JPH01252547A - 磁気ヘッド用低融着性ガラス組成物 - Google Patents

磁気ヘッド用低融着性ガラス組成物

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JPH01252547A
JPH01252547A JP8061488A JP8061488A JPH01252547A JP H01252547 A JPH01252547 A JP H01252547A JP 8061488 A JP8061488 A JP 8061488A JP 8061488 A JP8061488 A JP 8061488A JP H01252547 A JPH01252547 A JP H01252547A
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glass composition
glass
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Takeshi Kijima
健 木島
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C8/00Enamels; Glazes; Fusion seal compositions being frit compositions having non-frit additions
    • C03C8/24Fusion seal compositions being frit compositions having non-frit additions, i.e. for use as seals between dissimilar materials, e.g. glass and metal; Glass solders
    • C03C8/245Fusion seal compositions being frit compositions having non-frit additions, i.e. for use as seals between dissimilar materials, e.g. glass and metal; Glass solders containing more than 50% lead oxide, by weight

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フェライトを磁心とした磁気ヘッドの空隙部
充填用材料等として好適であり、かつ、比較的低温にて
融着処理が可能な低融着性ガラス組成物に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
磁気ヘッドにおいては、一般に、磁性材料からなるコア
間に形成したギャップにガラスが充填されるようになっ
ている。このガラスとしては、通常、鉛を主成分とした
鉛ガラス等が使用されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、従来の磁気ヘッドへの充填用のガラスは、硬
度が比較的低いので、上記磁気ヘッドにおいては、ギャ
ップに充填したガラス部分が磁性材料製のコアに比して
早期に摩耗しがちとなる。
このため、磁気ヘッドを長期間使用している間に、ガラ
スの摩耗により次第に記録特性が劣化するという問題を
有していた。
又、上記の充填用ガラスは、センダスト等の合金とのぬ
れ性が悪いという欠点も有していた。
更に、上記の充填用ガラスを使用した磁気ヘッドにおい
ては、ガラスとセンダストとの界面に核化と呼ばれる析
出物が発生して、ギャップの間隔寸法を高精度に制御す
ることが不可能になる。
更に又、上記従来の充填用ガラスは耐酸性及び耐水性に
乏しく、酸等により容易に表面に荒れが発生するもので
あった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者は、上記の課題を解決するために、磁気ヘッド
への充填用等のガラスの組成につき鋭意研究を重ねた結
果、下記の組成を有する低融着性ガラス組成物が本発明
の目的に良く適合することを見出した。即ち、本発明に
係る低融着性ガラス組成物は、Sin、を3〜9重量%
、B20.を8〜12重量%、PbOを60〜65重量
%、ZnOを3〜10重量%、Al2O3を4〜10重
量%、BaOを2〜4重量%、ZnF2を0.1〜0.
2重量%、NaClを0.1〜0.2重量%、Na2O
を0〜7重量%、Kg Oを0〜7重量%を含有すると
ともに、Na20とK2Oの合計の含有量が4〜7重量
%に設定されていることを特徴とするものである。
〔作 用〕
上記の構成において、Al2O,の原料としてはアルミ
ナが好適に使用できる。又、B2Oiの原料としてはH
,BO3、PbOの原料としてはPb1O4がそれぞれ
好適である。
/1203の含有量は4〜10重量%としたが、A l
 z 03の含有量が増加するにつれて硬度が高くなる
傾向がある。但し、10重量%を超えて含有させると、
溶融状態におけるガラスの流動性が低下するという悪影
響が観察された。なお、Al2O3の含有量を4重量%
未満とすると、ガラスの硬度を充分に高めることが不可
能になる。
PbOの含有量は60〜65重量%の範囲としたが、6
0重量%未満であると、ガラス化の程度が充分でなく、
一方、65重量%を超えて含有させると、ガラスの硬度
が低下する問題が生じた。
又、5iOzの含有量を上記のように3〜9重量%とす
ることにより、屈伏点を360℃程度以下とし、充分な
低融着性を得ることができる。
更に、B20.の含有量を8〜12重量%の範囲とする
と、再加熱時の失透を防止してガラス化を容易にするこ
とができる。
又、ZnOの含有量を3〜10重量%とすると、上述と
同様に再加熱時の失透を防止してガラス化を容易にする
効果がある。
更に、BaOの含有量を上記の如く、2〜4重量%の範
囲とすると、センダスト等との合金に対し充分なぬれ性
