JPH01255828A - 液晶表示素子 - Google Patents
液晶表示素子Info
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- JPH01255828A JPH01255828A JP8299988A JP8299988A JPH01255828A JP H01255828 A JPH01255828 A JP H01255828A JP 8299988 A JP8299988 A JP 8299988A JP 8299988 A JP8299988 A JP 8299988A JP H01255828 A JPH01255828 A JP H01255828A
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 40
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims abstract description 39
- 230000004907 flux Effects 0.000 abstract description 9
- 210000002858 crystal cell Anatomy 0.000 description 7
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- 206010011224 Cough Diseases 0.000 description 1
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- 239000000565 sealant Substances 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、液晶表示素子、特に表示の立下りレスポンス
を改善した液晶表示素子に関するものである。
を改善した液晶表示素子に関するものである。
従来、液晶表示素子は、一般に例えば第3図に示すよう
に構成されている。第3図において、液晶表示素子1は
、互いに平行に配設されたガラス基板2.2゛の対向す
る内面上に、各々所定のパターンを有する透明電極3,
3°を設け、さらに各ガラス基板2,2°の対向する内
面に各透明電極3,3゛の上から、所定の配向方向(図
示の場合、共に図面左右方向)を有するように形成され
た配向膜4,4゛を備えると共に、二つのガラス基板2
及び2”の間の空間に、液晶5及び二色性色素6を注入
し、上記空間の周囲にシール剤7を施して密閉すること
により、液晶セルが構成される。さらに、該液晶セルの
上下、即ちガラス基板2.2°の外側には、各々偏光板
(図示せず)が配設され、かくして液晶表示素子1が完
成する。
に構成されている。第3図において、液晶表示素子1は
、互いに平行に配設されたガラス基板2.2゛の対向す
る内面上に、各々所定のパターンを有する透明電極3,
3°を設け、さらに各ガラス基板2,2°の対向する内
面に各透明電極3,3゛の上から、所定の配向方向(図
示の場合、共に図面左右方向)を有するように形成され
た配向膜4,4゛を備えると共に、二つのガラス基板2
及び2”の間の空間に、液晶5及び二色性色素6を注入
し、上記空間の周囲にシール剤7を施して密閉すること
により、液晶セルが構成される。さらに、該液晶セルの
上下、即ちガラス基板2.2°の外側には、各々偏光板
(図示せず)が配設され、かくして液晶表示素子1が完
成する。
このように構成された液晶表示素子1は、透明電極3.
3゛間に電圧を印加しない状態では、液晶5及び二色性
色素6の分子は、配向膜4,4゜の配向方向に沿って整
列しているので、この場合二色性色素6の色彩の表示が
行なわれることになる。ここで、透明電極3.3゛間に
電圧を印加すると、透明電極3.3°のパターンが対向
している領域においては、液晶5及び二色性色素6の分
子はガラス基板2.2゛に対してほぼ垂直になるので、
この領域においては白色表示が行なわれることになる。
3゛間に電圧を印加しない状態では、液晶5及び二色性
色素6の分子は、配向膜4,4゜の配向方向に沿って整
列しているので、この場合二色性色素6の色彩の表示が
行なわれることになる。ここで、透明電極3.3゛間に
電圧を印加すると、透明電極3.3°のパターンが対向
している領域においては、液晶5及び二色性色素6の分
子はガラス基板2.2゛に対してほぼ垂直になるので、
この領域においては白色表示が行なわれることになる。
しかしながら、上記液晶表示素子1は、その表示のレス
