JPH01254763A - ポリウレタン組成物 - Google Patents

ポリウレタン組成物

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JPH01254763A
JPH01254763A JP8334088A JP8334088A JPH01254763A JP H01254763 A JPH01254763 A JP H01254763A JP 8334088 A JP8334088 A JP 8334088A JP 8334088 A JP8334088 A JP 8334088A JP H01254763 A JPH01254763 A JP H01254763A
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polyurethane
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雄三 尾崎
Hiroshi Yamazaki
浩 山崎
Hideo Maehata
英雄 前畑
Takashi Suzuki
孝 鈴木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は高透湿性、制電性、柔軟性に優れたポリウレタ
ン組成物に関し、例えばフィルム又は塗膜状にて使用さ
れる用途並びにフィルムと織布と゛のラミネーション等
に有用である。
(従来の技術) 従来より各種の透湿性フィルムは公知であるが、摩擦に
よる静電気によりゴミやホコリを吸着しやすく、クリー
ンルーム用衣料として不適切である。
又、強く帯電した場合、静電気の放電によりコ〉・ビュ
ーターの誤作動、IC,LSIの破壊が起こりうる。一
方、導電性フィラーを入れたポリマーシートは知られて
いるが透湿性が極めて低い。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の目的は摩擦、接触により静電気を帯びず、且つ
透湿性に秀れた、柔軟、強靭なポリマーを付与し得るポ
リウレタン組成物を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は透湿度が1500g/m2・241+r/20
μ朗以上、体積抵抗率が109Ω・dl11以下である
ことを特徴とするポリウレタン組成物に係り、この組成
物は例えば平均分子量200〜600のポリオキシエチ
レングリコール(A)、炭素数3以上のポリオキシアル
キレンポリオール(B)、ポリイソシアネートよりなり
、A/A+Bが20%以上、全ポリマー中のAの含有率
が15〜60%のポリウレタン100重量部に対し、導
電性充填剤を10〜200重量部配合す置部とにより得
られる。
本発明のポリウレタンの形成におけるポリオキシエチレ
ングリコールの選定において、その平均分子量を比較的
低分子量の200〜600の範囲に限定した理由は、分
子量が低いと透湿性が低くなる傾向を示し、分子量が高
いと水による膨潤率が大さくなる傾向を示すため、又、
分子量が低いとモノユラスが高く、分子量が高いとモノ
ユラスが低くなる傾向を有するため、本発明の各種の用
途の範囲にわたって、それぞれの用途に適正な物性の得
られる範囲として平均分子量を200〜600の選定し
たものである。ポリウレタンの形成に当り、高透湿性と
低膨潤度並びに比較的高モジュラス等のバランスを勘案
して選定した平均分子量が200〜600の比較的低分
子量のポリオキシエチレングリコールと、必要なその他
の特性を付与するために、炭素数が3以上のポリオキシ
アルキレンポリオールとをベースポリオールとし、該ベ
ースポリオールのポリオキシエチレングリコール含有量
が20〜100%の範囲において、ポリイソシアネート
を反応させ、必要に応じて鎖延長剤を用い、1)られた
ポリマーのエチレンオキシド含有率が15〜60%の範
囲のポリウレタン重合体を形成するらのである。
上記において炭素数3以上のポリオキシアルキレンポリ
オールとしては例えばポリオキシプロピレングリコール
、ポリオキシテトラメチレングリコール、ポリオキシプ
ロピレン−テトラメチレン共重合体グリコール等があり
、2官能体を中心とするが、特性改質のために多官能成
分(例えばポリオキシプロピレントリオール、ポリオキ
