JP7181817B2 - モータシステム - Google Patents

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Description

本発明は、モータと電流供給回路を有するモータシステムに関する。
従来から、モータと当該モータに電流を供給する電流供給回路を備えたモータシステムが知られている。
例えば特許文献1には、電動機(モータ)とインバータ(電流供給回路)を備えた電動機システム(モータシステム)が記載されている。特許文献1に記載されるシステムにおいて、電動機は回転子と固定子を有しており、回転子には永久磁石が配置され、固定子には中性点で結線された多相巻線が設けられている。そして、特許文献1に記載されるシステムでは、インバータの直流側の電圧の中点と多相巻線が有する中性点のうちの1つとを接続する接続手段に零相電流が流れるようにインバータが制御される。これにより、特許文献1に記載されるシステムは、接続手段に零相電流を流すことにより発生する磁束と永久磁石に発生する磁束により、回転子に対して半径方向の力を発生させる。
特開2016-42768号公報
特許文献1に記載されるシステムでは、零相電流を流すことで発生する磁界(零相磁界)により、回転子に対して半径方向の力を発生させているが、零相磁界により得られる力をトルク成分として利用できていない。
本発明は、零相磁界により得られる力をトルク成分として利用できるモータシステムを実現することにある。
本発明の具体例の一つであるモータシステムは、モータと電流供給回路を有するモータシステムであって、前記モータは、N相巻線(Nは自然数)を備えたステータと、永久磁石を備えたロータと、を有し、前記ロータによる前記ステータの鎖交磁束が基本波磁束成分とN×K次高調波磁束成分(Kは自然数)とを含み、前記電流供給回路は、回転磁界を発生させる基本波電流成分と零相磁界を発生させるN×K次高調波電流成分とを含んだ電流を前記N相巻線に供給することを特徴とする。
例えば、前記電流供給回路は、前記基本波電流成分の極値の絶対値よりも合成後の極値の絶対値が小さくなる位相関係で前記基本波電流成分と前記N×K次高調波電流成分を合成した電流を前記N相巻線に供給するようにしてもよい。
また、例えば、前記モータは、前記基本波電流成分による回転磁界と前記鎖交磁束の前記基本波磁束成分とにより得られる基本波トルク成分と、前記N×K次高調波電流成分による零相磁界と前記鎖交磁束の前記N×K次高調波磁束成分とにより得られるN×K次高調波トルク成分と、を含んだトルクを発生し、前記電流供給回路は、トルクの増加を必要とする動作期間において、前記基本波トルク成分と前記N×K次高調波トルク成分が互いに同じ方向となる位相関係で、前記基本波電流成分と前記N×K次高調波電流成分が合成された電流を、前記N相巻線に供給するようにしてもよい。
また、例えば、前記ロータの永久磁石の開角が前記ステータのN相巻線の巻幅よりも小さくてもよいし、前記ロータの突極の開角が当該ロータの永久磁石の開角よりも小さくてもよい。
本発明により、零相磁界により得られる力をトルク成分として利用できるモータシステムが実現される。
中性点を利用したモータシステムの具体例を示す図である。 オープン巻線を利用したモータシステムの具体例を示す図である。 モータの構成例1を示す図である。 ロータ磁石鎖交磁束の具体例1を示す図である。 N相巻線に供給される電流の具体例1を示す図である。 モータが発生するトルクの具体例を示す図である。 ロータの構造とロータ磁石鎖交磁束の関係を示す図である。 磁石の開角とN相巻線の巻幅と突極の開角に関する具体例を示す図である。 磁石の開角とN相巻線の巻幅と突極の開角に関する具体例を示す図である。 モータの構成例2を示す図である。 ロータ磁石鎖交磁束の具体例2を示す図である。 N相巻線に供給される電流の具体例2を示す図である。
図1,図2は、本発明の具体的な実施態様の一例を示す図である。図1,図2には、モモータシステムに関するいくつかの具体例が図示されている。