ポンス、即ち電圧印加の際の立上りレスポンスτ7.立
下りレスポンスτ4がそれぞれτrC)Cη/(■/d
)2. τd■η a2(但し、ηは液晶の粘度、
■は印加電圧。
ポンス、即ち電圧印加の際の立上りレスポンスτ7.立
下りレスポンスτ4がそれぞれτrC)Cη/(■/d
)2. τd■η a2(但し、ηは液晶の粘度、
■は印加電圧。
dはセルギャップである)
で与えられることから、立上りレスポンスτ、について
は、印加電圧■を高(することにより、改善することが
できるが、立下りレスポンスで4については、液晶の粘
度ηとセルギャップdによって決定されてしまうので、
立下りレスポンスτ4を改善することは困難であった。
は、印加電圧■を高(することにより、改善することが
できるが、立下りレスポンスで4については、液晶の粘
度ηとセルギャップdによって決定されてしまうので、
立下りレスポンスτ4を改善することは困難であった。
本発明は、以上の点に鑑み、表示の立下りレスポンスτ
、を改善するようにした、液晶表示素子を提供すること
を目的としている。
、を改善するようにした、液晶表示素子を提供すること
を目的としている。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕上記目的は、
本発明によれば、互いに対向して配設された二枚のガラ
ス基板の内面に、所定のパターンを有する透明電極と、
所定の配向方向にラビングされた配向膜とを備えると共
に、上記ガラス基板の間に液晶を封入することにより構
成された液晶表示素子において、各ガラス基板が、その
内面と配向膜との間に、該配向膜の配向方向に垂直に延
びる互いに平行な複数の線状透明電極を備えており、一
方のガラス基板側の各線状透明電極の一端が他方のガラ
ス基板側の対応する線状透明電極の一端に電気的に接続
され、且つ上記一方のガラス基板側の各線状透明電極の
他端が上記他方のガラス基板側の対応する線状透明電極
から一方にずれたW接する線状透明電極の他端に電気的
に接続されることによりコイルを形成していて、液晶表
示素子の表示オフの際に該コイルに通電することによっ
て、液晶表示素子内の液晶を強制的に配向膜の配向方向
に沿って整列させるようにした液晶表示素子により達成
される。
本発明によれば、互いに対向して配設された二枚のガラ
ス基板の内面に、所定のパターンを有する透明電極と、
所定の配向方向にラビングされた配向膜とを備えると共
に、上記ガラス基板の間に液晶を封入することにより構
成された液晶表示素子において、各ガラス基板が、その
内面と配向膜との間に、該配向膜の配向方向に垂直に延
びる互いに平行な複数の線状透明電極を備えており、一
方のガラス基板側の各線状透明電極の一端が他方のガラ
ス基板側の対応する線状透明電極の一端に電気的に接続
され、且つ上記一方のガラス基板側の各線状透明電極の
他端が上記他方のガラス基板側の対応する線状透明電極
から一方にずれたW接する線状透明電極の他端に電気的
に接続されることによりコイルを形成していて、液晶表
示素子の表示オフの際に該コイルに通電することによっ
て、液晶表示素子内の液晶を強制的に配向膜の配向方向
に沿って整列させるようにした液晶表示素子により達成
される。
この発明によれば、表示オンにする場合には、従来の液
晶表示素子と同様に透明電極間に電圧を印加すると、液
晶が垂直方向に並べられて、透明電極のパターンにより
白色表示が行なわれ、表示オフにする場合には、透明電
極間に印加している電圧を遮断すると共に、同時に線状
透明電極が形成しているコイルに通電することにより、
液晶表示素子内に磁場を構成して、液晶をその固有の磁
化率異方性に基づいて該磁場の磁束の方向に沿って強制
的に、即ち液晶の粘度に対抗して整列せしめ、このとき
該磁場の磁束の方向が配向膜の配向方向に一致している
ことから、液晶は表示オフの瞬間に強制的にオフ状態に
戻されることになると共に、上記コイルに通電すること
によって液晶が加熱されることから、該液晶の粘度が低
減されることになるので、従来の液晶の粘度及びセルギ
ャップによって決定される立下りレスポンスに比較して
、表示の立下りレスポンスが改善され得ることになる。
晶表示素子と同様に透明電極間に電圧を印加すると、液
晶が垂直方向に並べられて、透明電極のパターンにより
白色表示が行なわれ、表示オフにする場合には、透明電
極間に印加している電圧を遮断すると共に、同時に線状
透明電極が形成しているコイルに通電することにより、
液晶表示素子内に磁場を構成して、液晶をその固有の磁
化率異方性に基づいて該磁場の磁束の方向に沿って強制
