JPH0125764Y2 - - Google Patents

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JPH0125764Y2
JPH0125764Y2 JP1526486U JP1526486U JPH0125764Y2 JP H0125764 Y2 JPH0125764 Y2 JP H0125764Y2 JP 1526486 U JP1526486 U JP 1526486U JP 1526486 U JP1526486 U JP 1526486U JP H0125764 Y2 JPH0125764 Y2 JP H0125764Y2
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JP
Japan
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pin
solder
thin plate
metal plate
adhesive
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JP1526486U
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JPS62128211U (ja
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  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、風導管等通気ダクトの壁面に断熱材
を装着する際に用いる取付金具に関するものであ
る。
(従来の技術) 通気ダクトはビルその他建築物、地下道等の空
気調和設備として不可欠であり、冷気を導くもの
ではその内壁面に結露が発生しないように、また
熱気を導くものではその外壁に過熱防止のために
夫々適当な厚さの断熱材被覆が施されるものであ
る。そしてこれら断熱材の取付け手段として、通
常ダクト壁面上に予め適当な間隔で多数の銅製ピ
ンや細かいねじ棒等を電気スポツト溶接又はハン
ダ付けで立設するか、或はこれらを座板に立設
し、この座板の一面を接着剤で貼着固定してお
き、断熱剤はこれらを通して壁面に密着させ貫通
したピンの先端を曲げることによつて保持させる
か又ねじ棒では座金やナツトを用いて保持させる
という方法が採用されている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の取付け方法において、スポツト溶接
を採用する場合は、大型の抵抗器(約18Kg)を不
安定な作業足場上に置き、それを移動させながら
取付作業を進めなければならないので、極めて危
険でありかつ重労働が強いられる。又ピンの溶接
確率が70%程度と低く、不安定である上、電気の
調整をあやまればダクトに穴をあける場合があ
り、更に又電気スポツト溶接は亜鉛引鉄板を用い
るダクトの亜鉛剥離や焦げ目の発生等本体を損傷
するおそれがある。なおハンダ付けの場合は、作
業性が悪く特に上向き姿勢のハンダ付け時にはハ
ンダの流下が生じるなどの問題がある。
又接着剤による取付けの場合には、接着剤の乾
燥固化に最低12時間を要し、しかもこれが経年老
化するために2〜3年で離脱し、断熱材の離脱飛
散事故が多い。
本考案は、上記従来の問題を解決するためにな
されたもので、作業性がよくしかもダクト本体を
損傷することなく確実に取付けることができる取
付金具を得ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案に係る取付金具は、ピン孔およびこのピ
ン孔の一側周縁部を取囲む凹陥部を形成した金属
薄板と、上記ピン孔に挿通する頭付ピンと、上記
凹陥部に適合する厚さと外径でしかもピンの頭部
が嵌入する孔を形成したハンダとによつて構成
し、上記金属薄板の一面に接着剤を塗布したもの
である。
(作用) 本考案においては、金属薄板の裏面に塗布した
接着剤によりダクト本体の壁面に仮付けするので
取付金具の安定がよく、続いて金属薄板の表面側
からハンダゴテを押付けて凹陥部に嵌装したハン
ダを溶かすので、ハンダが流散することなくハン
ダ頭部を壁面に確実に固定することができる。
(実施例) 以下図面に示す本考案の一実施例に基づいて説
明する。
即ち本考案はアルミニウム等の金属薄板1(以
下薄板という)と、ピン2、ハンダ3から成り、
上記薄板1にはの左右両側にその一側つまり板の
裏面からピン孔4を、又このピン孔4の周縁部を
取囲む円形の凹陥部5をプレス加工し、更に裏面
の左右両側にはその全長の所定幅にわたつて接着
剤6を塗布し、この部分に、この塗布面を保護す
る剥離紙7を貼着している。
又上記ピン2は、頭部8を設けた銅製の長い釘