図1,図2に示す各具体例のモータシステムは、モータ10とインバータ20と電池30を備えている。モータ10は、N相巻線(Nは自然数)を備えている。また、インバータ20は、モータ10が備えるN相巻線に電流を供給する電流供給回路の一例である。インバータ20は、電池30から電力を得てモータ10のN相巻線に電流を供給する。インバータ20は、回転磁界を発生させる電流成分と零相磁界を発生させる電流成分を含んだ電流をN相巻線に供給する。
図1は、中性点を利用したモータシステムの具体例を示す図である。図1には、3相巻線(N=3)のモータ10を備えた具体例Aと、5相巻線(N=5)のモータ10を備えた具体例Bが例示されている。
図1に示す具体例Aでは、モータ10が備える3相巻線の中性点Gと零相用回路22の間に、零相磁界を発生させる電流成分である零相電流が流れる。また、図1に示す具体例Bでは、モータ10が備える5相巻線の中性点Gと零相用回路22の間に零相電流が流れる。
図2は、オープン巻線を利用したモータシステムの具体例を示す図である。図2には、3相巻線(N=3)のモータ10を備えた具体例Cと、5相巻線(N=5)のモータ10を備えた具体例Dが例示されている。
図2に示す具体例Cでは、モータ10が備える3相巻線の各巻線を介して、インバータ20と第2インバータ24の間に、零相磁界を発生させる電流成分である零相電流が流れる。また、図2に示す具体例Dでは、モータ10が備える5相巻線の各巻線を介して、インバータ20と第2インバータ24の間に零相電流が流れる。
なお、図1,図2には、N相巻線の代表例として3相巻線と5相巻線のモータ10を有するモータシステムを例示したが、3相巻線と5相巻線以外のN相巻線を備えたモータ10によりモータシステムが実現されてもよい。
図3は、モータ10の構成例1を示す図である。図3には、ステータ12とロータ14を備えたモータ10の構成例が図示されている。ステータ12はN相巻線(Nは自然数)を備えており、ロータ14は磁石(永久磁石)を備えている。なお、図3(A)は、モータ10の回転軸を中心とする円周全体の構成例であり、図3(B)は、図3(A)に示す円周全体を円周方向に8等分したうちの1つに対応した部分構成を示している。
図3に示す構成例のステータ12は3相巻線(N=3)を備えている。つまり、図3のステータ12は、U相とV相とW相の3相に対応した巻線Cを備えている。また、図3に示す構成例のロータ14は、図3(B)に示す部分構成ごとに、2つで1つの組を構成する磁石(永久磁石)を備えている。
図4は、ロータ磁石鎖交磁束の具体例1を示す図である。図4には、図3に示す構成例1のロータ14によるステータ12への鎖交磁束の具体例が図示されている。N相巻線(Nは自然数)を備えたステータ12への鎖交磁束には、基本波磁束成分とN×K次高調波磁束成分(Kは自然数)が含まれている。
図4には、3相巻線(N=3)を備えたステータ12のロータ磁石鎖交磁束が実線で示されている。また、図4に実線で示されるロータ磁石鎖交磁束は、破線で示す基本波磁束成分と点線で示す3次高調波磁束成分(N=3,K=1)を含んでいる。
図5は、N相巻線に供給される電流の具体例1を示す図である。インバータ20(図1,図2)は、回転磁界を発生させる基本波電流成分と零相磁界を発生させるN×K次高調波電流成分とを含んだ電流をN相巻線に供給する。図5には、3相巻線(N=3)のロータ磁石鎖交磁束(図4)に対して同方向のトルクを発生させる基本波電流成分と3次高調波電流成分(N=3,K=1)の具体例が図示されている。
なお、インバータ20は、基本波電流成分の極値の絶対値よりも、合成後の極値の絶対値が小さくなる位相関係で、基本波電流成分とN×K次高調波電流成分を合成した電流をN相巻線に供給するようにしてもよい。
例えば、図5に示す具体例のように、破線で示す基本波電流成分の極大値Pfよりも、実線で示す合成後の相電流の極大値Pcが小さくなる位相関係で、基本波電流成分と点線で示す3次高調波電流成分である零相電流を合成した相電流が供給されてもよい。これにより、実線で示す合成後の相電流のピークを減少させることができる。
図6は、モータ10(図1~図3)が発生するトルクの具体例を示す図である。モータ10は、基本波電流成分による回転磁界と鎖交磁束の基本波磁束成分とにより得られる基本波トルク成分と、N×K次高調波電流成分による零相磁界と鎖交磁束のN×K次高調波磁束成分とにより得られるN×K次高調波トルク成分を含んだトルクを発生する。
