JPH01248987A - ブラシレス直流モーターの駆動方法 - Google Patents
ブラシレス直流モーターの駆動方法Info
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- JPH01248987A JPH01248987A JP63075796A JP7579688A JPH01248987A JP H01248987 A JPH01248987 A JP H01248987A JP 63075796 A JP63075796 A JP 63075796A JP 7579688 A JP7579688 A JP 7579688A JP H01248987 A JPH01248987 A JP H01248987A
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ブラシレス直流モーターの速度/トルク特性
や効率を改善する為の駆動方法に関する。
や効率を改善する為の駆動方法に関する。
1986年12月株式会社オーム社発行の「省力と自動
化」のP、34に記載されている様にブラシレス直流モ
ーターは、機械的整流機構を回転磁界検出素子及び半導
体スイッチング素子に置換えて、従来の直流モーターの
もつ摩耗や保守成いはノイズ等の問題を解消したモータ
ーであり、主にAV、OA、FA機器用等比較的速度使
用範囲の狭く、小容量の分野で使用される事が多い。そ
れはモーター自体の効率や発熱等がそれ程問われず、し
かも広範囲に亘って速度/トルク特性の優れたものが要
求されていないことによる。
化」のP、34に記載されている様にブラシレス直流モ
ーターは、機械的整流機構を回転磁界検出素子及び半導
体スイッチング素子に置換えて、従来の直流モーターの
もつ摩耗や保守成いはノイズ等の問題を解消したモータ
ーであり、主にAV、OA、FA機器用等比較的速度使
用範囲の狭く、小容量の分野で使用される事が多い。そ
れはモーター自体の効率や発熱等がそれ程問われず、し
かも広範囲に亘って速度/トルク特性の優れたものが要
求されていないことによる。
第3図に、ブラシレス直流モーターの永久磁石と巻線の
位置関係を示す。固定子巻線は、実際は固定子鉄心の磁
極に巻かれるが、簡単にするために固定子鉄心は図示し
ていない。3は回転子1に取りつけられた永久磁石であ
る。第8図は従来の磁極検出及び巻線印加電圧タイミン
グを示す。
位置関係を示す。固定子巻線は、実際は固定子鉄心の磁
極に巻かれるが、簡単にするために固定子鉄心は図示し
ていない。3は回転子1に取りつけられた永久磁石であ
る。第8図は従来の磁極検出及び巻線印加電圧タイミン
グを示す。
第8図(a)は、ブラシレス直流モーターの展開図、(
b)は巻線2の誘起々電力、(C)は巻線2に対する印
加電圧タイミングを示している。図中4は、ホール素子
を磁界検出素子として用いたホールゼネレータである。
b)は巻線2の誘起々電力、(C)は巻線2に対する印
加電圧タイミングを示している。図中4は、ホール素子
を磁界検出素子として用いたホールゼネレータである。
第8図Cb)に示されているように、回転子1の磁極N
とSの中間に巻線2の軸中心が位置した時は、誘起々電
力eの絶対値が最大となり、磁極の中心に巻線2の軸中
心が位置した時は、誘起々電力eと0となる。
とSの中間に巻線2の軸中心が位置した時は、誘起々電
力eの絶対値が最大となり、磁極の中心に巻線2の軸中
心が位置した時は、誘起々電力eと0となる。
このタイミングと同期して、誘起々電力eが正の時は、
正の巻線印加電圧を、負の時は負の印加電圧を供給する
スイッチングタイミングを発生できる位置に、ホールゼ
ネレータ4を配置する。
正の巻線印加電圧を、負の時は負の印加電圧を供給する
スイッチングタイミングを発生できる位置に、ホールゼ
ネレータ4を配置する。
すなわち、誘起々電力eと印加電圧とが同一タイミング
となる位置、すなわち巻線2の軸中心に対して電気角で
、π/2だけずれた位置にホールゼネレータ4を取りつ
ける。
となる位置、すなわち巻線2の軸中心に対して電気角で