状のピンで、その先端は断熱材(図示せず)を軽
くさし通すことができるように鋭利に加工されて
いる。
又上記ハンダ3は薄板1の凹陥部5に適合する
厚さと外径をもち、しかもその中央には上記ピン
2の頭部8が嵌入する孔9を形成している。
以上のように薄板1とピン2およびハンダ3か
ら成る本考案の取付金具は、薄板1のピン孔4に
ピン2を挿入し、その頭部8と、これが嵌入する
ハンダ3が薄板1の凹陥部5に収嵌されたいわゆ
る組立てられた状態で提供される。
以上説明した本考案の取付金具はダクトの壁面
に取付けに場合には、まず剥離紙7を取外し、接
着剤6によつて所定の位置に貼着する。しかる後
第5図および第6図に例示するようなハンダゴテ
Aを用い、その先端又部でピン2の基端部をはさ
み薄板1に押しつけながら加熱、ハンダ3を溶か
してピン3の頭部8をダクトの壁面に固定するの
である。なおこの時ハンダ3は薄板1に形成した
凹陥部5内で溶解し、外部に流散することなくピ
ン2を固定する。
なお図に示す実施例では、長方形の薄板1に左
右2本のピン2を挿入配設した場合を示している
が、その数は薄板1の大きさによつて適宜決定す
ればよく、又薄板1の形状は例えば三角形状、だ
円形状等適当に選択すればよく特に限定されるも
のではない。
(考案の効果) 本考案は以上説明したように、ピン孔と凹陥部
をプレス加工し、更に裏面に接着剤を塗布した薄
板と頭付きピンおよび上記凹陥部に嵌入する孔付
ハンダとを組合わせたものであり、使用時にはま
ず接着剤をもつてダクトの所定壁面へ仮付してそ
の姿勢を確実に保持した上で薄板の表面からハン
ダゴテを押付けて固定するので、ハンダは凹陥部
内で溶解しピンの頭部を強固に壁面へ固定する。
したがつて壁面の位置つまり上部、側部、底部を
問わずその取付けは容易であり、薄板を介して熱
を加えるのでハンダゴテにハンダが付着すること
なくその作業性は極めて良い。
又作業は安全であり、その労力は従来の方法に
比較して著しく軽減され、ダクト本体を損傷する
おそれもなく100%の確率で完全な取付けが可能
であり、しかも取付けは短時間で完了し待時間な
く直ちに断熱材の取付け工程へ移行できるので作
業時間が大幅に短縮できコストの低減が期待でき
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は裏側から見た平面図、第2図は側面図、第3図
は第1図における−断面図、第4図は分解斜
視図、第5図はハンダゴテとの関係を示す側面
図、第6図はその平面図である。 1は金属薄板、2はピン、3はハンダ、4はピ
ン孔、5は凹陥部、6は接着剤、8は頭部、9は
孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピン孔およびこのピン孔の一側周縁部を取囲む
    凹陥部を形成した金属薄板と、この金属薄板の上
    記ピン孔に挿通する頭付ピンと、上記金属薄板の
    凹陥部に適合する厚さと外径でしかも上記ピンの
    頭部が嵌入する孔を形成したハンダとによつて構
    成され、かつ上記金属薄板の裏面に接着剤を塗布
    してなる断熱材取付金具。
JP1526486U 1986-02-04 1986-02-04 Expired JPH0125764Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1526486U JPH0125764Y2 (ja) 1986-02-04 1986-02-04

Applications Claiming Priority (1)

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JP1526486U JPH0125764Y2 (ja) 1986-02-04 1986-02-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62128211U JPS62128211U (ja) 1987-08-14
JPH0125764Y2 true JPH0125764Y2 (ja) 1989-08-02

Family

ID=30806035

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JP1526486U Expired JPH0125764Y2 (ja) 1986-02-04 1986-02-04

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JPS62128211U (ja) 1987-08-14

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