JPH01249944A - エンジンのシリンダブロック - Google Patents
エンジンのシリンダブロックInfo
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- JPH01249944A JPH01249944A JP7975988A JP7975988A JPH01249944A JP H01249944 A JPH01249944 A JP H01249944A JP 7975988 A JP7975988 A JP 7975988A JP 7975988 A JP7975988 A JP 7975988A JP H01249944 A JPH01249944 A JP H01249944A
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- cylinder
- water jacket
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- discharge port
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 64
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 claims abstract description 21
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 2
- 238000004080 punching Methods 0.000 claims description 2
- 238000005266 casting Methods 0.000 abstract description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 abstract 4
- 229910001018 Cast iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229910001234 light alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F7/00—Casings, e.g. crankcases or frames
- F02F7/0002—Cylinder arrangements
- F02F7/0012—Crankcases of V-engines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/02—Valve drive
- F01L1/024—Belt drive
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明はエンジンのシリンダブロックに関し、特にウォ
ータジャケットをシリンダ軸方向への型抜きにより形成
してなるオープンデッキ型のものの改良に関する。
ータジャケットをシリンダ軸方向への型抜きにより形成
してなるオープンデッキ型のものの改良に関する。
（従来の技術）゛
従来、このようなオープンデッキ型のシリンダブロック
として、例えば実開昭６２−６９０３７号公報に開示さ
れ池ように、シリンダ壁の回りにウォータジャケットを
形成し、該ワオータジャケットをトップデツキに開口さ
せたものが知られている。このものは中子を用いずに金
型でシリンダブロックを鋳造することができるという長
所を有している。その場合、ウォータジャケットの型抜
きが容易であることが求められる。
として、例えば実開昭６２−６９０３７号公報に開示さ
れ池ように、シリンダ壁の回りにウォータジャケットを
形成し、該ワオータジャケットをトップデツキに開口さ
せたものが知られている。このものは中子を用いずに金
型でシリンダブロックを鋳造することができるという長
所を有している。その場合、ウォータジャケットの型抜
きが容易であることが求められる。
（発明が解決しようとする課題）
ところで、このシリンダブロックのシリンダ列方向端壁
に補機類を取付ける場合、補機類を取付けるためのボル