、π/2だけずれた位置にホールゼネレータ4を取りつ
ける。
これにより、ホールゼネレータ4は回転子1の回転と共
に変化するN極、S極の磁束変化を検出し、巻線2に印
加する電圧の極性を切り換える。
に変化するN極、S極の磁束変化を検出し、巻線2に印
加する電圧の極性を切り換える。
以上の様に、巻線2とホールゼネレータ4の機械的配置
を設定する。
を設定する。
又、比較的小容量のモーターでは、巻線電流に高調波成
分による熱ロスの影響や、それによる効率の低下はそれ
ほど問題にされないため、誘起々電力の位相と同期して
巻線の印加電圧を供給することが多い。しかし中容量以
上のブラシレス直流モーターでは、巻線電流も大きくな
り、電流の2乗に比例して発熱する。場合によっては1
00°C前後まで昇温し、磁極位置検出用のホール素子
の耐熱限界を越えることもありうる。従って巻線電流は
効率に直接影響されることから、できるだけ少ない高調
波電流が望ましい。
分による熱ロスの影響や、それによる効率の低下はそれ
ほど問題にされないため、誘起々電力の位相と同期して
巻線の印加電圧を供給することが多い。しかし中容量以
上のブラシレス直流モーターでは、巻線電流も大きくな
り、電流の2乗に比例して発熱する。場合によっては1
00°C前後まで昇温し、磁極位置検出用のホール素子
の耐熱限界を越えることもありうる。従って巻線電流は
効率に直接影響されることから、できるだけ少ない高調
波電流が望ましい。
しかし、前述のように小容量のブラシレス直流モーター
においては、特に問題にならない範囲で使用しているた
め、高調波電流減少対策がとられていないのが現状であ
る。
においては、特に問題にならない範囲で使用しているた
め、高調波電流減少対策がとられていないのが現状であ
る。
前述のごとく誘起々電力と同位相で巻線印加電圧を供給
すると誘導性負荷の影響で、電流は誘起々電力に対し遅
れ位相となり、無効電力が発生すること、又高調波電流
による発熱(効率)への影響という問題点がある。
すると誘導性負荷の影響で、電流は誘起々電力に対し遅
れ位相となり、無効電力が発生すること、又高調波電流
による発熱(効率)への影響という問題点がある。
本発明者等の研究では、前記遅れ位相をな(すこと、即
ち力率を改善することによってプラシレ (ス直流モ
ーターの効率或いは速度/トルク特性が著しく改善され
ること、さらに巻線の高調波電流の除去については、巻
線に印加される方形波交流電圧をパルス幅変調方式によ
り、供給ON時間の電圧値が正弦波状に近くなるように
、前記位相制御した巻線印加電圧を同期して供給するこ
ことにより、速度/トルク特性や発熱(効率)を改善す
ることを目的とする。
ち力率を改善することによってプラシレ (ス直流モ
ーターの効率或いは速度/トルク特性が著しく改善され
ること、さらに巻線の高調波電流の除去については、巻
線に印加される方形波交流電圧をパルス幅変調方式によ
り、供給ON時間の電圧値が正弦波状に近くなるように
、前記位相制御した巻線印加電圧を同期して供給するこ
ことにより、速度/トルク特性や発熱(効率)を改善す
ることを目的とする。
本発明のブラシレス直流モーターの駆動方法は、この目
的を達成するため、ブラシレス直流モーターの固定子巻
線電流と誘起々電力とほぼ同等な基本波のSin成分と
Cos成分信号より、前記巻線電流と誘起々電力の位相
差を検出し、この位相差が常にほぼ0になるように閉ル
ープ制御することによって、巻線の印加電圧と誘起々電
力との理想的な位相角を求め、巻線に供給する印加電圧
の時期を調整すること。
的を達成するため、ブラシレス直流モーターの固定子巻
線電流と誘起々電力とほぼ同等な基本波のSin成分と
Cos成分信号より、前記巻線電流と誘起々電力の位相
差を検出し、この位相差が常にほぼ0になるように閉ル
ープ制御することによって、巻線の印加電圧と誘起々電
力との理想的な位相角を求め、巻線に供給する印加電圧
の時期を調整すること。
および、その理想的な巻線への電圧印加時期(位相角差
=λ)より、Sinλ、Cosλ値を求め、誘起々電力
とほぼ同等な位相角θより、Sin(θ十λ)、Cos
