JPH01249669A - セラミックス回路基板 - Google Patents

セラミックス回路基板

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JPH01249669A
JPH01249669A JP7722488A JP7722488A JPH01249669A JP H01249669 A JPH01249669 A JP H01249669A JP 7722488 A JP7722488 A JP 7722488A JP 7722488 A JP7722488 A JP 7722488A JP H01249669 A JPH01249669 A JP H01249669A
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JP
Japan
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copper
circuit board
alloy
thermal expansion
ceramic
Prior art date
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Pending
Application number
JP7722488A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Komorida
裕 小森田
Nobuyuki Mizunoda
水野田 信幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP7722488A priority Critical patent/JPH01249669A/ja
Publication of JPH01249669A publication Critical patent/JPH01249669A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、セラミックス基板上に金属板を直接接合して
なるセラミックス回路基板に関する。
(従来の技術) 近年、パワートランスモジュール用基板やスイッチング
電源モジュール用基板等の回路基板としてのセラミック
ス基板上に銅板なとの金属板を接合させたものがよく用
いられている。
このようなセラミックス回路基板の製造方法として、所
要形状の銅回路板をセラミックス基板上に接触配置させ
て加熱し、接合界面にCu−0の共晶液相を生成させ、
この液相によりセラミックス基板の表面を濡らし、次い
で冷却固化してセラミックス基板と銅回路板とを直接接
合させる、いわゆるDBC法(ダイレクト・ボンディン
グ・カッパー法)が多用されるようになってきている。
このDBC法により形成されたセラミックス回路基板は
、セラミックス基板と銅回路板との接合強度が強く、単
純構造なので小型高実装化が可能であり、また作業工程
も短縮できるなどの長所を有している。
(発明が解決しようとする課題) ところで、このようなりBC法によるセラミックス回路
基板においては、大電流を流せるように導電路となる銅
回路板の厚さを0.3mm〜0.5mmと厚いものを使
用しているため熱履歴に対して信頼性に乏しいという問
題があった。
すなわち加熱接合後の冷却過程や冷熱サイクルが付加さ
れることにより、セラミックス部材と銅との熱膨脹差に
起因する熱応力が発生する。この応力は接合部近傍のセ
ラミックス基板側に圧縮と引張の残留応力分布として存
在する。そして、この残留応力のうちの引張成分として
の最大応力値がセラミックスの引張強度を超えるとセラ
ミックス基板にクラックを生じさせたり、さらには銅板
剥離を生じさせてまう。特に、残留応力の主応力が作用
する銅板の端部に近接するセラミックス部分にクラック
などが発生しやすい。
また、クラックが生じないまでもこの残留応力は、セラ
ミックス基板の強度を低下させるという悪影響を及ぼし
ている。
本発明はこのような従来技術の課題に対処するためにな
されたもので、熱履歴に対する信頼性を向上させたDB
C法によるセラミックス回路基板を提供することを目的
とする。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) すなわち本発明は、セラミックス基板上に、所要形状の
金属板が加熱接合されてなるセラミックス回路基板にお
いて、前記金属板は、前記セラミックス基板との接合面
と外表面とを銅部材で構成し、これら銅部材間に低熱膨
脹合金を介在させたクラツド材からなることを特徴とし
ている。
本発明に使用する金属板は、接合面と外表面とを銅部材
で構成し、これら銅部材間に低熱膨脹合金を介在させた
クラツド材であり、このクラツド材としては鍛接法、鋳
造法、表面付着法など、各種の方法によって形成したも
のを用いることが可能である。
この低熱膨脹合金としては、熱膨脹係数が10×10−
7〜100 X 10−7/ ℃の範囲の合金、たとえ
ばインバー系合金(たとえば36重量%旧−残部F、e
)やコバール系合金(28重量%Ni−18重量%Co
−残部Fe)などを使用することが好ましい。低熱膨脹
合金の熱膨脹係数が10 X 10−7/ ℃未満であ
ると、銅との熱膨脹差が大きくなりすぎ、銅と低熱膨脹
合金との接合に対する信頼性が低下し、また100×1
0−7/℃を超えると冷熱サイクルの付加による残留応
力低減化効果が薄れる。
本発明で使用する銅および低熱膨脹合金で構成された金
属板の厚さとしては、0.2mm〜0.[immの範囲
が好ましい。また、この金属板中の低熱膨脹合金の厚さ
は、全体の10%〜60%の範囲が好ましい。金属板の
厚さが全体の10%未満であると残留応力低減化効果が
十分に得られず、60%を超えると金属板中に占める銅
部材の厚さが薄くなり、放熱性や導電性が低下するとと
