JPH01252071A - 同期信号側先端値検出回路 - Google Patents

同期信号側先端値検出回路

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JPH01252071A
JPH01252071A JP63078894A JP7889488A JPH01252071A JP H01252071 A JPH01252071 A JP H01252071A JP 63078894 A JP63078894 A JP 63078894A JP 7889488 A JP7889488 A JP 7889488A JP H01252071 A JPH01252071 A JP H01252071A
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JP
Japan
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signal
value
video signal
period
synchronization
Prior art date
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Pending
Application number
JP63078894A
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English (en)
Inventor
Seiichi Tanaka
誠一 田中
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、ビデオテープレコーダ(以下VTRという)
、テレビジョン受像機等において、同期信号を分離する
場合に用いられる同期信号側先端値検出回路に関する。
(従来の技術) 複合映像信号もしくは輝度信号から同期信号を分離する
方法として、あるスレッシュホールドレベルを設定し、
このスレッシュホールドレベルと複合映像信号もしくは
輝度信号のレベルの大小関係を比較判定し、その判定結
果として同期信号を分離することが一般に行なわれてい
る。このとき、入力映像信号の直流レベルが変動しても
同期信号を分離できるようにするためには、映像信号の
同期信号の先端値を検出して、この値を映像信号側に微
小偏移させた値を、前述のスレッシュホールドレベルと
して設定すればよい。
従来、第2図に示すような同期信号分離回路(特に垂直
同期信号の分離回路)が特公昭61−3148号に示さ
れている。
すなわち、入力端子に入力された複合映像信号をA/D
変換器2を通した後、比較器3.メモリ4を用いて同期
信号の先端鎖側の値をメモリ4に順次保持、更新してい
き、一定期間毎に一メモリ4の内容をメモリ5に保持す
る。この保持された値は、加算器6で映像信号側のレベ
ルに微小偏移され、その値がスレッシュホールドレベル
として比較器7に与えられる。比較器7では、複合映像
信号のレベルを判定して、1ビツトの2値化された複合
同期信号を作っている。この複合同期信号の時間間隔を
判定部14において判定している。判定部14は、カウ
ンタ8、比較器9,10、アンド回路11、単安定マル
チバイブレータ12により構成され、カウンタ8のカウ
ント値が所定値を越えると、アンド回路11からパルス
が得られ、単安定マルチバイブレータ12の出力端に垂
直同期信号を分離し、出力端子13に抽出している。
このとき、一定期間毎にメモリ5に保持、更新される値
は、一定期間内における複合映像信号の同期信号側の先
端値、つまり複合映像信号が正極性ならば最小値(負極
性ならば最大値)である。
そして、この一定期間に必らず同期信号が含まれるなら
ば、メモリ5の内容は同期信号の先端値とみなせる。
しかしながら第2図の構成では、入力の複合映像信号に
スパイク状の雑音などが存在すると、その雑音部分を誤
まって同期信号側の先端値として検出してしまい、検出
した同期信号側先端値と本来の雑音がない場合の同期信
号の先端値とに誤差が生じる。
そこで、A/D変換器2の後に低域フィルタを挿入して
雑音成分を除去することも考えられるが、特性の良好な
デジタル低域フィルタを構成しようとすると回路規模が
非常に大きくなるし、低域フィルタによる遅延時間で検
出までの時間遅れが大きくなるなどの悪影響が生じる。
