JPH0124983Y2 - - Google Patents

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JPH0124983Y2
JPH0124983Y2 JP1980095964U JP9596480U JPH0124983Y2 JP H0124983 Y2 JPH0124983 Y2 JP H0124983Y2 JP 1980095964 U JP1980095964 U JP 1980095964U JP 9596480 U JP9596480 U JP 9596480U JP H0124983 Y2 JPH0124983 Y2 JP H0124983Y2
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current mirror
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mirror circuit
charging
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【考案の詳細な説明】 この考案はコンデンサ充放電回路とシユミツト
トリガ回路とを具備した電圧制御発振回路(以
下、VCOと称する)に係り、特にコンデンサ充
放電回路の改良に関する。
一般に、各種電気回路においては、その電源電
圧を下げることは回路の消費電力の低減や動作の
信頼性向上を図る上で重要な条件である。この事
は集積回路(IC)化されたVCOについても言え
ることである。
現在用いられているVCOは一般に第1図に示
すような構成を取る。すなわち、入力端子11に
入力された制御電圧Vdはコンデンサ充放電回路
12に供給される。このコンデンサ充放電回路1
2の出力はシユミツトトリガ回路13に供給され
波形整形される。このシユミツトトリガ回路13
の出力がVCOの発振出力として出力端子14に
供給される。Sはシユミツトトリガ回路13より
コンデンサ充放電回路12に供給される充放電切
換信号である。また、Cはコンデンサである。
第2図は前記コンデンサ充放電回路12の従来
例を示すものである。入力端子11に印加された
制御電圧VdはトランジスタQ11のベースに加えら
れる。この場合、トランジスタQ12の作用によ
り、図示M1点の電位もVdに保たれる。この為、
電源Vccより抵抗R11に制御電圧Vdに比例した電
流が流れる。この場合、トランジスタQ13とダイ
オードD11はカレントミラー回路を構成するか
ら、それらを流れる電流は等しい。したがつてト
ランジスタQ11,Q12を流れる電流も等しい。す
なわち、電源Vccより抵抗R11に流れる電流は2
等分されてそれぞれトランジスタQ11,Q12に流
れるとともに、トランジスタQ13、ダイオード
D11に流れて図示M2点で合成される。
今、トランジスタQ15がオフ状態であるとする
と、図示M2点で合流する電流はダイオードD12
通してコンデンサCに充電される。これにより図
示M3点の電位が上がる。そこで、トランジスタ
Q15がオン状態に切り換わると、ダイオードD13
D14がオン状態に切り換り、図示M2点の電位が図
示M3点の電位より下がり、ダイオードD12がオフ
状態となる。この為、電源Vccより流れ込む電流
はダイオードD13,D14を通してトランジスタQ15
に流れるが、トランジスタQ14とダイオードD14
とはカレントミラー回路を構成するので、コンデ
ンサCに充電された電荷はトランジスタQ14を通
して放電される。そして図示M3点の電位が下が
り、トランジスタQ15がオフ状態に切り換わる
と、再びコンデンサCの充電がなされる。
このように第2図に示す回路においては、充放
電コンデンサCを充電する場合も、あるいは充電
された電荷を放電する場合も、定電流源回路A1
よりカレントミラー回路A2に供給された電流を
用いている。この為、カレントミラー回路A2
供給された電流を、充電時にはコンデンサCに、
逆に放電時にはカレントミラー回路A4の基準電
流入力端に供給する為のダイオードD12,D13
ら成る切換回路A3が必要である。したがつて、
ダイオードD12,D13を駆動する分だけ電源Vccの
電圧を高くしなければならない。
この考案は上記の事情に対処すべくなされたも
ので、定電流源回路にカレントミラー回路を2つ
接続することにより、定電流源回路の電流供給路
切換用のダイオードを必要とせず、ダイオードの
順方向電圧分だけ電源電圧の低減を図ることがで
きるとともにIC化にも好適なコンデンサ充放電
回路を有する電圧制御発振回路を提供することを
目的とする。
以下、第3図を参照してこの考案の一実施例を
詳細に説明する。21は制御電圧Vdの入力端子
で、この入力端子21は定電流源回路B1を構成
するトランジスタQ21のベースに接続されてい
る。このトランジスタQ21のコレクタは抵抗R21
を介して電源VCCに接続され、エミツタはトラ
ンジスタQ22のベースに接続されるとともに、第
1のカレントミラー回路B2を構成するトランジ
スタQ23のコレクタに接続されている。前記トラ
ンジスタQ22のエミツタはトランジスタQ21のコ
レクタと抵抗R21との接続中点に接続されてい
る。前記トランジスタQ23のベースは第2のカレ
ントミラー回路B3を構成するトランジスタQ24
ースに接続されている。このトランジスタQ24
コレクタは前記トランジスタQ22の共通のベース
に接続され、ベースはこのトランジスタQ22のコ
レクタに接続されている。前記トランジスタ
Q23,Q24の各ベース・エミツタ間にはそれぞれ
ダイオードD21,D22が順方向に接続されている。
ダイオードD21のカソードとトランジスタQ23
エミツタとの接続中点は、放電回路B4を構成す
るダイオードD23を順方向に介してトランジスタ
Q25のコレクタに接続されている。前記ダイオー
ドD22のカソードとトランジスタQ24のエミツタ
との接続中点は充放電コンデンサCを介して接地
されるとともに、トランジスタQ26のコレクタ・
エミツタ電流路を介して前記トランジスタQ25
コレクタに接続されている。また、前記トランジ
スタQ26のベースはダイオードD23のアノードに
接続されている。前記トランジスタQ25のエミツ
タは接地され、ベースは充放電切換信号Sの入力
端子22に接続されている。 上記のように、第
3図では、第1、第2のカレントミラー回路B2
B3の入力端子であるトランジスタQ23のベースと
