JPH01247849A - 減圧弁 - Google Patents

減圧弁

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Publication number
JPH01247849A
JPH01247849A JP7323688A JP7323688A JPH01247849A JP H01247849 A JPH01247849 A JP H01247849A JP 7323688 A JP7323688 A JP 7323688A JP 7323688 A JP7323688 A JP 7323688A JP H01247849 A JPH01247849 A JP H01247849A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
spool
spring
oil
port
Prior art date
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Pending
Application number
JP7323688A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoshi Shibayama
尚士 柴山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP7323688A priority Critical patent/JPH01247849A/ja
Publication of JPH01247849A publication Critical patent/JPH01247849A/ja
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  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、減圧弁に関するものである。
(ロ)従来の技術 従来の減圧弁として、特開昭62−62047号公報に
示されるものがある。これに示されるオーバーランニン
グクラッチ用の減圧弁はスプールとスプリングとから構
成されており、供給圧ポートに供給される油の一部をド
レーンポートから排出し、これによって減圧された油圧
をスプリングに対抗する向きの力を作用するパイロット
ポートに導き、これによりスプリングの力に対応した一
定圧に減圧するように構成されている。
従って、減圧状態では供給圧ポートとスプールとの間の
狭いすきまから油が流入し、またドレーンポートとスプ
ールとのすきまから油が排出される状態となっている。
一方、供給圧ポートに油圧が供給されない場合にはスプ
ールはスプリングによって停止位置まで押され、供給圧
ポートは完全に開かれ、またドレーンポートは封鎖され
た状態となっている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような従来の減圧弁では、減圧開
始時にオーバーシュートが発生し、−時的に設定された
減圧値よりも高い油圧が発生するという問題点がある。
すなわち、供給圧油路から供給圧ポートに油圧が供給さ
れると、この油圧は供給圧ポートから減圧油圧出力油路
に供給され、これがパイロットポートに作用しスプール
を調圧位置まで移動させる。従って、スプールが調圧位
置に動くまでの時間遅れが発生し、この間−時的に高い
油圧がクラッチなどに作用することになる。このような
油圧のオーバーシュートは変速ショックに対して好まし
くない。本発明は、このような課題を解決することを目
的としている。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、供給圧が供給されていない場合にもスプール
を調圧位置に近い位置に保持しておくようにすることに
より上記課題を解決する。すなわち、本発明による減圧
弁は、弁穴に挿入される第1スプール(10)と、第1
スプールに押力を作用する第1スプリング(14)と、
から構成され、供給圧ポート(24)に供給される供給
圧の一部をドレーンポート(28)から排出することに
より減圧油圧を調整し、減圧油圧を第1スプリングによ
る力に対抗する向きの力をスプールに作用するパイロッ
トポート(22)に供給し、減圧油圧が第1スプリング
の力及びこれと同じ向きに作用する油圧(なお、この油
圧は0の場合もあり、この場合には第1スプリングの力
のみとなる)による力に対応した値となるように減圧作
用を行う減圧弁を対象にしたものであり、第1スプール
の挿入された弁穴と同軸にパイロットポート側に設けら
れた弁穴内に第1スプールよりも大径の第2スプール(
12)及び第2スプリング(16)が設けられており、
第2スプリングは第2スプールを第1スプール側に押圧
するように配置されており、第2スプールが第2スプリ
ングによって停止位置に押付けられた状態では第2スプ
ールに押付けられて停止している第1スプールは供給圧
ポートをわずかに開く位置にあることを特徴としている
。 また上記と同様の減圧弁を対象にした場合に、第1
スプールの挿入された弁穴と同軸にパイロットポート側
に設けられた弁穴内に第1スプールよりも大径の第2ス
プール及び第2スプリングが設けられており、第2スプ
リングは第2スプールを第1スプール側に押圧するよう
に配置されており、第2スプールが第2スプリングによ
って停止位置に押付けられた状態では第2スプールに押
付けられて停止している第1スプールは供給圧ポートを
封鎖する位置にあり、供給圧ポートに連通ずる供給圧油
路と減圧油圧が出力される油路とがオリフィス(40)
を介して接続されるようにすることもできる。なお、か
っこ内の符号は実施例の対応する部材を示す。
(ホ)作用 上記前者の減圧弁の場合、供給圧油路から供給圧ポート
へ油圧の供給が開始されると、供給圧は供給圧ポートと
スプールとの間のすきまを通って減圧油圧出力油路に流
入する。この減圧油圧出力油路の油圧がパイロットポー
トに作用し、通常の減圧作用が開始される。供給油圧が
供給されていない段階で第1スプールは第2スプールに
押し付けられた状態で停止しているが、この停止位置は
調圧作用を行う位置であるので直ちに減圧作用が開始さ
れ、油圧のオーバーシュートがほとんど発生しなくなる
上記後者の減圧弁の場合、減圧開始時には供給圧油路か
らオリフィスを通して減圧油圧出力油路に油圧が供給さ
れ、パイロットポートの油圧が減圧設定値まで上昇した
とき第1スプールが調圧状態となる。従って、オーバー
シュートの発生を完全に防止することができる。