もにセラミックス基板との接合性が低下する。
本発明において金属板を構成する銅部材としては、少な
くとも表面に結合剤となる酸素を1100pp〜300
0ppm程度の割合で含有する銅を圧延してなるものが
好ましい。
また、本発明に使用するセラミックス基板としては、ア
ルミナ、ベリリアなどの酸化物系のセラミックス焼結体
や窒化アルミニウム、窒化ケイ素、窒化チタン、炭化ケ
イ素などの非酸化物系のセラミックス焼結体など、各種
セラミックス基板を用いることが可能である。
なお、非酸化物系のセラミックス基板を使用する場合に
は、予め接合表面を酸化処理してから使用することが好
ましい。
本発明のセラミックス回路基板は、たとえば以下のよう
にして製造される。
すなわちまず、上述したような銅−低熱膨脹合金一銅の
クラツド材からなる金属板を所要の形状に加工した後、
あるいは平板状のままでセラミックス基板上に接触配置
し、銅の融点(1083℃)以下で銅と酸素の共晶温度
(1085℃)以上の温度に加熱することにより接合し
、必要に応じて金属板にエツチング加工などを施して回
路パターンを形成することにより得られる。
また、加熱時の雰囲気は銅板として酸素を含有する銅を
使用する場合には不活性ガス雰囲気が好ましく、酸素を
含有しない銅を使用する場合には80〜3900ppI
11の酸素を含有する雰囲気が好ましい。
(作 用) 本発明のセラミックス回路基板においては、セラミック
ス基板に接合する金属板の中間層として低熱膨脹合金を
配置しているため、接合や熱伝導および導電性に関与す
る熱膨脹係数の大きい銅部材の厚さを薄くすることが可
能になる。そして、冷熱サイクルの付加などによって発
生する応力の影響は低熱膨脹合金によって遮られるため
、発生する応力はセラミックス基板側に配置した銅板の
厚さのみによってほぼ決定される。ここで、銅部材の厚
さを薄くするほど残留応力は低減され、本発明の金属板
においても、実質的に銅部材を薄くしたのと同じ効果が
得られるため、残留応力か低減されて、熱履歴に対する
信頼性か向上する。また、セラミックス回路基板として
の放熱性や導電性は、外表面側に配置された銅部材によ
って作用させているので、同一の厚さを有する銅板を使
用したセラミックス回路基板から、これら特性をそれほ
ど低下させることもない。
(実施例) 次に、本発明の実施例について説明する。
実施例 まず、酸素含有量か300ppmのタフピッチ銅からな
る 2枚の銅板の間に、低熱膨脹合金として熱膨脹係数
が15 x 10’ / ’cの36重I%Ni−残部
Fe合金を介在させ、鍛接によるクラッド処理を施して
厚さ 1. IN mの銅板間に厚さ 1mmの低熱膨
脹合金が配置された金属板を得た。
次に、第1図に示すように、セラミックス基板1の両面
に上記クラツド材2、すなわち銅板3間に低熱膨脹合金
4を介在させた金属板を接触配置し、窒素ガス雰囲気中
で1075℃、10分の条件で加熱し接合させてセラミ
ックス回路基板を作製した。
このようにして得られたセラミックス回路基板を用いて
一50°C×30分+25°C×10分+ 125°C
×30分→−25°C×10分を1ザイクルとしてサー
マルサイクル試験を行ったところ、500サイクルの試
験後にもクラツド材2のはがれやセラミックス基板のク
ラックは発見されなかった。
一方、クラットHの代わりに厚さ 3mmの銅板を表裏
両面に配置する以外は実施例と同一条件でセラミックス
回路基板を作製し、同様にしてサーマルサイクル試験を
行ったところ、200サイクルの試験後にセラミックス
基板にクラックが多数発見された。
[発明の効果コ 以上説明したように本発明のセラミックス回路基板にお
いては、銅板の中間層として低熱膨脹合金を介在させて
いるので、この低熱膨脹合金により残留応力が低減され
、この残留応力によって発生するクラックや金属板の剥
離か防止される。よって、熱履歴に対する信頼性を大幅
に向上したセラミックス回路基板を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のセラミックス回路基板の構
成を示す断面図である。 ]・・・・・・・・セラミックス基板 2・・・・・・・・・クラツド材 3・・・・・・・・銅板 4・・・・・・・・低熱膨脹合金 出願人      株式会社 東芝 代理人 弁理士  須 山 佐 −

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セラミックス基板上に、所要形状の金属板が加熱
    接合されてなるセラミックス回路基板において、 前記金属板は、前記セラミックス基板との接合面と外表
    面とを銅部材で構成し、これら銅部材間に低熱膨脹合金
    を介在させたクラッド材からなることを特徴とするセラ
    ミックス回路基板。
JP7722488A 1988-03-30 1988-03-30 セラミックス回路基板 Pending JPH01249669A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5328751A (en) * 1991-07-12 1994-07-12 Kabushiki Kaisha Toshiba Ceramic circuit board with a curved lead terminal
JP2013149912A (ja) * 2012-01-23 2013-08-01 Kyocera Corp 配線基板および電子装置
JPWO2014030659A1 (ja) * 2012-08-23 2016-07-28 日産自動車株式会社 絶縁基板、多層セラミック絶縁基板、パワー半導体装置と絶縁基板の接合構造体、及びパワー半導体モジュール

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