的に、即ち液晶の粘度に対抗して整列せしめ、このとき
該磁場の磁束の方向が配向膜の配向方向に一致している
ことから、液晶は表示オフの瞬間に強制的にオフ状態に
戻されることになると共に、上記コイルに通電すること
によって液晶が加熱されることから、該液晶の粘度が低
減されることになるので、従来の液晶の粘度及びセルギ
ャップによって決定される立下りレスポンスに比較して
、表示の立下りレスポンスが改善され得ることになる。
以下、図面に示した一実施例に基づいて本発明の詳細な
説明する。
説明する。
第1図は、本発明による液晶表示素子の一実施例(−層
成のゲスト・ホスト型液晶表示素子)を示しており、こ
の液晶表示装置10は、互いに平行に配設されたガラス
基板11.11’の対向する内面上に、先ずそれぞれ図
面垂直方向に延びる互いに平行な複数の線状透明電極1
2,12°を設は、その上からそれぞれ絶縁膜13.1
3“を形成し、続いて上記ガラス基板11.11”の内
面上に上記絶縁膜13.13’の上から各々所定のパタ
ーンを有する透明電極14.14”を設け、さらに各ガ
ラス基板11.11’ の対向する内面に各透明電極1
4.14”の上から、所定の配向方向(図示の場合、共
に図面左右方向)を有するように形成された配向膜15
.15”を備えると共に、二つのガラス基板11及び1
1’の間の空間に、液晶16及び二色性色素17を注入
し、上記空間の周囲にシール剤18を施して密閉するこ
とにより、液晶セルが構成される。さらに、この液晶セ
ルの上下、即ちガラス基板11.11’の外側には、い
ずれか一方に偏光板(図示せず)が配設される。
成のゲスト・ホスト型液晶表示素子)を示しており、こ
の液晶表示装置10は、互いに平行に配設されたガラス
基板11.11’の対向する内面上に、先ずそれぞれ図
面垂直方向に延びる互いに平行な複数の線状透明電極1
2,12°を設は、その上からそれぞれ絶縁膜13.1
3“を形成し、続いて上記ガラス基板11.11”の内
面上に上記絶縁膜13.13’の上から各々所定のパタ
ーンを有する透明電極14.14”を設け、さらに各ガ
ラス基板11.11’ の対向する内面に各透明電極1
4.14”の上から、所定の配向方向(図示の場合、共
に図面左右方向)を有するように形成された配向膜15
.15”を備えると共に、二つのガラス基板11及び1
1’の間の空間に、液晶16及び二色性色素17を注入
し、上記空間の周囲にシール剤18を施して密閉するこ
とにより、液晶セルが構成される。さらに、この液晶セ
ルの上下、即ちガラス基板11.11’の外側には、い
ずれか一方に偏光板(図示せず)が配設される。
前記線状透明電極12,12°については、第2図に示
すように、各線状透明電極12の一端を互いに上下に対
応する線状透明電極12”の一端に電気的に接続し、且
つ各線状透明電極12の他端を互いに上下に対応する線
状透明電i12°の一方にずれた隣の線状透明電極12
゛の他端に接続することにより、第2図に示すようにコ
イルを形成するようになっている。
すように、各線状透明電極12の一端を互いに上下に対
応する線状透明電極12”の一端に電気的に接続し、且
つ各線状透明電極12の他端を互いに上下に対応する線
状透明電i12°の一方にずれた隣の線状透明電極12
゛の他端に接続することにより、第2図に示すようにコ
イルを形成するようになっている。
尚、線状透明電極12.12°の方向は、上記のように
接続して通電した場合に発生する磁場Hの磁束方向が、
配向膜15,15’ の配向方向に一致するように選定
されている。かくして、液晶表示素子10が完成する。
接続して通電した場合に発生する磁場Hの磁束方向が、
配向膜15,15’ の配向方向に一致するように選定
されている。かくして、液晶表示素子10が完成する。
本発明による液晶表示素子は以上のように構成されてお
り、液晶表示素子10の透明電極14゜14°間に電圧
を印加しない場合には、液晶16及び二色性色素17の
分子は、配向膜15,15’の配向方向に沿って整列し
ているので、液晶表示素子10の下方から入射する光は
、図示しない偏光板で偏光し、ガラス基板11゛から液
晶16及び二色性色素170分子配列を通過してガラス
基板12に達して透過する。この際、二色性色素17が
入射光に対して垂直に並んでいることから、この二色性
色素17により吸収が行なわれ、かくして、該二色性色
素17の色彩に着色された表示が行なわれることになる
。
り、液晶表示素子10の透明電極14゜14°間に電圧
を印加しない場合には、液晶16及び二色性色素17の
分子は、配向膜15,15’の配向方向に沿って整列し
