JPH0125730Y2 - - Google Patents

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JPH0125730Y2
JPH0125730Y2 JP1644684U JP1644684U JPH0125730Y2 JP H0125730 Y2 JPH0125730 Y2 JP H0125730Y2 JP 1644684 U JP1644684 U JP 1644684U JP 1644684 U JP1644684 U JP 1644684U JP H0125730 Y2 JPH0125730 Y2 JP H0125730Y2
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JP
Japan
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traveling
sprocket
tank
cold
chain
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JP1644684U
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JPS60128858U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、LNG船のタンクトツプ上に搬入さ
れ且つ前記タンクトツプ上に設けたコンベア上に
整列させた保冷材を、整列状態を維持して整列方
向と直角な方向に受け取り、タンク上部コーナー
部まで運搬するLNG船の保冷材運搬台車に関す
るものである。
LNG船は第1図および第2図に示すごとく、
外壁と内壁からなる二重構造の船殻1の内側に、
自立式のタンク2を適当の間隔を置いて収納し、
該タンク2の底部を、船殻1底面上に配置した複
数の支持台3を介して支持すると共に、タンク2
の天井壁と船殻1天井部との間にも支持台4を介
装し、タンク2が熱膨張・熱収縮により上下方向
へ伸縮できる様にしてある。
前記タンク2の外壁面にはタンク2内に貯蔵さ
れる低温液化ガスの保冷のため保冷層が全面に亘
り設けられる。
斯かる保冷層としては、タンク2の外側に空間
部を形成して該空間部に保冷材を充填して構成し
たもの等、従来より保冷構造について種々のもの
が提案されている。
近年では、保冷効果がよく且つ取扱いが容易な
保冷材として、ポリウレタンフオーム(PUF)
をパネル状に成形してなるものが案出され、該パ
ネル状の保冷材をタンク外壁に並べて取付けるこ
とにより保冷層を構成する様にしたものが提案さ
れている。
斯かる最近考えられているパネル状の保冷材を
タンク外壁に取付ける場合には、タンク2の外壁
に、雌ねじを有するボルトを予め所定の間隔で埋
込み、個々のボルトにパネル状の保冷材を嵌合さ
せ、保冷材の外側から木製ボルトを1個宛取付け
る方式が考えられていた。
しかし、多数の保冷材を1個1個タンク2の外
壁の埋込みボルトに嵌めて行くことは作業性が著
しく悪く、また作業の危険性も大である。
本考案は、前記最近提案されたパネル状の保冷
材の数個を同時にタンク外壁に取り付けるように
して作業の安全性と高能率化を図るため、保冷材
を取り付けやすい状態に整列させ一括して船内を
運搬できる運搬設備の一部を構成するもので、タ
ンクトツプ上に搬入され且つタンクトツプ上に設
けたコンベア上に整列された保冷材を、整列状態
を維持して整列方向と直角方向に受け取り、受け
取つた保冷材をタンク上部のコーナー部に運ぶ運
搬台車を提供するためのもので、保冷材を搭載す
る走行台車に走行駆動用スプロケツトを回転自在
に取り付け、該スプロケツトに係合する走行チエ
ーンをスプロケツト上部に巻き付けて下方に導
き、さらに、前記スプロケツトより低い位置に取
り付けた複数のチエーンガイドを介して前記走行
台車の移動方向に導き、その両端部を走行区間の
各終端に係着してなる複数の走行駆動装置を備え
たものであり、走行駆動スプロケツトを回転する
と、このスプロケツトが走行チエーンを手繰り寄
せるように走行チエーンに沿つて移動するので、
蛇行をおこすおそれがなく、しかも走行チエーン
が弛んでも確実に走行動作し得るなどの利点を有
するものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第3図ないし第8図は本考案の一実施例を示
すもので、図中、符号1は船殻、2はタンク、4
は支持台、5は船殻1に設けた保冷材搬入孔、6
はタンクトツプ上に搬入した保冷材7を一列に整
列させるためのコンベア、8はコンベア6上の保
冷材7をタンク側壁9方向に押し出すシフタ、1
0はタンク2の上面に所要間隔で敷設したレール
であり、本考案の保冷材運搬台車は、レール10
上を走行し、保冷材7とほぼ同幅に構成した細長
い走行台車12と、走行台車12の両端に配置さ
れ走行台車12を走行駆動する走行駆動装置13
と、同じく走行台車12の両端に配置され、走行
台車12の前側および後側に且つ走行台車12の
ほぼ全長に亘つて起倒自在に取り付けた保護板1
4,15を回動駆動する駆動装置16,17など
からなる。
走行駆動装置13は、走行台車12に設けた正
逆転可能な走行モータ18、タンク2上のレール
10に沿つにて張設されレール10始端近傍およ
び終端近傍にそれぞれ係着した走行チエーン1
9、走行モータ18の出力側に取り付けたスプロ
ケツト22、走行台車12の下面に回転自在に取
り付けられ且つ相互に対峙するように配置した一
対のガイドスプロケツト23,24などからな
り、前記走行チエーン19はガイドスプロケツト
23、スプロケツト22、ガイドスプロケツト2
4の順に掛回されている。
保護板14,15は、走行台車12の前後両側
