JPH01251292A - 硬貨選別方法および装置 - Google Patents
硬貨選別方法および装置Info
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- JPH01251292A JPH01251292A JP63079531A JP7953188A JPH01251292A JP H01251292 A JPH01251292 A JP H01251292A JP 63079531 A JP63079531 A JP 63079531A JP 7953188 A JP7953188 A JP 7953188A JP H01251292 A JPH01251292 A JP H01251292A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07D—HANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
- G07D5/00—Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of coins, e.g. for segregating coins which are unacceptable or alien to a currency
- G07D5/08—Testing the magnetic or electric properties
-
- G—PHYSICS
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- G07D5/00—Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of coins, e.g. for segregating coins which are unacceptable or alien to a currency
- G07D5/02—Testing the dimensions, e.g. thickness, diameter; Testing the deformation
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Testing Of Coins (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、自動販売□、両替機、勺−ビス機器等に用
いられる硬貨選別装置に関し、特に電子的に硬貨を選別
する電子式の硬貨選別装置に関する。
いられる硬貨選別装置に関し、特に電子的に硬貨を選別
する電子式の硬貨選別装置に関する。
(従来の技術〕
従来、硬貨選別装置にはは械的に硬貨の性状を検査し硬
貨を振り分ける機械式の硬貨選別装置と、電子的に硬貨
の性状を検出しその検出出力に基づいて硬t1を振り分
ける電子式の硬貨選別装置とがあるが、電子式の硬貨選
別装置は選別精度が良好なことおよび小型化が可能なこ
と等からその利用範囲は拡大されている。
貨を振り分ける機械式の硬貨選別装置と、電子的に硬貨
の性状を検出しその検出出力に基づいて硬t1を振り分
ける電子式の硬貨選別装置とがあるが、電子式の硬貨選
別装置は選別精度が良好なことおよび小型化が可能なこ
と等からその利用範囲は拡大されている。
電子式の硬貨選別装置の一般的構成は、硬Cう通路の一
側部に所定の周波数の信号によって励磁された発振コイ
ルを配設し、他側部に該励磁コイルど゛電磁的に結合さ
れた受信コイルを配設し、硬(うの通過時に生じる該受
信コイルからの減衰電圧波形に基づき硬(うの真・はお
よび種別を判定し、この判定結果に基づき&!!貨の信
金性の検査を行なうもの(ある。
側部に所定の周波数の信号によって励磁された発振コイ
ルを配設し、他側部に該励磁コイルど゛電磁的に結合さ
れた受信コイルを配設し、硬(うの通過時に生じる該受
信コイルからの減衰電圧波形に基づき硬(うの真・はお
よび種別を判定し、この判定結果に基づき&!!貨の信
金性の検査を行なうもの(ある。
また、従来の電子式の硬Cう選別装置において、発振コ
イルと受信コイルからなる一対の団員検知コイルを複数
設け、被検動員の材質、材厚、外径等をそれぞれ検出す
るようにした構成をとるものも提案されている。また、
それぞれの発振コイルに対し、個々に異なる周波数の信
号を与える方法と、発振コイルそのものが発振回路の素
子となって自助発振回路を構成するなどの方法があるが
、いずれの方法においても独立した複数の駆動回路又は
発振回路を設け、それぞれの発振コイルを励磁している
。
イルと受信コイルからなる一対の団員検知コイルを複数
設け、被検動員の材質、材厚、外径等をそれぞれ検出す
るようにした構成をとるものも提案されている。また、
それぞれの発振コイルに対し、個々に異なる周波数の信
号を与える方法と、発振コイルそのものが発振回路の素
子となって自助発振回路を構成するなどの方法があるが
、いずれの方法においても独立した複数の駆動回路又は
発振回路を設け、それぞれの発振コイルを励磁している
。
また、米国特許第3870137号には、少なくとも2
つ以上の異なる周波数の電磁場を持ち、この電磁場の作
用によって硬貨の特性を検査することが示されている。
つ以上の異なる周波数の電磁場を持ち、この電磁場の作
用によって硬貨の特性を検査することが示されている。
この各々の電11jffには各々発振回路を持ち各々異
なった検査周波数を加えて、被験硬貨と各々異なる周波
数の電磁場との相互作用によって、硬貨の直径/厚みが
範囲内にあるかどうかを検査するもので、硬貨が少なく
とも2つの相異なる周波数において検査基準を満たして
おれば当該硬貨が受入れ可能であることを判定する硬貨
選別ほか開示されている。
なった検査周波数を加えて、被験硬貨と各々異なる周波
数の電磁場との相互作用によって、硬貨の直径/厚みが
範囲内にあるかどうかを検査するもので、硬貨が少なく
とも2つの相異なる周波数において検査基準を満たして
おれば当該硬貨が受入れ可能であることを判定する硬貨
選別ほか開示されている。
〔発明が解決しようとする課題)
しかし、上述した従来技術では、硬貨の選別性能を高め
るために、複数の発振回路と発振コイルを要し、このた
め構成部品点数の増大によるコストアップが問題であり
、またそれぞれその発振コイルが異なる周波数により励
磁される為これらのコイル間に相互干渉が発生し易く、
その相互干渉から逃れる為に、コイル間の距離などを離
す笠の処理が必要となり、構造的にも硬貨通路を長く設
置したりしなければならない等の不都合があった。
るために、複数の発振回路と発振コイルを要し、このた
め構成部品点数の増大によるコストアップが問題であり
、またそれぞれその発振コイルが異なる周波数により励
磁される為これらのコイル間に相互干渉が発生し易く、
その相互干渉から逃れる為に、コイル間の距離などを離
す笠の処理が必要となり、構造的にも硬貨通路を長く設
置したりしなければならない等の不都合があった。
また、上述した従来の硬貨選別装置例えば、米国特許第
3870137号に記載された硬貨選別し1は、硬貨と
