JPH01248920A - ガス絶縁機器 - Google Patents
ガス絶縁機器Info
- Publication number
- JPH01248920A JPH01248920A JP7436388A JP7436388A JPH01248920A JP H01248920 A JPH01248920 A JP H01248920A JP 7436388 A JP7436388 A JP 7436388A JP 7436388 A JP7436388 A JP 7436388A JP H01248920 A JPH01248920 A JP H01248920A
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- gas
- decomposed
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- adsorbent
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Landscapes
- Installation Of Bus-Bars (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はガス絶縁機器に係り、特に内部に発生した部分
放電などによる絶縁異常を適切に検出するに好適な構造
のガス絶縁機器に関する。
放電などによる絶縁異常を適切に検出するに好適な構造
のガス絶縁機器に関する。
通常ガス絶縁機器、例えばガス絶縁開閉装置(以下GI
Sと略称する。)においては、内部の分解ガスを検出す
ることにより、絶縁異常の診断を行うことが提案されて
いる(三菱電機技報VoQ。
Sと略称する。)においては、内部の分解ガスを検出す
ることにより、絶縁異常の診断を行うことが提案されて
いる(三菱電機技報VoQ。
54、&7,1980第19〜20頁参照)。しかし、
GISの内部には水分や分解ガスを吸着するための吸着
剤が封入されているので、これにより分解ガス濃度が当
然低下する。従って異常診断の感度かにぶくなる。特に
、GISに呈色反応試薬を使う場合、1000pc程度
の部分放電の検出が限界であった。
GISの内部には水分や分解ガスを吸着するための吸着
剤が封入されているので、これにより分解ガス濃度が当
然低下する。従って異常診断の感度かにぶくなる。特に
、GISに呈色反応試薬を使う場合、1000pc程度
の部分放電の検出が限界であった。
上記の従来技術では1000pc程度以下の微小部分放
電の検出ができない問題があるのに対し、GISでは数
10pc程度の部分放電が発生していても重大な絶縁異
常、絶縁事故が起ることがあり、これを未然に診断でき
ない恐れがあった。
電の検出ができない問題があるのに対し、GISでは数
10pc程度の部分放電が発生していても重大な絶縁異
常、絶縁事故が起ることがあり、これを未然に診断でき
ない恐れがあった。
本発明の目的は、GISの如きガス絶縁機器で内部に発
生する数10pc程度の部分放電を伴うような絶縁異常
の状態であっても分解ガスを検出できるようにすること
にある。
生する数10pc程度の部分放電を伴うような絶縁異常
の状態であっても分解ガスを検出できるようにすること
にある。
上記目的は、接地タンク内を絶縁スペーサにて区画し、
この各区画の内部に設置する吸着剤に開閉器部と母線部
とに特性の異なるものを用いることにより、達成される
。
この各区画の内部に設置する吸着剤に開閉器部と母線部
とに特性の異なるものを用いることにより、達成される
。
ガス絶縁機器の開閉器内部には、水分と分解ガスを吸着
する吸着剤を、また母線内部には分解ガスのSO2を吸
着せず水分を主に吸着する吸着剤をそれぞれ設置したの
で、母線内部に異常が発生した場合には、分解ガスであ
るSow力j吸着剤に吸着されることがないため、5O
2vIA度を測定することにより、母線内部の異常を検
知することができる。
する吸着剤を、また母線内部には分解ガスのSO2を吸
着せず水分を主に吸着する吸着剤をそれぞれ設置したの
で、母線内部に異常が発生した場合には、分解ガスであ
るSow力j吸着剤に吸着されることがないため、5O
2vIA度を測定することにより、母線内部の異常を検
知することができる。
以下、本発明をGISに適用した一実施例を第1図及び
第2図により説明する。
第2図により説明する。
GISのガス母線部と開閉部の断面を第1図に示してお
り、この母線部は、高電圧導体1.接地タンク2及び高
圧導体1を接地タンク2の中心に絶縁支持する絶縁スペ
ーサ3により構成され、このスペーサ3は母線部と開閉
部を完全に仕切っている。また接地タンク2の底部に吸
着剤30を収納するポケット5が設置され、更に内部の
ガスを測定するための配管部6と分解ガス測定部7が接
続され、内部はSFeガス20が充填されている。
り、この母線部は、高電圧導体1.接地タンク2及び高
圧導体1を接地タンク2の中心に絶縁支持する絶縁スペ
ーサ3により構成され、このスペーサ3は母線部と開閉
部を完全に仕切っている。また接地タンク2の底部に吸
着剤30を収納するポケット5が設置され、更に内部の
ガスを測定するための配管部6と分解ガス測定部7が接
続され、内部はSFeガス20が充填されている。
開閉部の構成は母線部の高圧導体に開閉機構8を設置し
たものとなっている。
たものとなっている。
母線部の収納ポケット5内にはSO2を吸着せず、水分
を主体に吸着する吸着剤30を入れておくため、母線内
部に異常が起こり、例えば導電性 □異物9が高圧
導体1に付着すると1部分放電10を発生する。この部
分放電10が発生するとSFeガス20が分解され、S
02.が生成される。しかし母線部の吸着剤は第2図の
吸着剤有(水のみ吸着)Aの特性であるため、分解ガス
測定器7でS○2濃度を測定すると感度よく測定され、
内部の異常を検知できる。また、通常では水分を十分吸
着するため、SFeガス20の絶縁性については全く問
題がない。
を主体に吸着する吸着剤30を入れておくため、母線内
部に異常が起こり、例えば導電性 □異物9が高圧
導体1に付着すると1部分放電10を発生する。この部
分放電10が発生するとSFeガス20が分解され、S