(θ+λ)を求め、U相については、Sin(θ+λ)
(又V相、W相についてはU相よりそれぞれ2/3π位
相がずれており、Sin(θ+λ+2/3g)、Sin
(θ十λ−2/3g)となるが、以下U相と位相差±2
/3πあるのみで、考え方は同じであるので、説明はU
相のみとする)00点以上及び0点以下になるタイミン
グで、印加電圧時期を決定し、!Sin(θ+λ)1と
三角波より、パルス幅変調された巻線供給印加電圧を出
力することによって理想的な位相角に対応しかつ高調波
成分の少ない駆動方法を特徴とする。
=λ)より、Sinλ、Cosλ値を求め、誘起々電力
とほぼ同等な位相角θより、Sin(θ十λ)、Cos
(θ+λ)を求め、U相については、Sin(θ+λ)
(又V相、W相についてはU相よりそれぞれ2/3π位
相がずれており、Sin(θ+λ+2/3g)、Sin
(θ十λ−2/3g)となるが、以下U相と位相差±2
/3πあるのみで、考え方は同じであるので、説明はU
相のみとする)00点以上及び0点以下になるタイミン
グで、印加電圧時期を決定し、!Sin(θ+λ)1と
三角波より、パルス幅変調された巻線供給印加電圧を出
力することによって理想的な位相角に対応しかつ高調波
成分の少ない駆動方法を特徴とする。
以下に、本発明による巻線印加電圧の切え換え時期調整
方法及びパルス幅変調方法について説明する。
方法及びパルス幅変調方法について説明する。
今、誘起々電力と巻線電流の位相差をψとする。
このψを求める手段として、第4図の如く継鉄■に取り
付けられた永久磁石■の側面に地点■を中心として、電
気角で±90°区間に亘って電気角で例えば3′づつ合
計61個のホールゼネレータ(又は光検出可能なスリッ
ト、反射材或いは磁気的センサー)を配置し、U相の誘
起々電力と同相のe8信号(Sin信号)と90”位相
が異なるec倍信号Cos信号)を処理回路で作る。こ
れらe、、ec倍信号び巻線電流i (いずれも高調波
成分を含む)は、 e、=ΣEnSinnθ ・・・・・・(1
)ec“ΣEnSinn(θ+x / 2 ) ・・−
・−・(2)i=ΣImSin(mθ+ψm ) −
・・・(3)と表わされる。今e、−iとee−i(電
気角で2π毎の平均値)なる信号処理を行なうと、とな
るが、e3が高調波成分を含まないようにすると Ez=E3=・・・・・・0 ・・・・
・・(5)となり 同様に 4 π 従って e、・i = tanψ ・・・・・・(8)ec−
1 となり、高調波成分を含む電流iとe%+ eCより
誘起々電力と巻線電流間の位相差ψを検出することがで
きる。第2図にそれらのベクトル図を示す。
付けられた永久磁石■の側面に地点■を中心として、電
気角で±90°区間に亘って電気角で例えば3′づつ合
計61個のホールゼネレータ(又は光検出可能なスリッ
ト、反射材或いは磁気的センサー)を配置し、U相の誘
起々電力と同相のe8信号(Sin信号)と90”位相
が異なるec倍信号Cos信号)を処理回路で作る。こ
れらe、、ec倍信号び巻線電流i (いずれも高調波
成分を含む)は、 e、=ΣEnSinnθ ・・・・・・(1
)ec“ΣEnSinn(θ+x / 2 ) ・・−
・−・(2)i=ΣImSin(mθ+ψm ) −
・・・(3)と表わされる。今e、−iとee−i(電
気角で2π毎の平均値)なる信号処理を行なうと、とな
るが、e3が高調波成分を含まないようにすると Ez=E3=・・・・・・0 ・・・・
・・(5)となり 同様に 4 π 従って e、・i = tanψ ・・・・・・(8)ec−
1 となり、高調波成分を含む電流iとe%+ eCより
誘起々電力と巻線電流間の位相差ψを検出することがで
きる。第2図にそれらのベクトル図を示す。
この位相差ψが常にほぼ0になるように積分制御を行な
うことによって、理想的なずれ角λが求まる。このλに
対応したU、V、W相のスイッチングタイミング及びパ
ルス幅変調信号をモータードライバーへ供給することに
よって、誘起々電力と巻線電流の位相が同位相となり、
力率が改善される。
うことによって、理想的なずれ角λが求まる。このλに
対応したU、V、W相のスイッチングタイミング及びパ
