JPH0125664Y2 - - Google Patents

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JPH0125664Y2
JPH0125664Y2 JP6738984U JP6738984U JPH0125664Y2 JP H0125664 Y2 JPH0125664 Y2 JP H0125664Y2 JP 6738984 U JP6738984 U JP 6738984U JP 6738984 U JP6738984 U JP 6738984U JP H0125664 Y2 JPH0125664 Y2 JP H0125664Y2
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nozzle
liquid
air
adhesive
chamber
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JP6738984U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、接着剤等の高粘性液体をノズルの液
体吐出口から間欠的に吐出させるとともに、前記
液体の供給停止と同期させて液体切断用空気を前
記吐出口の周囲に向けて噴出するノズル装置に関
する。
(従来技術) 従来、例えば自動車のシール部位等に接着剤等
の高粘性液体を連続的に、あるいは断続的に自動
塗布するのに用いられるノズル装置としては、例
えば第1図に示すようなものがある。
すなわち、ノズル部材11はノズル本体10に
固定された筒体12に昇降自在に嵌装され、ノズ
ル部材11の基端はノズル本体10内で摺動する
ピストン13のロツド13aに連結され、ノズル
部材11内には先端に開口する接着剤通路11a
が形成され、該通路11aには接着剤供給孔11
bが外周に開口して形成されており、筒体12に
はノズル部材11の周壁まで開口する接着剤圧入
口12aが形成され、ノズル部材11の先端には
ノズルキヤツプ14が連結され、該キヤツプ14
には前記接着剤通路11aの噴出口11cの周囲
に圧気を導く圧気供給口14aおよび接続通路1
4bが形成されており、接着剤をシール部位等の
被着物に塗布する際には、ピストン13が下げら
れ、ノズル部材11が図に示す上昇位置から降下
することにより、ノズル部材11の供給孔11b
と圧入口12aとが合致し、接着剤通路11aに
接着剤が圧入供給され、噴出口11cおよびノズ
ルキヤツプ14の開口14cから接着剤が噴出
し、設定された長さ分の接着剤が被着物に塗布さ
れると、ピストン13の下面に圧気が供給されて
ノズル部材11が上昇し、供給孔11bと圧入口
12aとがズレて接着剤の供給が遮断され、これ
と同時に圧気が圧気供給口14aおよび接続通路
14bより前記噴出口11cの周囲に噴出し、開
口14c内にある接着剤を吹き出し、タレ切れを
行なうようにしたものである。
しかしながら、このような従来のノズル装置に
おいては、ノズル部材11の噴出口11cの周囲
に圧気を単に噴出させることにより接着剤のタレ
切れを行なつているだけなので、タレ切れが十分
に行なわれない場合があり、これによつてノズル
装置を移動させた時に糸引き現象が生じ、被着部
以外の部位に接着剤がたれたり、あるいは一旦被
着物に塗布した接着剤を引き剥してしまうことが
あるという問題点があつた。
さらに、上記従来のノズル装置においては、接
着剤通路11aの径がそれぞれ異なる数種類のノ
ズル部材11を用意し、必要に応じてノズル部材
11を交換する場合には、ノズル部材11の基端
はロツド13aにピン15によつて連結されてい
るので、ピン15を外してノズル部材11を交換
しなければならず、交換作業が煩雑となるという
問題があつた。
(考案の目的) 本考案は、このような従来の問題点に着目して
成されたもので、ノズルから吐出された高粘性液
体のタレ切れを効率的に、かつ確実に行なうこと
ができるとともに、ノズルを極めて簡単に交換す
ることができるノズル装置を提供することを目的
としている。
(考案の構成) かかる目的を達成するため、本考案において
は、高粘性液体をノズルの液体吐出口から間欠的
に吐出させるとともに、前記液体の供給停止と同
期させて液体切断用空気を前記吐出口の周囲に向
けて噴出するノズル装置において、液体導入口に
連通した後室と、前記ノズルに連通した前室とか
ら成る液溜室が形成された本体部を設け、前記後
室からの液圧を受けて後室から前室への流路を開
くとともに、該流路を閉じる方向に前記液圧より
小さな力で付勢された弁体を設け、かつ該弁体の