ト等がウォータジャケットにかからないようにしかつ該
ボルト等の嵌合長さを確保するためには、上記端壁に取
付ボスをシリンダ列方向外方に突出せしめて形成するし
かなく、そのためにエンジンのシリンダ列方向の全長が
長くなるという問題が生じる。
に補機類を取付ける場合、補機類を取付けるためのボル
ト等がウォータジャケットにかからないようにしかつ該
ボルト等の嵌合長さを確保するためには、上記端壁に取
付ボスをシリンダ列方向外方に突出せしめて形成するし
かなく、そのためにエンジンのシリンダ列方向の全長が
長くなるという問題が生じる。
一方、ウォータジャケットに冷却水を導く場合、シリン
ダ列方向端部のシリンダブロック端壁にウォータポンプ
吐出口を開口し、ウォータポンプから吐出された冷却水
をこのウォータポンプ吐出口からウォータジャケットに
導くことが行われる。
ダ列方向端部のシリンダブロック端壁にウォータポンプ
吐出口を開口し、ウォータポンプから吐出された冷却水
をこのウォータポンプ吐出口からウォータジャケットに
導くことが行われる。
その場合、ウォータポンプ吐出口からウォータジャケッ
トに導かれた冷却水をシリンダの両側にスムーズに分配
して導くことが冷却効率を上げる面から好ましいもので
ある。
トに導かれた冷却水をシリンダの両側にスムーズに分配
して導くことが冷却効率を上げる面から好ましいもので
ある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、オープンデッキ型シリンダブロック
において補機類取付用ボスをウォータジャケットに設け
てエンジンをコンパクト化するとともに、このボスをウ
ォータジャケットの型抜きが容易になるように形成しか
っこのボスを利用してウォータポンプ吐出口からウォー
タジャケットに導かれた冷却水をシリンダの両側にスム
ーズに分配して導くことにある。
的とするところは、オープンデッキ型シリンダブロック
において補機類取付用ボスをウォータジャケットに設け
てエンジンをコンパクト化するとともに、このボスをウ
ォータジャケットの型抜きが容易になるように形成しか
っこのボスを利用してウォータポンプ吐出口からウォー
タジャケットに導かれた冷却水をシリンダの両側にスム
ーズに分配して導くことにある。
（課題を解決するための手段）
上記目的を達成するため、本発明では、ウォータジャケ
ットに、該ウォータジャケットの型抜きを可能としなが
ら補機類取付は用ボスを設け、このボスによりウォータ
ポンプ吐出口からウォータジャケットに導かれた冷却水
をシリンダの両側にスムーズに分配して導くことである
。
ットに、該ウォータジャケットの型抜きを可能としなが
ら補機類取付は用ボスを設け、このボスによりウォータ
ポンプ吐出口からウォータジャケットに導かれた冷却水
をシリンダの両側にスムーズに分配して導くことである
。
具体的に、本発明の講じた解決手段は、ウォータジャケ
ットをシリンダ軸方向への型抜きにより形成してなるオ
ープンデッキ型のエンジンのシリンダブロックを前提と
する。そして、これに対し、シリンダ列方向端部のウォ
ータジャケットを形成する端壁に、ウォータポンプから
吐出された冷却水をウォータジャケットに導くウォータ
ポンプ吐出口を設けるとともに、上記ウォータジャケッ
トに、シリンダ軸方向に延びかつ補機類を上記吐出口よ
りも型抜き方向側の端壁に取付けるためのボスを突出さ
せて設け、上記吐出口の大きさを、このボスのシリンダ
軸方向下部の縦壁を介して冷却水をシリンダの両側に分
配させるための開通面積が確保されるように設定する構
成としたものである。
ットをシリンダ軸方向への型抜きにより形成してなるオ
ープンデッキ型のエンジンのシリンダブロックを前提と
する。そして、これに対し、シリンダ列方向端部のウォ
ータジャケットを形成する端壁に、ウォータポンプから
吐出された冷却水をウォータジャケットに導くウォータ
ポンプ吐出口を設けるとともに、上記ウォータジャケッ
トに、シリンダ軸方向に延びかつ補機類を上記吐出口よ
りも型抜き方向側の端壁に取付けるためのボスを突出さ
せて設け、上記吐出口の大きさを、このボスのシリンダ
軸方向下部の縦壁を介して冷却水をシリンダの両側に分
配させるための開通面積が確保されるように設定する構
成としたものである。
