JPH01250178A - ラスターオペレーション装置およびその方法 - Google Patents

ラスターオペレーション装置およびその方法

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JPH01250178A
JPH01250178A JP7852488A JP7852488A JPH01250178A JP H01250178 A JPH01250178 A JP H01250178A JP 7852488 A JP7852488 A JP 7852488A JP 7852488 A JP7852488 A JP 7852488A JP H01250178 A JPH01250178 A JP H01250178A
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治 杉江
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井形 誠男
Sumikazu Matsuno
澄和 松野
Yoshimitsu Takada
高田 義光
Kenji Omura
大村 謙二
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明はラスターオペレーション装置およびその方法
に関し、さらに詳細にいえば、任意形状の領域を対象と
するラスターオペレーションを行なうための新規なラス
ターオペレーション装置およびその方法に関する。
〈従来の技術、および発明が解決しようとする課題〉 従来からビットマツプ型グラフィック・デイスプレィ装
置においては一般的にラスターオペレーション機能が具
備させられるようになっηきている。
このラスターオペレーション機能は、ビットマツプ型グ
ラフィック・デイスプレィ装置の特性上、矩形領域のみ
を対象とするものであり、矩形のソース領域から所定数
ビットのソースデータを読出すとともに、矩形のディス
ティネーション領域からも所定数ビットのディスティネ
ーションデータを読出し、両読出しデータに基くラスタ
ーオペレーションを行なって所望のデータを得、得られ
た所望のデータを再びディスティネーション領域に書込
むようにしている。
ところで、上記ソース領域およびディスティネーション
領域に対するアクセスは、1ピクセルずつ行なわれるの
ではなく、全体として処理の高速化を達成するために、
予め設定された数のピクセルを単位として行なわれるの
であるから、各領域のバウンダリとアクセスデータのバ
ウンダリとが一致していることは希であり、通常は両バ
ウンダリが互に異なっていることになる。このような状
態において、ラスターオペレーションを行なおうとすれ
ば、ソースデータとディスティネーションデータとの先
端位置合せを行なってからラスターオペレーションを行
ない、その後、ディスティネーション領域のバウンダリ
に適合させるべく先端位置合せを行なってからディステ
ィネーション領域に対する書込み処理を行なうことにな
る。
したがって、そのままでは矩形と異なる形状の任意の多
角形領域等についてラスターオペレーションを行なうこ
とはできない。
しかし、任意の画像上の任意箇所にキャラクタフォント
を表示する場合等においては、上記のように矩形領域に
対するラスターオペレーションのみしか行なえなければ
、矩形領域とキャラクタフォント領域との不一致部分(
キャラクタフォント格納領域における背景部分)につい
て元の画像データが表示されなくなってしまうという不
都合がある。
また、このような不都合を解消するために、任意形状の
多角形領域等を対象とするラスターオペレーションを行
なおうとすれば、先ず、ワークエリアに所定の矩形領域
を確保しておき、この矩形領域に対して任意形状のデー
タを書込んでラスターオペレーションを行ない、ラスタ
ーオペレーション結果データをワークエリアにおける矩
形領域から読出し、任意形状の多角形等の余剰領域に対
応するマスキングを施すことにより任意形状のディステ
ィネーション領域のみにラスターオペレーション結果デ
ータを書込む。
この結果、任意の画像の任意箇所にキャラクタフォント