ているので、液晶表示素子10の下方から入射する光は
、図示しない偏光板で偏光し、ガラス基板11゛から液
晶16及び二色性色素170分子配列を通過してガラス
基板12に達して透過する。この際、二色性色素17が
入射光に対して垂直に並んでいることから、この二色性
色素17により吸収が行なわれ、かくして、該二色性色
素17の色彩に着色された表示が行なわれることになる
。
次に、透明電極14.14’間に電圧を印加すると、透
明電極14.14’ のパターンが対向している領域に
おいては、図示のように液晶16及び二色性色素17の
分子はガラス基板!1.11゜に対してほぼ垂直に配列
されるので、この領域においては液晶表示素子10の下
方から入射する光は、図示しない偏光板で偏光し、ガラ
ス基板12゛から液晶16及び二色性色素17内を通っ
てガラス基板12に達して透過する。この際、上記領域
においては、液晶16及び二色性色素17の分子はガラ
ス基板ILII’ に対してほぼ垂直に配列しているこ
とから、入射光の吸収は行なわれず、従ってこの領域に
おいては、白色表示が行なわれる。また、表示の立上り
レスポンスは、従来の液晶表示素子と同様に印加電圧を
高くすることにより、改善することが可能である。
明電極14.14’ のパターンが対向している領域に
おいては、図示のように液晶16及び二色性色素17の
分子はガラス基板!1.11゜に対してほぼ垂直に配列
されるので、この領域においては液晶表示素子10の下
方から入射する光は、図示しない偏光板で偏光し、ガラ
ス基板12゛から液晶16及び二色性色素17内を通っ
てガラス基板12に達して透過する。この際、上記領域
においては、液晶16及び二色性色素17の分子はガラ
ス基板ILII’ に対してほぼ垂直に配列しているこ
とから、入射光の吸収は行なわれず、従ってこの領域に
おいては、白色表示が行なわれる。また、表示の立上り
レスポンスは、従来の液晶表示素子と同様に印加電圧を
高くすることにより、改善することが可能である。
この状態から、表示をオフにする場合には、先ず透明電
極14.14’間に印加している電圧を遮断すると共に
、同時に線状透明電極12.12’が形成しているコイ
ルに通電することにより、第2図に示すように液晶表示
素子10の液晶セル内に磁場Hを構成する。これにより
、液晶セル内の液晶16及び二色性色素17は、その固
有の磁化率異方性に基づいて、該磁場Hの磁束の方向に
沿って強制的に、即ち液晶16及び二色性色素17の粘
度に対抗して整列せしめられることになり、該磁場Hの
磁束の方向が配向膜15,15’ の配向方向に一致し
ているので、液晶16及び二色性色素17は表示をオフ
にした瞬間に強制的にオフ状態に戻されることになる。
極14.14’間に印加している電圧を遮断すると共に
、同時に線状透明電極12.12’が形成しているコイ
ルに通電することにより、第2図に示すように液晶表示
素子10の液晶セル内に磁場Hを構成する。これにより
、液晶セル内の液晶16及び二色性色素17は、その固
有の磁化率異方性に基づいて、該磁場Hの磁束の方向に
沿って強制的に、即ち液晶16及び二色性色素17の粘
度に対抗して整列せしめられることになり、該磁場Hの
磁束の方向が配向膜15,15’ の配向方向に一致し
ているので、液晶16及び二色性色素17は表示をオフ
にした瞬間に強制的にオフ状態に戻されることになる。
また、線状透明電極12.12’が形成しているコイル
に通電することにより、液晶セル内の液晶16及び二色
性色素17が加熱されることになるので、液晶16及び
二色性色素17は、温度が上昇してその粘度が低減され
ることになる。
に通電することにより、液晶セル内の液晶16及び二色
性色素17が加熱されることになるので、液晶16及び
二色性色素17は、温度が上昇してその粘度が低減され
ることになる。
かくして、液晶表示素子10は、従来の液晶の粘度及び
セルギャップによって決定される立下りレスポンスに比
較して、表示の立下りレスポンスが改善されることにな
る。
セルギャップによって決定される立下りレスポンスに比
較して、表示の立下りレスポンスが改善されることにな
る。
尚、線状透明電極12,12”への通電は、液晶16及
び二色性色素17の分子が磁束方向に整列するまででよ
く、整列した後はその通電を遮断してもよい。
び二色性色素17の分子が磁束方向に整列するまででよ
く、整列した後はその通電を遮断してもよい。
以上述べたように本発明によれば、互いに対向して配設
された二枚のガラス基板の内面に、所定のパターンを有
する透明電極と、所定の配向方向にラビングされた配向
膜とを備えると共に、該ガラス基板の間に液晶を封入す