閉動作方向を、ノズル内の前記液体を前記前室内
に引き戻す方向と成し、外部から供給される前記
空気を前記吐出口の周囲に導くエアーケースを前
記本体部に着脱可能に設け、さらに、前記本体部
の端部に形成された挾持部と前記エアーケースの
端部に形成された挾持部とにより前記ノズルの基
部を挾持して成るノズル装置とし、前記弁体の閉
動作時に、ノズルから吐出された前記液体をノズ
ル内へ引き戻しながら、該液体を前記空気によつ
て切断するとともに、前記エアケースを前記本体
部から取外すことにより前記ノズルを交換できる
ようにしたものである。
(実施例) 以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。
第2図は本考案の一実施例を示しており、ノズ
ル装置2の本体部20は、第1筒体21と該第1
筒体21に螺着された第2筒体22とから成つて
いる。
本体部20には後室24と前室25とから成る
液溜室23が形成されている。
後室24は小径の接続通路26を介して液体導
入口27に連通され、前室25は中間通路28を
介してノズル3の液体通路30に連通されてい
る。
前記本体部20には、後室24から前室25へ
の流路29を開閉する弁体4が摺動可能に設けら
れている。
弁体4には、本体部20の弁座面23aに当接
可能で、かつ後室24に流入される接着剤の圧力
(液圧)を受ける当接面41と、本体部20に摺
動可能に嵌装された軸部42とが形成されてい
る。
この軸部42には、フランジ43が固着されて
おり、該フランジ43と第1筒体21の端面21
aとの間には、前記流路29を閉じる方向(当接
面41が弁座面23aに当接する方向)に前記液
圧より小さな力で弁体4を付勢するばね部材44
が介装されている。
該弁体4の閉動作方向(第2図において上方
向)は、ノズル3の液体通路30内の接着剤を前
室25内に引き戻す方向と一致している。
また、外部から供給される液体切断用の圧縮空
気をノズル3の液体吐出口31の周囲に導くエア
ケース5が第2筒体22の先端外周に螺着されて
いる。
エアケース5には、空気導入口51と、小径の
空気通路52と、空気室53と、先端に噴出口5
4aを有する環状の空気通路54とから成り、空
気導入口51から導入された圧縮空気は、小径の
空気通路52、空気室53および環状の空気通路
54を通つて、噴出口54aから噴出される。
また、空気導入口51への圧縮空気の導入は、
液体導入口27への接着剤の供給停止と同期して
成されるように、圧縮空気供給源(図示省略)と
接着剤供給源(図示省略)とが連結されている。
前記本体部20の第2筒体22の端部にはノズ
ル3の基部32に形成された被係止面32aと当
接する挾持部22aが形成されているとともに、
エアケース5の端部には基部32に形成された被
係止面32bと当接する挾持部55が形成されて
いる。
これによつて、ノズル3の軸部33をエアケー
ス5の環状の空気通路54に挿入した状態でエア
ケース5を第2筒体22の先端外周に螺着するこ
とにより、ノズル3の基部32が前記両挾持部2
2a,55によつて挾持される。
さらに、前記本体部20の第1筒体21の端部
外周には、ケース6が螺着されており、該ケース
6に穿設された孔部61からはフランジ43に突
設されたパイロツトロツド43aが突出可能とな
つている。
上記構成を有するノズル装置2では、接着剤を
被着物に設定された長さ分塗布する際に、前記接
着剤供給源から液体導入口27に接着剤が供給さ
れる。この接着剤が小径の接続通路26を通つて
液溜室23の後室24に流入すると、弁体4の当
接面41に液圧が作用するので、弁体4はばね部
材44の付勢力に抗して第2図の実線で示す閉位
置から第2図の2点鎖線で示す開位置に押し下げ
られ、後室24から前室25への流路29が開か
れる。すなわち、弁体4の当接面41が弁座面2
3aから離れ、流路29が開かれる。
したがつて、後室24内の接着剤は流路29を
通つて前室25に流入し、さらに、中間通路28
およびノズル3の液体通路30を通つて、液体吐
出口31から噴出し、設定された長さ分の接着剤
が被着物に塗布される。
前記接着剤供給源からの接着剤の供給が停止さ
れると、弁体4の当接面41に作用する液圧が下
がるので、弁体4はばね部材44の付勢力によつ
て前記開位置から前記閉位置に復帰し、後室24
から前室25への流路29が閉じる。すなわち、
弁体4の当接面41が弁座面23aに当接し、流
路29が閉じる。
なお、弁体4が閉位置へ復帰する際に、前室2
5の体積変化により前室25内に吸引力が生じ、
該吸引力によつてノズル3の液体通路30内の接