また、エンジンをＶ形でかつＤＯＨＣ形とし、そのシリ
ンダ列方向端部にベルト駆動系を配し、ベルト緩み側の
バンクでは該ベルト駆動系によりバンク中央側のカム軸
を駆動するとともに、補機類を緩み側のベルトテンショ
ナとし、このベルトテンショナの支軸が取付けられるボ
スを、シリンダ中心軸を含む面に形成する構成としたも
のである。
ンダ列方向端部にベルト駆動系を配し、ベルト緩み側の
バンクでは該ベルト駆動系によりバンク中央側のカム軸
を駆動するとともに、補機類を緩み側のベルトテンショ
ナとし、このベルトテンショナの支軸が取付けられるボ
スを、シリンダ中心軸を含む面に形成する構成としたも
のである。
（作用）
上記の構成により、本発明では、補機類をシリンダブロ
ック端壁に取付けるためのボスをウォータジャケットに
突出させて設けたので、上記端壁から外方にボスが突出
することがなく、エンジンのシリンダ列方向の全長が短
くなってコンパクトなものになる。
ック端壁に取付けるためのボスをウォータジャケットに
突出させて設けたので、上記端壁から外方にボスが突出
することがなく、エンジンのシリンダ列方向の全長が短
くなってコンパクトなものになる。
また、ボスをシリンダ軸方向に延ばして形成しかつウォ
ータポンプ吐出口よりも型抜き方向側に設けたので、ウ
ォータジャケットの型抜きが容易になる。
ータポンプ吐出口よりも型抜き方向側に設けたので、ウ
ォータジャケットの型抜きが容易になる。
さらに、上記吐出口の大きさを上記ボスのシリンダ軸方
向下部の縦壁を介して冷却水をシリンダの両側に分配さ
せるための開通面積が確保されるように設定しているの
で、吐出口からの冷却水がボスにガイドされてシリンダ
の両側にスムーズに分配して導かれる。
向下部の縦壁を介して冷却水をシリンダの両側に分配さ
せるための開通面積が確保されるように設定しているの
で、吐出口からの冷却水がボスにガイドされてシリンダ
の両側にスムーズに分配して導かれる。
また、Ｖ型かつＤＯＨＣ型エンジンにおいて、そのシリ
ンダ列方向端部にベルト駆動系を配し、該ベルト駆動系
によりベルト緩み側のバンクでバンク中央側のカム軸を
駆動し、緩み側のベルトテンショナの支軸が取付けられ
るボスをシリンダ中心軸を含む面に形成した場合には、
バンク外方側のカム軸に嵩高いプーリが付かないととも
にベルトテンショナが可及的にバンク中央寄りに位置す
るので、エンジンのシリンダ列直交方向の長さも短くな
ってコンパクトなものになる。
ンダ列方向端部にベルト駆動系を配し、該ベルト駆動系
によりベルト緩み側のバンクでバンク中央側のカム軸を
駆動し、緩み側のベルトテンショナの支軸が取付けられ
るボスをシリンダ中心軸を含む面に形成した場合には、
バンク外方側のカム軸に嵩高いプーリが付かないととも
にベルトテンショナが可及的にバンク中央寄りに位置す
るので、エンジンのシリンダ列直交方向の長さも短くな
ってコンパクトなものになる。
（実施例）
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第１図は本発明の実施例に係るシリンダブロックを備え
たＶ型６気筒ＤＯＨＣ型エンジンを示す。
たＶ型６気筒ＤＯＨＣ型エンジンを示す。
同図において、１はシリンダブロック、２．２は該シリ
ンダブロック１の左バンクＬおよび右バンクＲにそれぞ
れ配設されたシリンダヘッドであって、該シリンダブロ
ック１とシリンダヘッド２゜２とにより各バンクＬ、Ｒ
ごとに複数のシリンダ３、 ３． ３が形成されている
。４は上記各シリンダヘッド２の上に配設されたシリン
ダヘッドカバー、５はシリンダブロック１の下側に配設
されたオイルパンである。
ンダブロック１の左バンクＬおよび右バンクＲにそれぞ
れ配設されたシリンダヘッドであって、該シリンダブロ
ック１とシリンダヘッド２゜２とにより各バンクＬ、Ｒ
ごとに複数のシリンダ３、 ３． ３が形成されている
。４は上記各シリンダヘッド２の上に配設されたシリン
ダヘッドカバー、５はシリンダブロック１の下側に配設
されたオイルパンである。
また、上記各シリンダヘッド２の上には２本のカム軸１
１．１２がそれぞれ枢支されている。すなわち、バンク
中央側には各シリンダ３．３．３の吸気弁（図示せず）