シプロピレンテトロール等)を併用することもできる。
有機ポリイソシアネートとしては例えばヘキサ7チレン
ジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、イン
ホロンジイソシアネート、ジシクロへキシルメタン−4
,4゛−ジイソシアネート、シクロヘキサン−1,4−
ジイソシアネート、リジンジイソシアネート等の脂肪族
や脂環式ジイソシアネート及びこれらのアダクト体が好
ましい。光、熱による変色が容認される場合は、芳香族
系ポリイソシアネート、例えばトリレンツイソシアネー
ト、ノフェニルメタンノイソシアネート等も使用できる
。又、ポリオールとインシアネートのアダクト体やプレ
ポリマー或いは必要に応じ3官能以上の有機ポリイソシ
アネートを併用することもできる。但し、プレポリマー
やアダクト体のようにインシアネート成分中にポリオー
ルを含有するものを用いる場合には、ポリウレタン重合
体とした時の最終ポリオキシエチレン含有率への影響を
考慮に入れておくことが必要である。
又、本発明では必要に応じ鎖延長剤を使用可能で、MK
艮剤としては公知のものはすべて使用可能で、例えば、
エチレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6
−ヘキサングリコールのようなジオール!、4.4’−
メチレンビス−(2−クロロアニリン)、インホロンジ
アミン、ピペラジン、エチレンジアミン等のノアミノ類
、或いはモノエタノールアミン、N−メチルジェタノー
ルアミン等のアミノアルコール類などが挙げられる。又
、トリメチロールプロパン、グリセリン等の3官能のも
のも使用できる。
尚、合成法としては1段法及び2段法を用いることがで
きる。1段法としては鎖延長剤がグリコールの場合など
は、゛ポリオキシエチレングリコール及び鎖延長剤との
混合物に有機ポリイソシアネートを反応させる方法、或
いはポリオキシエチレングリコールと併用ポリオールに
axi剤を用いず有機ポリイソシアネートを反応させる
方法等によって直接ポリマー化することが可能である。
又、2段法としては例えば、比較的低分子のポリオキシ
エチレングリコールと、池の併用ポリオールとのベース
ポリオールを有機ポリイソシアネートと反応させてプレ
ポリマー化し、鎖延長剤でポリマー化する方法を挙げる
ことができる。
尚、合成時に使用する溶剤としては、N、N−ツメチル
ホルムアミド(I)MF)、I)MF/)ルエンの混合
物、メチルエチルケトン(MEK)、)ルエン及びイソ
プロピルアルコール(IPA)の混合物等が好ましい。
本発明においては上記ペースポリオールのポリオキシエ
チレングリコールの量が20%未満の場合は十分な透湿
性が得られず、透湿度が1500g/m”・241+r
/20μmn以上とならない。又、全ポリマー中のポリ
オキシエチレングリコールの含有量が15%未満では透
湿性が十分でなく、60%を越えると吸水率が高くなり
、従って樹脂が水により膨潤し強度が低下する。
本発明において導電性充填剤としては金属粉、金属短繊
維、カーボンブラック、カーボンファイバー、金属を表
面にコーティングしたマイカ粉末、〃ラス繊維等が使用
できる。特にフィルムとして使用する場合、金属酸化物
系の充填剤が好ましく、次のものが例示列挙できる。
酸化亜鉛系  酸化亜鉛23K(白水化学)(大球化学
) 金属酸化物をコーティングした充填剤も使用可能であり
、例えば酸化スズをコーティングしたマイカ粉末として
M E C−300(帝国化工)、酸化スズ−酸化アン
チモンをコーティングしたマイカ粉末としてMETA−
MICA  55G−110c。
39 G−110C(重陽色素)等が挙げられる。
これらの酸化物系充填剤はそのまま添加することもでき
るが、シランカップリング剤またはチタンカップリング
剤で処理することにより、ポリウレタン組成物の強度を
向上せしめることができる。
シランカップリング剤、チタンカップリング剤としては
通常公知のものはいずれも使用可能であり、シランカッ
プリング剤としてはアミ/シラン A−1100(日本
ユニカー)等、チタンカップリング剤としてはブレンア
クトTTS、9S、38S(味の素)等が例示できる。
導電性充填剤のカップリング剤処理は、カップリング剤
による予備処理によってもよいし、ポリウレタン溶液へ