等を表示することができ、しかも不必要なデータにより
元の画像が損なわれることを確実に防止することができ
る。
しかし、このようにして任意形状の多角形領域等に対す
るラスターオペレーションを行なおうとすれば、ワーク
エリアが必要になるのみならず、多数種類のマスクが必
要になるため、全体として構成が複雑化するだけでなく
、処理所要時間が著しく長くなってしまうという問題が
ある。
〈発明の目的〉 この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、
ワークエリアを用いることなく任意形状の多角形領域等
に対するラスターオペレーションを行なうことができる
新規なラスターオペレーション装置を提供することを目
的としている。
く課題を解決するための手段〉 上記の目的を達成するための、この発明のラスターオペ
レーション装置は、領域規定手段と、ソート手段と、辺
データ生成手段と、ラスターオペ。
レーション制御手段とを有している。
上記領域規定手段は、ラスターオペレーション領域の頂
点データを出力するものであり、上記ソート手段は、複
数個の頂点データを予め設定されている条件に基いてソ
ートすることによりラスターオペレーション領域を規定
する辺の始点および終点を検出するものであり、上記辺
データ生成手段は、検出された始点および終点に基いて
辺を構成する多数の点の座標データを生成するものであ
り、上記ラスターオペレーション制御手段は、スキャン
ライン方向に互に対向する辺を構成する点の座標データ
に基いて両点の間においてqみラスターオペレーション
を行なわせるものである。
但し、上記領域規定手段が、予め設定された順序で頂点
データを出力するものであるとともに、ソート手段が、
スキャンラインと直角な方向の端部に位置する頂点デー
タを始点データとして他の頂点データを2つのグループ
に区分し、がっ一方のグループの頂点データを出力順と
逆の順序に並べ替えるものであることが好ましい。この
場合において、上記辺データ生成手段としては、ソート
された各辺について、始点データに近い側の端点を始点
とし、他側の端点を終点として直線補間演算を行なうも
のであることが好ましい。
また、上記ラスターオペレーション制御手段としては、
1スキャンライン毎に互に対向する2点間の領域につい
てラスターオペレーションを行なうものであることが好
ましい。
さらに、上記辺データ生成手段により生成された多数の
点の座標データを保持するとともに、各辺毎のスキャン
ラインと直角な方向のサイズデータを保持するメモリを
も有していることが好ましい。
上記の目的を達成するための、この発明のラスターオペ
レーション方法は、ラスターオペレーション領域を規定
する複数個の頂点データを予め設定されている条件に基
いてソートすることにより多数の辺を互に対向する辺群
に区分するとともに、各辺毎に始点および終点を検出し
、検出された始点および終点の間に存在する多数の点の
座標データを生成し、スキャンライン方向に互に対向す
る点に基いて定まる範囲においてのみラスターオペレー
ションを行なわせる方法である。
く作用〉 以上の構成のラスターオペレーション装置であれば、領
域規定手段からラスターオペレーション領域の頂点デー
タを出力し、この頂点データをソート手段に供給するこ
とにより、複数個の頂点データを予め設定されている条
件に基いてソートし、ラスターオペレーション領域を規
定する辺の始点および終点を検出する。
そして、辺データ生成手段により、上記検出された始点
および終点に基いて辺を構成する多数の点の座標データ
を生成するので、生成された座標データをラスターオペ
レーション制御手段に供給することにより、スキャンラ
イン方向に互に対向する辺を構成する点の座標データに
基いて両点の間においてのみラスターオペレーションを
行なわせることができる。
即ち、任意形状の多角形領域等を複数個の頂点データに
より規定しておけば、頂点データをソートすることによ
り、互に対向する辺の集合に区分し、区分された各辺に
ついて辺を構成する多数の点の座標データを生成するこ
とができるのであるから、ワークエリアおよびマスクパ
ターン等を必要とすることなく、必要領域についてのみ
