JPH0125448Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0125448Y2
JPH0125448Y2 JP1983170299U JP17029983U JPH0125448Y2 JP H0125448 Y2 JPH0125448 Y2 JP H0125448Y2 JP 1983170299 U JP1983170299 U JP 1983170299U JP 17029983 U JP17029983 U JP 17029983U JP H0125448 Y2 JPH0125448 Y2 JP H0125448Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
edge
piece
cover
frame material
horizontal piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983170299U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6078507U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17029983U priority Critical patent/JPS6078507U/ja
Publication of JPS6078507U publication Critical patent/JPS6078507U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0125448Y2 publication Critical patent/JPH0125448Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は照明器具のカバー支持枠に係り、縁枠
材の組立て構造に関する。
(従来の技術) 従来のこの種の照明器具のカバーの開口縁に取
付けられる額縁状の支持枠は、例えば実公昭58−
7542号公報に記載されている構造が知られてい
る。この従来の支持枠は、一対の略コ字状に屈曲
させた枠部材をカバーの開口縁に両端に挿入し、
枠部材をスライドさせてその両端面をつき合せ、
このつき合せ部に連結部材を内接し、枠部材と連
結部材とをタツピングねじで固定する構造が採ら
れている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来のカバー支持枠は、縁枠材の成型も鋼
板のロール成型等で加工すれば、工数が少なく、
大量生産に適している。しかしながら、一対の縁
枠材のつき合せ部が2箇所あるため、連結部材を
枠部材に内接するには、組立てラインの両側に組
立て作業者を配置し、それぞれの作業者が一方の
縁枠材に連結部材を押し込んだ後、カバーの両側
から他方の相手とタイミングを合せて互いに縁枠
材に向かつてスライドさせなくてはならず、作業
のタイミングを合せることが困難で、熟練を必要
とする。さらに縁枠材のつき合せ部が2箇所のた
め、強度上にも問題がある。またつき合せ面にず
れを生じ易く、つき合せ面がそれぞれ縁枠材によ
つて2箇所形成され、外観性を損ない易い問題が
ある。
また支持枠の角部のつき合せ位置で連結する構
造では、この部分にすき間があくと目立ち易く、
商品価値を下げ、さらに角部を形成する斜辺部は
製造精度が出し難く、つき合せ面に段部が生じ易
い問題がある。さらに支持枠の角部を連結金具で
連結する構造では、この連結金具の単純化ができ
難いなどの問題を有している。
本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、一
本の細長縁枠部材を複数箇所で屈曲して両端面を
一辺の途中でつき合せて四辺枠形に形成し、つき
合せ部を1箇所にして組立て作業を容易にすると
ともに、つき合せ部と外側片部とのなす角度と水
平片部の幅とのつき合せ部が位置する一片の外側
片部の長さとの関係を規定することにより、つき
合せ部と外側片部とのなす角度を直角に近付け、
つき合せ面の傾斜を少なくし、外観性を高めた照
明器具のカバー支持枠を提供するものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案の照明器具のカバー支持枠は、水平片部
と、この水平片部の外側を下方に屈曲させた外側
片部と、この外側片部の下端を内方に屈曲させ照
明器具のカバーに係合される支持縁部とを有する
一本の細長縁枠材からなり、この縁枠材の前記水
平片部の途中複数箇所に形成した切欠部位置で前
記外側片部を屈曲させ、両端面を一辺の途中でつ
き合わせて四辺枠形に形成し、前記両端面をつき
合せたつき合わせ部と前記外側片部とのなす角度
をθ゜とし、前記水平片部の幅をa、前記つき合せ
部が位置する一辺の前記外側辺部の長さの1/2を
bとし、b>aとしたとき、 a=b・cosθ・SINθ であることを特徴とするものである。
(作用) 本考案の照明器具のカバー支持枠は、縁枠材7
の外側片部を水平片部の切欠部から内方に直角に