の分散時に溶液中に添加してもよい。本発明において導
電性充填剤はポリウレタン100重量部に体して10〜
200重量部配合す置部が好ましい。ポリフレタンと導
電性充填剤の分散は公知の分散方法により行うことがで
き、例えばボールミル、ペイントロール、サンドミル、
ホモデイスパー、ホモミキサー、超音波分散等の分散*
F+によって行うことができる。
本発明の組成物においてポリオール成分に対するインシ
アネート成分の比、即ちNGOインデックスは約0.9
5〜1.05、好ましくは約0.97〜1.03の範囲
が良い。
本発明では上記ポリウレタン組成物を用いてフィルム、
塗膜等を得た場合、そのフィルム等の透湿度が1500
/ w+2・24hr/ 20μm以上、体積抵抗率が
109Ω・81m以下となり、摩擦、接触により静電気
を帯びず、且つ透湿性に秀れた、柔軟、強靭なポリウレ
タン重合体が得られる。
(実 施 例) 以下に実施例を挙げて詳しく説明する。
実施例1 ポリオキシエチレングリコール (PEG  #400)            80
重世部ポリオキシテトラメチレングリコール (分子量2000)            20重量
部インホロンジイソシアネート    70重量部イソ
ホロンジアミン        17重量部重合は、ポ
リオールを先にイソホロンノイソシアネートと反応させ
てNC010H当量比1.5のプレポリマーを作成し、
溶剤で希釈後インホロンジアミンを反応させる2段法に
よった。全ポリオール中のPEG含有率は20−t%、
全ポリマー中のPEG含有率は431%である。
上記ポリウレタン溶液は溶剤で固型分25%として用い
、充填剤は予めチタンカップリング剤で処理した酸化亜
鉛系充填剤(23K)を用いて、ポリウレタン溶液10
0重量部、充填剤120重量部、溶剤360重量部の割
合でホモデイスパーで10分混合分散してポリウレタン
組成物を得た。組成物全体の固型分は25%である。
得られた組成物を超音波洗浄機に容器ごと浸し、2時間
かけ、80メツシユの金網で′:濾過後、アプリケータ
ーにてポリエステル離型フィルム上に厚さ34μ翔のフ
ィルムを作成した。
得られたフィルムの体積抵抗率(ρ)は〃−ド電極を使
用しなかった以外はJ Is  K6911に準じて測
定し、透湿度はJ I S  ZO208に準じて測定
した。
実施例2〜6 第1表に示す充填剤と量(溶剤の量は充填剤の3倍)、
並びにフィルム厚とした以外は実施例1と同様にしてポ
リツレタン組成物及びフィルムを作成し、その体積抵抗
率及び透湿度を測定した。
第1図に充填剤添加量と体積抵抗率(ρ)の関係を示し
、第1表に透湿度を示す。図においてA〜Cはそれぞれ
充填剤23に、FF202及びFT−+000を使用し
た場合を示す。
ρがIQIOΩ・CI6以下になれば静電気の発生は著
しく抑制され、10’Ω・e11以下になれば例えば人
間の体に蓄積した強い静電気を容易に拡散除去しうる、
いわゆる静電気除去の効果が認められる。
第1表
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における充填剤添加量と体積抵抗率(ρ
)の関係を示すグラフである。 (以 上)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透湿度が1500g/m^2・24hr/20μ
    m以上、体積抵抗率が10^9Ω・cm以下であること
    を特徴とするポリウレタン組成物。
  2. (2)平均分子量200〜600のポリオキシエチレン
    グリコール(A)、炭素数3以上のポリオキシアルキレ
    ンポリオール(B)、ポリイソシアネートよりなり、A
    /A+Bが20%以上、全ポリマー中のAの含有率が1
    5〜60%のポリウレタン100重量部に対し、導電性
    充填剤を10〜200重量部配合してなるポリウレタン
    組成物。
  3. (3)導電性充填剤が金属酸化物系の充填剤である請求
    項2記載のポリウレタン組成物。(4)金属酸化物系導
    電性充填剤がシランカップリング剤又はチタンカップリ
    ング剤で処理されている請求項3記載のポリウレタン組
    成物。
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