また、低域フィルタで除去しきれなかった雑音による検
出誤差は依然として残ることになる。
(発明が解決しよ、うとする課題) 上記したように従来は、入力複合映像信号に雑音が存在
する場合(特に同期信号部分の雑音)、その雑音の影響
で検出された同期信号側の先端値には誤差が生じる問題
があった。
そこでこの発明は、S/Nが悪く、スパイク状の雑音な
どが存在する複合映像信号もしくは輝度信号から、その
周期信号の先端値を検出する性能を向上し得る同期信号
側先端値検出回路を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、入力映像信号に対して、少なくとも1個以上
の同期信号を含むようにした規定周期の信号を発生する
手段と、この規定周期間での映像信号の同期信号側の先
端値を検出、保持、更新する検出手段と、映像信号より
高周波成分を分離。
抽出する手段と、この分離抽出された高周波成分と設定
値との大小関係を比較判定する手段とを具備し、前記規
定周期間での映像信号の同期信号側の先端値を検出する
手段の動作を高周波成分が設定値より小さいと判定した
区間の映像信号に対してのみ、その動作を行なうように
制御するようにしたものである。
すなわち、規定周期間で高周波成分の小さい区間の映像
信号の同期信号側の先端値を検出し、この検出した同期
信号側先端値を規定周期毎に保持。
更新するようにしている。
(作用) 上記の手段により、どのような場合にも少なくとも1個
の同期信号を含むように設定された規定期間内での高周
波成分の小さい区間の映像信号の同期信号側先端値が検
出される。つまり、同期信号部分は雑音が存在しなけれ
ば高周波成分は存在せずフットであるから、高周波成分
が大きい区間は雑音とみなし、高周波成分が小さい区間
の映像信号の同期信号側の先端値を検出すれば、雑音部
分を誤まって同期信号側先端値として検出することはな
くなる。したがってS/Nが悪く、スパイク状の雑音な
どが存在する複合映像信号もしくは輝度信号から、その
同期信号先端値を検出する性能が向上する。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例である。入力端子21から例
えば正極性のNTSC方式の複合映像信号が人力され、
A/D変換器22によって例えば8ビツトのデジタル複
合映像信号に変換される。
A/D変換器22の出力は、低域通過フィルタ(LPF
)23で高域の雑音成分1色信号成分を除去される。以
下この信号をLPPYと記す。
この信号LPPYは、最小値検出回路24に入力される
。最小値検出回路24は、例えば比較器及び2個のレジ
スタで構成されている。比較器30から人力される信号
ENABLEがハイ(H)レベルの時、最小値検出回路
24内の比較器は第1のレジスタの内容と信号LPFY
の大小関係を比較して小さい方の値を再び第1のレジス
タに保持する。また、信号ENABLEがロー(L)レ
ベルの時は第1のレジスタの内容と信号LPFYの大小
関係にかかわらず第1のレジスタはその内容を保持する
。従って、第1のレジスタにはその時点までにおける信
号ENABLIEがHレベルの期間の最小値が記憶・保
持される。
この第1のレジスタの内容を、少なくとも1個の同期信
号を含むように長さを設定した一定期間毎に第2のレジ
スタに転送し、同時に第1のレジスタは最大値に初期化
する。よって第2のレジスタの出力が最小値検出回路2
4の出力MINになる。
この出力MINは、一定期間毎のその一定期間内で信号
ENABLEがHレベルの期間の信号LPFYの最小値
であり、この場合には同期信号の先端値である。
前記の一定期間を示す信号はVTRからの再生信号のよ
うに時間軸変動をしている複合映像信号に対しても、そ
の期間に必ず同期信号を含むように、複合映像信号から
分離した水平同期信号(HD)を基準とする位相ロック
ループ(PLL)回路26で発生される。例えば、一定
期間を示すPLL回路26の出力信号は、PLL回路2
6内の発振器の出力を1/2分周した信号とし、PLL
回路26内の発振器の周波数の変化範囲を0.5f、、
から2 f H(f 、、 −15,734kllz 
;水平走査周波数)とすると、電源投入時などのように
PLL回路26が不安定状態もしくは自走状態であって
も、その出力信号の最高周波数はfllであり、その−
周期には必ず同期信号が含まれる。