屈曲し、さらに両端側の切欠部から屈曲し、両端
面をつき合せる。この水平片部のつき合せ部は外
側片部に対して傾斜されているため、水平片部の
内側が邪魔になることなく、すき間を少なくして
つき合わされ、しかもこのつき合せ部は傾斜が少
なく、直角に近いため、外観性が良好になる。
(実施例) 本考案の一実施例の構成を図面について説明す
る。
1は照明器具で、器具本体2とカバー3とより
なり、このカバー3の開口縁4は四辺形状をな
し、上端が外方に屈曲された水平縁部5とこの水
平縁部5の外端を立上がらせた立上がり縁部6と
が形成されている。
7は一本の細長縁枠材で、細長金属板を長さ方
向に沿つて屈曲し、上面となる水平片部8と、こ
の水平片部8の外端を下方に屈曲された外側片部
9と、この外側片部9の下端を内側に屈曲させ前
記カバー3の水平縁部5の下面を支持する支持縁
部10と、前記水平片部8の内端を下方に屈曲さ
せ前記器具本体2に係合される係合縁部11とが
形成されている。
さらに前記細長縁枠材7を外側片部9の4箇所
で屈曲して四辺形枠を形成するために水平片部8
と支持縁部10に相対してそれぞれ4箇所に外端
より内方に向かつて90゜開口させた切欠部12,
13が形成されている。この切欠部12,13の
位置は縁枠材7の長さの中心より左右対称位置に
形成され、中央の切欠部12,12と端面までの
距離lの1/2が両端の切欠部12,12と端面ま
での距離と略等しくなるように形成されている。
さらにそれぞれの切欠部12の一方辺には縁枠材
7の長さに対応する段差をもつて他方向に向かつ
て連結片14が突設され、この切欠部12をつき
合せたとき連結片14と重なる他方の近傍には、
切欠部12を閉じたときに重なり合いタツピング
ねじなどで結合される通孔15,16が形成され
ている。
そして前記細長縁枠材7を中央の2箇所の切欠
部12,12の位置でそれぞれ外側片部9を直角
に屈曲して第5図に示すように略コ字形に形成
し、さらに両端の切欠部12,12の位置より屈
曲して両端面17,18をつき合せ、このつき合
せ部19に跨つて縁枠材7に内接される形状の連
結部材20が嵌着され、この連結部材20と水平
片部8のつき合せ部19の両側の近傍にはタツピ
ングねじなどで結合される通孔21,22が形成
されている。さらにつき合せ部19に近い縁枠材
7の両端の前記係合縁部11には連結部材20を
操作するための切欠23が形成されている。
また前記縁枠材7のつき合せ部19となる両端
面17,18は外側片部9と直角に切断されてい
ると、第9図に示すように、一方辺を回動してつ
き合せる場合に内側が邪魔になるため、外側片部
9に対して角度θ゜傾斜させる必要がある。この角
度θ゜を可及的に直角に近付けることにより、つき
合せ部19が目立つことがなく、外観性を高め
る。このための条件としては、水平片部8の幅を
a、つき合せ部19を有する一辺の外側片部9の
長さを2bとすると、 a=b・COSθ・SINθ(b>2a) である。
次ぎにこの実施例の組立て方法について説明す
る。
第5図に示すように、コ字形に形成した縁枠材
7の開口した両端面17,18をカバー3の開口
縁4の一端から押し込み、支持縁部10をカバー
3の水平縁部5の下面に沿つて摺動させ、三辺を
カバー3の開口縁4の三辺に嵌着させる。次ぎに
カバー3より外方に突出した縁枠材7の両端部を
それぞれ切欠部12から内方に90゜屈曲させるこ
とにより、カバー3の残りの一辺に縁枠材7が嵌
着され、縁枠材7の両端面17,18はつき合せ
部19でつき合わされる。次ぎにつき合せ部19
の一方に嵌合されている連結部材20を第7図に
示すように、切欠23から操作して他方に押し出
し、第8図に示すように、連結部材20がつき合
せ部19に跨がるようにし、通孔を合致させ、タ
ツピングねじなどで結合させる。
このようにして額縁状に形成された縁枠材7の
四隅の重なり合つた通孔15,16もそれぞれタ
ツピングねじなどで結合させる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、一本の細長縁枠材の水平片部
の途中複数箇所に形成した切欠部位置で外側片部
を屈曲させ、両端面の一辺の途中でつき合せて四
辺枠形に形成したので、照明器具の組立てに際し
て、カバーに係合させる場合、カバー3の開口縁
の一方より挿入して一辺の途中箇所がつき合せ部
となるから、従来の2個の縁枠材を互いに接合し
て矩形状の支持枠を形成する構造のように、2人
の組立て作業者がカバーの両側から押し込んで、
タイミングを合せてつき合せるような繁雑な作業
を必要としない。またつき合せ部と外側片部との
なす角度をθ゜とし、前記水平片部の幅をa、前記
つき合せ部が位置する一辺の前記外側辺部の長さ
の1/2をbとし、b>aとしたとき、 a=b・COSθ・SINθとすることにより、つ
き合せ部と外側片部9とのなす角度をθ゜を直角に
近付け、つき合せ部の傾斜を少なくしてすき間を
少なくでき、外観性を良好にできるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す支持枠を用い