ダイオードD21のアノードとの接続点、およびト
ランジスタQ24のベースとダイオードD22のアノ
ードとの接続点は、定電流源回路B1のトランジ
スタQ22のコレクタに接続されている。また、第
1、第2のカレントミラー回路B2,B3の出力端
子であるトランジスタQ23のコレクタ、およびト
ランジスタQ24のコレクタは、定電流源回路B1
トランジスタQ21のエミツタに接続されている。
また、第1のカレントミラー回路B2の共通端子
であるトランジスタQ23のエミツタとダイオード
D21のカソードとの接続点は、トランジスタQ26
とダイオードD23から成る第3のカレントミラー
回路の入力端子であるトランジスタQ26のベース
とダイオードD23のアノードとの接続点に接続さ
れている。また、第2のカレントミラー回路B3
の共通端子であるトランジスタQ24のエミツタと
ダイオードD22のカソードとの接続点は、第3の
カレントミラー回路の出力端子であるトランジス
タQ26のコレクタに接続されている。
上記構成において動作を説明するに、トランジ
スタQ25がオフ状態の時、電源Vccから抵抗R21
通して供給される電流はカレントミラー回路B3
を通してコンデンサCに充電される。この時、カ
レントミラー回路B2は図示M7点の電位が高い
為、オフ状態にある。図示M6点の電位が高くな
り、トランジスタQ25がオン状態に切り換わる
と、ダイオードD21,D23がオン状態となり、図
示M5点の電位が図示M6点の電位より低くなる。
したがつて電源Vccより供給される電流はカレン
トミラー回路B2を流れ、さらにダイオードD23
通してトランジスタQ25のコレクタ・エミツタ電
流路に流れ、基準電位端に流れ込む。この時、カ
レントミラー回路B3はオフ状態にあり、図示M5
点より図示M6点へ電流が流れることはなく、コ
ンデンサCの電荷は、ダイオードD23、トランジ
スタQ26から成るカレントミラー回路を通して放
電される。こうして図示M6点の電位が低くなり、
トランジスタQ25がオフ状態に切り換わると、再
びコンデンサCが充電され、上記の動作が繰り返
えされる。
以上詳述したようにこの実施例によれば、定電
流源回路B1に2つのカレントミラー回路B2,B3
を接続し、このカレントミラー回路B2,B3のオ
ン、オフ状態を切り換えることによつて、定電流
源回路B1の電流の供給路を充電時と放電時とで
切り換えるようにしたので、従来のようなダイオ
ードD12,D13から成る切換回路A3を必要としな
い。したがつて電源電圧を従来に比べダイオード
の順方向電圧VF分だけ低くすることができる。
この為、例えばラジオ付カセツトテープレコーダ
のようにバツテリ等を用いて低電圧駆動するよう
機器に用いる場合好都合である。
また、ダイオードやトランジスタのようなIC
化に適した半導体素子を付加するだけなので、回
路のIC化に何ら支障を来たさない。
このようにこの考案によれば、電源電圧の低減
を図ることができるとともに、IC化にも好適な
コンデンサ充放電回路を有する電圧制御発振回路
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は電圧制御発振回路の構成を示すブロツ
ク構成図、第2図は第1図に示すコンデンサ充放
電回路の従来例を示す回路図、第3図はこの考案
に係る電圧制御発振回路の要部の一実施例を示す
回路図である。 B1……定電流源回路、B2……第1のカレント
ミラー回路、B3……第2のカレントミラー回路、
B4……放電回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 制御電圧がベースに供給され、コレクタが第1
    の電位点に接続された第1のトランジスタと、ベ
    ースが前記第1のトランジスタのエミツタに接続
    され、エミツタが前記第1のトランジスタのコレ
    クタに接続された第2のトランジスタとを有する
    電流回路と、 それぞれ入力端子、出力端子および共通端子を
    有し、入力端子から共通端子に流れる入力電流量
    と、出力端子から共通端子に流れる出力電流量と
    が等しくなるように構成された第1、第2、第3
    のカレントミラー回路から成り、前記第2のトラ
    ンジスタのコレクタに前記第1、第2のカレント
    ミラー回路の各入力端子が接続され、前記第1の
    トランジスタのエミツタに前記第1、第2のカレ
    ントミラー回路の各出力端子が接続され、前記第
    1のカレントミラー回路の共通端子が前記第3の
    カレントミラー回路の入力端子に接続され、前記
    第2のカレントミラー回路の共通端子が前記第3
    のカレントミラー回路の出力端子に接続された回
    路手段と、 前記第2のカレントミラー回路の共通端子と前
    記第3のカレントミラー回路の出力端子との接続
    点に一端が接続され、他端が第2の電位点に接続
    された充放電コンデンサと、 前記第3のカレントミラー回路の共通端子と前
    記第2の電位点との間に設けられたスイツチング
    手段を有し、このスイツチング手段を充放電切換
    信号に従つて制御することにより、前記第3のカ
    レントミラー回路のオン、オフ状態を切り換え、
    この第3のカレントミラー回路がオフ状態のとき
    は、前記第2のカレントミラー回路を通して前記
    充放電コンデンサを充電し、前記第3のカレント
    ミラー回路がオン状態のときは、この第3のカレ
    ントミラー回路を通して前記充放電コンデンサの
    放電を行なう充放電切換手段と、 前記充放電コンデンサの両端電圧を波形整形し
    て出力するとともに、前記充放電切換信号を発生
    する波形整形手段と、 を具備して成ることを特徴とする電圧制御発振回
    路。
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CA2147561C (en) * 1994-05-10 1997-09-16 Klaus W. Berndt Composite optical blood culture sensor

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4976452A (ja) * 1972-11-25 1974-07-23

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