の相互作用を得るための作用周波数を低周波数と高周波
数とをそれぞれ用いた複数の励磁コイルによって処理す
るものである為、例えば米国の10セント、25セント
、50セント硬C1のように白銅と銅の薄片を重ねて成
るクラッド硬Lう等を検査する場合、各々の材質の特徴
を検査リ−るために、複数の発振回路および発振コイル
等を設置する必要があり、その選別回路・b複雑となる
不都合があり、更に、材質と材厚を判別するのにそれぞ
れ独立した低周波域発振回路と高周波域発振回路を用い
て各々1ll−の相互作用を14、これを判別手段とし
ているため複雑な構成となり1.かつ特定の団員検査し
かできない等の問題があった。
3870137号に記載された硬貨選別し1は、硬貨と
の相互作用を得るための作用周波数を低周波数と高周波
数とをそれぞれ用いた複数の励磁コイルによって処理す
るものである為、例えば米国の10セント、25セント
、50セント硬C1のように白銅と銅の薄片を重ねて成
るクラッド硬Lう等を検査する場合、各々の材質の特徴
を検査リ−るために、複数の発振回路および発振コイル
等を設置する必要があり、その選別回路・b複雑となる
不都合があり、更に、材質と材厚を判別するのにそれぞ
れ独立した低周波域発振回路と高周波域発振回路を用い
て各々1ll−の相互作用を14、これを判別手段とし
ているため複雑な構成となり1.かつ特定の団員検査し
かできない等の問題があった。
そこで、この発明は経済性に優れ、小型化した安価なし
かも簡単な構成で高性能な硬貨選別方法J3よび装置を
提供することを目的とする。
かも簡単な構成で高性能な硬貨選別方法J3よび装置を
提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段〕
そこで、この発明においては、複数の高調波成分を含む
励磁信号、すなわち非正弦波交流により励磁される発振
コイルの近傍に被選別硬貨を通過させ、これによりこの
発振コイルと電磁的に結合される受信コイルに生じる少
なくとも2つの高調波成分に基づく受信信号から約2被
選別硬貨の選別を行なうように構成している。ここで、
少なくとも2つの高調波成分にもとづく受信信号は、少
なくとも2つの高調波成分の合成信りから構成すること
ができる。また、この信号は、少なくとも2つの高調波
成分の合成信号である第1の受信信号と、少なくとも2
つの他の高調波成分の合成信号である第2の受信信号か
ら構成することができる。
励磁信号、すなわち非正弦波交流により励磁される発振
コイルの近傍に被選別硬貨を通過させ、これによりこの
発振コイルと電磁的に結合される受信コイルに生じる少
なくとも2つの高調波成分に基づく受信信号から約2被
選別硬貨の選別を行なうように構成している。ここで、
少なくとも2つの高調波成分にもとづく受信信号は、少
なくとも2つの高調波成分の合成信りから構成すること
ができる。また、この信号は、少なくとも2つの高調波
成分の合成信号である第1の受信信号と、少なくとも2
つの他の高調波成分の合成信号である第2の受信信号か
ら構成することができる。
また、この発明によれば、複数の高調波成分を含む励磁
信号、すなわち非正弦波交流により励磁される発振コイ
ルと、この発振コイルと電磁的に結合される受信コイル
と、前記発振コイルの近傍を被選別硬貨が通過すること
により前記受信コイルに生じる受信信号から少なくとも
2つの高調波成分にもとづく合成信号を抽出する抽出手
段と、この抽出手段により抽出された合成信号にもとづ
き前記被選別硬貨の選別を行なう選別手段とを具えて構
成される。ここで、抽出手段は、特定の周波数帯域の信
号に共振する共振回路、または、特定の周波数帯域の信
号を選択的に通過させるバンドパスフィルタを含むもの
から構成することができる。
信号、すなわち非正弦波交流により励磁される発振コイ
ルと、この発振コイルと電磁的に結合される受信コイル
と、前記発振コイルの近傍を被選別硬貨が通過すること
により前記受信コイルに生じる受信信号から少なくとも
2つの高調波成分にもとづく合成信号を抽出する抽出手
段と、この抽出手段により抽出された合成信号にもとづ
き前記被選別硬貨の選別を行なう選別手段とを具えて構
成される。ここで、抽出手段は、特定の周波数帯域の信
号に共振する共振回路、または、特定の周波数帯域の信
号を選択的に通過させるバンドパスフィルタを含むもの
から構成することができる。
発振コイルは複数の高調波成分を含む励磁信号によって
励磁され、受信コイルの受信信号に含まれる基本波およ
び高調波成分にもとづき被選別硬貨の正偽および種別の
判別がなされる。これにより、単一の励磁信号のみによ
って被選別硬凸の複数の特性、硬貨の材質、形状、外径
などに対して検査することかできる。
励磁され、受信コイルの受信信号に含まれる基本波およ
び高調波成分にもとづき被選別硬貨の正偽および種別の
判別がなされる。これにより、単一の励磁信号のみによ
って被選別硬凸の複数の特性、硬貨の材質、形状、外径
などに対して検査することかできる。
第1図は、この発明の一実施例を示すものである。
この実施例では単一の矩形波発振回路1とrp −の発
振コイルL1と2個の受信コイルL2 、13を設けて
構成される。
振コイルL1と2個の受信コイルL2 、13を設けて
構成される。
矩形波発振回路1の出力は増幅器2を介して発振コイル
L1に加えられ、これにより発振コイルL1を励磁する
。
L1に加えられ、これにより発振コイルL1を励磁する
。
発振」イルL1は硬貨通路4の一側部に配設され、受信
コイルL2.L3は便口通路4を挾んで発振コイルし1
に対応して配設される。
コイルL2.L3は便口通路4を挾んで発振コイルし1
に対応して配設される。
発振コイルL1は矩形波発振回路1から出力される矩形
波信号によって励磁され、硬貨通路4を通過する被検硬
貨3によって発振コイルL1と受信コイルし2どの間の
相互インダクタンスM1d;よび発振コイルL1と受信
コイルL3との間の相互インダクタンスM2が変化して
、受信コイルL2と13に被検硬貨3の正偽および種別
に応じた受信信号が生じる。
波信号によって励磁され、硬貨通路4を通過する被検硬
貨3によって発振コイルL1と受信コイルし2どの間の
相互インダクタンスM1d;よび発振コイルL1と受信
コイルL3との間の相互インダクタンスM2が変化して
、受信コイルL2と13に被検硬貨3の正偽および種別
に応じた受信信号が生じる。
受信コイルし2と13の出力は硬貨検査回路5に加えら
れる。
れる。
硬貨検査回路5は受信コイルL2とL3の出力にもとづ
き被検硬貨3が正貨か偽貨かの正偽判別と被検硬貨3の
種別判別を行い、正貨の場合は被検硬貨3の種別を表す
信号であるA硬貨信号、B硬貨信号、C硬貨信号または
D硬貨信号を出力し、偽貨の場合は偽貨であることを示
す偽貨信号を出力する。
き被検硬貨3が正貨か偽貨かの正偽判別と被検硬貨3の
種別判別を行い、正貨の場合は被検硬貨3の種別を表す
信号であるA硬貨信号、B硬貨信号、C硬貨信号または
D硬貨信号を出力し、偽貨の場合は偽貨であることを示
す偽貨信号を出力する。
なお、この硬貨検査回路5の詳細については後に訂3!