が得られ、センダスト等との界面で核化は殆ど発生しな
くなる。これに対し、BaOの含有量が2重量%未満で
あれば、ぬれ性が不充分となり、一方、BaOの含有量
が4重量%を超えると、ガラス化が困難になるとともに
、形成されたガラスの低融着性が失われる。
Na2O及びに2oのアルカリ金属酸化物の含有量が上
記の範囲を超えると、耐水性、作業温度、熱膨張係数の
点で良好な結果が得られなくなる。
ZnF2を0.1〜0.2重量%含有させると、ガラス
の耐水性、耐酸性を向上させる効果がある。
なお、NaClは清澄化のために添加している。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図及び第2図に基づいて説明す
れば、以下の通りである。
5iOz  、Bz  O+  、PbO1ZnO1/
l。
01、BaO1Na2OlK、0% ZnFz及びNa
Clをそれぞれ一定量ずつ採取し、白金ルツボ中で14
00℃の温度にて1時間溶融及び混合することにより、
3種類の低融着性ガラス組成物の試料i w iiiを
作製した。得られた各試料i = iiiの組成と特性
を次頁の第1表に示す。
各試料i = iiiの強度は、第1図に示すように、
フェライトからなるコアト2の対向する表面に図示しな
いセンダスト等の合金からなる薄膜を形成するとともに
、上記コアト2を各試料i ” iiiとして示した組
成を有する低融着性ガラス組成物3を介して接合してな
る磁気ヘッド4の図中左半部を治具5・5にて支持して
おいて、磁気へラド4における右側のコア2上の2a点
に荷重を加えていった際に、低融着性ガラス組成物3の
部位で割れが生じた時点での荷重として求めた。第1表
から明らかなように、PbOの含有量を60〜65重景
%に調整した各試料i = iiiは、それぞれ良好な
強度を有している。
第   1   表 又、低融着性ガラス組成物3のぬれ性は、第2図に示す
ように、フェライト製の試験片6に奥行方向に伸びる溝
6aを形成しておき、この試験片6の溝6aの部分に溶
融状態の低融着性ガラス組成物3を融着させて水平面に
対しガラス表面の接線がなす角度、つまり、ぬれ角θを
測定することにより行った。なお、試験片6の幅寸法B
、は2.2mm、奥行寸法りは15mm、高さH8は1
mm、溝6aの幅寸法B2は0.6m m、溝6aの深
さH2は0.3m mとした。又、低融着性ガラス組成
物3の融着前の径は0.7mmとした。第1表のデータ
かられかるように、本発明の組成範囲を有する試料i 
” iiiは良好なぬれ性を示している。
又、BaOを含有する各試料i −1iiを低融着性ガ
ラス組成物3として使用すると、前述した核化は殆ど発
生しなかった。更に、ZnFzを添加した上記各試料i
 w iiiを低融着性ガラス組成物3として使用する
と、HCf等に対する耐酸性が大幅に向上すると同時に
、耐水性も向上した。
又、第1表から明らかなように、各試料i = iii
は屈伏点が低いので、500℃程度の低温においても融
着処理が可能であった。
しかも、低融着性ガラス組成物3はフェライトよりも熱
膨張係数が小さいので、磁気ヘッド4の空隙部に浸透後
、冷却中における割れ目の発生が少なく、かつ、良好な
接着強度が得られた。
〔発明の効果〕
本発明に係る低融着性ガラス組成物は、以上のように、
SiO□を3〜9重量%、B20.を8〜12重量%、
PbOを60〜65重量%、ZnOを3〜10重量%、
/1m O3を4〜10重量%、BaOを2〜4重量%
、ZnFzを0.1〜0.2重量%、NaClを0.1
〜0.2重量%、Na2Oを0〜7重量%、K、0を0
〜7重量%を含有するとともに、Nag Oとに20の
合計の含有量が4〜7重量%に設定されている構成であ
る。
これにより、硬度に冨むガラスを作製でき、しかも、セ
ンダスト等の合金とのぬれ性が良好で、核化の少ない、
耐酸性、耐水性に富むガラス組成物を得ることができる
ようになり、その結果、磁気ヘッドの長寿命化を実現す
ることが可能になる。
又、ガラス組成物の比較的低温での融着が可能になると
ともに、磁気ヘッドの空隙部への浸透後、冷却中にガラ
スの割れ目の発生が少な(、しかも、良好な接着強度を
得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の実施例を示すものであって
、第1図は低融着性ガラス組成物の強度の試験条件を示
す概略正面図、第2図は低融着性ガラス組成物のぬれ性
の試験条件を示す概略斜視図である。 3は低融着性ガラス組成物、4は磁気ヘッドである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、SiO_2を3〜9重量%、B_2O_3を8〜1
    2重量%、PbOを60〜65重量%、ZnOを3〜1
    0重量%、Al_2O_3を4〜10重量%、BaOを
    2〜4重量%、ZnF_2を0.1〜0.2重量%、N
    aClを0.1〜0.2重量%、Na_2Oを0〜7重
    量%、K_2Oを0〜7重量%を含有するとともに、N
    a_2OとK_2Oの合計の含有量が4〜7重量%に設
    定されていることを特徴とする低融着性ガラス組成物。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6236040A (ja) * 1985-08-08 1987-02-17 Iwaki Glass Kk 低融点封着用硝子
JPS62270438A (ja) * 1986-05-16 1987-11-24 Toshiba Glass Co Ltd 封着用ガラス
JPS6325246A (ja) * 1986-07-17 1988-02-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 封着用ガラス

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