ラスターオペレーションを行なうことができ、全体とし
て構成を簡素化することができるとともに、ラスターオ
ペレーション所要時間を著しく短縮することができる。
そして、上記領域規定手段が、予め設定された順序で頂
点データを出力するものであるとともに、ソート手段が
、スキャンラインと直角な方向の端部に位置する頂点デ
ータを始点データとして他の頂点データを2つのグルー
プに区分し、かつ一方のグループの頂点データを出力順
と逆の順序に並べ替えるものである場合には、ソート手
段において始点となるべき頂点データを検出することに
より、その後、簡単に頂点データを2つのグループに区
分することができる。この場合において、上記辺データ
生成手段が、ソートされた各辺について、始点データに
近い側の端点を始点とし、他側の端点を終点として直線
補間演算を行なうものである場合には、ラスターオペレ
ーションを行なう順序で各点の座標データを生成するこ
とができるので、生成順にラスターオペレーションを行
なわせることができ、全体としてラスターオペレーショ
ンの効率を向上させることができる。そして、任意形状
のラスターオペレーション領域を拡大する場合において
は、拡大された状態に対応する頂点データに基いて直線
補間演算を行なうのであるから、予め生成されている輪
郭データを拡大する場合と比較してスムーズな輪郭デー
タを得ることができ、スムーズな輪郭データに基くラス
ターオペレーションを行なうことができる。
また、上記ラスターオペレーション制御手段が、1スキ
ャンライン毎に互に対向する2点間の領域についてラス
ターオペレーションを行なうものである場合には、何れ
のスキャンラインについても余分な部分についてラスタ
ーオペレーションを行なうことがないのであるから、マ
スキング処理を全く不要にすることができ、全体として
ラスターオペレーションを簡素化することができる。
さらに、上記辺データ生成手段により生成された多数の
点の座標データを保持するとともに、各辺毎のスキャン
ラインと直角な方向のサイズデータを保持するメモリを
も有している場合には、座標データをメモリから順次読
出してラスターオペレージジンを行なわせることができ
るとともに、サイズデータに基いて何れかの辺に対応す
るラスターオペレーションが終了したか否かを判別する
ことができる。したがって、何れかの辺に対応するラス
ターオペレーションが終了していなければ、そのまま該
当する辺に対応するラスターオペレーションを継続し、
逆に、何れかの辺に対応するラスターオペレーションが
終了していれば、次の辺に対応するラスターオペレーシ
ョンを開始させることができる。
以上のラスターオペレーション方法であれば、ラスター
オペレーション領域を規定する複数個の頂点データを予
め設定されている条件に基いてソートすることにより多
数の辺を互に対向する辺群に区分するとともに、各辺毎
に始点および終点を検出し、検出された始点および終点
の間に存在する多数の点の座標データを生成し、スキャ
ンライン方向に互に対向する点に基いて定まる範囲にお
いてのみラスターオペレーションを行なわせるのである
から、任意形状の多角形領域等を複数個の頂点データに
より規定しておくだけで、ワークエリアおよびマスクパ
ターン等を必要とすることなく、必要領域についてのみ
ラスターオペレーションを行なうことができ、全体とし
て構成を簡素化することができるとともに、ラスターオ
ペレーション所要時間を著しく短縮することができる。
〈実施例〉 以下、実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
第1図はこの発明のラスターオペレーション装置を組込
んだグラフィック・デイスプレィ装置の構成を概略的に
示すブロック図であり、上位プロセッサ(1)から出力
される複数個の頂点データを入力とするソーティングプ
ロセッサ0と、ソーティングプロセッサ■により得られ
たソート結果データに基いて直線データを生成する直線
補間演算プロセッサ(以下、DDAプロセッサと略称す
る)(3)と、直線データを保持するランダムアクセス
メモリファイル(以下、RAMファイルと略称する)(