図6には、破線で示す基本波トルク成分と点線で示す3次高調波トルク成分(N=3,K=1)と、これらの2つのトルク成分を合成した実線で示す合成トルクの具体例が図示されている。
また、インバータ20(図1,図2)は、トルクの増加を必要とする動作期間において基本波トルク成分とN×K次高調波トルク成分が互いに同じ方向となる位相関係で、基本波電流成分とN×K次高調波電流成分が合成された電流をN相巻線に供給してもよい。
例えば、図6に示す具体例のように、電流進角30~90deg.の動作期間(例えば弱め界磁の期間)において、基本波トルク成分と3次高調波トルク成分が共に正方向となる位相関係で合成されてもよい。
図7は、ロータ14の構造とロータ磁石鎖交磁束の関係を示す図である。ステータ12はN相巻線を備えており、ロータ14は磁石(永久磁石)を備えている。図7には、ステータ12が備えるU相巻線と、ロータ14の磁石が角度A,角度B,角度Cの順に回転方向に回転する様子が例示されている。
例えば、図7に例示するように、ロータ14が備える磁石(永久磁石)の開角が、ステータ12のN相巻線の巻幅よりも小さい構成例としてもよい。また、例えば、後に説明するロータ14の突極の開角が、ロータ14が備える磁石(永久磁石)の開角よりも小さい構成例としてもよい。
図8,図9は、磁石の開角とN相巻線の巻幅と突極の開角に関する具体例を示す図である。図8,図9には、ロータ14が備える磁石(永久磁石)の開角θmと、N相巻線の巻幅(角度)θcと、ロータ14の突極の開角θtの具体例が示されている。なお、図8,図9に示す各角度は、ロータ14の回転軸を中心とする回転方向の角度である。
磁石の開角θmは、ロータ14が備える磁石(永久磁石)の磁束がステータ12に渡る部位の角度である。図8(A)(B)に示す具体例では、ロータ14が2つで1つの組を構成する磁石(永久磁石)を備えており、1つの組の磁石の磁束がステータ12に渡る部位の角度が磁石の開角θmとなる。図9に示す具体例では、ロータ14が1つずつ個別に設けられた磁石(永久磁石)を備えており、個別に設けられた各磁石の磁束がステータ12に渡る部位の角度が磁石の開角θmとなる。
また、突極の開角θtは、ロータ14が備える各突極(1つの突極)の回転方向の幅に対応した角度であり、巻幅θcは、ステータ12が備えるN相巻線の巻幅に関する回転方向の角度である。例えば、図8(A)(B)に示す具体例では、磁石の開角θmがN相巻線の巻幅θcよりも小さく、突極の開角θtが磁石の開角θmよりも小さい。
図10は、モータ10の構成例2を示す図である。図10には、ステータ12とロータ14を備えたモータ10の構成例が図示されている。ステータ12はN相巻線(Nは自然数)を備えており、ロータ14は磁石(永久磁石)を備えている。なお、図10(A)はモータ10の回転軸を中心とする円周全体の構成例であり、図10(B)は、図10(A)に示す円周全体を円周方向に4等分したうちの1つに対応した部分構成を示している。
図10に示す構成例のステータ12は5相巻線(N=5)を備えている。つまり、図10のステータ12は、U相とV相とW相とX相とY相の5相に対応した巻線Cを備えている。また、図10に示す構成例のロータ14は、また、図10に示す構成例のロータ14は、図10(B)に示す部分構成ごとに個別に設けられた1つの磁石(永久磁石)を備えている。
図11は、ロータ磁石鎖交磁束の具体例2を示す図である。図11には、図10に示す構成例2のロータ14によるステータ12への鎖交磁束の具体例が図示されている。N相巻線(Nは自然数)を備えたステータ12への鎖交磁束には、基本波磁束成分とN×K次高調波磁束成分(Kは自然数)が含まれている。
図11には、5相巻線(N=5)を備えたステータ12のロータ磁石鎖交磁束が実線で示されている。また、図11に実線で示されるロータ磁石鎖交磁束は、破線で示す基本波磁束成分と点線で示す5次高調波磁束成分(N=5,K=1)を含んでいる。
図12は、N相巻線に供給される電流の具体例2を示す図である。インバータ20(図1,図2)は、回転磁界を発生させる基本波電流成分と零相磁界を発生させるN×K次高調波電流成分とを含んだ電流をN相巻線に供給する。図12には、5相巻線(N=5)のロータ磁石鎖交磁束(図11)に対して同方向のトルクを発生させる基本波電流成分と5次高調波電流成分(N=5,K=1)の具体例が図示されている。