ここでPLL回路26は水平同期信号を基準として動作
するので、PLL回路26の出力と信号LPPYは位相
同期する。このPLL回路26の出力の立上がりで前述
した最小値検出回路24での第1のレジスタから第2の
レジスタへのデータ転送と、転送直後の第1のレジスタ
の初期化を行なう。
このときPLL回路26の出力の立上がりが信号LPP
Yの同期信号以外の部分、例えば水平帰線期間のバック
ポーチの部分にくるように設定して、最小値検出回路2
4の出力MINの保持、更新がバックポーチで行われる
ようにしている。
同期分離回路25は、この出力MINに一定の微小値α
を加算することによって、出力MINより映像信号側に
αなる微小量だけ偏移した同期分離レベルを設定する。
この同期分離レベルは当然であるが、バックポーチの部
分で更新される。また同期分離がペデスタルレベルを越
えないよウニ、かつ複合映像信号の振幅が小さくなった
場合にも同期分離が可能なように微小量αを設定するこ
とは当然であり、例えば、複合映像信号の振幅変動が±
6dBとすれば、同期信号の振幅も±6dB変動するの
で、若干の余裕をもたせてαは同期信号の振幅値の1/
3に設定する。すなわち、同期分離レベルは同期信号の
下から173に設定される。
この同期分離レベルと信号LPFYの大小関係が同期分
離回路25で比較判定され、その判定結果として、1ビ
ツトの複合同期信号が分離され出力端子31に導出され
る。また、この複合同期信号は、モノマルチ回路27か
ら入力される信号HHK(ハーフHキラー)でゲートさ
れ、水平同期信号(HD)として出力端子32に分離導
出される。
ここで信号HHKは、垂直帰線期間で生じる水平走査期
間の中央での複合同期信号や、雑音によって生じた複合
同期信号を誤まって水平同期信号として分離しないよう
にするための信号である。
この分離された水平同期信号は、前記PLL回路26の
基準信号になるとともに、モノマルチ回路27に入力さ
れる。モノマルチ回路27は、水平同期信号でトリガさ
れ、その時定数は1/2 H(H’: 63.5μse
c水平走査期間)より長く、IHより短かく、例えば3
/4Hに設定されており時定数を過ぎると次の水平同期
信号の入力でトリガされるまで動作を停止する。信号H
HKは、モノマルチ回路27の動作期間、つまり水平同
期信号の入力時点から3/4 Hの長さで出力される。
次に最小値検出回路24の動作を制御する信号ENAB
LEの発生方法について説明する。
前記LPF23の出力信号LPPYは、高域通過フィル
タ(HPF)28でその高域成分が取出される。HPF
28の出力は、同期信号部分で言えばLPF23で除去
しきれなかった複合同期信号の雑音成分である。
絶対値回路29は、HPF28の出力の絶対値をとって
、比較器30へ出力する。
比較器30は、絶対値回路29の出力と設定値REFの
関係を比較判定して、比較その判定結果として信号EN
ABLEを出力する。絶対値回路29の出力が設定値R
EFより小さい時には信号ENABLEをHレベルとし
、その他の時には信号ENABLEをレベルとする。
この信号ENABLEは前述のように最小値検出回路2
4の動作を制御するが、信号ENABLEがLレベルの
時は最小値検出回路24の最小値検出動作は停止される
。これは、複合映像信号の同期信号の先端部分は、雑音
がなければ波形的には平坦であり高域成分は存在しない
ので、信号ENASLIEがレベル、つまり信号LPP
Yの高域成分が設定値より大きい時は雑音部分とみなし
て最小値検出を停止することであり、同期信号側先端値
の雑音による誤検出を防止することになる。
次に設定値REFの設定方法について説明する。
同期信号の振幅をSとして、正しく同期分離レベルが設
定されていたとすると、同期分離を正しく行なうために
は、同期分離レベルがペデスタルレベルより小さければ
よいので、その余裕はこれに対して、余裕を小さくする
要因としては、複合映像信号の振幅変動、直流(DC)
レベルの変動、雑音による同期信号側先端値の検出誤差
、つまり同期分離レベルの誤差の3つがある。前記のよ
うに複合映像信号の振幅変動を±6dBとし、また複合
映像信号の平均輝度レベルが変化した場合のクランプの
不十分さによる複合映像信号のDCレベルの微小変動を
ΔDCとすると、同期分離のための余裕は となる。この値よりも同期分離レベルの誤差が大きくな