ルス幅変調信号をモータードライバーへ供給することに
よって、誘起々電力と巻線電流の位相が同位相となり、
力率が改善される。
又方形波交流印加電圧をPWM化することによって巻線
に流れる高調波成分の比率が高次の方へ移行し、その結
果熱ロスが減少しモーター全体の効率が向上する。
に流れる高調波成分の比率が高次の方へ移行し、その結
果熱ロスが減少しモーター全体の効率が向上する。
このようにブラシレス直流モーターのスイッチングを位
相ずれ角λだけずらすとこと、及び巻線印加電圧をPW
M化することによって、モーターの速度/トルク特性及
び効率が大幅に改善することが可能となる。
相ずれ角λだけずらすとこと、及び巻線印加電圧をPW
M化することによって、モーターの速度/トルク特性及
び効率が大幅に改善することが可能となる。
〔実施例]
以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説明する。第
1図は、本発明の実施例を示したものである。
1図は、本発明の実施例を示したものである。
図中4はブラシレス直流モーター、lOはホールゼネレ
ータ(又は光、磁気的センサー等)を示している。7は
電流検出用センサーであり、この信号はψ検出演算部8
へ入力される。
ータ(又は光、磁気的センサー等)を示している。7は
電流検出用センサーであり、この信号はψ検出演算部8
へ入力される。
又信号lOは、U相の誘起々電力と同相の正弦信号と余
弦信号es、ecを発生する為回路5へ入力される。e
l+ec信号は、センサー7の電流と共にψ検出回路8
へ入力されて、U相の誘起々電力と同相の巻線電流の位
相差ψを求める。このψはλ制御部6に入力されて演算
部8からの目標値ψと比較し、偏差が0になるように積
分制御される。Δψがほぼ0に制御された時の理想的な
ずれ角λがスイッチング、PWM発生回路1へ回路5か
らのe@、ec と共に入力されて、u、v。
弦信号es、ecを発生する為回路5へ入力される。e
l+ec信号は、センサー7の電流と共にψ検出回路8
へ入力されて、U相の誘起々電力と同相の巻線電流の位
相差ψを求める。このψはλ制御部6に入力されて演算
部8からの目標値ψと比較し、偏差が0になるように積
分制御される。Δψがほぼ0に制御された時の理想的な
ずれ角λがスイッチング、PWM発生回路1へ回路5か
らのe@、ec と共に入力されて、u、v。
W相のλだけ位相がずれたPWMスイ1.アンプパルス
が発生し、ゲートコントロール回路2へ出力され、パワ
ートランジスタブリッジ3を制御し、モーター4の印加
電圧のタイミングが決定される。
が発生し、ゲートコントロール回路2へ出力され、パワ
ートランジスタブリッジ3を制御し、モーター4の印加
電圧のタイミングが決定される。
第1図の破線部を詳述したものが、第7図のefi+e
c発生回路と第5図のλ制御部、スイッチングPWM発
生回路である。
c発生回路と第5図のλ制御部、スイッチングPWM発
生回路である。
第7図(a)は、U相の誘起々電力と同相の正弦信号と
余弦信号を発生する回路である。同図■は永久磁石の展
開図を示す。■は、■との位置関係も示す検出器取付位
置である。
余弦信号を発生する回路である。同図■は永久磁石の展
開図を示す。■は、■との位置関係も示す検出器取付位
置である。
検出器は、同図ではNとSの中間点を中心に電気角で:
90’〜+90″即ち180°区間に出来るだけ多くの
センサーを配置する。これは、es+ec信号をよりな
めらかにし分解能を上げることによる。
90’〜+90″即ち180°区間に出来るだけ多くの
センサーを配置する。これは、es+ec信号をよりな
めらかにし分解能を上げることによる。
■はセンサーのアンプで、■はセンサー−l〜0〜+2
点の加算用抵抗群であり、この抵抗群はSin、 Co
sカーブを発生させるために可変抵抗とし、十!〜0〜
−1点の加算をオペアンプ■で行い、e、信号とする。
点の加算用抵抗群であり、この抵抗群はSin、 Co
sカーブを発生させるために可変抵抗とし、十!〜0〜
−1点の加算をオペアンプ■で行い、e、信号とする。