4)と、1対の直線データに基いて必要範囲のみについ
てラスターオペレーションを行なうラスターオペレーシ
ョン制御部6)と、ラスターオペレーション結果データ
を保持するフレームメモリ(6)と、フレームメモリ(
6)の内容に基いて可視的表示を行なう隠極線管表示装
置(以下、CRT表示装置と略称する)(7)とから構
成されている。
さらに詳細に説明すると、上記上位ブロモ・ンサ(1)
は、ラスターオペレーションの対象となる任意形状の多
角形の全ての頂点座標データを、左下の頂点座標データ
から時計回り方向に順次出力するものである。そして、
上記ソーティングプロセッサ0は、上記全ての頂点を、
左下の点を始点とし、右上の点を終点とする辺群に区分
するとともに、各辺群を構成する辺毎に、始点側の端点
を始点とし、終点側の端点を終点とし、各辺毎に、始点
座標データおよび終点座標データをDDAプロセッサロ
)に供給するものである。また、上記DDAプロセッサ
(3)は、始点座標データおよび終点座標データに基い
て直線補間演算を行なって、各辺を構成する点列データ
を生成し、RAMファイル(4)に格納するとともに、
各辺毎にスキャンラインと直角な方向の端点座標データ
同士の差を得てサイズデータとしてRAMファイル(4
)に格納するものである。さらに、上記ラスターオペレ
ーション制御部(5)は、互の同一のy座標値を有する
2点のX座標値に基いて定まる範囲内においてのみスキ
ャンラインに沿うラスターオペレーションを行なうもの
である。
上記の構成のグラフィック・デイスプレィ装置により第
3図に示す多角形領域[F])におけるラスターオペレ
ーションを行なう場合の動作を、第2図に示すフローチ
ャートを参照して詳細に説明する。
上位プロセッサ(1)においては、多角形領域8)を規
定する4つの頂点■■■■に対応する座標データ(xi
、yl ) (x2.y2 ) (x3.y3 ) (
x4゜y4)を、第3図における左下の頂点■を基準と
して時計回り方向に順次出力し、ソーティングプロセッ
サ■に供給する。
したがって、ソーティングプロセッサ(2)においては
、上記頂点■を多角形領域[F])の始点として、y座
標値の昇順に基いて左右の頂点テーブルを作成する。具
体的には、例えば、始点以外の頂点を転送順序、および
隣合う頂点に基いて定まる辺の傾きの符号が変化するか
否かに基いて左側の辺群を構成する頂点群および右側の
辺群を構成する頂点群に区分して左右の頂点テーブルを
作成する。
そして、頂点に近い方から順に、互に隣合う1対の頂点
の座標データを辺の始点および終点としてDDAプロセ
ッサロ)に供給する。尚、上記1対の頂点の座標データ
をDDAプロセッサ(3)に供給するタイミングは、D
DAプロセッサ(3)が必要な直線補間演算を全て行な
って、得られたデータをRAMファイル(4)に格納し
た時点となるように設定されている。そして、DDAプ
ロセッサ(3)から所定の状態信号が供給された場合に
のみラスターオペレーション開始コマンドデータ(以下
、ラスオペ開始コマンドデータと略称する)を出力する
ようにしている。
上t(l!D D Aプロセッサロ)は、ソーティング
プロセッサ■から供給される1対の座標データに基いて
直線補間演算を行ない、2頂点により定義される辺を構
成する多数の点の座標データを生成してRAMファイル
(4)に格納するとともに、2頂点間のy座標値の差を
サイズデータとして格瑯するものである。そして、上記
一連の動作をもう一度反復することにより左側の辺およ
び右側の辺に対応させて辺を構成する多数の点の座標デ
ータをRAMファイル(4)に格納するとともに、各辺
のサイズデータをもRAMファイル(4)に格納する。
その後、最も始点側の互に同一のy座標値を有する1対
の点の座標データをRAMファイル(4)から読出して
直線補間演算を行ない、−得られた多数の座標データを
順次ラスターオペレーション制御部(5)に供給すると
ともに、RAMファイル(4)に格納されている両サイ
ズデータを1だけ減少させるようにしている。
さらに詳細に説明すると、ステップ■において始点座標
データおよび左側の辺の終点座標データが供給されたか