なお、インバータ20は、基本波電流成分の極値の絶対値よりも、合成後の極値の絶対値が小さくなる位相関係で、基本波電流成分とN×K次高調波電流成分を合成した電流をN相巻線に供給するようにしてもよい。
例えば、図12に示す具体例のように、破線で示す基本波電流成分の極大値Pfよりも実線で示す合成後の相電流の極大値Pcが小さくなる位相関係で、基本波電流成分と点線で示す5次高調波電流成分である零相電流を合成した相電流が供給されてもよい。これにより、実線で示す合成後の相電流のピークを減少させることができる。
また、モータ10(図1~図3,図10)は、基本波電流成分による回転磁界と鎖交磁束の基本波磁束成分とにより得られる基本波トルク成分と、N×K次高調波電流成分による零相磁界と鎖交磁束のN×K次高調波磁束成分とにより得られるN×K次高調波トルク成分を含んだトルクを発生する。
例えば、図10に例示するモータ10は、図12に示す基本波電流成分による回転磁界と図11に示す基本波磁束成分とにより得られる基本波トルク成分と、図12に示す5次高調波電流成分による零相磁界と図11に示す5次高調波磁束成分とにより得られる5次高調波トルク成分と、を合成した合成トルクを発生する。
インバータ20(図1,図2)は、トルクの増加を必要とする動作期間において基本波トルク成分とN×K次高調波トルク成分が互いに同じ方向となる位相関係で、基本波電流成分とN×K次高調波電流成分が合成された電流をN相巻線に供給してもよい。これにより、例えば図10から図12を利用して説明した具体例であれば、トルクの増加を必要とする動作期間(例えば弱め界磁の期間)において、基本波トルク成分と5次高調波トルク成分が共に同方向となる位相関係で合成されてもよい。
以上、本発明の具体的な実施態様の一例を説明したが、上述した具体例はあらゆる点で単なる例示にすぎず、本発明の範囲を限定するものではない。本発明は、その本質を逸脱しない範囲で各種の変形形態を包含する。
10 モータ、12 ステータ、14 ロータ、20 インバータ、30 電池。

Claims (3)

  1. モータと電流供給回路を有するモータシステムであって、
    前記モータは、
    N相巻線(Nは自然数)を備えたステータと、
    永久磁石を備えたロータと、
    を有し、
    前記ロータによる前記ステータの鎖交磁束が基本波磁束成分とN×K次高調波磁束成分(Kは自然数)とを含み、
    前記ロータの永久磁石の開角が前記ステータのN相巻線の巻幅よりも小さく、前記ロータの突極の開角が当該ロータの永久磁石の開角よりも小さく、
    前記電流供給回路は、
    回転磁界を発生させる基本波電流成分と零相磁界を発生させるN×K次高調波電流成分とを含んだ電流を前記N相巻線に供給する、
    ことを特徴とするモータシステム。
  2. 請求項1に記載のモータシステムにおいて、
    前記電流供給回路は、
    前記基本波電流成分の極値の絶対値よりも合成後の極値の絶対値が小さくなる位相関係で前記基本波電流成分と前記N×K次高調波電流成分を合成した電流を前記N相巻線に供給する、
    ことを特徴とするモータシステム。
  3. 請求項1または2に記載のモータシステムにおいて、
    前記モータは、
    前記基本波電流成分による回転磁界と前記鎖交磁束の前記基本波磁束成分とにより得られる基本波トルク成分と、
    前記N×K次高調波電流成分による零相磁界と前記鎖交磁束の前記N×K次高調波磁束成分とにより得られるN×K次高調波トルク成分と、
    を含んだトルクを発生し、
    前記電流供給回路は、
    トルクの増加を必要とする動作期間において、前記基本波トルク成分と前記N×K次高調波トルク成分が互いに同じ方向となる位相関係で、前記基本波電流成分と前記N×K次高調波電流成分が合成された電流を、前記N相巻線に供給する、
    ことを特徴とするモータシステム。
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