ると、同期分離レベルがペデスタルレベルを越えて正し
く同期分離を行なえない可能性がある。したがって の範囲に設定値REFが設定され、信号LPFYの高域
成分がREFより大きい時は最小値検出回路24の検出
動作を停止することで最小値検出回路24の出力MIN
の雑音による検出誤差を設定値REFより小さくしてい
る。つまり同期分離レベルの誤差も設定値REFより小
さいということである。
以上説明したように、少なくとも1個以上の同期信号を
含む一定期間毎に検出、保持、更新される複合映像信号
の最小値は同期信号の先端値とみなすことができるが、
複合映像信号の高域成分が大きい部分は雑音部分として
最小値検出の動作を停止すれば、同期信号の先端部分は
雑音が存在しなければ高域成分は存在しないので、同期
信号先端値の雑音による検出誤差は小さくなる。
また、本実施例のように同期信号分離に適用してこの同
期信号先端値に基づいて同期分離レベルを設定すれば、
同期分離レベルの設定精度が向上するので、同期信号の
分離性能が向上する。
なお、上記実施例は正極性のNTSC方式の複合映像信
号の場合について説明したが、負極性の場合についても
最小値検出を最大値検出に代えるなどで適用できること
は明白であるし、PAL方式やSECAM方式の複合映
像信号にも同様に適用できるものである。また、複合映
像信号の代わりに、輝度信号成分のみを入力してもよい
。更に、上記実施例では最小値の検出、保持、更新の期
間を2水平走査期間としたが、更に長い時間としても良
い。
また、上記実施例では入力された複合映像信号をディジ
タル化して処理を行なったが、アナログ信号のまま処理
をしても良い。
[発明の構成] 以上述べたように本発明は、同期信号の先端部分は複合
映像信号で最もレベルの小さい部分であるということか
ら、複合映像信号に対して少なくとも1個以上の同期信
号を含むようにした一定期間内での複合映像信号の最小
値を求め、これを同期信号の先端値としている。そして
同期信号の先端部分は、雑音が存在しなければ平坦であ
り高域成分はないので、複合映像信号から高域成分を抽
出して、高域成分が設定値より大きい場合にはこれを雑
音部分とみなして、上記の一定期間内での最小値の検出
動作を停止している。つまり、少なくとも1個以上の同
期信号を含むようにした一定期hsJ内における雑音の
小さい部分の最小値を求めて、この最小値を同期信号の
先端値とするので、雑音による検出誤差は小さくなる。
これにより、同期信号先端値の検出性能が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
従来の同期分離回路例を示すブロック図である。 21・・・入力端子、22・・・A/D変換器、23・
・・LPF、24・・・最小値検出回路、25・・・同
期分離回路、26・・・PLL回路、27・・・モノマ
ルチ回路、28・・・HPF (高域通過フィルタ)、
29・・・絶対値回路、30・・・比較器。 出願人代理人  弁理士 鈴江武彦

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力映像信号に対して、少なくとも1個以上の同
    期信号を1周期内に含む規定周期の信号を発生する規定
    周期信号発生手段と、 前記規定周期期間の入力映像信号の同期信号側の先端値
    を検出、保持、更新する検出手段と、前記入力映像信号
    からその高周波成分を分離抽出する高周波成分抽出手段
    と、 この手段により抽出された高周波成分と設定値との大小
    関係を比較し、比較出力により前記検出手段の動作を制
    御する比較手段とを具備し、前記入力映像信号の高周波
    成分が前記設定値より小さいことを前記比較出力が示す
    期間では、この期間の前記入力映像信号の同期信号側先
    端値検出動作を停止させるように成したことを特徴とす
    る同期信号側先端値検出回路。
  2. (2)前記検出手段は、入力影像信号から分離した水平
    同期信号を同期基準とする位相ロックループ回路であり
    、その発振器の自走状態の発振出力の周期が略前記規定
    周期であるように設定されていることを特徴とする請求
    項第1項記載の同期信号側先端値検出回路。
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