ることにより構成された液晶表示素子において、各ガラ
ス基板が、その内面と配向膜との間に、咳配向膜の配向
方向に垂直に延びる互いに平行な複数の線状透明電極を
備えており、一方のガラス基板側の各線状透明電極の一
端が他方のガラス基板側の対応する線状透明電極の一端
に電気的に接続され、且つ上記一方のガラス基板側の各
線状透明電極の他端が上記他方のガラス基板側の対応す
る線状透明電極から一方にずれた隣接する線状透明電極
の他端に電気的に接続されることによりコイルを形成し
ていて、液晶表示素子の表示オフの際に該コイルに通電
することによって、液晶表示素子内の液晶を強制的に配
向膜の配向方向に沿って整列させるように、液晶表示素
子を構成したから、表示オンにする場合には、従来の液
晶表示素子と同様に透明電極間に電圧を印加すると、液
晶が垂直方向に並べられて、透明電極のパターンにより
白色表示が行なわれ、表示オフにする場合には、透明電
極間に印加している電圧を遮断すると共に、同時に線状
透明電極が形成しているコイルに通電することにより液
晶表示素子内に磁場を構成して、液晶をその固有の磁化
率異方性に基づいて該磁場の磁束の方向に沿って強制的
に、即ち液晶の粘度に対抗して整列せしめ、このとき該
磁場の磁束の方向が配向膜の配向方向に一致しているこ
とから、液晶は表示オフの瞬間に強制的にオフ状態に戻
されることになると共に、上記コイルに通電することに
よって液晶が加熱されることから、該液晶の粘度が低減
されることになるので、従来の液晶の粘度及びセルギャ
ップによって決定される立下りレスポンスに比較して、
表示の立下りレスポンスが改善され得ることになる。
された二枚のガラス基板の内面に、所定のパターンを有
する透明電極と、所定の配向方向にラビングされた配向
膜とを備えると共に、該ガラス基板の間に液晶を封入す
ることにより構成された液晶表示素子において、各ガラ
ス基板が、その内面と配向膜との間に、咳配向膜の配向
方向に垂直に延びる互いに平行な複数の線状透明電極を
備えており、一方のガラス基板側の各線状透明電極の一
端が他方のガラス基板側の対応する線状透明電極の一端
に電気的に接続され、且つ上記一方のガラス基板側の各
線状透明電極の他端が上記他方のガラス基板側の対応す
る線状透明電極から一方にずれた隣接する線状透明電極
の他端に電気的に接続されることによりコイルを形成し
ていて、液晶表示素子の表示オフの際に該コイルに通電
することによって、液晶表示素子内の液晶を強制的に配
向膜の配向方向に沿って整列させるように、液晶表示素
子を構成したから、表示オンにする場合には、従来の液
晶表示素子と同様に透明電極間に電圧を印加すると、液
晶が垂直方向に並べられて、透明電極のパターンにより
白色表示が行なわれ、表示オフにする場合には、透明電
極間に印加している電圧を遮断すると共に、同時に線状
透明電極が形成しているコイルに通電することにより液
晶表示素子内に磁場を構成して、液晶をその固有の磁化
率異方性に基づいて該磁場の磁束の方向に沿って強制的
に、即ち液晶の粘度に対抗して整列せしめ、このとき該
磁場の磁束の方向が配向膜の配向方向に一致しているこ
とから、液晶は表示オフの瞬間に強制的にオフ状態に戻
されることになると共に、上記コイルに通電することに
よって液晶が加熱されることから、該液晶の粘度が低減
されることになるので、従来の液晶の粘度及びセルギャ
ップによって決定される立下りレスポンスに比較して、
表示の立下りレスポンスが改善され得ることになる。
かくして本発明によれば、立下りレスポンスが従来のも
のに比較して改善された、極めて優れた液晶表示素子が
提供され得ることになる。
のに比較して改善された、極めて優れた液晶表示素子が
提供され得ることになる。
第1図は本発明による液晶表示素子の一実施例を示す概
略断面図、第2図は第1図の実施例における線状透明電
極の結線状態を示す斜視図である。 第3図は従来の液晶表示素子の一例を示す概略断面図で
ある。 10・・・液晶表示素子; 11,11’ ・・・ガ
ラス基板; 12,12’ ・・・線状透明電極;
13,13“・・・絶縁膜; 14.14°・・・
透明電極;15,15’・・・配向膜; 16・・・液
晶; 17・・・二色性色素;18・・・ソール剤;
H・・・磁場。 特許出願人:スタンレー電気株式会社 代 理 人:弁理士 平 山 −室 間 : 弁理士 海 津 保 三第1図 第2図
略断面図、第2図は第1図の実施例における線状透明電
極の結線状態を示す斜視図である。 第3図は従来の液晶表示素子の一例を示す概略断面図で
ある。 10・・・液晶表示素子; 11,11’ ・・・ガ