する。
する。
第2図はこの実施例の硬貨選別装置の全体構成・を示し
たものである。
たものである。
第2図において投入口30より投入された被検硬貨3は
、レール4a上に落下し、傾斜したレール4a上を転勤
しながら発振コイルし1および受信コイルL2.L3の
配設位置を通過する。
、レール4a上に落下し、傾斜したレール4a上を転勤
しながら発振コイルし1および受信コイルL2.L3の
配設位置を通過する。
被検硬貨3はコイルL1.L2 、L3を通過中に44
質、材厚、外径等が硬貨検査回路5により判断され、正
偽貨振分ソレノイド31によってゲート32の開閉が制
御される。
質、材厚、外径等が硬貨検査回路5により判断され、正
偽貨振分ソレノイド31によってゲート32の開閉が制
御される。
すなわち、被検硬貨3が偽貨の場合は硬貨検査回路5か
ら出力される偽貨信号によってゲート32が図示しない
偽貨通路側に被検硬貨3を導くように正偽貨振分ソレノ
イド31が制御され、正貨の場合はゲート32が被検硬
貨3をレール33上に導くように正偽貨振分ソレノイド
31が制御される。
ら出力される偽貨信号によってゲート32が図示しない
偽貨通路側に被検硬貨3を導くように正偽貨振分ソレノ
イド31が制御され、正貨の場合はゲート32が被検硬
貨3をレール33上に導くように正偽貨振分ソレノイド
31が制御される。
レール33上に導かれた正貨は、@負検査回路5から出
力される硬貨の種別を表す信号によって制御される金種
振分ソレノイド34によりA硬貨、B硬ζ1、C硬貨、
DW1貨に振分けられる。
力される硬貨の種別を表す信号によって制御される金種
振分ソレノイド34によりA硬貨、B硬ζ1、C硬貨、
DW1貨に振分けられる。
なお、ここぐは4金種の真性硬(うを汲う硬(′1選別
装置の実施例として説明しているが、M4造上許される
範囲又は目的に応じて任息の金種を扱うことができる。
装置の実施例として説明しているが、M4造上許される
範囲又は目的に応じて任息の金種を扱うことができる。
第3図は、Ta貫通路に配置した発振コイルl+。
受信コイルし2.L3の部分断面図である。
第3図において、硬貨通路4の一側部に発振コイルL1
が配置され、硬貨通路4を隔て発振コイルL1に対向す
る他側部に受信コイルL2.L3が配置される。
が配置され、硬貨通路4を隔て発振コイルL1に対向す
る他側部に受信コイルL2.L3が配置される。
ここでは、受信コイルL3が主に硬貨の+A¥′(を検
査する為のものであり、その受信コイルL3は、目的と
する真性硬貨の種類で最も外径の小さい硬貨のセンター
付近に配置する。
査する為のものであり、その受信コイルL3は、目的と
する真性硬貨の種類で最も外径の小さい硬貨のセンター
付近に配置する。
他方の受信コイルし2は、硬貨の外径を主に検査する為
のものであり、その受信コイルL2は、目的とする真性
硬貨の外径による作用度が最も良く表れる硬貨の外周付
近に配置される。
のものであり、その受信コイルL2は、目的とする真性
硬貨の外径による作用度が最も良く表れる硬貨の外周付
近に配置される。
なお、第3図に示した発振コイルL1はポット型コアー
を用いているが、受信コイルL2.L3に示すようにド
ラム型の」アーを使用してもよい。
を用いているが、受信コイルL2.L3に示すようにド
ラム型の」アーを使用してもよい。
ここで、この発明にお【Jる被検硬貨の判別原理につい
て説明する。
て説明する。
第4図に示すように、発振コイルL1より発せられる磁
束φが導体である被検硬貨3に作用するとき、被検硬貨
3を0通している磁束φが変化すると誘導起電力が生じ
、これによって被検硬貨、3内を電流iが流れる。
束φが導体である被検硬貨3に作用するとき、被検硬貨
3を0通している磁束φが変化すると誘導起電力が生じ
、これによって被検硬貨、3内を電流iが流れる。
ここで被検硬貨3が広いため電流は渦状となる。
この電流を渦電流と呼んでいるが、この渦電流が流れる
と被検硬貨3の抵抗でジュール熱が発生する。この熱は
損失となるから、これを−船釣に渦電流fi(Eddy
current Loss)と呼んでいる。
と被検硬貨3の抵抗でジュール熱が発生する。この熱は
損失となるから、これを−船釣に渦電流fi(Eddy
current Loss)と呼んでいる。
ここで、被検硬iu3を員く磁束φの変化のvJ合、す
なりも周波数fとし、磁束φの最大磁束密度を3mとす
れば、被検&1貨3に誘起する起電力eの大きさは、 Δt となり、これによって流れる渦電流iは、電流通路の抵
抗をRとすれば、 e 3m−f 1 = □ (1) □ RR 従って、渦電流損pは、次の式で表すことができる。
なりも周波数fとし、磁束φの最大磁束密度を3mとす
れば、被検&1貨3に誘起する起電力eの大きさは、 Δt となり、これによって流れる渦電流iは、電流通路の抵
抗をRとすれば、 e 3m−f 1 = □ (1) □ RR 従って、渦電流損pは、次の式で表すことができる。
このように渦電流損は、変化磁束φの周波数の2乗に比
例することが知られている。
例することが知られている。
この渦電流損により、該励磁コイルから発せられる磁束
φが損失し、前記受信コイルに作用する時、減衰波形を
生ずるものである。
φが損失し、前記受信コイルに作用する時、減衰波形を
生ずるものである。
磁束φが渦電流損によって損失する度合は、被検硬貨3
の材質によっても異なり、金属の固有抵抗による。
の材質によっても異なり、金属の固有抵抗による。
ここで、代表的金属の固有抵抗を示す。
また渦電流損は、表皮効果を伴って作用する。
第5図は、被検硬貨3の材厚tの部分拡大断面で表皮効
果の概念図を示す。
果の概念図を示す。
第5図では、磁束φにより生じた渦電流が紙表面から実
に向かって流れている。
に向かって流れている。
