメチルフェニルスルホン  0.8部グリー
ンD CF             0.8部実施例
3 トリブロモメチルフェニルスルホン  0.4部TH−
1070,5部 比較例1〜2 光酸化剤(D)および発色剤(E)として次の組み合せ
を採用したほかは、実施例1と同様の実験を行った。
比較例1 2−(0−クロロフェニル)−4,5−ジフェニルイミ
ダゾリルニ量体      0.8部0イコクリスタル
バイオレツト    0.8部比較例2 トリブロモメチルフェニルスルホン 0.8部ロイコマ
ラカイトグリーン      0.8部以上、実施例1
〜3および比較例1〜2の結果を第1表に示す。
第  1  表 手続補正書(自発) 1、事件の表示 昭和63年特許願第86578号 2、発明の名称 感光性組成物 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所大阪市北区野崎町9番6号 名 称 (410) 日本合成化学工業株式会社代表者
野田勝哉 4、代理人  〒533 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 (1)本願明細書22頁15行のr 1.5m/5ec
JをW 1.5m/m1njと訂正する。
(2)同23頁3行の「Σ801」をrΣ80」ト訂正
する。
以」− 方式帛 、η仙へ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、バインダーポリマー(A)、エチレン性不飽和化合
    物(B)、光重合開始剤(C)、有機ハロゲン化合物系
    光酸化剤(D)、および、一般式▲数式、化学式、表等
    があります▼または▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、R^1、R^2はアルキル基または置換アル
    キル基、R^3はH、アルキル基、置換アルキル基また
    はアルコキシ基、R^4は置換アミノフェニル基または
    置換インドリル基、R^5はHまたはアルキル基、R^
    6は置換アミノ基、X、YはH、ハロゲン原子、ニトロ
    基、アルキル基、置換アルキル基または置換アミノ基、
    m、nは1〜4の整数)で示されるラクトン系化合物か
    らなる発色剤(E)を主成分とする感光性組成物。 2、バインダーポリマー(A)とエチレン性不飽和化合
    物(B)との配合割合が、重量比で90:10〜30:
    70である請求項1記載の感光性組成物。 3、光重合開始剤(C)の配合割合が、エチレン性不飽
    和化合物(B)に対し1〜20重量%である請求項1記
    載の感光性組成物。 4、光酸化剤(D)および発色剤(E)の合計量が、バ
    インダーポリマー(A)とエチレン性不飽和化合物(B
    )との合計量に対し0.1〜10重量%であり、かつ、
    光酸化剤(D)と発色剤(E)との配合割合が、重量比
    で10:1〜1:10である請求項1記載の感光性組成
    物。
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