着剤が前室25内へ引き戻される。したがつて、
ノズル3の液体吐出口31から吐出された接着剤
が液体通路30内へ引き戻される。
一方、接着剤の供給停止と同期して前記圧縮空
気供給源からエアケース5の空気導入口51に圧
縮空気が供給される。この圧縮空気は、小径の空
気通路52、空気室53および環状の空気通路5
4を通つて、噴出口54aからノズル3の液体吐
出口31の周囲に向けて噴出される。
したがつて、液体吐出口31から吐出された接
着剤を液体通路30内へ引き戻しながら、該接着
剤を噴出口54aからの圧縮空気によつて切断す
るので、極めて効果的に、かつ確実に接着剤のタ
レ切れが行なわれる。
なお、弁体4が閉位置にある時にはパイロツト
ロツド43aはケース6から突出しており、弁体
4が開位置にある時にはパイロツトロツド43a
はケース6から突出しないので、該ロツド43a
によつて弁体4の位置を視認できる。
次に、ノズル3を液体通路30の径が異なる他
のノズルに交換する場合には、エアケース5と第
2筒体22との螺着を緩める方向にエアケース5
を回動させて、エアケース5を第2筒体22から
取外すだけで、ノズル3が外れる。そして、他の
ノズルの軸部をエアケース5の環状の空気通路5
4に挿入した状態でエアケース5を第2筒体22
に螺着することにより、他のノズルの基部が前記
両挾持部22a,55によつて挾持され、ノズル
の交換作業が終了する。
なお、ノズル3の基部32の形状、および前記
両挾持部22a,55の形状は上記実施例に限定
されるものではない。
(考案の効果) 本考案に係るノズル装置によれば、高粘性液体
が被着物に塗布された後、ノズルの液体吐出口か
ら吐出された前記液体をノズル内へ引き戻しなが
ら、該液体を圧縮空気によつて切断するので、極
めて効果的に、かつ確実に高粘性液体のタレ切れ
を行なうことができるとともに、ノズルの基部は
本体部の挾持部とエアケースの挾持部とによつて
挾持されているので、エアケースを本体部から取
外すことによりノズルを極めて簡単に交換でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す縦断面図、第2図は本考
案の一実施例を示す縦断面図である。 2…ノズル装置、3…ノズル、4…弁体、5…
エアケース、20…本体部、22a…挾持部、2
3…液溜室、24…後室、25…前室、27…液
体導入口、29…流路、32…基部、55…挾持
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高粘性液体をノズルの液体吐出口から間欠的に
    吐出させるとともに、前記液体の供給停止と同期
    させて液体切断用空気を前記吐出口の周囲に向け
    て噴出するノズル装置において、液体導入口に連
    通した後室と、前記ノズルに連通した前室とから
    成る液溜室が形成された本体部を設け、前記後室
    からの液圧を受けて後室から前室への流路を開く
    とともに、該流路を閉じる方向に前記液圧より小
    さな力で付勢された弁体を設け、該弁体の閉動作
    方向を、ノズル内の前記液体を前記前室内に引き
    戻す方向と成し、外部から供給される前記空気を
    前記吐出口の周囲に導くエアーケースを前記本体
    部に着脱可能に設け、さらに、前記本体部の端部
    に形成された挾持部と前記エアーケースの端部に
    形成された挾持部とにより前記ノズルの基部を挾
    持して成るノズル装置。
JP6738984U 1984-05-09 1984-05-09 ノズル装置 Granted JPS60179370U (ja)

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JP6738984U JPS60179370U (ja) 1984-05-09 1984-05-09 ノズル装置

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JP6738984U JPS60179370U (ja) 1984-05-09 1984-05-09 ノズル装置

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JPS60179370U JPS60179370U (ja) 1985-11-28
JPH0125664Y2 true JPH0125664Y2 (ja) 1989-08-01

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