被検硬貨3に直流が流れている場合には、電流は被検硬
貨3の断面に−様な電流密度で流れている。
貨3の断面に−様な電流密度で流れている。
しかし、電流に向きが常に変化する交流が流れると、電
流は被検硬貨3の断面に一揉に流れず、被検硬貨3の表
面に近いほど流れ、中心は電流密度が小さくなる。
流は被検硬貨3の断面に一揉に流れず、被検硬貨3の表
面に近いほど流れ、中心は電流密度が小さくなる。
このような現象を一般的に表皮効果(Skineffe
ct)と称している。
ct)と称している。
この現象は、すなわち第5図に示すように導体の断面を
小さい部分に区分して、各部分を流れる電流i′ nに
よって生じる磁束φ′ [1の鎖交する割合を調べてみ
ると、中心に近い部分はど磁束鎖交数が多くなるので、
誘導起電力が大きく、従って電流が流れにくくなる。
小さい部分に区分して、各部分を流れる電流i′ nに
よって生じる磁束φ′ [1の鎖交する割合を調べてみ
ると、中心に近い部分はど磁束鎖交数が多くなるので、
誘導起電力が大きく、従って電流が流れにくくなる。
この現象は周波数の増加とともに著しく、例えば、周波
数がきわめて大きいときは、電流はほとんど導体表面に
集まることとなる。
数がきわめて大きいときは、電流はほとんど導体表面に
集まることとなる。
また他方において、遮磁効果があげられる。
この遮磁効果は、発振コイルL1と受信コイル12.1
3との間に、鉄などの被検硬貨3が通過した時、発振コ
イルL1から発せられる磁束が、被検硬貨3内で吸収さ
れ減少して受信コイルL2゜L3に到達するため、減衰
波形を生じさせるものである。
3との間に、鉄などの被検硬貨3が通過した時、発振コ
イルL1から発せられる磁束が、被検硬貨3内で吸収さ
れ減少して受信コイルL2゜L3に到達するため、減衰
波形を生じさせるものである。
なお、上記渦電流損の現象と遮磁効果による現象(よ、
それぞれ甲独でf[用することなく複合して作用するこ
とが知られている。
それぞれ甲独でf[用することなく複合して作用するこ
とが知られている。
この発明では、このような現象を有効的に利用している
。
。
この発明において、発振コイルL1の励磁界は、基本波
を元として多くの高調波成分を含む非正弦波交流信号で
ある矩形波によって励磁され、この高調波成分を利用し
て団員の検査が行われる。
を元として多くの高調波成分を含む非正弦波交流信号で
ある矩形波によって励磁され、この高調波成分を利用し
て団員の検査が行われる。
第7図に第6図に示1ような20K[llZ]を基本波
とづる矩形波パルスの理論的な高調波成分の表れる様子
を周波数スペクトルで示す。
とづる矩形波パルスの理論的な高調波成分の表れる様子
を周波数スペクトルで示す。
他方、矩形波パルス以外に代表的な非正弦波である三角
波形およびノコギリ波形についても多くの高調波成分が
存在する。
波形およびノコギリ波形についても多くの高調波成分が
存在する。
第9図に20K[l+71を基本波とする三角波形のI
rJ!論的な調波成分の表れる様子を周波数スペクトル
で示す。また、第11図には、第10図に丞すような調
波成分の表れる様子を周波数スペクトルで示す。
rJ!論的な調波成分の表れる様子を周波数スペクトル
で示す。また、第11図には、第10図に丞すような調
波成分の表れる様子を周波数スペクトルで示す。
これら非正弦波交流信号である矩形波、三角波、ノコギ
リ波パルスの高調波成分は、それぞれフーリエ級数展間
式で展開して詳述できる。
リ波パルスの高調波成分は、それぞれフーリエ級数展間
式で展開して詳述できる。
第7図と、第9図および第11図を比較してみると明ら
かなように、非正弦波交流に含まれる高調波の最大値は
、一般に高次になるほど小さくなるが、その減少のしか
たは波形の不連続の度合が穏やかなほど速やかである。
かなように、非正弦波交流に含まれる高調波の最大値は
、一般に高次になるほど小さくなるが、その減少のしか
たは波形の不連続の度合が穏やかなほど速やかである。
ところで、この発明に有効な波形は、不連続の度合が急
峻なものがりYましく、従って、第7図、第9図、第1
1図を比較した場合、第7図に対r5する第6図に示J
ような矩形波パルスがこの発明に有効な波形であると言
える。
峻なものがりYましく、従って、第7図、第9図、第1
1図を比較した場合、第7図に対r5する第6図に示J
ような矩形波パルスがこの発明に有効な波形であると言
える。
ところで、第1図に示したこの実施例の構成において、
実験的に得た発振コイルL1の両端に発生ずる波形は、
第12図に示すものである。また、第12図に示す励磁
波形により受信コイルL1゜L2に誘起した電圧の周波
数スペクトルを見ると、第13図に示したものとなりこ
の発明に有効な高調波成分を有するものである。
実験的に得た発振コイルL1の両端に発生ずる波形は、
第12図に示すものである。また、第12図に示す励磁
波形により受信コイルL1゜L2に誘起した電圧の周波
数スペクトルを見ると、第13図に示したものとなりこ
の発明に有効な高調波成分を有するものである。
第14図は第1図に示した実施例の計測構成を示すもの
である。第14図において、受信コイルL2には抵抗R
1とコンデンサC1からなる共振回路が接続され、受信
コイルL3には抵抗R2とコンデンサC2からなる共振
回路が接続されている。
である。第14図において、受信コイルL2には抵抗R
1とコンデンサC1からなる共振回路が接続され、受信
コイルL3には抵抗R2とコンデンサC2からなる共振
回路が接続されている。
これら、L2 、C1およびし3.C2よりなる共振回
路は、第15図に示すfolおよびf’o2の共振点を
有するフィルター効果を持つ、第15図によればfol
の共振点は、基本波20K[H7]と第3次高調波60
K[lIZ]の間にあって、それぞれの周波数に応じた
