JPH01250788A - 沸騰水型原子炉用燃料集合体 - Google Patents

沸騰水型原子炉用燃料集合体

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JPH01250788A
JPH01250788A JP63076520A JP7652088A JPH01250788A JP H01250788 A JPH01250788 A JP H01250788A JP 63076520 A JP63076520 A JP 63076520A JP 7652088 A JP7652088 A JP 7652088A JP H01250788 A JPH01250788 A JP H01250788A
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津田 勝弘
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赤土 雄美
Lettau Hans
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ギユンター リル
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ピーター ウルバン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [a業上の利用分野] 本発明は、沸騰水型原子炉(BWR)用燃料集合体に係
り、更に詳細には、大口径ウォータチャンネルを備えた
9×9型燃料集合体であフて、炉心内燃料配置が非対称
(D格子)のBWRに対して減速材分布を極力に一様化
するとともに、低圧損化を図った燃料集合体に関するも
のである。
[従来の技術] 1.8xa型燃料集合体 現在、我国のBWRで実用に供されている燃料集合体の
殆どは、8行8列の正方格子配列で二本のウォータロッ
ドとともに62木の燃料棒を束ねた形式(8X8−2)
である。
この従来の8×8型燃料集合体を第5図〜第7図に示す
第5図は、従来の8×8型燃料集合体をBWRの炉心の
1/4について表わしたものであり、残りの3/4炉心
は、図の1/4炉心の1!llIhとJ軸について対称
に配置される。
図において、100は中性子の吸収体を含む十字形状の
制御棒であり、101dは燃料集合体を表わす。
燃料集合体101dは、第6図に示すようにNo、1〜
62の計62木の燃料棒102bと、内部に燃料物質を
含まず中空で冷却水を流通する2本のクォータロッド1
08とを8行8列の正方格子状に配列して構成され、ジ
ルカロイ製のチャンネルボックス103bで外周を囲ん
で、制御棒100に隣接して原子炉に装荷される。原子
炉の出力運転中は、冷却水が燃料下部から上部に向フて
流れ、燃料棒102bの発生熱を除去する。
第7図は、上記8X8型燃料集合体101dの構造を示
すものであり、図において、燃料棒102b及びウォー
タロッド108は、上部タイ・プレート109と下部タ
イ・プレート1】0によって固定される。また、燃料集
合体101dに沿って一定間隔でスペーサ111bが配
されており、燃料棒間距離が一定に保たれるようになっ
ている。
ところで、近年は核燃料の経済性を高めるために、燃料
の高燃焼度化が希求されている。
しかし、燃料の高撚、焼度化を図るためには、基本的に
燃料の高濃縮度化が必要であり、その結果、235 U
の中性子吸収の増加と中性子の減速不足を生じ、燃料の
反応度特性(ボイド反応度特性、原子炉停止余裕)が悪
化することになる。
そのため、燃料の濃縮度の増加に対応して集合体中の非
沸騰水領域を増加させる必要がある。
一方、高燃焼度燃料物質内に蓄積される核分裂生成物(
FP)のうち、ガス成分は燃料物質を構成する結晶と粒
界の中に溶は込んで保持されているが、温度が高くなる
と燃料物質の外に放出されて燃料棒の内圧を上昇させる
従って、高燃焼度化に際しては、燃料棒被覆管の機械的
健全性を保つために燃料棒の内圧上昇に耐え得る設計余
裕を持たせる必要もある。
11.9x9型燃料集合体 上述の要請を満足させるため、燃料の高濃縮度化を図る
