JPH01255967A - 情報検索装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はマイクロフィルム等の情報記録媒体の画像コマ
を検知し、これを計数することにより情報記録媒体中の
所望の情報を検索する情報検索装置に関する。

（従来の技術） 従来、ブリップマークを付していないマイクロフィルム
から所望の情報を検索する装置にあっては１画像コマを
光学的に検知し、これを計数することにより、フィルム
中の所望の画像情報を自動的に検索するようにしている
。即ち、ネガ画像を有するマイクロフィルムは第９図に
示すように、マイクロフィルムＦの画像コマｆ内にネガ
画像が記録されており、各コマｆの周辺が透明になって
いる。このマイクロフィルムＦを検索する手段としては
、フィルム移送通路を挟んでフィルム照明用ランプと２
つの検知器を配置し、フィルムＦを移送する際１画像コ
マｆの画像領域によって遮断される光の変化を上記検知
器で検知し、これらの出力信号の論理績を計数器で計数
し、そしてこの計数器の計数内容とキーボード等の入力
手段から入力した所望の画像コマのコマ番号とを比較回
路で比較し１両者が一致したとき該比較回路から駆動制
御回路に停止信号が発せられ、フィルムＦを移送する駆
動系を停止させ、所望のコマをスクリーン上に投影され
る所定位置に静止させるようになっている。

そして、上記２つの検知器は第１Ｏ図に示すようにフィ
ルムＦ上のａ点とｂ点を透過した光を検知するようにな
っていた。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、斯かる従来例にあっては、２つの検知器
が共に小さな面積（点）に対して焦点が合っているので
、フィルムＦを停止する際の精度はよいものの、第１Ｏ
図に示すような写真Ｐを含む画像コマｆの場合、写真Ｐ
の部分が２つの検知器に跨ってしまい、画像領域である
にも拘らず、非画像領域であると判断してしまうことが
あり、所望のコマより手前のフィルム位置で静止してし
まうという問題点があった。

また、上記とは逆に受光面の大きな検知器を用いて比較
的大きな面に対して焦点が合っている場合には、画像領
域であるか否かの判断には有効であるが、フィルムＦを
停止する際の位置決め精度が低下してしまうという問題
点があった。さらに、検知器を複数個設けていたので、
制御が複雑になり、信頼性も低く、コスト高になってし
まうという問題点があった。

そこで、本発明は従来例の上記した問題点を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、情報記
録媒体を停止する際の位置決め精度を向上させると共に
、検索時の誤動作をなくし、部品点数を削減した情報検
索装置を提供することにある。

（課題を解決するための手段） 上記の目的を達成するために、本発明にあっては、情報
記録媒体の画像コマを検知し、これを計数することによ
り、前記情報記録媒体中の所望の情報を検索する情報検
索装置において、前記情報記録媒体を照明する光源を設
け、前記情報記録媒体の移送方向に対して直交方向の線
を透過する前記光源からの光を単一の検知手段で検出し
て前記画像コマを検知することにより構成されている。

（作　用） 上記の構成を有する本発明においては、単一の検知手段
で情報記録媒体の移送方向に対して直交方向の線を透過
する光源からの光を検出して、画像領域であるか非画像
領域であるかを判断して検索時の誤動作をなくしたもの
である。

（実施例） 以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。第１
図は本発明を適用した情報検索装置の第１実施例を備え
たマイクロフィルムリーダーを示すものであり、同図に
おいて、１は情報記録媒体としてのマイクロフィルムＦ
を照明する光源としてのランプ、２は集光レンズ、３．
４はフィルム移送通路を挟んで対設したガラス板、５は
投影レンズ、６はスクリーン、７はフィルムＦの移送方
向に対して直交方向のフィルムＦ上の線を透過するラン
プ１からの光を検知手段としてのセンサー８に集光する
シリンドリカルレンズである。また、第１図において、
ｌＯは供給リール、１１゜１２はガイドローラ、１３は
キャプスタンローラ、１４はピンチローラ、１５は巻取
リールである。従って、供給リール１０及び巻取リール
１５はフィルム緊張兼巻取用モータに連結され、キャプ
スタンローラ１３はフィルム駆動モータＭ（ｍ３図）に
連結されている。マイクロフィルムＦは供給リール１０
と巻取リール１５間に張り渡され、キャプスタンローラ
１３の駆動により巻取り−ル１５に巻取られ或いは供給
リール１０に巻戻される。

第２図はガラス板４の上方であってマイクロフィルムＦ
の移送方向に直交する方向に配設されたシリンドリカル
レンズ７がフィルムＦの透過光をセンサー８に集光する
状態を示している。