否かを判別し、供給されていれば、ステップ■において
両座標データに基いて直線補間演算を行なうことにより
該当する辺を構成する多数の点の座標データを生成して
RAMファイル(4)の左辺領域に格納し、ステップ■
において両座標データのうち、y座標値の差をサイズデ
ータとして算出し、RAMファイル(4)の左カウンタ
に初期値として供給する。
そして、ステップ■においてRAMファイル(4)の右
カウンタの内容がOであるか否かを判別し、0であれば
、ステップ■において右側の辺の終点座標データが供給
されるまで待った後、ステップ■において、上記始点座
標データおよび今回供給された終点座標データに基いて
直線補間演算を行なうことにより該当する辺を構成する
多数の点の座標データを生成してRAMファイル(4)
の右辺領域に格納し、ステップ■において上記両座標デ
ータのうち、y座標値の差をサイズデータとして算出し
、RAMファイル(4)の右カウンタに初期値として供
給する。また、上記ステップ■において右カウンタの内
容が0でないと判別された場合には、ステップ■からス
テップ■までの処理を省略する。
以上の処理を行なった後は、ステップ■においてラスオ
ペ開始コマンドデータが供給されるまで待った後、ステ
ップ■において、RAMファイル(4)の左辺領域およ
び右辺領域から最もy%標値が小さい1対の座標データ
を読出し、ステップ0においてDDAプロセッサ(3)
から、始点のX座標値およびy座標値と、X方向のサイ
ズデータをラスターオペレーション制御部(5)に供給
するとともに、ラスオペ開始コマンドデータをラスター
オペレーション制御部■に供給する。そして、1スキャ
ンラインの直線補間演算が終了した場合に、ステップ■
において、RAMファイル(4)の左カウンタおよび右
カウンタの内容を共に1だけ減少させ、ステップ@@に
おいてそれぞれ左カウンタ、右カウンタの内容が0にな
ったか否かを判別する。そして、上記ステップ@におい
て左カウンタの内容が0になったと判別された場合には
、ステップ■において前回の終点座標データを始点座標
データとし、しかも次の終点座標データを受は取るまで
待つ。そして、ステップ■において終点座標データが供
給されたか、或は終了コマンドデータが供給されたかを
判別し、終点座標データが供給された場合には上記ステ
ップ■以下の一連の処理を反復し、逆に終了コマンドデ
ータが供給された場合にはそのまま一連の処理を終了す
る。
また、上記ステップ@において右カウンタの内容が0に
なったと判別された場合には、ステップ■において前回
の終点座標データを始点座標データとし、しかも次の終
点座標データを受は取るまで待つ。そして、ステップ■
において終点座標データが供給されたか、或は終了コマ
ンドデータが供給されたかを判別し、終点座標データが
供給された場合には上記ステップ■以下の一連の処理を
反復し、逆に終了コマンドデータが供給された場合には
そのまま一連の処理を終了する。
さらに、上記ステップ@0の何れにおいてもカウンタの
内容が0になっていないと判別された場合には、ステッ
プ[有]において、RAMファイル(4)の左辺領域お
よび右辺領域からy座標値が次に小さい1対の座標デー
タを読出し、その後上記ステップ[株]以下の一連の処
理を反復する。
即ち、第3図に示す多角形領域(8)がラスターオペレ
ーション領域として設定されている場合には、上記プロ
セッサ(1)から頂点■■■■の順1;頂点座標データ
(xl、yl )  (x2.y2 )  (x3.y
3 )(x4.y4)が転送される。
そして、ソーティングプロセッサ■において、頂点■■
■が左側の辺群を定義し、頂点■■■が右側の辺群を定
義するものとして区分され、最初に頂点■を始点とし、
頂点■を終点としてそれぞれの座標データをDDAプロ
セッサG)に供給する。
その後は、DDAプロセッサ(3)における処理が終了
するごとに頂点■■をこの順に終点としてDDAプロセ
ッサ(3)に供給するとともに、必要なコマンドデータ
を供給する。
DDAプロセッサG)においては、先ず、ソーティング
プロセッサ(2から供給された1対の頂点■■の座標デ
ータに基いて直線補間演算を行なうことにより辺Aを構