縁に回動自在に支承した回転軸25,26にそれ
ぞれ固定してあり、回転軸25,26を回転する
ことにより保護板14,15が回動する(第8図
参照)。また、各回転軸25,26の両端にはス
プロケツト27,28が固着され、該スプロケツ
ト27,28は走行台車12に配置した開閉モー
タ29,30のスプロケツト32,33にチエー
ン34,35を介してそれぞれ連結している。
以下、本取付台車の作動について説明する。保
冷材7が、保冷材搬入孔5よりタンク2上に搬入
され、コンベア6上に整列すると、シフタ8が保
冷材7を一斉に走行台車12上に押し出す(矢印
a)。この際、走行台車12は、予めコンベア側
の保護板15をほぼ水平状態に倒した状態で待機
しており、保護板15はコンベア6と走行台車1
2間を結ぶ橋の役割を果す。従つて、コンベア6
から走行台車12への保冷材7の移載が円滑に行
われる。
保冷材7の移載が完了すると、保護板15を起
立状態とし、保冷材7を保護板14,15間に収
納する。ここで走行モータ18を起動すると、ス
プロケツト22は走行チエーン19を手繰り寄せ
るごとく走行チエーン19に沿つて移動し(矢印
b)、走行台車12はレール10上を走行する。
スプロケツト22は走行チエーン19に係合し
て移動するので滑りがなく、各走行駆動装置13
の走行速度が等しいので蛇行を起こすおそれがな
い。また、ガイドスプロケツト23,24が、ス
プロケツト22の下方に取り付けてあるので、走
行チエーン19はスプロケツト22の半周を取り
巻いており、走行チエーン19に弛みを生じても
スプロケツト22から外れるおそれがない。
走行台車12がタンクコーナー部に到着する
と、保冷材は一括して所要の案内装置(図示せ
ず)に移載され、さらにタンク側壁に沿つて下方
に運搬され一括してタンク側壁に取り付けられる
(特願昭58−187595参照)。
なお、本考案は前述の実施例にのみ限定される
ものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の変更を加え得ることは勿論である。
以上述べたごとく、本考案のLNG船の保冷材
運搬台車は、走行駆動用スプロケツトと、走行路
に沿つて張設され前記スプロケツトより低い位置
に設けたチエーンガイドを介して前記スプロケツ
トに係合する走行チエーンとを有する走行駆動装
置を、走行台車の両端部に設けたので、次の優れ
た効果を発揮する。
(i) 走行台車両端部の走行駆動装置が等速度で移
動するので、走行台車が細長くても蛇行運動を
生ずるおそれがない。
(ii) 走行チエーンは走行駆動用スプロケツトに巻
き付いた状態で係合しているので、走行チエー
ンが弛んでも、スプロケツトから外れるおそれ
がない。
【図面の簡単な説明】
第1図はLNG船の横断面図、第2図は同じく
平面図、第3図ないし第8図は本考案の実施例を
示し、第3図は平面配置図、第4図は同じく側面
図、第5図は第3図における運搬台車の拡大平面
図、第6図は第5図における−方向からの矢
視図、第7図は第5図に示す走行台車端部の拡大
平面図、第8図は同じく拡大側面図である。 図中、2はタンク、7は保冷材、12は走行台
車、13は走行駆動装置、19は走行チエーン、
22はスプロケツト、23,24はガイドスプロ
ケツトを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 保冷材を搭載する走行台車に走行駆動用スプロ
    ケツトを回転自在に取り付け、該スプロケツトに
    係合する走行チエーンをスプロケツト上部に巻き
    付けて下方に導き、さらに、前記スプロケツトよ
    り低い位置に取り付けた複数のチエーンガイドを
    介して前記走行台車の移動方向に導き、その両端
    部を走行区間の各終端に係着してなる複数の走行
    駆動装置を備えたことを特徴とするLNG船の保
    冷材運搬台車。
JP1644684U 1984-02-08 1984-02-08 Lng船の保冷材運搬台車 Granted JPS60128858U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1644684U JPS60128858U (ja) 1984-02-08 1984-02-08 Lng船の保冷材運搬台車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1644684U JPS60128858U (ja) 1984-02-08 1984-02-08 Lng船の保冷材運搬台車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60128858U JPS60128858U (ja) 1985-08-29
JPH0125730Y2 true JPH0125730Y2 (ja) 1989-08-01

Family

ID=30503223

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1644684U Granted JPS60128858U (ja) 1984-02-08 1984-02-08 Lng船の保冷材運搬台車

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JP (1) JPS60128858U (ja)

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Publication number Publication date
JPS60128858U (ja) 1985-08-29

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