を駆動する吸気用カム軸１１が、バンク外方側には各シ
リンダ３． ３． ３の排気弁（図示せず）を駆動する
排気用カム軸１２が配されている。そして、各バンクＬ
、 Ｈにおいて吸気用カム軸１１と排気用カム軸１２と
はギヤ（図示せず）により互いに連動するようになされ
ている。
１．１２がそれぞれ枢支されている。すなわち、バンク
中央側には各シリンダ３．３．３の吸気弁（図示せず）
を駆動する吸気用カム軸１１が、バンク外方側には各シ
リンダ３． ３． ３の排気弁（図示せず）を駆動する
排気用カム軸１２が配されている。そして、各バンクＬ
、 Ｈにおいて吸気用カム軸１１と排気用カム軸１２と
はギヤ（図示せず）により互いに連動するようになされ
ている。
また、左バンクＬの排気用カム軸１２（バンク外方側の
カム軸）と右バンクＲの吸気用カム軸１１（バンク中央
側のカム軸）とはシリンダブロック１の前端に設けられ
たベルト駆動系により駆動されている。すなわち、この
２本のカム軸１１゜１２にはカムプーリ１３がそれぞれ
取付けられているとともに、クランク軸１４にはクラン
クプーリ１５が取付けられている。そして、該各プーリ
１３．１３．１５の間にはタイミングベルト１６が巻掛
けられていて、クランク軸１４により各バンクＬ、
Ｈの吸気用カム軸１１および排気用カム軸１２を同期し
て回転させ、各シリンダ３の吸気弁および排気弁を所定
のタイミングで開閉するようにしている。ここで、上記
クランク軸１４は左回転（第１図では時計方向に回転）
しており、上記ベルト１６は左バンクＬ側が張り側に、
右バンクＲ側が緩み側になっている。
カム軸）と右バンクＲの吸気用カム軸１１（バンク中央
側のカム軸）とはシリンダブロック１の前端に設けられ
たベルト駆動系により駆動されている。すなわち、この
２本のカム軸１１゜１２にはカムプーリ１３がそれぞれ
取付けられているとともに、クランク軸１４にはクラン
クプーリ１５が取付けられている。そして、該各プーリ
１３．１３．１５の間にはタイミングベルト１６が巻掛
けられていて、クランク軸１４により各バンクＬ、
Ｈの吸気用カム軸１１および排気用カム軸１２を同期し
て回転させ、各シリンダ３の吸気弁および排気弁を所定
のタイミングで開閉するようにしている。ここで、上記
クランク軸１４は左回転（第１図では時計方向に回転）
しており、上記ベルト１６は左バンクＬ側が張り側に、
右バンクＲ側が緩み側になっている。
さらに、上記左バンクＬのシリンダヘッド２には第１の
アイドラ１７が枢支され、カムプーリ１３．１３間のベ
ルト１６をクランクプーリ１５側に押圧してベルト１６
の緊張力を高めるようにしている。また、上記シリンダ
ブロック１の左バンクＬ側にも第２のアイドラ１８が枢
支され、左バンクＬのカムプーリ１２とクランクプーリ
１５との間のベルト１６を右バンクＲのカムプーリ１３
側に押圧してベルト１６の緊張力を高めるようにしてい
る。さらに、シリンダブロック１の右バンクＲ側には補
機類としてのベルトテンショナ２０が配設されており、
ベルト１６の緊張力を調整するようにしている。
アイドラ１７が枢支され、カムプーリ１３．１３間のベ
ルト１６をクランクプーリ１５側に押圧してベルト１６
の緊張力を高めるようにしている。また、上記シリンダ
ブロック１の左バンクＬ側にも第２のアイドラ１８が枢
支され、左バンクＬのカムプーリ１２とクランクプーリ
１５との間のベルト１６を右バンクＲのカムプーリ１３
側に押圧してベルト１６の緊張力を高めるようにしてい
る。さらに、シリンダブロック１の右バンクＲ側には補
機類としてのベルトテンショナ２０が配設されており、
ベルト１６の緊張力を調整するようにしている。
上記ベルトテンショナ２０は、シリンダブロック１に固
定された支軸２１と、該支軸２１に対して回転自在に設
けられたアーム２２と、支軸２１に対してオフセットす
るようにアーム２２に枢支されたテンションプーリ２３
と、支軸２１よりもバンク外方側に所定距離オフセット
して設けられた油圧シリンダ２４とを備え、油圧シリン
ダ２４に適宜油圧をかけてアーム２２をベルト１６側に
回動させることにより、テンションプーリ２３をベルト
１６に押圧し、右バンクＲのカムプーリ１２とクランク
プーリ１５との間のベルト１６を左バンクＬのカムプー