成する多数の点の座標データを順次生成してRAMファ
イル(4)の左辺領域に格納するとともに、上記辺Aの
端点のy座標値の差y2−ytを算出してRAMファイ
ル(4)の左カウンタの初期値として供給する。次いで
、ソーティングプロセッサ■から供給された頂点■の座
標データと上記頂点■の座標データとに基いて直線補間
演算を行なうことにより辺Bを構成する多数の点の座標
データを順次生成してRAMファイル(4)の右辺領域
に格納するとともに、上記辺Bの端点のy座標値の差y
4−ylを算出してRAMファイル(4)の右カウンタ
の初期値として供給する。
その後、ソーティングプロセッサ■からラスオペ開始コ
マンドデータが供給されれば、上記RAMファイル(4
)の左辺領域および右辺領域から最もy座標値が小さい
点の座標データを読出し、始点のX座標値およびy座標
値と、X方向のサイズデータと、ラスオペ開始コマンド
データとをラスターオペレーション制御部(5)に供給
することにより、1スキャンライン単位でのラスターオ
ペレーションを行なうことができる。そして、1スキャ
ンラインのラスターオペレーションが行なわれた場合に
は、上記RAMファイル(4)の左カウンタおよび右カ
ウンタの内容を1ずつ減少させる。次いで、上記RAM
ファイル(4)の左辺領域および右辺領域から、1だけ
増加させられたy座標値にル応する点の座標データを読
出し、両点で定義されるスキャンライン上の点の座標デ
ータを順次生成してラスターオペレーション制御部6)
に供給することにより、1スキャンライン単位でのラス
ターオペレーションを行ない、以下、上記一連の動作を
反復することにより、y座標値がylからy2の範囲内
において順次スキャンライン毎のラスターオペレーショ
ンを行なうことができる。
以上のようにしてy座標値がy2のスキャンラインまで
ラスターオペレーションを行なえば、RAMファイル(
4)の左カウンタの内容が0になるので、この状態をソ
ーティングプロセッサ■に通知することにより、次の終
点座標データ(x3.ys)がDDAプロセッサG)に
供給される。したがって、DDAプロセッサ(3)によ
り辺Cを構成する多数の点の座標データを生成してRA
Mファイル(4)の左辺領域に格納するとともに、ys
−y2を左カウンタに初期値として供給する。
その後は、ソーティングプロセッサ■からラスオペ開始
コマンドデータが供給されたことを条件として、RAM
ファイル(4)の左辺領域および右辺領域に格納されて
いる座標データに基いて上記と同様にスキャンライン毎
のラスターオペレーションを行なうとともに、両カウン
タの内容を1ずつ減少させる。この結果、y座標値がy
2からy4の範囲内において順次スキャンライン毎のラ
スターオペレーションを行なうことができる。
以上のようにしてy座標値がy4のスキャンラインまで
ラスターオペレーションを行なえば、RAMファイル(
4)の右カウンタの内容が0になるので、この状態をソ
ーティングプロセッサ(2)に通知することにより、次
の終点座標データ(x3.ys)がDDAプロセッサ(
3)に供給される。したがって、DDAプロセッサ(3
)により辺りを構成する多数の点の座標データを生成し
てRAMファイル(4)の右辺領域に格納するとともに
、ys−y4を右カウンタに初期値として供給する。
その後は、ソーティングプロセッサ0からラスオペ開始
コマンドデータが供給されたことを条件として、RAM
ファイル(4)の左辺領域おんび右辺領域に格納されて
いる座標データに基いて上記と同様にスキャンライン毎
のラスターオペレーションを行なうとともに、両カウン
タの内容を1ずつ減少させる。この結果、y座標値がy
4がらysの範囲内において順次スキャンライン毎のラ
スターオペレーションを行なうことができる。
以上のようにしてy座標値がysのスキャンラインまで
ラスターオペレーションを行なえば、RAMファイル■
の両カウンタの内容が0になるので、この状態をソーテ
ィングプロセッサ(2に通知することにより、ソーティ
ングプロセッサ0から終了コマンドデータが送出される
。したがって、DDAプロセッサ(3)およびラスター
オペレーション制御部(5)における一連の処理を終了