た照明器具の側面図、第2図は同上斜視図、第3
図は同上縁枠材の平面図、第4図は同上組立平面
図、第5図および第6図は同上組立て工程を示す
斜視図、第7図および第8図は同上つき合せ部と
連結部材との斜視図、第9図は同上つき合せ部の
拡大平面図である。 1……照明器具、2……器具本体、3……カバ
ー、7……縁枠材、8……水平片部、9……外側
片部、10……支持縁部、12……切欠部、1
7,18……端面、19……つき合せ部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 水平片部と、この水平片部の外側を下方に屈曲
    させた外側片部と、この外側片部の下端を内方に
    屈曲させ照明器具のカバーに係合される支持縁部
    とを有する一本の細長縁枠材からなり、 この縁枠材の前記水平片部の途中複数箇所に形
    成した切欠部位置で前記外側片部を屈曲させ、両
    端面を一辺の途中でつき合わせて四辺枠形に形成
    し、 前記両端面をつき合せたつき合わせ部と前記外
    側片部とのなす角度をθ゜とし、前記水平片部の幅
    をa、前記つき合せ部が位置する一辺の前記外側
    辺部の長さの1/2をbとし、b>aとしたとき、 a=b・cosθ・SINθ であることを特徴とする照明器具のカバー支持
    枠。
JP17029983U 1983-11-02 1983-11-02 照明器具のカバ−支持枠 Granted JPS6078507U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17029983U JPS6078507U (ja) 1983-11-02 1983-11-02 照明器具のカバ−支持枠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17029983U JPS6078507U (ja) 1983-11-02 1983-11-02 照明器具のカバ−支持枠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6078507U JPS6078507U (ja) 1985-05-31
JPH0125448Y2 true JPH0125448Y2 (ja) 1989-07-31

Family

ID=30371813

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17029983U Granted JPS6078507U (ja) 1983-11-02 1983-11-02 照明器具のカバ−支持枠

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6078507U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS587542U (ja) * 1981-07-04 1983-01-18 株式会社寺田製作所 コンテナ型生葉管理装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS587542U (ja) * 1981-07-04 1983-01-18 株式会社寺田製作所 コンテナ型生葉管理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6078507U (ja) 1985-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3325995B2 (ja) パネル接合構造
JPH0125448Y2 (ja)
JP2695058B2 (ja) ガラスブロック
EP0442927B1 (en) Duct jointing devices
JP2001257124A (ja) チョークコイルおよびその製造方法
JP2763640B2 (ja) 角パイプ材の溶接用裏当金
JPS59294B2 (ja) 電動機用継鉄の形成方法
JPS6326882Y2 (ja)
JPH0314481Y2 (ja)
JPH0620252Y2 (ja) ルーバー用構成材
JPH0115044Y2 (ja)
JPS631750Y2 (ja)
JPS5818492Y2 (ja) ボ−ド取付け用部材
KR940006863Y1 (ko) 비디오 테이프 카세트(Video Tape Cassette)의 하프 업(Half Up)및 창판 구조
JPH029184Y2 (ja)
JPH0636231Y2 (ja) 構造材の結合構造
JP2731084B2 (ja) 照明器具
JPH034108Y2 (ja)
JPH01169039A (ja) 側柱・角柱用ダイヤフラム内蔵角形鋼管柱
JPH074259Y2 (ja) パネル材の取付構造
JPH0334005Y2 (ja)
JPH077773Y2 (ja) 時計バンド
JPH03145797A (ja) 組立型キャビネットの構造
JPH0224267Y2 (ja)
JP2557313Y2 (ja) 外装パネルの出隅部構造