02.が生成される。しかし母線部の吸着剤は第2図の
吸着剤有(水のみ吸着)Aの特性であるため、分解ガス
測定器7でS○2濃度を測定すると感度よく測定され、
内部の異常を検知できる。また、通常では水分を十分吸
着するため、SFeガス20の絶縁性については全く問
題がない。
一方、開閉部の収納ポケット5内には、水分と分解ガス
(SF4,5OFz、HF、SOzなど)を吸着する吸
着剤31が入っている。開閉機構部8が動作するとアー
ク放電11が発生し、SFeガスが分解して多量の分解
ガスが生成される。しかし、吸着剤31はこれらを十分
吸着するため、内部のSFeガスの絶縁性能の低下はな
くなる。吸着剤がない場合は特性BのようにSO2の感
度が良いが、従来の吸着剤を封入すると破線で示す特性
Cのようになり測定は不可である。そこで水を主体に吸
着し、Sowを吸着しない吸着剤を封入すると、従来の
吸着剤と比べるとかなり感度が良い。
(SF4,5OFz、HF、SOzなど)を吸着する吸
着剤31が入っている。開閉機構部8が動作するとアー
ク放電11が発生し、SFeガスが分解して多量の分解
ガスが生成される。しかし、吸着剤31はこれらを十分
吸着するため、内部のSFeガスの絶縁性能の低下はな
くなる。吸着剤がない場合は特性BのようにSO2の感
度が良いが、従来の吸着剤を封入すると破線で示す特性
Cのようになり測定は不可である。そこで水を主体に吸
着し、Sowを吸着しない吸着剤を封入すると、従来の
吸着剤と比べるとかなり感度が良い。
このように、特性の違う吸着剤の母線部と開閉部に分け
ると、母線内部の異常を分解ガスを測定することにより
感度よく検出できる。
ると、母線内部の異常を分解ガスを測定することにより
感度よく検出できる。
本発明のようにガス絶縁機器を構成すれば、接地タンク
の内部の絶縁異常の判断の際に吸着剤がSFe分解ガス
であるSO2を吸着することがなく、SOz濃度を感度
よく測定できるので、内部での微小導電性異物などによ
る微小部分放電を特別な装置の設置することなく、検出
でき、異常を知ることができる。
の内部の絶縁異常の判断の際に吸着剤がSFe分解ガス
であるSO2を吸着することがなく、SOz濃度を感度
よく測定できるので、内部での微小導電性異物などによ
る微小部分放電を特別な装置の設置することなく、検出
でき、異常を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のガス絶縁機器の一実施例である母線部
と開閉部の断面図、第2図は課電時間とSFe分解ガス
のSOz’ta度との関係を示す特性図である。 1・・・高電圧導体、2・・・接地タンク、3・・・絶
縁スペーサ、20・・・SFeガス、30.31・・・
吸着剤。 ゛コニ、r−、′
と開閉部の断面図、第2図は課電時間とSFe分解ガス
のSOz’ta度との関係を示す特性図である。 1・・・高電圧導体、2・・・接地タンク、3・・・絶
縁スペーサ、20・・・SFeガス、30.31・・・
吸着剤。 ゛コニ、r−、′
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、接地タンクと、前記接地タンク内に配置する高電圧
導体と、前記高電圧導体を支持して接地タンク内を区画
する絶縁スペーサ前記接地タンク内の区画にガスを封入
すると共に吸着剤を配置してなるガス絶縁機器において
、運転状態での動作時にアーク放電を伴う区画の内部に
設置する吸着剤とアーク放電を伴わない区画の内部に設
置する吸着剤との種類を異ならせたことを特徴とするガ
ス絶縁機器。 2、上記アーク放電を伴わない区画等に設置する吸着剤
は、水分の吸着を主体としたものであることを特徴とす
る請求項1記載のガス絶縁機器。 3、上記アーク放電を伴わない区画に設置する吸着剤は
SO_2を吸着しないものであることを特徴とする請求
項1記載のガス絶縁機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7436388A JPH01248920A (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | ガス絶縁機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7436388A JPH01248920A (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | ガス絶縁機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01248920A true JPH01248920A (ja) | 1989-10-04 |
Family
ID=13544990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7436388A Pending JPH01248920A (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | ガス絶縁機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01248920A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102020213463A1 (de) | 2020-10-26 | 2022-04-28 | Siemens Energy Global GmbH & Co. KG | Gasisolierte elektrische Anlage |
-
1988
- 1988-03-30 JP JP7436388A patent/JPH01248920A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102020213463A1 (de) | 2020-10-26 | 2022-04-28 | Siemens Energy Global GmbH & Co. KG | Gasisolierte elektrische Anlage |
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