と同時に、燃料棒−本当りの出力を下げて温度を低減さ
せる9行9列の正方格子配列の燃料棒を採用するととも
に、燃料の高濃縮度化に対応して集合体中央部の非沸騰
水領域の面積を更に大きくするために大口径のウォータ
チャンネルを燃料集合体中央部に配置した9×9型燃料
集合1体が検討されている。
従来から知られる大口径ウォータチャンネルを備えた9
×9型燃料集合体としては、特開昭62−118297
号公報に示されたものがある。
このものでは、第8図に示すように、非沸騰水領域を出
来るだけ大きくとるという目的に従って、3×3の正方
格子配列の燃料棒挿通用セルの全ての桝目を占める寸法
の断面正方形状のウォータチャンネル106bを燃料集
合体中央部に配置している。このウォータチャンネル1
06bの周囲にはNO,1〜72の計72本(9x9−
3x3)の燃料棒102aが9行9列の正方格子状に配
列されている。
なお、各々のセルの桝目は、燃料集合体101Cのチャ
ンネルボックス103aで囲まれる横断面領域を区画す
る破線104で示される。図から明らかなように、各セ
ルの桝目面積はコーナ一部を除いて同一である。
この大口径ウォータチャンネル106bを備えた9×9
型燃料集合体101cによれば、燃料棒102aを9行
9列としたため、上記8×8型燃料集合体101dに比
すると、同一の燃料集合体出力の条件で燃料棒−木あた
りの出力を低減できる。従って、ベレット温度が低くな
り、上記のFPの放出が小さく、高燃焼度化における設
計余裕が増加する。
更に、中央部3×3個の桝目を覆うウォータチャンネル
106bの採用により、コーナーロッド(No、1.9
,64.72の燃料棒102a)の4木を除き、全ての
燃料棒102aの囲りの冷却水の面積が等しくなるため
、冷却水の流れが一様となり熱的運転性能(バーンアウ
ト余裕)が改善される。
しかしながら、炉心内燃料集合体配置が非対称、すなわ
ち水ギャップ(隣接する燃料集合体間の空間であり、運
転中は非沸騰の冷却水が流れる空間)が非対称な所謂り
格子のBWR炉心におい−では、燃料集合体101cの
中心部にウォータチャンネル106bを設けても減速材
としての冷却水の分布は対称とならない。
ここで、上記第8図に示した燃料集合体101CをD格
子のBWRに装荷した場合を考える。
第8図において、中心線105はD格子のBWR炉心に
おける水ギャップの中心を示し、十字形の制御棒(図示
せず)は広ギャップA側に挿入されるものとする。また
、狭ギャップBは、制御棒と反対側のギャップを示し、
その幅の大きさはギャップAの約1/2である。
このように水ギャップが非対称なりWRの出力運転状態
においては、燃料棒102aの囲りを蒸気ボイドを大量
に含む沸騰水が流れ、水ギャップとウォータチャンネル
106bには非沸騰水が流れ、中心線105で囲まれる
全体の減速材の分布が広ギャップA側に片寄る。その結
果、燃料棒102aの出力は広ギャップAに面する部位
では増大し、反対側の狭ギャップBに面する部位では低
下するとともに、局所ピーキング係数が増大するという
問題点が生じる。
なお、局所ピーキング係数を低減させるためには、燃料
棒の燃料濃縮度を広ギャップA側では低くし、狭ギャッ
プB側では高くするのが通例ではあるが、このような濃
縮度分布を持つ燃料集合体は、周知の通り局所ピーキン
グ係数の低減とともに反応度が低下するという不都合が
ある。
111.9X9型燃料集合体(D格子用)上記の炉心内
燃料集合体配置が非対称性のD格子のBWR炉心におけ
る問題点を解決する手・段として、上記大口径ウォータ
チャンネル106bを、燃料集合体中心に関して狭ギャ
ップB側方向に片寄らせた配置とすることにより、減速
材分布の一様性を改善することが下記文献に提案されて
いる。
(技術雑誌” Kerntechnik  第50号/
1987年”第222頁HD、Bender他著、 Boiling  water  reactorre
load  fuel  for  highburn
up:9x9  with  1nter−nal  
water  channel”)この文献に記載され
たウォータチャンネルを非対称配置とする9×9型燃料
集合体の横断面図を第9図に示す。
図において、参照符号102a〜106bは上記第8図