ラス基板; 12,12’ ・・・線状透明電極;
13,13“・・・絶縁膜; 14.14°・・・
透明電極;15,15’・・・配向膜; 16・・・液
晶; 17・・・二色性色素;18・・・ソール剤;
H・・・磁場。 特許出願人:スタンレー電気株式会社 代 理 人:弁理士 平 山 −室 間 : 弁理士 海 津 保 三第1図 第2図
Claims (1)
- (1)互いに対向して配設された二枚のガラス基板の内
面に、所定のパターンを有する透明電極と、所定の配向
方向にラビングされた配向膜とを備えると共に、上記ガ
ラス基板の間に液晶を封入することにより構成された液
晶表示素子において、各ガラス基板が、その内面と配向
膜との間に、該配向膜の配向方向に垂直に延びる互いに
平行な複数の線状透明電極を備えており、一方のガラス
基板側の各線状透明電極の一端が他方のガラス基板側の
対応する線状透明電極の一端に電気的に接続され、且つ
上記一方のガラス基板側の各線状透明電極の他端が、上
記他方のガラス基板側の対応する線状透明電極から一方
にずれた隣接する線状透明電極の他端に電気的に接続さ
れることにより、コイルを形成していて、液晶表示素子
の表示オフの際に該コイルに通電することによって、液
晶表示素子内の液晶を強制的に配向膜の配向方向に沿っ
て整列させるようにしたことを特徴とする、液晶表示素
子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8299988A JP2571416B2 (ja) | 1988-04-06 | 1988-04-06 | 液晶表示素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8299988A JP2571416B2 (ja) | 1988-04-06 | 1988-04-06 | 液晶表示素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01255828A true JPH01255828A (ja) | 1989-10-12 |
JP2571416B2 JP2571416B2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=13789922
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8299988A Expired - Lifetime JP2571416B2 (ja) | 1988-04-06 | 1988-04-06 | 液晶表示素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2571416B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100289648B1 (ko) * | 1998-06-25 | 2001-05-02 | 박종섭 | 액정표시장치 |
US6426782B1 (en) * | 1997-09-04 | 2002-07-30 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display device |
JP2010276405A (ja) * | 2009-05-27 | 2010-12-09 | Ihi Corp | 粒子付着防止装置及び方法並びに観測窓 |
-
1988
- 1988-04-06 JP JP8299988A patent/JP2571416B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6426782B1 (en) * | 1997-09-04 | 2002-07-30 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display device |
KR100289648B1 (ko) * | 1998-06-25 | 2001-05-02 | 박종섭 | 액정표시장치 |
JP2010276405A (ja) * | 2009-05-27 | 2010-12-09 | Ihi Corp | 粒子付着防止装置及び方法並びに観測窓 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2571416B2 (ja) | 1997-01-16 |
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