第7図(b)にこれを示す。
又十2〜+1点の加算と符号反転をオペアンプ■で行い
、この出力と−!〜−1点を加算するオペアンプを■に
示す。この出力がecであり、第7図−(b)に示す波
形となる。このe、、e。信号がψの検出、ψ→0.λ
の計算→スイッチングタイミングの発生時のベースとな
っている。
、この出力と−!〜−1点を加算するオペアンプを■に
示す。この出力がecであり、第7図−(b)に示す波
形となる。このe、、e。信号がψの検出、ψ→0.λ
の計算→スイッチングタイミングの発生時のベースとな
っている。
第5図■の■は、高調波成分を含んだ巻線電流、■はe
t、■はecで、■はe、XiとeeXi信号を作るた
めの掛算器、■、■はe、Xi、e。
t、■はecで、■はe、XiとeeXi信号を作るた
めの掛算器、■、■はe、Xi、e。
×1を電気角で0〜2πの区間平均化するための積分器
でそれらの出力はそれぞれEiSinψ、E、lCos
ψとなり、積分器■の出力を積分器■の出力で割ればt
anψとなる。
でそれらの出力はそれぞれEiSinψ、E、lCos
ψとなり、積分器■の出力を積分器■の出力で割ればt
anψとなる。
即ちこのψ=0が理想となるため■のtanψの目標値
=Oとすれば、tanψとの偏差Δtanψ=tanψ
え−tanψが0になるように積分器[相]で積分制御
し、出力として理想的なずれ角λが決まる。
=Oとすれば、tanψとの偏差Δtanψ=tanψ
え−tanψが0になるように積分器[相]で積分制御
し、出力として理想的なずれ角λが決まる。
このずれ角λは、第5図■の!O10へ入力されるが、
■@はλなる電気角をSinλ、Cosλに変換する関
数器で、Sinλは掛算器@へ、Cosλは掛算器[相
]へ出力され、■より@SinλSinθと■Cosλ
Cosθを、又[相]より@ S i nλCosθ@
CosλSinθが出力される。
■@はλなる電気角をSinλ、Cosλに変換する関
数器で、Sinλは掛算器@へ、Cosλは掛算器[相
]へ出力され、■より@SinλSinθと■Cosλ
Cosθを、又[相]より@ S i nλCosθ@
CosλSinθが出力される。
これらの信号は、λだけ位相がずれた。、v。
W相のSin信号即ちSin(θ+λ)、Sin(θ+
λ+2/3 π) 、 Sin (θ+λ−2/3π
)をイ乍ルタめに使用される。
λ+2/3 π) 、 Sin (θ+λ−2/3π
)をイ乍ルタめに使用される。
これらの信号は、
Sin(θ+λ)=Cosλ・Sinθ十Cosθ・S
inλ・・・・・・(9) Sin(θ+λ+2/3 x ) = Cos2/3
π−Sin(θ十λ) +Sin2/3 π・Cos
(θ+λ)・・・・・・00) Sin(θ+λ−2/3 π) =Cos2/3 z
−Sin(θ+λ) −Sin2/31t ・Cos
(θ+λ)・・・・・・(11) であるから、右辺の信号を作れば良い。
inλ・・・・・・(9) Sin(θ+λ+2/3 x ) = Cos2/3
π−Sin(θ十λ) +Sin2/3 π・Cos
(θ+λ)・・・・・・00) Sin(θ+λ−2/3 π) =Cos2/3 z
−Sin(θ+λ) −Sin2/31t ・Cos
(θ+λ)・・・・・・(11) であるから、右辺の信号を作れば良い。
従ってSin(θ+λ+2/3π)の信号は、0のSi
n2/3π・Cos(θ+λ)と、@のCos2/3π
・Sin(θ+λ)を加えた信号0となる。
n2/3π・Cos(θ+λ)と、@のCos2/3π
・Sin(θ+λ)を加えた信号0となる。
又Sin(θ十λ−2/3π)の信号は0のSin2/
3π・Cos(θ十λ)と0のCos2/3π・Sin
(θ+λ)のマイナス値を加えた信号0となる。
3π・Cos(θ十λ)と0のCos2/3π・Sin
(θ+λ)のマイナス値を加えた信号0となる。
故にU、V、W相のそれぞれの位相は、ulEIの誘起
々電力の位相θに対して[相]のSin(θ+λ)。
々電力の位相θに対して[相]のSin(θ+λ)。
Sin(θ+λ+2/3π)@のSin(θ+λ−2/