(へ)実施例 (第1実施例) 第1図に第1実施例を示す。弁穴内に第1スプール10
及び第2スプール12が挿入されている。第1スプール
10及び第2スプール12は第1スプリング14及び第
2スプリング16によって互いに押付けられている。な
お、第2スプール12のランド径は第1スプール10の
ランド10a及びtobの径よりも大径であり、また第
2スプリング16は第1スプリング14よりも設定力を
大きくしである。また、第2スプール12は壁18に押
付けられて停止可能としである。弁穴には6つのポート
20.22.24.26.28及び30が設けられてい
る。ポート20.28及び30はドレーンポートである
。ポート22はパイロットポートであり、オリフィス3
2を介して減圧油圧出力油路34と接続されている。減
圧油圧出力油路34はクラッチ36と接続されている。
ポート24は供給圧ポートであり、供給圧油路38と接
続されている。ポート26は減圧油圧出力油路34と接
続されている。
次にこの実施例の作用について説明する。供給圧油路3
8に供給圧が作用していない場合には、第1スプール1
0及び第2スプール12は第1図に示す状態にある。す
なわち、第2スプール12は第2スプリング16によっ
て壁18に押付けられて停止しており、一方第1スプー
ル10は第1スプリング14によって第2スプール12
に押付けられて停止している。前述のように第2スプリ
ング16の設定力を第1スプリング14の設定力よりも
大きくしであるのでこの状態に保持される。この第1図
に示す状態ではポート24はランド10aによってわず
かに開かれた状態となっている。この状態から供給圧油
路38に供給圧が供給されると、この油圧はポート24
とランド10aとの間のすきまを通ってポート26側に
流入する。この際、油はポート24とランド10aとの
間の狭いすきまを通って流入するので、減圧油圧出力油
路34には緩かに油圧が供給されていく。減圧油圧出力
油路34の油圧はポート22に作用し、第1スプール1
0は通常どおりの調圧状態となる。第1スプール10の
調圧作用によつてポート22に作用する油圧が上昇する
と、第2スプール12はこの油圧に押されて第2スプリ
ング16を圧縮し、第1スプール10から離れる方向に
移動する。従って、調圧状態においては第2スプール1
2が第1スプール10に作用を及ぼすことはなく、第1
スプール10の通常どおりの調圧作用を得ることができ
る。これによりクラッチ36に所定の減圧油圧が供給さ
れる。上述のように供給圧油路38から油圧の供給が開
始されたとき、ランド10aによって形成される小さい
すきまを通して油が流入するので、減圧油圧出力油路3
4の油圧はオーバーシュートをほとんど発生することな
く上昇し所定の調圧状態となる。従って、クラッチ36
に一時的に高い油圧が作用するといった不具合が防止さ
れる。
(第2実施例) 第2図に第2実施例を示す。この第2実施例は供給圧油
路38とポート26とをオリフィス40を介して接続す
ると共に第1スプール10の停止位置をランド10aに
よってポート24が封鎖される位置としたものである。
これ以外の構成は第1図に示した実施例と同様である。
この第2実施例の場合、供給圧油路38に供給圧の供給
が開始されると、油はオリフィス40を通して流入する
。減圧油圧出力油路34の油圧が上昇していくと第2ス
プール12が図中左方向に移動し、また第1スプール1
0もわずかに左方向へ移動し所定の調圧状態となる。こ
の第2実施例の場合、オリフィス40を通して油が流入
するのでより確実な絞り効果を得ることができ、第1実
施例の場合よりも更に確実に油圧のオーバーシュートを
防止することができる。
(第3実施例) 第3図に第3実施例を示す。この第3実施例は第2図に
示した第2実施例の供給圧油路38と減圧油圧出力油路
34とを一方向弁42によって接続したものである。一
方向弁42は減圧油圧出力油路34側から供給圧油路3
8側への油の流れは許容するが、逆向きの油の流れは許
容しない向きに配置されている。この第3実施例では、
供給圧油路38への供給圧の供給が停止された場合、−
方向弁42を通して減圧油圧出力油路34の油圧がドレ
ーンされるので、第2実施例の場合よりもクラッチ36
の油圧を急速に低下させることができる(第2実施例の
場合、ランド10bによってドレーン用のポート28の
すきまが小さくなっているので、クラッチ36の油圧が
比較的緩かに低下する)。
(第4実施例) 第4図に第4実施例を示す。この第4実施例は第2図に
示した第2実施例に第3スプール44を追加し、これの
端部に減圧油圧出力油路34の油圧を作用させるように
したものである。この第4実施例では減圧油圧出力油路
34の油圧が上昇するに従って第3スプール44が第1
スプリング14を圧縮する方向に移動し、減圧値そのも
のが緩かに上昇していく。第3スプール44のストロー
クが終了すると減圧油圧出力油路34の油圧は供給圧油
路3Bの供給圧と等しくなる。
(第5実施例) 第5図に第5実施例を示す。この第5実施例は供給圧の
供給開始時にはオリフィスを通して油圧を供給し、一方
調圧状悪になるとオリフィスを封鎖するようにしたもの
である。すなわち、第2スプール12に切換弁としての
機能を持たせたものである。すなわち、供給圧油路38
に油圧が供給されていない状態では第1スプール10及
び第2スプール12は第5図に示す状態にあり、この状
態から供給圧油路38に油圧が供給されるとオリフィス
52及び54を通して減圧油圧出力油路34及びポート
22に油が流入しこの油圧が次第に上昇していく。ポー
ト22の油圧が上昇すると第2スプール12が図中左方
向に移動し供給圧油路38は油路50と連通し、第1ス
プール10は通常の調圧状態となる。一方、オリフィス
52及び54への通路は封鎖されるので、調圧時におい
てオリフィス52及び54からの油が流入して調圧作用
が乱されることが防止される。  −(ト)発明の詳細 な説明してきたように、本発明によると、供給圧が供給
されていない場合に減圧弁のスプールを調圧位置に近い
位置に保持するようにしたので、供給圧の供給開始時に
油圧のオーバーシュートが発生することを防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例を示す図、第2図は第2実施例を示
す図、第3図は第3実施例を示す図、第4図は第4実施
例を示す図、第5図は第5実施例を示す図である。 10・・・第1スプール、12・・・第2スプール、1
4・・・第1スプリング、16・・・第2スプリング、
24・・・供給圧ポート、34・・・減圧油圧出力油路
、38・・・供給圧油路。 特許出願人  日産自動車株式会社