する。
以上要約すれば、ラスオペを行なうべき任意の多角形領
域が設定された場合には、多角形領域を規定する複数個
の頂点座標データをソートすることにより、左側の辺群
を構成する頂点座標データ群と、右側の辺群を構成する
頂点座標データ群とに区分する。そして、区分された各
頂点座標データ群について直線補間演算を行なうことに
より、各辺を構成する多数の点の座標データを得、同一
スキャンライン上の2点間についてラスオペを行なうこ
とができる。
以下、必要な全てのスキャンラインについてラスオペを
行なうことにより、任意の多角形領域に基くラスオペを
何らワーク領域を用いることなく、しかも何らマスク処
理を施すことなく、遂行することができる。
また、ラスオペを行なうべき任意の多角形領域を拡大す
る必要がある場合にも、予め頂点座標データに対して拡
大処理を施しておいて、その後、辺を構成する多数の点
の座標データを算出するので、境界線をスムーズに連続
する多数の点で表現することができ、この結果、境界線
がスムーズなラスオペを行なうことができる。
尚、こ、の発明は上記の実施例に限定されるものではな
く、例えば、DDAプロセッサ(3)に代えて曲線の補
間演算をも行なうことができるプロセッサを使用するこ
とにより、少なくとも一町の辺が曲線である任意の領域
を対象とするラスオペを行なわせることが可能であるほ
か、全ての辺を構成する点の座標データを予め算出して
おいて、スキャンライン毎のラスオペを行なわせること
が可能であり、さらに、多数の点の座標データが算出さ
れた辺に基くラスオペを行なっている間に残余の辺を構
成する多数の点の座標データを算出することが可能であ
り、その他、この発明の要旨を変更しない範囲内におい
て種々の設計変更を施すことが可能である。
〈発明の効果〉 以上のように第1の発明は、任意形状の多角形領域等を
規定する複数個の頂点データをソートすることにより、
互に対向する辺の集合に区分し、区分された各辺につい
て辺を構成する多数の点の座標データを生成することが
できるのであるから、ワークエリアおよびマスクパター
ン等を必要とすることなく、必要領域についてのみラス
ターオペ、レーションを行なうことができ、全体として
構成を簡素化することができるとともに、ラスターオペ
レーション所要時間を著しく短縮することができる。
第2の発明は、ソート手段において始点となるべき頂点
データを検出することにより、その後、簡単に頂点デー
タを2つのグループに区分することができる。
第3の発明は、ラスターオペレーションを行なう順序で
各点の座標データを生成することができるので、生成順
にラスターオペレーションを行なわせることかでき、全
体としてラスターオペレーションの効率を向上させるこ
とができる。そして、任意形状のラスターオペレーショ
ン領域を拡大する場合においては、拡大された状態に対
応する頂点データに基いて直線補間演算を行なうのであ
るから、予め生成されている輪郭データを拡大する場合
と比較してスムーズな輪郭データを得ることができ、ス
ムーズな輪郭データに基くラスターオペレーションを行
なうことができる。
第4の発明は、何れのスキャンラインについても余分な
部分についてラスターオペレーションを行なうことがな
いのであるから、マスキング処理を全く不要にすること
ができ、全体としてラスターオペレーションを簡素化す
ることができる。
笹5の発明は、何れかの辺に対応するラスターオペレー
ションが終了していなければ、そのまま該当する辺に対
応するラスターオペレーションを継続し、逆に、何れか
の辺に対応するラスターオペレーションが終了していれ
ば、次の辺に対応するラスターオペレーションを開始さ
せることができる。
第6の発明は、任意形状の多角形領域等を複数個の頂点
データにより規定しておくだけで、ワークエリアおよび
マスクパターン等を必要とすることなく、必要領域につ
いてのみラスターオペレーションを行なうことができ、
全体として構成を簡素化することができるとともに、ラ
スターオペレーション所要時間を著しく短縮することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のラスターオペレーション装置を組込