3π)となり、3相分の理想的なずれ角を考慮したタイ
ミングを得ることができた。Q−■はU相の位相ずれ角
に対応したスイッチング時間とパルス幅変調信号を作る
ロジックであり、■のスイッチングパルスと■のPWM
パルスを第1図2のゲートコントロール回路へ出力し、
誘起々電力の符号及び理想ずれ角λに合った巻線のPW
M印加タイミングが決定される。
3π)となり、3相分の理想的なずれ角を考慮したタイ
ミングを得ることができた。Q−■はU相の位相ずれ角
に対応したスイッチング時間とパルス幅変調信号を作る
ロジックであり、■のスイッチングパルスと■のPWM
パルスを第1図2のゲートコントロール回路へ出力し、
誘起々電力の符号及び理想ずれ角λに合った巻線のPW
M印加タイミングが決定される。
これらの様子を第6図に示すが、同図(a)はU相の誘
起々電力波形を、(b)は理想的な位相角Sin(θ+
λ)での波形を示す。(C)は第5図■の出力波形であ
り、Sin(θ+λ)との電位のコンパレート結果であ
る。
起々電力波形を、(b)は理想的な位相角Sin(θ+
λ)での波形を示す。(C)は第5図■の出力波形であ
り、Sin(θ+λ)との電位のコンパレート結果であ
る。
[有]はSin(θ+λ)の絶対値を示し、第6図の(
d)の波形である。■は第6図の(d)の波形に(e)
の三角波を掛算したものであり、(f)の波形となり第
1図2のゲートコントロール回路へ第6図(C)と(f
)が出力される。
d)の波形である。■は第6図の(d)の波形に(e)
の三角波を掛算したものであり、(f)の波形となり第
1図2のゲートコントロール回路へ第6図(C)と(f
)が出力される。
以上のように高調波成分を含んだ電流とU相の誘起々電
力と同相のSin信号信号色3os信号信号上り誘起々
電力と巻線電流との位相差ψを検出し、このψ!=io
にするため積分制御系を構成している。
力と同相のSin信号信号色3os信号信号上り誘起々
電力と巻線電流との位相差ψを検出し、このψ!=io
にするため積分制御系を構成している。
この結果巻線印加電圧と誘起々電力の理想的なずれ角λ
を求めることができる。
を求めることができる。
故に誘起々電力の位相と巻線電流との位相ずれがほぼO
で力率Cosψ″、1となり、第9図に示すように速度
/トルク特性が大幅に改善された。
で力率Cosψ″、1となり、第9図に示すように速度
/トルク特性が大幅に改善された。
又、PWM化による高調波電流の減少例を第10図、第
11図に示す。両図とも(a)はY結線時のU相のコイ
ル両端の120°通電電圧波形を、(b)はこの時のU
相の電流波形、(C)は(b)のスペクトル分析結果で
ある。
11図に示す。両図とも(a)はY結線時のU相のコイ
ル両端の120°通電電圧波形を、(b)はこの時のU
相の電流波形、(C)は(b)のスペクトル分析結果で
ある。
第10図は120°通電のPWM化なしの時で第11図
は第1O図の(a)の電圧の両サイドのみの簡単なPW
M化の例であり、両図の(C)を比較すると第11図の
第5.第7の高調波成分が大幅に減少していることがわ
かる。
は第1O図の(a)の電圧の両サイドのみの簡単なPW
M化の例であり、両図の(C)を比較すると第11図の
第5.第7の高調波成分が大幅に減少していることがわ
かる。
このことは効率ηは次式より
但し ■a:巻線電流
v: 〃電圧
Cosψ:力率
に:高調波数
■、: 〃電流
R:巻線抵抗
分母の第2項が小さくなり、効率ηが増加することを意
味する。
味する。
なお、■相、W相についてもU相と同様な方法で行なわ
れるので詳細については省略する。
れるので詳細については省略する。
以上述べたように、本発明においては巻線に流す電流と
該巻線の誘起々電力との位相差が常にほぼ0となるよう
に制御することによって、巻線に印加する電圧の切り換
え時期、即ちスイッチングタイミングを調整しかつPW
M化している。
該巻線の誘起々電力との位相差が常にほぼ0となるよう
に制御することによって、巻線に印加する電圧の切り換
え時期、即ちスイッチングタイミングを調整しかつPW
M化している。
これによって第9図に示すように直流機の速度/トルク