リ１３側に押圧してベルト１６の緊張力を所定値まで高
めるようにしている。
定された支軸２１と、該支軸２１に対して回転自在に設
けられたアーム２２と、支軸２１に対してオフセットす
るようにアーム２２に枢支されたテンションプーリ２３
と、支軸２１よりもバンク外方側に所定距離オフセット
して設けられた油圧シリンダ２４とを備え、油圧シリン
ダ２４に適宜油圧をかけてアーム２２をベルト１６側に
回動させることにより、テンションプーリ２３をベルト
１６に押圧し、右バンクＲのカムプーリ１２とクランク
プーリ１５との間のベルト１６を左バンクＬのカムプー
リ１３側に押圧してベルト１６の緊張力を所定値まで高
めるようにしている。
尚、２６はこのベルト駆動系を覆うカバ一部材である。
また、上記シリシダブロック１の前端面にはエンジンに
冷却水を供給するためのウォータポンプ３５が取付けら
れている。
冷却水を供給するためのウォータポンプ３５が取付けら
れている。
次に、上記シリンダブロック１について説明する。この
シリンダブロック１は軽合金により形成されているとと
もに、オープンデッキ型に形成されている。すなわち、
第２図および第３図に示すように、各バンクＬ、Ｒには
シリンダ３．３．３を形成する鋳鉄製のライナー３１．
３１．３１が鋳ぐるまれでおり、該ライナー３１．３１
．３１を取囲むようにウォータジャケット３２が形成さ
れている。そして、該ウォータジャケット３２はトップ
デツキ１ａに開口していて、シリンダブロック１を中子
を用いずに金型で鋳造できるようになされており、この
鋳造時にウォータジャケット３２をシリンダ軸方向への
型抜きにより形成するようにしている。
シリンダブロック１は軽合金により形成されているとと
もに、オープンデッキ型に形成されている。すなわち、
第２図および第３図に示すように、各バンクＬ、Ｒには
シリンダ３．３．３を形成する鋳鉄製のライナー３１．
３１．３１が鋳ぐるまれでおり、該ライナー３１．３１
．３１を取囲むようにウォータジャケット３２が形成さ
れている。そして、該ウォータジャケット３２はトップ
デツキ１ａに開口していて、シリンダブロック１を中子
を用いずに金型で鋳造できるようになされており、この
鋳造時にウォータジャケット３２をシリンダ軸方向への
型抜きにより形成するようにしている。
また、シリンダブロック１の前端面にはウォータポンプ
３５の渦形室３６が形成されている。該渦形室３６から
は冷却水の吐出通路３７が各バンクＬ、 Ｒのウォータ
ジャケット３２に向けて延びている。そして、各バンク
Ｌ、 Ｒの前部においてウォータジャケット３２を形成
する端壁３４にはウォータポンプ吐出口３８が形成され
、該各吐出口３８に対して上記吐出通路３７がそれぞれ
接続されており、ウォータポンプ３５から吐出された冷
却水を各ウォータジャケット３２に導くようにしている
。
３５の渦形室３６が形成されている。該渦形室３６から
は冷却水の吐出通路３７が各バンクＬ、 Ｒのウォータ
ジャケット３２に向けて延びている。そして、各バンク
Ｌ、 Ｒの前部においてウォータジャケット３２を形成
する端壁３４にはウォータポンプ吐出口３８が形成され
、該各吐出口３８に対して上記吐出通路３７がそれぞれ
接続されており、ウォータポンプ３５から吐出された冷
却水を各ウォータジャケット３２に導くようにしている
。
さらに、右バンクＲ前部のウォータジャケット３２には
、上記ベルトテンショナ２０の支軸２１を取付けるため
のボス４０か突出して形成されている。該ボス４０は右
バンクＲにおける各シリンダ３の中心軸を含む面内に形
成され、かつシリンダ軸方向に延びている。そして、シ
リンダブロック１の上記端壁３４と最前のライナー３１
周囲のシリンダ壁３３とは上記ボス４０により連結され
ている。そして、このボス４０を利用して上記吐出口３
８よりも型抜き方向側（トップデツキ側）の端壁３４に
上記ベルトテンショナ２０の支軸２１が取付けられてい
る。
、上記ベルトテンショナ２０の支軸２１を取付けるため
のボス４０か突出して形成されている。該ボス４０は右
バンクＲにおける各シリンダ３の中心軸を含む面内に形
成され、かつシリンダ軸方向に延びている。そして、シ
リンダブロック１の上記端壁３４と最前のライナー３１