んだグラフィック・デイスプレィ装置の構成を概略的に
示すブロック図、 第2図はラスターオペレーションを説明するフローチャ
ート、 第3図はラスターオペレーション対象領域およびラスタ
ーオペレーションを説明する概略図。 (1)・・・上位プロセッサ、 ■・・・ソーティングプロセッサ、 (3)・・・DDAプロセッサ、(4)・・・RAMフ
ァイル、■・・・ラスターオペレーション制御部特許出
願人  ダイキン工業株式会社 代  理  人   弁理士  津  川  友  士
第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ラスターオペレーション領域の頂点データを出力す
    る領域規定手段と、複数個の頂点データを予め設定され
    ている条件に基いてソートすることによりラスターオペ
    レーション領域を規定する辺の始点および終点を検出す
    るソート手段と、検出された始点および終点に基いて辺
    を構成する多数の点の座標データを生成する辺データ生
    成手段と、スキャンライン方向に互に対向する辺を構成
    する点の座標データに基いて両点の間においてのみラス
    ターオペレーションを行なわせるラスターオペレーショ
    ン制御手段とを有することを特徴とするラスターオペレ
    ーション装置。 2、領域規定手段が、予め設定された順序で頂点データ
    を出力するものであるとともに、ソート手段が、スキャ
    ンラインと直角な方向の端部に位置する頂点データを始
    点データとして他の頂点データを2つのグループに区分
    し、かつ一方のグループの頂点データを出力順と逆の順
    序に並べ替えるものである上記特許請求の範囲第1項記
    載のラスターオペレーション装置。 3、辺データ生成手段が、ソートされた各辺について、
    始点データに近い側の端点を始点とし、他側の端点を終
    点として直線補間演算を行なうものである上記特許請求
    の範囲第2項記載のラスターオペレーション装置。 4、ラスターオペレーション制御手段が、1スキャンラ
    イン毎に互に対向する2点間の領域についてラスターオ
    ペレーションを行なうものである上記特許請求の範囲第
    1項から第3項の何れかに記載のラスターオペレーショ
    ン装置。 5、辺データ生成手段により生成された多数の点の座標
    データを保持するとともに、各辺毎のスキャンラインと
    直角な方向のサイズデータを保持するメモリをも有して
    いる上記特許請求の範囲第1項から第4項の何れかに記
    載のラスターオペレーション装置。 6、ラスターオペレーション領域を規定する複数個の頂
    点データを予め設定されている条件に基いてソートする
    ことにより多数の辺を互に対向する辺群に区分するとと
    もに、各辺毎に始点および終点を検出し、検出された始
    点および終点の間に存在する多数の点の座標データを生
    成し、スキャンライン方向に互に対向する点に基いて定
    まる範囲においてのみラスターオペレーションを行なわ
    せることを特徴とするラスターオペレーション方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111091487A (zh) * 2019-11-18 2020-05-01 中国航空工业集团公司西安航空计算技术研究所 一种面向gpu硬件线图元光栅化扫描算法的tlm微结构
CN112419357A (zh) * 2020-11-18 2021-02-26 方正株式(武汉)科技开发有限公司 一种生成图像实体轮廓一笔画路径的方法及系统

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CN111091487A (zh) * 2019-11-18 2020-05-01 中国航空工业集团公司西安航空计算技术研究所 一种面向gpu硬件线图元光栅化扫描算法的tlm微结构
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