次に、第３図に基づいて本実施例の制御系を説明すると
、センサー８は受光量を電圧に変換する光電変換素子で
、その出力は増巾器２０で増巾され、Ａ／Ｄコンバータ
２１を通してＣＰＵ２２に入力される。ＣＰＵ２２では
、その入力がスライスレベル以上であればハイレベルを
、未満であればローレベルを出力する。計数器２３はＣ
ＰＵ２２の出力の立上りエツジでカウントアツプされ、
その内容は比較器２４によってキーボード等の入力装置
２５により入力された所望のコマ数と比較され、両者が
一致した時にモータドライバ２６を通してフィルム駆動
系である駆動モータＭに停止信号を送出する。

尚、上記スライスレベルとは、センサー８の電圧が非画
像領域時の値であるか画像領域時の値であるかの境界値
であり、フィルムＦのローディング時にフィルムＦのリ
ーダ一部における電圧を検出し、ＣＰＵ２２で設定する
ことによって各フィルムに対応した値の設定が可能とな
っている。

第４図及び第５図は本発明の第２実施例を示し、前記第
１実施例と同一の部材には同一の符号を付して説明する
と、本実施例では検知手段としてのセンサーを画像コマ
ｆより長い縦長形状のラインセンサー３０で構成し、第
５図に示すようにフィルムＦの移送方向に対して垂直な
フィルムＦ上の線３１を透過する光量を受光している０
本実施例によれば、前記第１実施例のようにシリンドリ
カルレンズを設けることがなくなる。その他の構成及び
作用は前記第１実施例と同一であるのでその説明を省略
する。

第６図乃至第８図は本発明の第３実施例を示しており、
前記第１実施例と同一の部材には同一の符号を付して説
明する０本実施例ではマイクロフィルムＦの移送方向に
対して垂直なフィルムＦ上の線上に密接して連設された
ファイバー３５の受光端より入った光の全てが検知手段
としてのセンサー３６の受光面に到達する。第７図はフ
ィルムＦの透過光をセンサー３６に集める状態を示し、
第８図はセンサー３６が光量を検出するフィルムＦ上の
位置を示している。その他の構成及び作用は前記第１実
施例と同一であるのでその説明を省略する。

上記のように、各実施例ではマイクロフィルムＦの移送
方向に対して直交方向の線を透過するランプ１からの光
をセンサーで検出してフィルムＦの画像コマｆを検知す
るようにした。

尚、上記各実施例ではロール状のマイクロフィルムに適
用した例を示したが、マイクロフィッシュにも適用可能
である。また１画像コマがシンプレックスに限らず、デ
ュプレックス或いはデュオモードであってもよい・ （発明の効果） 本発明は以上の構成及び作用からなるもので、情報記録
媒体を停止する際の位置決め精度を向上させ、また写真
を含む画像コマであっても、検索時に誤動作することな
く、検索精度を大幅に向上させることができる。さらに
、単一の検知手段でよいので、部品点数が減り、制御も
簡略化され。

コストを低下させ信頼性が向上するという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例をマイクロフィルムリーダ
ーに適用した例を示す概略図、第２図は同実施例におけ
るセンサーの読取状態を示す説明図、第３図は同実施例
における制御系を示すブロック図、第４図は本発明の第
２実施例を示す概略図、第５図は同実施例におけるセン
サーの読取位置を示す説明図、第６図は本発明の第３実
施例を示す概略図、第７図は同実施例におけるセンサー
の読取状態を示す説明図、第８図は同実施例におけるセ
ンサーの読取位置を示す説明図、第９図はマイクロフィ
ルムを示す説明図、第１０図は従来例のセンサー読取位
置を示す説明図である。 符号の説明 １・・・ランプ（光源）、 ７・・・シリンドリカルレンズ、 ８・・・センサー（検知手段）、 ２２・・・ＣＰＵ、 Ｆ・・・マイクロフィルム（情報記録媒体）、ｆ・・・
画像コマ。 第１図 ／ 第２図 第３図 第４図 第５図 衿這りｌ＋＋１ 第６図 第８図 ；　　　　　　　Ｆフイ７ムヘ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　情報記録媒体の画像コマを検知し、これを計数するこ
   とにより、前記情報記録媒体中の所望の情報を検索する
   情報検索装置において、前記情報記録媒体を照明する光
   源を設け、前記情報記録媒体の移送方向に対して直交方
   向の線を透過する前記光源からの光を単一の検知手段で
   検出して前記画像コマを検知することを特徴とする情報
   検索装置。