周囲のシリンダ壁３３とは上記ボス４０により連結され
ている。そして、このボス４０を利用して上記吐出口３
８よりも型抜き方向側（トップデツキ側）の端壁３４に
上記ベルトテンショナ２０の支軸２１が取付けられてい
る。
また、上記吐出口３８の大きさは上記ボス４０のシリン
ダ軸方向下部の縦壁を介して冷却水をシリンダ３の両側
に分配させるための開通面積Ａ。
ダ軸方向下部の縦壁を介して冷却水をシリンダ３の両側
に分配させるための開通面積Ａ。
Ａが確保されるように設定されている。さらに、第４図
および第５図に示すように、ボス４０において吐出口３
８に対峙する部分はシリンダ壁３３側に向って肉抜きが
されていて、冷却水がシリンダ３の両側にスムーズに分
配して導かれるようになされている。
および第５図に示すように、ボス４０において吐出口３
８に対峙する部分はシリンダ壁３３側に向って肉抜きが
されていて、冷却水がシリンダ３の両側にスムーズに分
配して導かれるようになされている。
したがって、上記実施例においては、ベルトテンショナ
２０の支軸２１をシリンダブロック端壁３４に取付ける
ためのボス４０をウォータジャケット３２に突出させて
設けたので、上記端壁３４から外方にボス４０が突出す
ることがなく、エンジンのシリンダ列方向の全長が短く
なってコンパクトなものになる。
２０の支軸２１をシリンダブロック端壁３４に取付ける
ためのボス４０をウォータジャケット３２に突出させて
設けたので、上記端壁３４から外方にボス４０が突出す
ることがなく、エンジンのシリンダ列方向の全長が短く
なってコンパクトなものになる。
また、シリンダブロック１を鋳造する場合、第４図およ
び第５図に示すように、ウォータジャケット３２に対応
する型５１と、ウォータポンプ吐出口３８に対応する型
５２と、トップデツキ１ａに対応する型５３とを合体し
、これらの型５１〜５３の間に形成された空間部５４に
注湯する。その場合、ボス４０をシリンダ軸方向に延ば
して形成しかつ支軸２１の取付は部をウォータポンプ吐
出口３８よりも型抜き方向側に設けたので、ウォータジ
ャケット３２の型抜きが容易になる。
び第５図に示すように、ウォータジャケット３２に対応
する型５１と、ウォータポンプ吐出口３８に対応する型
５２と、トップデツキ１ａに対応する型５３とを合体し
、これらの型５１〜５３の間に形成された空間部５４に
注湯する。その場合、ボス４０をシリンダ軸方向に延ば
して形成しかつ支軸２１の取付は部をウォータポンプ吐
出口３８よりも型抜き方向側に設けたので、ウォータジ
ャケット３２の型抜きが容易になる。
さらに、上記吐出口３８の大きさを上記ボス４０のシリ
ンダ軸方向下部の縦壁を介して冷却水をシリンダ３の両
側に分配させるための開通面積Ａ。
ンダ軸方向下部の縦壁を介して冷却水をシリンダ３の両
側に分配させるための開通面積Ａ。
Ａが確保されるように設定したので、吐出口３８からの
冷却水がボス４０にガイドされてシリンダ３の両側にス
ムーズに分配して導かれる。
冷却水がボス４０にガイドされてシリンダ３の両側にス
ムーズに分配して導かれる。
また、ボス４０をシリンダ中心軸を含む面内に形成した
ので、バンクＲ外方側のカム軸１２に嵩高いプーリ１３
が付かないとともにベルトテンショナ２０が可及的にバ
ンク中央寄りに位置するので、エンジンのシリンダ列直
交方向の長さも短くなってコンパクトなものになる。
ので、バンクＲ外方側のカム軸１２に嵩高いプーリ１３
が付かないとともにベルトテンショナ２０が可及的にバ
ンク中央寄りに位置するので、エンジンのシリンダ列直
交方向の長さも短くなってコンパクトなものになる。
（発明の効果）
以上説明したように、本発明のエンジンのシリンダブロ
ックによれば、オープンデッキ型のエンジンのシリンダ
ブロックにおいて、シリンダ列方向端部のウォータジャ
ケットを形成する端壁に、ウォータポンプから吐出され
た冷却水をウォータジャケットに導くウォータポンプ吐
出口を設けるとともに、上記ウォータジャケットにシリ
ンダ軸方向に延び補機類を上記吐出口よりも型抜き方向
側の端壁に取付けるためのボスを突出させて設け、上記
吐出口の大きさをこのボスのシリンダ軸方向下部の縦壁
を介して冷却水をシリンダの両側に分配させるための開
通面積が確保されるように設定したので、エンジンのシ