有効な合成成分を取り出、している。また、周波数fo
2の共振点は、第9次?:s調波180K [1121
ト第11次高調波220K[++2]の間にあって、こ
こでもそれぞれの周波数に応じた有効な合成成分を取出
している。ここで周波数rOjの作用する合成成分は、
主に被検硬貨の材質および材厚を検査しようとするもの
であり、周波数fo2の作用する合成成分は被検硬貨3
の外径を主に検査するものである。被検硬貨3がコイル
L1.L2.13を通過したとき、受信コイルL2およ
び[3それぞれの両端に得られる合成作用波形は第16
図に示すものである。
路は、第15図に示すfolおよびf’o2の共振点を
有するフィルター効果を持つ、第15図によればfol
の共振点は、基本波20K[H7]と第3次高調波60
K[lIZ]の間にあって、それぞれの周波数に応じた
有効な合成成分を取り出、している。また、周波数fo
2の共振点は、第9次?:s調波180K [1121
ト第11次高調波220K[++2]の間にあって、こ
こでもそれぞれの周波数に応じた有効な合成成分を取出
している。ここで周波数rOjの作用する合成成分は、
主に被検硬貨の材質および材厚を検査しようとするもの
であり、周波数fo2の作用する合成成分は被検硬貨3
の外径を主に検査するものである。被検硬貨3がコイル
L1.L2.13を通過したとき、受信コイルL2およ
び[3それぞれの両端に得られる合成作用波形は第16
図に示すものである。
すなわち、受信コイルL2の両端にはR1C1による共
振回路によって、基本波による作用波形([OW周波数
の作用波形)と第3次高調波による作用波形(Hish
周波数の作用波形)とが抽出合成されて、第16図に示
すような合成作用波形が生じる。
振回路によって、基本波による作用波形([OW周波数
の作用波形)と第3次高調波による作用波形(Hish
周波数の作用波形)とが抽出合成されて、第16図に示
すような合成作用波形が生じる。
また受信コイルL3の両端には土に第9次と第11次の
高調波による合成作用波形が生じる。
高調波による合成作用波形が生じる。
L2 、C1およびL3 C2より受信コイルし2し3
の両端にtqられたそれぞれの合成作用波形は、増幅検
波回路A2 、A3を経て、ローパスフィルターLPF
” (A>およびLPF ([3)にそれぞれ導かれる
。ローパスフィルターを通過した信号は、第18図に示
すごとく、第17図に示すような搬送波にのった信号か
ら包絡線波形のみを取り出した信号である。
の両端にtqられたそれぞれの合成作用波形は、増幅検
波回路A2 、A3を経て、ローパスフィルターLPF
” (A>およびLPF ([3)にそれぞれ導かれる
。ローパスフィルターを通過した信号は、第18図に示
すごとく、第17図に示すような搬送波にのった信号か
ら包絡線波形のみを取り出した信号である。
自−バスフィルりLPF (A)およびしPF(B)を
通過した@号は、ホールド回路)−10L D<A)お
よびN0LD(B)c1それぞれ電圧が一時記憶され、
この電圧は基Iv雷雷同回路[F(A)およびREF(
[3)より各真性硬貨毎のしさ゛い値がそれぞれ予め設
定されているウィントコ。
通過した@号は、ホールド回路)−10L D<A)お
よびN0LD(B)c1それぞれ電圧が一時記憶され、
この電圧は基Iv雷雷同回路[F(A)およびREF(
[3)より各真性硬貨毎のしさ゛い値がそれぞれ予め設
定されているウィントコ。
ンパーレータ回路COM (A1−A4 )およびCO
M ((31〜84 )に加えられる。ここで、被検硬
03が正Cと認識されたとき、その硬貨に対応づる前記
ウィンドウコンパ−レータから信号が送出され、このウ
ィンドウコンパレーターの出力は判定信号発生回路51
から出力されるゲート信号とにより開となるアンド回路
AND (1〜4)、を介して真性硬貨を示づ”信号へ
硬貨信号、B硬貨信号、C硬貨信号、D硬貨信号として
送出される。
M ((31〜84 )に加えられる。ここで、被検硬
03が正Cと認識されたとき、その硬貨に対応づる前記
ウィンドウコンパ−レータから信号が送出され、このウ
ィンドウコンパレーターの出力は判定信号発生回路51
から出力されるゲート信号とにより開となるアンド回路
AND (1〜4)、を介して真性硬貨を示づ”信号へ
硬貨信号、B硬貨信号、C硬貨信号、D硬貨信号として
送出される。
この真性硬貨を示す信号は、図示しな(〜制御回路f段
(たとえば、CPUなと)により、第2図の正偽貨振分
ツルイド31を制御して、真性硬貨を正貨通銘へ導き選
別するものである。このようにこの実施例によれば、非
正弦波交流を出力する矩形波発振回路1により中−の発
振コイルL1を励磁させ、このコイルに2つの受信コイ
ルL2゜L3を対向させ、R1,C1,R2、C2によ
る共振回路により共振用周波数を適当なところに選び、
それぞれの受信コイルL2.L3の信号を用いて被検硬
貨を検査するにうにしているので、単一の発振回路、単
一の発振コイルにより被検硬貨3の材質、材厚、外径な
どの検査を行うことが可能となった。
(たとえば、CPUなと)により、第2図の正偽貨振分
ツルイド31を制御して、真性硬貨を正貨通銘へ導き選
別するものである。このようにこの実施例によれば、非
正弦波交流を出力する矩形波発振回路1により中−の発
振コイルL1を励磁させ、このコイルに2つの受信コイ
ルL2゜L3を対向させ、R1,C1,R2、C2によ
る共振回路により共振用周波数を適当なところに選び、
それぞれの受信コイルL2.L3の信号を用いて被検硬
貨を検査するにうにしているので、単一の発振回路、単
一の発振コイルにより被検硬貨3の材質、材厚、外径な
どの検査を行うことが可能となった。
ところで、単一の周波数を用いる従来のg置において、
たとえば、第19図に示すような米国の5c、10c、