と同様の構成部材を示す。但し、ウォータチャンネル1
06bの配置は、燃料集合体101bの中心に対して1
行1列の燃料棒配列に相当する分だけ狭ギャップBの方
に片寄らせた非対称配置としである。なお、制御棒挿入
側の角のセルの位置、すなわちNo、1の燃料棒が配置
された桝目の位置を1行1列目とすると、ウォータチャ
ンネル106bの中心位置の桝目は6行6列目と表わさ
れる。
このウォータチャンネル106bを非対称配置とした燃
料集合体は、比較的平坦な濃縮度分布により、局所ピー
キング係数を高めることなく反応度を高くすることが可
能であり、経済的である。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の大口径ウォータチャンネルを非対
称配置とした9×9型燃料集合体101bは、以下のよ
うな問題点を有している。
第一に、上記第6図に示した従来の8×8型燃料集合体
101dのウォータロッド108に比して、著しく大き
な面積を有するウォータチャンネル106bの採用は、
必然的に燃料集合体内玲却水流路断面積の縮小を伴ない
、燃料集合体圧損の増加を招き、冷却材循環ポンプの能
力に変りがなければ炉心内冷却水流量の低下を惹起し、
燃料集合体101bの除熱能力が低下するという問題点
がある。
第二に、ウォータチャンネル106bの面積が大きいた
めに、燃料集合体中の配置の自由度が少なく、D格子用
に最適配置とすることが困難である。例えば第9図に示
した配置では、ウォータチャンネル106bの面積が大
きいためギャップBの方に片寄り過ぎになり易く、コー
ナーロッドN0872とその周辺の局所ピーキング係数
が増大し、濃縮度分布を調整する必要が生じ、再び反応
度が最適値にならないという問題点がある。
本発明は、従来の技術の有する上記の問題点6に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、核燃料
の経済性を高めるために好適な大口径ウォータチャンネ
ルを備えた9×9型燃料集合体において、減速材分布を
極力に一様化するとともに低圧損化を図ることにより、
炉心内燃料集合体配置が非対称なり格子のBWRに適用
せしめることである。
c問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明のBWR用燃料集合
体は、燃料集合体配置が非対称なり格子の炉心に装荷さ
れる燃料集合体であって、制御棒挿入側の角の燃料棒挿
通用セルを1行1列目として9×9正方格子配列をなす
複数の燃料棒のうち、6行6列目の燃料棒挿通セルを中
心とする3×3正方格子配列の燃料棒を一本の角型の大
口径ウォータチャンネルで置換えた沸騰水型原子炉用の
燃料集合体において、 前記ウォータチャンネルの横断面積を3×3正方格子配
列の燃料棒挿通用セルの全ての桝目の占める正方形の面
積よりも縮小するとともに、その3X3正方格子配列の
桝目中で前記ウォータチャンネルを前記制御棒挿入側方
向に片寄らせて配置したものである。
この場合、前記縮小ウォータチャンネルの横断面積は、
好ましくは、前記3×3正方格子配列の燃料棒挿通用セ
ルの全ての桝目の占める正方形の面積に対して80%乃
至90%の範囲である。
なお、ウォータチャンネルの縮小及び片寄りに伴なって
、前記ウォータチャンネルと前記3×3正方格子配列の
燃料棒挿通用セルの全ての桝目の占める正方形との間に
ギャップが生じるが、このギャップを流通する冷却水を
燃料棒側へ導くために、ギャップに沿ったスペーサ格子
板の上端に、ウォータチャンネル外周方向へ冷却水を案
内する冷却水案内手段を設けてもよい。
[作用] 上記のように構成された燃料集合体は、大口径ウォータ
チャンネルの横断面の面積を従来のそれ(3×3正方格
子配列の燃料棒挿通用セルの全ての桝目の占める正方形
の面積に相当)よりも小、さくしたことにより、沸騰領
域の冷却水流路面積が増加する故、低圧損化が図られる
。更に、このウォータチャンネルを3×3正方格子配列
の桝目中で水ギャップの広い制御棒挿入側に片寄らせて
配置したことにより、減速材としての冷却水分布が対称
化するので、反応度が最適化する。