特性■は、供給電圧のV+ 、Vz 、Vz毎にほぼ平
行直線となっているが、通常のブラシレス直流モーター
の駆動方法、即ち誘起々電力と巻線電流の位相差制御を
していない場合は■のローロ線のごとく負荷が少し増大
すると回転数が極端に減少して使用しにくい、しかし、
位相差制御を行なうことによって力率が改善されてΔ−
Δ線のように負荷の増大に対し速度が大きくは減少して
いないことがわかる。又PWMすることによって高調波
電流、特に第5.第7.第9が減少し、高次の方へ割合
が増大することによって、高調波電流の絶対値が減少し
、トータルの熱ロスが減少し、モーター全体の効率が向
上する。
特性■は、供給電圧のV+ 、Vz 、Vz毎にほぼ平
行直線となっているが、通常のブラシレス直流モーター
の駆動方法、即ち誘起々電力と巻線電流の位相差制御を
していない場合は■のローロ線のごとく負荷が少し増大
すると回転数が極端に減少して使用しにくい、しかし、
位相差制御を行なうことによって力率が改善されてΔ−
Δ線のように負荷の増大に対し速度が大きくは減少して
いないことがわかる。又PWMすることによって高調波
電流、特に第5.第7.第9が減少し、高次の方へ割合
が増大することによって、高調波電流の絶対値が減少し
、トータルの熱ロスが減少し、モーター全体の効率が向
上する。
従って本発明による時、速度/トルク特性及び効率が大
きく改善され、広範囲な速度変動、負荷変動を要求され
る用途に使用する場合、その効果は極めて大きい。
きく改善され、広範囲な速度変動、負荷変動を要求され
る用途に使用する場合、その効果は極めて大きい。
第1図は、本発明によるブラシレス直流モータースイッ
チング制御システム構成を示すブロック図、 第2図は誘起々電力と巻線印加電圧及び巻線電流のベク
トル図、 第3図はブラシレス直流モーターの永久磁石と巻線の位
置関係を示す概略図、 第4図はe1+eC信号を発生するためのセンサー配置
、 第5図は電流iとe、、e。よりψを求め、ψ→0なる
制御を行なう事によりλを求め、u、v。 W相のλ角度位相ずれしたスイッチング信号及びそのP
WM化のパルス発生回路、 第6図は誘起々電力の位置に対し、λだけ位相がずれた
PWM化パルス発生タイミングチャート、第7図は第4
図のセンサーよりeS+ eCを発生するブロック図
、 第8図は磁極と誘起々電力の関係及び誘起々電力と従来
の巻線印加電圧タイミングを示す説明図、第9図は従来
の直流モーターと位相制御有/無のブラシレス直流モー
ターの速度/トルク特性の比較を示すグラフ、 第1O図、第11図はY結線時のU相のPWMの有無側
のコイル間の電圧、電流波形とスペクトル分析結果を示
す説明図である。
チング制御システム構成を示すブロック図、 第2図は誘起々電力と巻線印加電圧及び巻線電流のベク
トル図、 第3図はブラシレス直流モーターの永久磁石と巻線の位
置関係を示す概略図、 第4図はe1+eC信号を発生するためのセンサー配置
、 第5図は電流iとe、、e。よりψを求め、ψ→0なる
制御を行なう事によりλを求め、u、v。 W相のλ角度位相ずれしたスイッチング信号及びそのP
WM化のパルス発生回路、 第6図は誘起々電力の位置に対し、λだけ位相がずれた
PWM化パルス発生タイミングチャート、第7図は第4
図のセンサーよりeS+ eCを発生するブロック図
、 第8図は磁極と誘起々電力の関係及び誘起々電力と従来
の巻線印加電圧タイミングを示す説明図、第9図は従来
の直流モーターと位相制御有/無のブラシレス直流モー
ターの速度/トルク特性の比較を示すグラフ、 第1O図、第11図はY結線時のU相のPWMの有無側
のコイル間の電圧、電流波形とスペクトル分析結果を示
す説明図である。
Claims (2)
- 1. ブラシレス直流モーターの巻線電流(高調波成分
を含んだもの)と、誘起々電力とほぼ同等な基本波のS
in成分とCos成分信号より、前記巻線電流と誘起々
電力の位相差を検出し、この位相差が常にほぼ0になる
ように制御することによって巻線の印加電圧と誘起々電
力との理想的な位相角を求め、この位相角に応じて巻線