25Φ笠の銅の芯材に白銅の薄片を重ねてなるクラッド
貨等の被検硬貨と、前記被検硬(うと同一の外径および
材厚を有する、単に銅の材質よりなる被検硬LIIJの
それぞれにおける被検硬(−のレベルを調べると、クラ
ッド貨の持つ内部の銅の性質がそのまま表れ、第21図
の如くとなり、それぞれの被検硬貨が持つ被検rf!貨
レベルのバラツキ範囲内に入っでしまい、その差異を見
出だすことができない。
たとえば、第19図に示すような米国の5c、10c、
25Φ笠の銅の芯材に白銅の薄片を重ねてなるクラッド
貨等の被検硬貨と、前記被検硬(うと同一の外径および
材厚を有する、単に銅の材質よりなる被検硬LIIJの
それぞれにおける被検硬(−のレベルを調べると、クラ
ッド貨の持つ内部の銅の性質がそのまま表れ、第21図
の如くとなり、それぞれの被検硬貨が持つ被検rf!貨
レベルのバラツキ範囲内に入っでしまい、その差異を見
出だすことができない。
しかし、上述した実施例のものによると、被検硬貨のレ
ベルは合成作用波形の効果により第22図に示すものと
なり、第21図に示した従来技術とは異なりそのバラツ
キ範囲から大きく離れるため容易に選別することができ
る。
ベルは合成作用波形の効果により第22図に示すものと
なり、第21図に示した従来技術とは異なりそのバラツ
キ範囲から大きく離れるため容易に選別することができ
る。
すなわち、第19図に示すような銅を芯材とした白銅貨
のクラッド貨と、このクラッド貨と同径同庁の鋼材につ
いて一例をあげて説明すれば、第一に作用する基本波周
波数を15〜30K[H2Fの範囲に、第二に作用する
有効な調波周波数を45〜90K[H4Fの範囲の適当
な周波数に設定したとき、前記15〜30K[l+ZJ
の低域周波数では、このクラッド貨の芯材である銅に多
く作用し、第20図の銅の成分波形に近似して表れる。
のクラッド貨と、このクラッド貨と同径同庁の鋼材につ
いて一例をあげて説明すれば、第一に作用する基本波周
波数を15〜30K[H2Fの範囲に、第二に作用する
有効な調波周波数を45〜90K[H4Fの範囲の適当
な周波数に設定したとき、前記15〜30K[l+ZJ
の低域周波数では、このクラッド貨の芯材である銅に多
く作用し、第20図の銅の成分波形に近似して表れる。
しかし、前記第二に作用する有効な調波周波数により表
皮効果が表れ、この第一、第二の合成作用によって、第
22図で示すようにクラッド貨と単なる銅材との識別が
容易にできる。前述のように、発振コイルL1より光す
る交流励磁界の周波数が高くなるにつれて、渦電流損に
伴って表皮効果が表れる。したがって、第19図に示す
ような被検硬貨の場合、渦電流が表皮効果によっτ、銅
から白銅の材質へと作用を移すことになり、単に銅の表
面に作用するものと材質が異なる為、得られる作用の効
果は、前記の如く第22図に示すもであり、両者の識別
が可能となる。
皮効果が表れ、この第一、第二の合成作用によって、第
22図で示すようにクラッド貨と単なる銅材との識別が
容易にできる。前述のように、発振コイルL1より光す
る交流励磁界の周波数が高くなるにつれて、渦電流損に
伴って表皮効果が表れる。したがって、第19図に示す
ような被検硬貨の場合、渦電流が表皮効果によっτ、銅
から白銅の材質へと作用を移すことになり、単に銅の表
面に作用するものと材質が異なる為、得られる作用の効
果は、前記の如く第22図に示すもであり、両者の識別
が可能となる。
次に、この発明の要旨に基づく他の実施例について記述
する。第23図に示す実施例は発振コイルL1を矩形波
発振回路1で励磁し、受信コイルL2およびL3には、
それぞれバンドパスフィルター回路[3PF(A)JJ
よびBPF (B)を接続して構成される。
する。第23図に示す実施例は発振コイルL1を矩形波
発振回路1で励磁し、受信コイルL2およびL3には、
それぞれバンドパスフィルター回路[3PF(A)JJ
よびBPF (B)を接続して構成される。
バンドパスフィルターの特性は、たとえば第15図の周
波数fc1.fc2およびfc3.fc4をそれぞれの
通過特性とするものを用いることにより、それぞれのフ
ィルターBPF (A)、BPF(13)から取り出す
信号波形は、第16図に示す如く波形となり、合成され
てなる相互作用度を取り出すことができ、第1図、第1
4図に示した実施例と同一の作用効果を得ることができ
る。
波数fc1.fc2およびfc3.fc4をそれぞれの
通過特性とするものを用いることにより、それぞれのフ
ィルターBPF (A)、BPF(13)から取り出す
信号波形は、第16図に示す如く波形となり、合成され
てなる相互作用度を取り出すことができ、第1図、第1
4図に示した実施例と同一の作用効果を得ることができ
る。
なお、第24図に一般的に用いられているパン1〜バス
フイルタ一回路例を示す。
フイルタ一回路例を示す。
第25図は発振コイルとして同一の非正弦波交流より励
磁される2個の発振コイルL1、L12を用いた他の実
施例を示したものである。第25図に示すように、発振
コイルL1およびL12は直接接続されており、矩形波
発振回路1から出力される非正弦波交流信号により増幅
器2を介して励磁される。一方、受信コイルL2および
L3は第26図に示すように発振コイルL1.L1’に
対応して形成されている。
磁される2個の発振コイルL1、L12を用いた他の実
施例を示したものである。第25図に示すように、発振
コイルL1およびL12は直接接続されており、矩形波
発振回路1から出力される非正弦波交流信号により増幅
器2を介して励磁される。一方、受信コイルL2および
L3は第26図に示すように発振コイルL1.L1’に
対応して形成されている。
また、受信コイルL2およびL3と、C1およびC2は
それぞれ共振回路を形成し、第14図の場合と同様に第
15図に示す如くrolおよびfo2の共振点を持つフ