また、スペーサ格子板の上端に、ウォータチャンネルと
のギャップに沿って設けられた冷却水案内手段は、ウォ
ータチャンネル外周方向に冷却水を案内するため、ギャ
ップ内を流通する冷却水を燃料棒側へ導き、燃料棒の除
熱に寄与するように働く。
[実施例] 以下、添付図面を参照して本発明の実施例について説明
する。
第1図は本発明の9×9型燃料の集合体断面図を示す。
図において、参照符号102aN105は上記従来技術
の第8図〜第9図と同様である。
本発明の9×9型燃料集合体101aの特徴は、上記第
9図に示した従来のD格子用の9×9型燃料集合体に対
して、ウォータチャンネル106aの面積を80〜90
%に縮小し、しかもウォータチャンネル106aの中心
は、3×3の桝目からなる正方形の中心と一致させず、
広ギャップAの方に片寄らせていることである。
第2図は第1図に示した燃料集合体の特性グラフを示す
第2図において、グラフの横軸はウォータチャンネル1
06aの横断面積を3×3の桝目からなる正方形の面積
(従来のウォータチャンネル106bの横断面積)に対
する縮小割合(%)で示し、縦軸は燃料集合体の圧損の
低下割合(%)及び取り出し燃焼度の低下割合(%)を
示す。
グラフ中、本発明の特性は、−点&jl線200(圧損
の低下)及び実線201 (取り出し燃焼度の低下)で
示される。
本発明のウォータチャンネル106aの好ましい横断面
積は、3行3列の桝目の面積に対して80%乃至90%
の範囲であり、この範囲では第2図から明らかなように
、燃料集合体圧損は約1−5%乃至2.5%低減する。
この低圧損化は、燃料集合体の玲却水流量を増加させる
ため、熱的余裕を改善する。
なお、ウォータチャンネルを単純に縮小する、すなわち
ウォータチャンネルの中心を3×3の桝目からなる正方
形の中心に固定した縮小を行うと、取り出し燃焼度が点
線202のように低下してしまう。しかし、本発明のよ
うにウォータチャンネル106aを制御棒挿入側に片寄
らせると、実線201で示したように取り出し燃焼度の
低下は僅かである。この理由は、D格子全体として減速
材分布の対称性が良くなるからである。
ところで、上記第1図に示される本発明の構成によると
、上記3×3正方格子配列の燃料棒挿通用セルの全ての
桝目の占める正方形とウォータチャンネル106aとの
間にギャップ107が生じるが、このギャップ107に
流れる冷却水は燃料棒の除熱に寄与しないため無駄であ
る。これを改善するためには、第3図(イ)に示すよう
にスペーサの格子板(第1図の破jd!104に相当)
300の上端の上記ギャップ107に面する位置に、冷
却水案内タブ301を設けると良い。この冷却水案内タ
ブ301はギャップ107内を流れる冷却水を燃料棒1
02aの方に向ける役割を持つ。
冷却水案内タブ301について更に詳しく説明すると、
第3図(ロ)に示すように冷却水案内タブ301は、ス
ペーサの格子板300の上端よりつオータチャンネル1
06aに向って折り曲げられ、ウォータチャンネル10
6aに接する直前で上向きに折り返すことにより形成さ
れている。スペーサの格子板300とウォータチャンネ
ル106aの間のギャップ107を通ってきた冷却水は
、第3図(ロ)中に矢印で示すように、折り曲げの中央
に設けられた開口部302より上方に流れ、冷却水案内
タブ301により燃料棒側に流される。また、スプリン
グ部材303はウォータチャンネル106aを支持する
ために設けられているもので、ウォータチャンネル10
6aを3行3列の仮想格子の制御棒側に押しつけている
なお、上記実施例では、冷却水案内タブ301をスペー
サの格子板300の上端に追加したものについて説明し
たが、冷却水案内タブとつオータチャンネル支持用スプ
リング部材を兼ねた第4図に示すような部材を用いても
よい。
このタブ兼スプリング部材400は、下半部に三個の保
持爪401を有し、上半部はスプリング機能を果たすよ
うに湾曲した曲げ部402を形成しているが、この曲げ
部402はタブ機能をも兼ねるように開口部403が設
けられている。
このように構成されたタブ兼スプリング部材400は、
保持爪401’によりスペーサの格子板300に取付け
られ、曲げ部402でウォータチャンネル106aを押