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. 弁穴に挿入される第1スプールと、第1スプール
    に押力を作用する第1スプリングと、から構成され、供
    給圧ポートに供給される供給圧の一部をドレーンポート
    から排出することにより減圧油圧を調整し、減圧油圧を
    第1スプリングによる力に対抗する向きの力をスプール
    に作用するパイロットポートに供給し、減圧油圧が第1
    スプリングの力及びこれと同じ向きに作用する油圧によ
    る力に対応した値となるように減圧作用を行う減圧弁に
    おいて、 第1スプールの挿入された弁穴と同軸にパイロットポー
    ト側に設けられた弁穴内に第1スプールよりも大径の第
    2スプール及び第2スプリングが設けられており、第2
    スプリングは第2スプールを第1スプール側に押圧する
    ように配置されており、第2スプールが第2スプリング
    によって停止位置に押付けられた状態では第2スプール
    に押付けられて停止している第1スプールは供給圧ポー
    トをわずかに開く位置にあることを特徴とする減圧弁。
  2. 2. 弁穴に挿入される第1スプールと、第1スプール
    に押力を作用する第1スプリングと、から構成され、供
    給圧ポートに供給される供給圧の一部をドレーンポート
    から排出することにより減圧油圧を調整し、減圧油圧を
    第1スプリングによる力に対抗する向きの力をスプール
    に作用するパイロットポートに供給し、減圧油圧が第1
    スプリングの力及びこれと同じ向きに作用する油圧によ
    る力に対応した値となるように減圧作用を行う減圧弁に
    おいて、 第1スプールの挿入された弁穴と同軸にパイロットポー
    ト側に設けられた弁穴内に第1スプールよりも大径の第
    2スプール及び第2スプリングが設けられており、第2
    スプリングは第2スプールを第1スプール側に押圧する
    ように配置されており、第2スプールが第2スプリング
    によって停止位置に押付けられた状態では第2スプール
    に押付けられて停止している第1スプールは供給圧ポー
    トを封鎖する位置にあり、供給圧ポートに連通する供給
    圧油路と減圧油圧が出力される油路とがオリフィスを介
    して接続されていることを特徴とする減圧弁。
  3. 3. 第2スプールが切換弁として構成されており、第
    2スプールが第2スプリングによって停止位置に押付け
    られた状態では供給圧油路がオリフィスを介して減圧油
    圧出力油路に接続され、第2スプールがパイロットポー
    トの減圧油圧によって第2スプリングを圧縮する方向に
    移動した状態では供給圧が供給圧ポートに供給されるよ
    うに構成されている請求項2記載の減圧弁。
  4. 4. 供給圧油路と減圧油圧出力油路とが、減圧油圧出
    力油路から供給圧油路への油の流れは許容するが逆向き
    の油の流れは許容しない一方向弁によって接続されてい
    る請求項2記載の減圧弁。
JP7323688A 1988-03-29 1988-03-29 減圧弁 Pending JPH01247849A (ja)

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JP7323688A JPH01247849A (ja) 1988-03-29 1988-03-29 減圧弁

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JP7323688A JPH01247849A (ja) 1988-03-29 1988-03-29 減圧弁

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Publication Number Publication Date
JPH01247849A true JPH01247849A (ja) 1989-10-03

Family

ID=13512344

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7323688A Pending JPH01247849A (ja) 1988-03-29 1988-03-29 減圧弁

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JP (1) JPH01247849A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6055879A (en) * 1996-04-16 2000-05-02 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Hydraulic control system for automatic transmission of multiple clutch type which prevents two clutches from being simultaneously engaged

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6055879A (en) * 1996-04-16 2000-05-02 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Hydraulic control system for automatic transmission of multiple clutch type which prevents two clutches from being simultaneously engaged

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