ィルター効果を得ている。
それぞれ共振回路を形成し、第14図の場合と同様に第
15図に示す如くrolおよびfo2の共振点を持つフ
ィルター効果を得ている。
これにより、受信コイルL2および[3両端に取り出す
信号は、第16図に示す如<12.L3のそれぞれにお
いて合成されるものであり、第1図。
信号は、第16図に示す如<12.L3のそれぞれにお
いて合成されるものであり、第1図。
第14図に示したものと同様の作用効果を得ることがで
きる。
きる。
第27図は対向した単一の発振コイルL1および単一の
受信コイルL2から構成したものである。
受信コイルL2から構成したものである。
第27図においては受信コイルL2に複数のバンドパス
フィルタ回路BPF (1〜n)を接続し、このバンド
パスフィルタ回路BPF (1〜n)の出力を増幅器A
(1〜n)を介して取出すように構成されている。この
場合の発振コイルし1および受信コイルL2の配列の状
態は第28図に示される。
フィルタ回路BPF (1〜n)を接続し、このバンド
パスフィルタ回路BPF (1〜n)の出力を増幅器A
(1〜n)を介して取出すように構成されている。この
場合の発振コイルし1および受信コイルL2の配列の状
態は第28図に示される。
なお、上記実施例では矩形波発振回路を用い、この矩形
波発振回路から出力される信号によりJu発振コイル励
f11″tJるように構成したが、矩形波以外の他の非
正弦波を用いても、この非正弦波が所望の高調波を充分
のレベルで含むものであれば同様に構成することができ
る。
波発振回路から出力される信号によりJu発振コイル励
f11″tJるように構成したが、矩形波以外の他の非
正弦波を用いても、この非正弦波が所望の高調波を充分
のレベルで含むものであれば同様に構成することができ
る。
以上、この発明による実施例を数例示したがこれらは多
数ある実施例の一部であり、図示しない他の実施例が有
ることを理解されたい。
数ある実施例の一部であり、図示しない他の実施例が有
ることを理解されたい。
以上説明したようにこの発明によれば、発振コイルは単
一の励磁信号によって励磁されるので、発振コイル部の
構成が非常に簡単となるとともに大幅な小形化が可能と
なり、経済性に優れた安価かつ高性能な団員選別装置を
提供することができる。また、少なくとも2つの高調波
成分の合成信号を抽出して被検出rJ!t’tを検査す
る構成を取ると、例えば、米国の5Φ、10G、25c
等のような銅の芯材に白銅の薄片を重ねてなるクラッド
貨等も簡単な構成により容易に識別することが可能とな
る。
一の励磁信号によって励磁されるので、発振コイル部の
構成が非常に簡単となるとともに大幅な小形化が可能と
なり、経済性に優れた安価かつ高性能な団員選別装置を
提供することができる。また、少なくとも2つの高調波
成分の合成信号を抽出して被検出rJ!t’tを検査す
る構成を取ると、例えば、米国の5Φ、10G、25c
等のような銅の芯材に白銅の薄片を重ねてなるクラッド
貨等も簡単な構成により容易に識別することが可能とな
る。
第1図はこの発明の一実施例を示1ブロック図、第2図
はこの実施例の団員選別装置の全体構成、を示す図、第
3図はこの実施例における発振コイルと受信コイルの配
役の状態を示す図、第4図は渦電流損を説明するための
図、第5図は表皮効果を説明するための図、第6図は矩
形波の一例を示す波形図、第7図はその高調波成分を示
すスペクトル図、第8図は三角波の一例を示す波形図、
第9図はその高調波成分を示ずスペクトル図、第10図
は鋸歯状波の一例を示す波形図、第11図はその高調波
成分を示すスペクトル図、第12図はこの実施例で用い
る発振コイル両端に加わる波形を示す波形図、第13図
はその高調波成分を示すスペクトル図、第14図はこの
実施例の詳細回路を示すブロック図、第15図は第14
図に示す回路の動作を説明するためのスペクトル図、第
16図乃至第18図は第14図に示す回路の動作を説明
するための波形図、第19図は本発明によって検査可能
な効果の一例を示す図、第20図乃至第22図はその動
作を説明するための波形図、第23図はこの発明の他の
実施例を示すブロック図、第24図はこの実施例で用い
るバンドパスフィルタの一例を示す図、第25図はこの
発明の更に他の実施例を示すブロック図、第26図はこ
の実施例のコイル配設の一例を示す断面図、第27図は
この発明の更に他の実施例を示すブロック図、第28図
はこの実施例のコイル配設の一例を示す断面図である。 1・・・矩形波発振回路、2・・・増幅器、3・・・被
検列ζ1.4・・・硬貨通路、5・・・硬貨検査回路、
し1・・・フを振=1イル、L2 、L3・・・受信コ
イル。 第1図 30峻Δ口 第2図 4碑貢丘外 第3図 第5図 第6図 −FCj−1,) 第7図 e(tl 第8図 −FCH,ン 第9図 第1O図 −F1)イ、〕 第11図 第12図 → FCHz) 第13図 −を 第18図 第19図 第20図 第27図 % 第22図 第23図 第24図 第25図 第26図
はこの実施例の団員選別装置の全体構成、を示す図、第
3図はこの実施例における発振コイルと受信コイルの配
役の状態を示す図、第4図は渦電流損を説明するための
図、第5図は表皮効果を説明するための図、第6図は矩
形波の一例を示す波形図、第7図はその高調波成分を示
すスペクトル図、第8図は三角波の一例を示す波形図、
第9図はその高調波成分を示ずスペクトル図、第10図
は鋸歯状波の一例を示す波形図、第11図はその高調波
成分を示すスペクトル図、第12図はこの実施例で用い
る発振コイル両端に加わる波形を示す波形図、第13図
はその高調波成分を示すスペクトル図、第14図はこの
実施例の詳細回路を示すブロック図、第15図は第14
図に示す回路の動作を説明するためのスペクトル図、第
16図乃至第18図は第14図に示す回路の動作を説明
するための波形図、第19図は本発明によって検査可能
な効果の一例を示す図、第20図乃至第22図はその動
作を説明するための波形図、第23図はこの発明の他の
実施例を示すブロック図、第24図はこの実施例で用い
るバンドパスフィルタの一例を示す図、第25図はこの
発明の更に他の実施例を示すブロック図、第26図はこ
の実施例のコイル配設の一例を示す断面図、第27図は
この発明の更に他の実施例を示すブロック図、第28図
はこの実施例のコイル配設の一例を示す断面図である。 1・・・矩形波発振回路、2・・・増幅器、3・・・被
検列ζ1.4・・・硬貨通路、5・・・硬貨検査回路、
し1・・・フを振=1イル、L2 、L3・・・受信コ
イル。 第1図 30峻Δ口 第2図 4碑貢丘外 第3図 第5図 第6図 −FCj−1,) 第7図 e(tl 第8図 −FCH,ン 第9図 第1O図 −F1)イ、〕 第11図 第12図 → FCHz) 第13図 −を 第18図 第19図 第20図 第27図 % 第22図 第23図 第24図 第25図 第26図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)複数の高調波成分を含む励磁信号により励磁され
る発振コイルの近傍に被選別硬貨を通過させ、 これによりこの発振コイルと電磁的に結合される受信コ
イルに生じる少なくとも2つの高調波成分に基づく受信
信号から前記被選別硬貨の選別を行なうようにした硬貨
選別方法。(2)少なくとも2つの高調波成分にもとづ
く受信信号は、少なくとも2つの高調波成分の合成信号
である請求項(1)記載の硬貨選別方法。 (3)少なくとも2つの高調波成分にもとづく受信信号
は、少なくとも2つの高調波成分の合成信号である第1
の受信信号と、少なくとも2つの他の高調波成分の合成
信号である第2の受信信号を含む請求項(1)記載の硬
貨選別方法。 (4)非正弦波交流により励磁される発振コイルの近傍
に被選別硬貨を通過させ、 これによりこの発振コイルと電磁的に結合される受信コ
イルに生じる受信信号から隣接する少なくとも2つの高
調波成分の合成信号からなる第1の信号と隣接する少な
くとも2つの他の高調波成分の合成信号からなる第2の
信号を取り出し、この第1の信号と第2の信号にもとづ
き前記被選別硬貨の正為および種別を判別し、 この判別結果にもとづき前記被選別硬貨の選別を行なう
ようにした硬貨選別方法。 (5)第1の信号は基本波成分とこの基本波成分に隣接
する有効な高調波成分との合成信号であり、第2の信号
はn次高調波成分とこのn次高調波成分に隣接する有効
な高調波成分との合成信号である請求項(4)記載の硬
貨選別方法。 (6)複数の高調波成分を含む励磁信号により励磁され
る発振コイルと、 この発振コイルと電磁的に結合される受信コイルと、 前記発信コイルの近傍を被選別硬貨が通過することによ
り前記受信コイルに生じる受信信号から少なくとも2つ
の高周波成分にもとづく信号を抽出する抽出手段と、 この抽出手段により抽出された信号にもとづき前記被選
別硬貨の選別を行なう選別手段とを具えた硬貨選別装置
。 (7)抽出手段は、特定の周波数帯域の信号に共振する
共振回路を含む請求項(6)記載の選別装置。 (8)抽出手段は、特定の周波数帯域の信号を選択的に
通過させるバンドパスフィルタを含む請求項(6)記載
の硬貨選別装置。 (9)抽出手段は、隣接する少なくとも2つの有効高調
波成分を同時に抽出してその合成信号を出力するもので
ある請求項(6)記載の選別装置。 (10)硬貨通路の一側に配設され、非正弦波交流によ
り励磁される発振コイルと、 硬貨通路の他側に配設され、前記発振コイルと電磁的に
結合される第1および第2の受信コイルと、 前記第1の受信コイルに接続され、その受信信号から少
なくとも2つの高調波成分を同時に抽出し、これらの合
成信号を出力する第1の抽出手段と、 前記第2の受信コイルに接続され、その受信信号から少
なくとも2つの他の高調波成分を同時に抽出し、これら
の合成信号を出力する第2の抽出手段と、 前記第1および第2の抽出手段の出力にもとづき前記硬
貨通路を通過する硬貨の正為および種別を判別する判別
手段と、 この判別手段の出力にもとづき前記硬貨通路を通過した
硬貨を選別する選別手段と を具えた硬貨選別装置。 (11)硬貨通路の一側に配設され、同一の非正弦波交
流により励磁される第1および第2の発振コイルと、 硬貨通路の他側に配設され、前記第1および第2の発振
コイルとそれぞれ電磁的に結合される第1および第2の
受信コイルと、 前記第1の受信コイルに接続され、その受信信号から少
なくとも2つの高調波成分を同時に抽出し、これらの合
成信号を出力する第1の抽出手段と、 前記第2の受信コイルに接続され、その受信信号から少
なくとも2つの高調波成分を同時に抽出し、これらの合
成信号を出力する第2の抽出手段と、 前記第1および第2抽出手段の出力にもとづき前記硬貨
通路を通過する硬貨の正為および種別を判別する判別手
段と、 この判別手段の出力にもとづき前記硬貨通路を通過した
硬貨を選別する選別手段と を具えた硬貨選別装置。 (12)硬貨通路の一側に配設され、非正弦波交流によ
り励磁される単一の発振コイルと、 硬貨通路の他側に配設され、前記発振コイルと電磁的に
結合される単一の受信コイルと、この受信コイルに接続
され、少なくとも2つの高調波成分の合成信号からなる
第2の信号を抽出する抽出手段と、 この抽出手段の出力にもとづき前記硬貨通路を通過する
硬貨の正為および種別を判別する判別手段と、 この判別手段の出力にもとづき前記硬貨通路を通過した
硬貨を選別する選別手段と を具えた硬貨選別装置。
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