JPH0124767Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0124767Y2 JPH0124767Y2 JP7339482U JP7339482U JPH0124767Y2 JP H0124767 Y2 JPH0124767 Y2 JP H0124767Y2 JP 7339482 U JP7339482 U JP 7339482U JP 7339482 U JP7339482 U JP 7339482U JP H0124767 Y2 JPH0124767 Y2 JP H0124767Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head plate
- switching operation
- plate
- head
- backward
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はテーププレヤにおけるヘツド板操作機
構の考案に係り、テーププレヤにおけるヘツド板
をイジエクトレバーその他によつて切換操作する
に当り該切換作動を円滑且つ軽易に行わしめ操作
性の優れたテーププレヤを提供しようとするもの
である。
構の考案に係り、テーププレヤにおけるヘツド板
をイジエクトレバーその他によつて切換操作する
に当り該切換作動を円滑且つ軽易に行わしめ操作
性の優れたテーププレヤを提供しようとするもの
である。
テーププレヤにおいては装入されたテープパツ
クに対してヘツドを取付けたヘツド板を前進せし
めることによりプレー状態又は録音状態を形成す
ることが不可欠的であり、このようなヘツド板前
進状態はイジエクト等に当つて後退させることが
必要である。即ちこのような目的において従来か
ら一般的に用いられている機構は第１図と第２図
に示す通りであつて、デツキ（図示せず）のよう
な固定部体この間に復帰発条１１の設けられたヘ
ツド板１には複数個の案内孔１２が配設され、こ
れらの案内孔１２には同じくデツキ上の如きに設
けられたピン１３が係合され第１図において左右
方向にスライドするように設けられ、又このよう
なヘツド板１にはヘツド１５がピンチローラ１４
などが設けられたものにおいて、該ヘツド板１の
一部に係子２が固定され、該係子２が別に第２図
に示すような切換操作板３（この切換操作板３は
イジエクト操作レバー自体又はそれによつて連動
される部材である）のカム部４に臨ませられ、該
切換操作板３の第１、２図における上下方向のス
ライド作用によりヘツド板１の進出又は後退が行
われるように成つている。然しこのような従来の
ものにおいては前記切換操作板３の押込み時（第
２図における上方にスライドした場合）における
抵抗が大であり、即ちこの押込みはイジエクトレ
バーの押入時に行われるものであるが、カム部４
の傾斜縁によつて小さな係子２を介しヘツド板１
全体を発条１１の作用に抗して図示上横方向に作
用方向を変換し後退させるわけであるから相当の
抵抗となり、特にこのようなイジエクトレバーの
作動に関しては該イジエクトレバー自体にも復帰
ばねが取付けられ、又このイジエクトレバーには
別にテープパツクを昇降操作する部材その他も連
動し、それらの連動部材にも夫々復帰ばねなどが
配設されていることが一般的であるから、単なる
指頭操作などで行われる上記イジエクトレバー操
作時の抵抗が大きいこととならざるを得ず、操作
性に劣ることとならざるを得ない。
クに対してヘツドを取付けたヘツド板を前進せし
めることによりプレー状態又は録音状態を形成す
ることが不可欠的であり、このようなヘツド板前
進状態はイジエクト等に当つて後退させることが
必要である。即ちこのような目的において従来か
ら一般的に用いられている機構は第１図と第２図
に示す通りであつて、デツキ（図示せず）のよう
な固定部体この間に復帰発条１１の設けられたヘ
ツド板１には複数個の案内孔１２が配設され、こ
れらの案内孔１２には同じくデツキ上の如きに設
けられたピン１３が係合され第１図において左右
方向にスライドするように設けられ、又このよう
なヘツド板１にはヘツド１５がピンチローラ１４
などが設けられたものにおいて、該ヘツド板１の
一部に係子２が固定され、該係子２が別に第２図
に示すような切換操作板３（この切換操作板３は
イジエクト操作レバー自体又はそれによつて連動
される部材である）のカム部４に臨ませられ、該
切換操作板３の第１、２図における上下方向のス
ライド作用によりヘツド板１の進出又は後退が行
われるように成つている。然しこのような従来の
ものにおいては前記切換操作板３の押込み時（第
２図における上方にスライドした場合）における
抵抗が大であり、即ちこの押込みはイジエクトレ
バーの押入時に行われるものであるが、カム部４
の傾斜縁によつて小さな係子２を介しヘツド板１
全体を発条１１の作用に抗して図示上横方向に作
用方向を変換し後退させるわけであるから相当の
抵抗となり、特にこのようなイジエクトレバーの
作動に関しては該イジエクトレバー自体にも復帰
ばねが取付けられ、又このイジエクトレバーには
別にテープパツクを昇降操作する部材その他も連
動し、それらの連動部材にも夫々復帰ばねなどが
配設されていることが一般的であるから、単なる
指頭操作などで行われる上記イジエクトレバー操
作時の抵抗が大きいこととならざるを得ず、操作
性に劣ることとならざるを得ない。
本考案は上記したような従来のものの不利を解
消するように検討して考案されたものであつて、
弾性材により常に復動するように附勢されたヘツ
ド板の係子に切換操作板のカム部を臨ませ、該切
換操作板のスライド作用により上記したヘツド板
を進退操作するようにしたものにおいて、前記ヘ
ツド板にガイド孔を形成して基端部をデツキに枢
着されたリンク部材の遊端部側に設けられた係子
を係合させ、しかも該リンク部材の係子を切換操
作板のカム部に臨ませることを提案する。
消するように検討して考案されたものであつて、
弾性材により常に復動するように附勢されたヘツ
ド板の係子に切換操作板のカム部を臨ませ、該切
換操作板のスライド作用により上記したヘツド板
を進退操作するようにしたものにおいて、前記ヘ
ツド板にガイド孔を形成して基端部をデツキに枢
着されたリンク部材の遊端部側に設けられた係子
を係合させ、しかも該リンク部材の係子を切換操
作板のカム部に臨ませることを提案する。
即ち本考案によるものの具体的な実施態様を添
付図面に示すものについて説明すると、第３図以
下に本考案によるものの要部構成関係が第１、２
図のものより拡大して示され、第１図と同様に設
けられたヘツド板１の一部にはガイド孔７を形成
し、該ガイド孔７に係子２ａが係合されるが、該
係子２ａは第５図に示されているように、基端部
をデツキ１０上に設けられた段つき軸子６で枢支
されたリンク５の遊端側に取付けられたもので、
しかもその一側が上記のようにヘツド板１のガイ
ド孔７に係合し、その他側は切換操作板３のカム
孔４ａに挿入されてそのカム部４に臨むようにさ
れている。
付図面に示すものについて説明すると、第３図以
下に本考案によるものの要部構成関係が第１、２
図のものより拡大して示され、第１図と同様に設
けられたヘツド板１の一部にはガイド孔７を形成
し、該ガイド孔７に係子２ａが係合されるが、該
係子２ａは第５図に示されているように、基端部
をデツキ１０上に設けられた段つき軸子６で枢支
されたリンク５の遊端側に取付けられたもので、
しかもその一側が上記のようにヘツド板１のガイ
ド孔７に係合し、その他側は切換操作板３のカム
孔４ａに挿入されてそのカム部４に臨むようにさ
れている。
上記したような本考案によるときは切換操作板
３の第４図における矢印方向のスライド作用で、
リンク５の遊端側が第１図に示すように回動操作
され、即ちリンク５の長さ方向における回動力と
してヘツド板１を進退操作することができるので
その作動は円滑であり、比較的軽い操作力でヘツ
ド板を進退操作せしめ、この種テーププレヤにお
ける操作性を著しく向上し得るものであつて、実
用上その効果の大きい考案である。
３の第４図における矢印方向のスライド作用で、
リンク５の遊端側が第１図に示すように回動操作
され、即ちリンク５の長さ方向における回動力と
してヘツド板１を進退操作することができるので
その作動は円滑であり、比較的軽い操作力でヘツ
ド板を進退操作せしめ、この種テーププレヤにお
ける操作性を著しく向上し得るものであつて、実
用上その効果の大きい考案である。
図面は本考案の技術的内容を示すものであつ
て、第１図は従来のテーププレヤにおけるヘツド
板操作機構の平面的説明図、第２図はその切換操
作板についての部分的な平面図、第３図は本考案
によるものの要部構成とその操作関係を部分的に
示した平面図、第４図はその切換操作板について
の部分的な平面図、第５図は本案機構の切断側面
図である。 然してこれらの図面において、１はヘツド板、
２ａは係子、３は切換操作板、４はそのカム部、
５はリンク、６は軸子、７はガイド孔、１０はデ
ツキを示すものである。
て、第１図は従来のテーププレヤにおけるヘツド
板操作機構の平面的説明図、第２図はその切換操
作板についての部分的な平面図、第３図は本考案
によるものの要部構成とその操作関係を部分的に
示した平面図、第４図はその切換操作板について
の部分的な平面図、第５図は本案機構の切断側面
図である。 然してこれらの図面において、１はヘツド板、
２ａは係子、３は切換操作板、４はそのカム部、
５はリンク、６は軸子、７はガイド孔、１０はデ
ツキを示すものである。
Claims (1)
- 弾性材により常に復動するように附勢されたヘ
ツド板の係子に切換操作板のカム部を臨ませ、該
切換操作板のスライド作用により上記したヘツド
板を進退操作するようにしたものにおいて、前記
ヘツド板にガイド孔を形成して基端部をデツキに
枢着されたリンク部材の遊端側に設けられた係子
を係合させ、しかも該リンク部材の係子を切換操
作板のカム部に臨ませたことを特徴とするテープ
プレヤにおけるヘツド板操作機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7339482U JPS58176235U (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | テ−ププレヤにおけるヘツド板操作機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7339482U JPS58176235U (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | テ−ププレヤにおけるヘツド板操作機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58176235U JPS58176235U (ja) | 1983-11-25 |
| JPH0124767Y2 true JPH0124767Y2 (ja) | 1989-07-26 |
Family
ID=30082901
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7339482U Granted JPS58176235U (ja) | 1982-05-21 | 1982-05-21 | テ−ププレヤにおけるヘツド板操作機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58176235U (ja) |
-
1982
- 1982-05-21 JP JP7339482U patent/JPS58176235U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58176235U (ja) | 1983-11-25 |
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