しつけながら、開口部403より流れ出た冷却水を燃料
棒側に流す。
[発明の効果] 本発明は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。
ウォータチャンネルの横断面の面積を従来のそれよりも
小さくして沸騰領域の冷却水流路面積を確保することに
より、低圧損化が図られる。
更に、この縮小したウォータチャンネルを、D格子にお
いて水ギャップの広い制御棒挿入側に片寄らせて配置し
たことにより、減速材分布が対称化する。
従って、D格子のBWRに装荷した場合、圧損の増加も
生じず、反応度を低減することなく局所ピーキング係数
を小さくすることが可能であり、核燃料の経済性向上に
好適な大口径つオータチャンネルを備えた9×9型燃料
集合体を、D格子のBWRにも適用できるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の9×9型燃料集合体の横断面図、第2
図は9×9型燃料集合体の特性を示す線図、第3図(イ
)、(ロ)は本発明の9×9型燃料集合体に用いる冷却
水案内タブの要部斜視図及びその要部縦断面図、第4図
は冷却水案内タブ兼ウォータチャンネル支持用スプリン
グ部材の要部斜視図、第5図は沸騰水型原子炉の炉心の
1/4を表わす模式図、第6図及び第7図は従来の8×
8型燃料集合体に係る横断面図及びその透視斜視図、第
8図及び第9図はそれぞれ従来の9×9型燃料集合体に
係る横断面図である。 1.01 a・・・・・9×9型燃料集合体106a・
・・・・ウォータチャンネル301・・・・・・冷却水
案内タブ 400・・・・・・冷却水案内タブ兼ウォータチャンネ
ル支持用スプリング部材 代 理 人 弁理土佐 藤 正 年 第1図 101 a : 9x9型燃料集合体 102a:燃料棒 103a:チャンネルボックス 106a:ウォータチャンネル 107:ギャップ A:広ギャップ B:狭ギャップ 112図 200:圧損の低下(本発明) 201:取り出し燃焼度の低下(本発明)202:取り
出し燃焼度の低下(比較例)e−で ・・ ℃ ρ ρ  ・・ Q −−N F)の 霞7図 第8図 101c:9X9型燃料集合体(従来型)102a:燃
料棒 103a:チャンネルボックス 106b :クオータチャンネル A:広ギャップ B:狭ギャップ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、燃料集合体配置が非対称なD格子の炉心に装荷され
    る燃料集合体であって、 制御棒挿入側の角の燃料棒挿通用セルを1行1列目とし
    て9×9正方格子配列をなす複数の燃料棒のうち、6行
    6列目の燃料棒挿通セルを中心とする3×3正方格子配
    列の燃料棒を一本の角型の大口径ウォータチャンネルで
    置換えた沸騰水型原子炉用の燃料集合体において、 前記ウォータチャンネルの横断面積を3×3正方格子配
    列の燃料棒挿通用セルの全ての桝目の占める正方形の面
    積よりも縮小するとともに、その3×3正方格子配列の
    桝目中で前記ウォータチャンネルを前記制御棒挿入側方
    向に片寄らせて配置したことを特徴とする沸騰水型原子
    炉用燃料集合体。 2、前記縮小したウォータチャンネルの横断面積が、前
    記3×3正方格子配列の燃料棒挿通用セルの全ての桝目
    の占める正方形の面積の80%乃至90%の範囲である
    請求項1記載の沸騰水型原子炉用燃料集合体。 3、スペーサ格子板の上端の前記3×3正方格子配列の
    燃料棒挿通用セルの全ての桝目の占める正方形とウォー
    タチャンネルとのギャップに沿って、前記ウォータチャ
    ンネル外周方向へ冷却水を案内する冷却水案内手段を設
    けた請求項1または2記載の沸騰水型原子炉用燃料集合
    体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5844957A (en) * 1993-07-05 1998-12-01 Abb Atom Ab Reactor core

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