リンダ列方向の全長を短くしてコンパクト化できるとと
もに、ウォータジャケットの型抜きを容易化でき、かつ
吐出口からの冷却水をボスによりシリンダの両側にスム
ーズに分配して導くことができる。
ックによれば、オープンデッキ型のエンジンのシリンダ
ブロックにおいて、シリンダ列方向端部のウォータジャ
ケットを形成する端壁に、ウォータポンプから吐出され
た冷却水をウォータジャケットに導くウォータポンプ吐
出口を設けるとともに、上記ウォータジャケットにシリ
ンダ軸方向に延び補機類を上記吐出口よりも型抜き方向
側の端壁に取付けるためのボスを突出させて設け、上記
吐出口の大きさをこのボスのシリンダ軸方向下部の縦壁
を介して冷却水をシリンダの両側に分配させるための開
通面積が確保されるように設定したので、エンジンのシ
リンダ列方向の全長を短くしてコンパクト化できるとと
もに、ウォータジャケットの型抜きを容易化でき、かつ
吐出口からの冷却水をボスによりシリンダの両側にスム
ーズに分配して導くことができる。
また、Ｖ型かつＤＯＨＣ型エンジンにおいて、そのシリ
ンダ列方向端部にベルト駆動系を配し、該ベルト駆動系
によりベルト緩み側のバンクでバンク中央側のカム軸を
駆動し、緩み側のベルトテンショナの支軸が取付けられ
るボスをシリンダ中心軸を含む面に形成した場合には、
エンジンのシリンダ列直交方向の長さも短くなって一層
コンパクト化することができる。
ンダ列方向端部にベルト駆動系を配し、該ベルト駆動系
によりベルト緩み側のバンクでバンク中央側のカム軸を
駆動し、緩み側のベルトテンショナの支軸が取付けられ
るボスをシリンダ中心軸を含む面に形成した場合には、
エンジンのシリンダ列直交方向の長さも短くなって一層
コンパクト化することができる。
図面は本発明の実施例を例示し、第１図は正面図、第２
図はシリンダブロックの正面図、第３図は同平面図、第
４図は第２図におけるＩＶ−ＩＶ線断面図、第５図は第
４図におけるｖ−Ｖ線断面図である。 １・・・シリンダブロック、１１・・・カム軸、２０・
・・ベルトテンショナ、３２・・・ウォータジャケット
、３３・・・シリンダ壁、３４・・・端壁、３５・・・
ウォータポンプ、３８・・・吐出口、４０・・・ボス。
図はシリンダブロックの正面図、第３図は同平面図、第
４図は第２図におけるＩＶ−ＩＶ線断面図、第５図は第
４図におけるｖ−Ｖ線断面図である。 １・・・シリンダブロック、１１・・・カム軸、２０・
・・ベルトテンショナ、３２・・・ウォータジャケット
、３３・・・シリンダ壁、３４・・・端壁、３５・・・
ウォータポンプ、３８・・・吐出口、４０・・・ボス。
Claims (2)
- （１）ウォータジャケットをシリンダ軸方向への型抜き
により形成してなるオープンデッキ型のエンジンのシリ
ンダブロックにおいて、シリンダ列方向端部のウォータ
ジャケットを形成する端壁に、ウォータポンプから吐出
された冷却水をウォータジャケットに導くウォータポン
プ吐出口を設けるとともに、上記ウォータジャケットに
、シリンダ軸方向に延びかつ補機類を上記吐出口よりも
型抜き方向側の端壁に取付けるためのボスを突出させて
設け、上記吐出口の大きさを、このボスのシリンダ軸方
向下部の縦壁を介して冷却水をシリンダの両側に分配さ
せるための開通面積が確保されるように設定したことを
特徴とするエンジンのシリンダブロック。 - （２）エンジンはＶ型でかつＤＯＨＣ型であり、そのシ
リンダ列方向端部にベルト駆動系を配し、ベルト緩み側
のバンクでは該ベルト駆動系によりバンク中央側のカム
軸を駆動するとともに、補機類は緩み側のベルトテンシ
ョナであり、該ベルトテンショナの支軸が取付けられる
ボスはシリンダ中心軸を含む面に形成されている請求項