に供給する印加電圧の時期を調整することを特徴とする
ブラシレス直流モーターの駆動方法。 - 2. 前記1.で求めた理想的な巻線への電圧印加時期
(位相角=λ)より、SinλCosλ値を求め、前記
1.の誘起々電力の位相角θとでSin(θ+λ)、C
os(θ+λ)を作り、u相についてはSin(θ+λ
)、又v相、w相はu相よりそれぞれ2/3π位相がず
れたSin(θ+λ+2/3π)、Sin(θ+λ−2
/3π)より、印加電圧時期を作り、Sin(θ+λ)
と三角波より、スイッチング時期を考慮し、かつパルス
幅変調(PWM)された信号を出力することによって、
前記1.に述べた理想的な位相角の電圧供給でかつ高調
波電流成分が少ないことを特徴とするブラシレス直流モ
ーターの駆動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63075796A JPH01248987A (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | ブラシレス直流モーターの駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63075796A JPH01248987A (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | ブラシレス直流モーターの駆動方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01248987A true JPH01248987A (ja) | 1989-10-04 |
Family
ID=13586525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63075796A Pending JPH01248987A (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | ブラシレス直流モーターの駆動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01248987A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01283004A (ja) * | 1988-05-02 | 1989-11-14 | Nippon Steel Corp | ブラシレスモータの制御方法及び装置 |
JPH03293993A (ja) * | 1990-04-06 | 1991-12-25 | Fanuc Ltd | 可変リラクタンスモータの駆動方式 |
JPH04295294A (ja) * | 1990-09-10 | 1992-10-20 | Fujitsu Ltd | ブラシレスdcモータ |
JP2001054297A (ja) * | 1999-08-05 | 2001-02-23 | Sharp Corp | モータ制御装置および制御方法 |
-
1988
- 1988-03-29 JP JP63075796A patent/JPH01248987A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01283004A (ja) * | 1988-05-02 | 1989-11-14 | Nippon Steel Corp | ブラシレスモータの制御方法及び装置 |
JPH03293993A (ja) * | 1990-04-06 | 1991-12-25 | Fanuc Ltd | 可変リラクタンスモータの駆動方式 |
JPH04295294A (ja) * | 1990-09-10 | 1992-10-20 | Fujitsu Ltd | ブラシレスdcモータ |
JP2001054297A (ja) * | 1999-08-05 | 2001-02-23 | Sharp Corp | モータ制御装置および制御方法 |
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