（１）記載のエンジンのシリンダブロック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63079759A JP2641488B2 (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | エンジンのシリンダブロック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63079759A JP2641488B2 (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | エンジンのシリンダブロック |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8318978A Division JP2826723B2 (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | Ｖ型エンジンのカム軸駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01249944A true JPH01249944A (ja) | 1989-10-05 |
| JP2641488B2 JP2641488B2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=13699148
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63079759A Expired - Fee Related JP2641488B2 (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | エンジンのシリンダブロック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2641488B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011052041A1 (ja) * | 2009-10-27 | 2011-05-05 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61145344A (ja) * | 1984-12-19 | 1986-07-03 | Honda Motor Co Ltd | 水冷式内燃機関のシリンダブロツク構造 |
| JPS61149548A (ja) * | 1984-12-21 | 1986-07-08 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 多気筒水冷エンジンのシリンダブロツクおよびその製造方法 |
-
1988
- 1988-03-30 JP JP63079759A patent/JP2641488B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61145344A (ja) * | 1984-12-19 | 1986-07-03 | Honda Motor Co Ltd | 水冷式内燃機関のシリンダブロツク構造 |
| JPS61149548A (ja) * | 1984-12-21 | 1986-07-08 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 多気筒水冷エンジンのシリンダブロツクおよびその製造方法 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011052041A1 (ja) * | 2009-10-27 | 2011-05-05 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関 |
| JP5246342B2 (ja) * | 2009-10-27 | 2013-07-24 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関 |
| US8967094B2 (en) | 2009-10-27 | 2015-03-03 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Internal combustion engine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2641488B2 (ja) | 1997-08-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |