JPH01247472A - 浸漬塗装用塗料 - Google Patents

浸漬塗装用塗料

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JPH01247472A
JPH01247472A JP7577988A JP7577988A JPH01247472A JP H01247472 A JPH01247472 A JP H01247472A JP 7577988 A JP7577988 A JP 7577988A JP 7577988 A JP7577988 A JP 7577988A JP H01247472 A JPH01247472 A JP H01247472A
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JP
Japan
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resin
pigment
oil absorption
carbon black
water
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Pending
Application number
JP7577988A
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English (en)
Inventor
Hideyoshi Takashio
高塩 英芳
Masayuki Misawa
三沢 正幸
Takahisa Kasukawa
高久 粕川
Tamiyoshi Enokibata
榎畑 民義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、浸漬塗装用塗料に関するものであり、特に被
塗物のエツジ部(端部)においても防食性の優れた塗膜
を形成できる、浸漬塗装に有用な塗料に関するものであ
る。
(背景技術) 浸漬塗料洛中↑」としては、多くのものが実用化されて
いるが、被塗物が曲率半径の小さなエツジ端部を有する
場合、被塗物を浸漬塗料洛中に浸漬して引上げ、余分の
塗料を除去する際の塗料膜の流動によって、また、加熱
硬化時における塗料膜の粘度低下による流動によって被
塗物のエツジ端部に充分な塗膜厚が確保できず、エツジ
端部のカバーリングが劣り、そのため防食性が悪いとい
う問題点を有していた。
(発明の開示) 本発明は、エツジ端部において充分な塗膜厚を確保する
ことができ、かつ塗面外観の良好な塗膜を形成できる浸
漬塗装用塗料に関するものであり、本発明によれば、樹
脂と少なくとも1種の顔料を必須成分としてなり、該樹
脂100重量部に対して吸油量90以上のカーボンブラ
ック顔料を10〜25重量部含有し、かつ該樹脂100
g当たりの顔料の総吸油量が5000〜25000であ
ることを特徴とする浸漬塗装用塗料が提供される。
本発明においては樹脂100g当たりの顔料の総吸油量
を5000〜25000の範囲とし、かつ吸油量90以
上のカーボンブラック顔料を樹脂100重量部に対して
10〜25重量部含有せしめることによって、塗料の粘
性がチキソトロピーとなり、エツジ端部にも充分な膜厚
を確保できるため防食性良好な塗膜とでき、しかも塗面
外観の良好な塗膜が得られる。
すなわちチキソトロピー性を有する本発明の塗料は塗料
に力が加わり流動している時は粘度が低く、力が除かれ
ると粘度が高くなる性質を有しており、浸漬塗装におい
ては、浸漬塗料槽中の塗料は撹拌され流動して塗料粘度
は低く塗装し易い状態に保たれ、また−旦、被塗物が塗
装されて引上げられると、被塗物上の塗料膜にかかる力
が除かれ塗料膜の粘度が高くなるため、エツジ端部に塗
着した塗料の流動性が抑制され、エツジ端部に充分な膜
厚が得られ、また焼付時における塗膜の粘度低下も抑制
でき、最終的に得られる塗膜はエツジ端部においても充
分な膜厚を有するものとなり、エツジ端部の防食性を良
好なものとすることができる。
本発明に用いられる樹脂としては、水溶性ないしは水d
散性樹脂および水系エマルションなどのアニオン性、カ
チオン性または非イオン性の水性樹脂、有機溶剤溶l形
および非水分散(NAD)形の有機溶剤希釈型樹脂のい
ずれも使用できる。
樹脂柱としては、エポキシ樹脂、エポキシエステル樹脂
、アルキド樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂およびメ
ラミン樹脂等を単独で、もしくは2種以上組合わせて使
用できる。
本発明においては顔料として吸油量90以上のカーボン
ブラック顔料が樹脂100重量部に対して10〜25重
量部配合置部ることが必要であり、吸油量90以上のカ
ーボンブラック顔料としては、塗料分野で通常使用され
るファーネスブラックやチャンネルブラックなどのカー
ボンブラックのうち吸油M 90以上、好ましくは10
0〜130の範囲のものが用いられ、これらの顔料は無
処理であっても表面処理されたものであってもよい。
樹脂100重量部に対して吸油量90以上のカーボンブ
ラック顔料が10重量部未満ではカーボンプラッ、り配
合による塗面外観の改良が不充分となり、一方、カーボ
ンブラック顔料が25重量部を超えると粘性が高く、顔
料分散時など塗料化に支障をきたす。
また本発明において吸油量90以上のカーボンブラック
顔料と組合せて用いられる顔料としては、タンカル、マ
イカ、バリタ、クレー、シリカ、タルクなどの体質顔料
、カーボンブラック、グラファイト、二酸化チタン、シ
アニンブルー、酸化鉄系顔料、ストロンチウムクロメー
ト、ジンククロメートなどの有機系および無機系の着色
顔料および防錆顔料等の通常塗料分野で使用できる顔料
類が使用できる。またストロンチウムクロメートやジン
ククロメートなどの防錆顔料は、防食性などの観点から
樹脂100重量部に対して0.5〜3.5重量部の範囲
含有されていることが好ましい。
本発明においては樹脂100g当たり、吸油量90以上
のカーボンブラックを含む上記の顔料類を顔料の総吸油
量が5000〜25000、好ましくは5000〜l 
5000の範囲内となるよう配合する。樹脂100g当
たりの顔料の総吸油量が5000未満ではチキソトロピ
ー性の付与効果が不足し、エツジ端部に充分な膜厚が得
られず、一方、上記総吸油量が25000を超えると得
られる塗膜の物性および塗面外観が劣る傾向がみられる
本発明の浸漬塗装用塗料は上記の樹脂と顔料を必須成分
とするものであるが、その他、消泡剤、レベリング剤、
増粘剤、タレ止め剤、顔料分散剤、色分かれ防止剤など
の塗料添加剤を含有していてもよい。
本発明における樹脂が水性樹脂である場合、さらに水を
必須成分として含有し、その他、メタノール、エタノー
ル、プロパツール、ブタノール、エチレングリコールモ
ノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエー
テル、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテー
トなどのアルコール類、セロソルブ系溶剤類などの水と
親和性を有する溶剤類を塗装作業性や塗面外観の改冴な
どのために含有してもよい。また樹脂が有機溶剤希釈型
樹脂の場合、通常、”a料用溶剤として用いられ樹脂を
希釈できる溶剤を含有せしめて使用する。
本発明の塗料組成物を浸漬塗装する場合、浸漬字装浴の
浴温は通常15〜35°C1さらに好ましくは20〜3
0”C1浴の粘度は45〜80秒、さらに好ましくは5
0〜70秒()オードカップNo、4/25℃)の範囲
内で行なわれる6被塗物としては、冷延鋼機、亜鉛メツ
キ鋼板、アルミニウム等の金属素材や、これらの金属素
材にリン酸鉄処理、リン酸亜鉛処理、クロメート処理、
リン酸クロム処理もしくはアルマイト処理などの化成処
理を施した表面処理素材などがyi塗物として使用でき
る。
本発明における顔料の総吸油量はJIS  K5101
−78 (顔料試験方法)を用いて次の方法によって測
定される。
まず、各11の顔料の吸/Ib量は、次のようにして求
められる。
規定量の試料を硫酸紙に10mgまで正確にはかりとり
、これをすりガラス板の上に移す。あらかじめ、試料に
ついで予想される吸油がから必要な煮あまに油の量を計
算し、その約90%をミクロビユレットから鋼へらの先
端にとり、ただちにこのへらですりガラス板の上の試料
と煮あまに油とを約5分間かけて十分に練り合せる。
つぎに背あまに油を1〜2滴へらに滴下し、均〜に練り
合わせる。煮あまに浦を1〜2滴加えて練り合せる操作
をくり返し、試事4の全体が初めて堅い均一なパテ状の
一つにまとまった固まりになったときを終点とし、それ
までに要した者あまに油の量を0.01m1まで読みと
る。
次いで、吸油量は次式により算出される。
A = −X l 00 ここに A:吸油量 8:試料の質量(g) L:煮あまに油の使用量(g) また、総吸油量は樹脂100gに対し配合した各/Jの
顔料の配合ffl(g)に前記式で求められるそれぞれ
の顔料の吸油量の値をかけ合せた値の総和で算出される
値である。
本発明塗料を用いた塗装工程の一例を示すと、被塗物が
前記のように調整された本発明塗料組成物の浸漬塗装浴
中に2〜3分間浸漬された後、引−トげられ、5〜10
分間静置または空気吹付けなどによって被塗物上の余分
な塗料を除いた後、焼付けられ、乾燥膜厚(エツジ部)
5〜15ミクロンの塗膜が形成される。焼付条件は使用
する樹脂の種類によって適宜進択すればよ(、通常70
〜1、40℃で15〜30分間焼付けられる。
本発明学事!1を浸漬塗装に使用することにより、被塗
物のエツジ端部に充分な膜厚を確保することができ、防
食性良好な浸漬塗装塗膜であって、かつ塗面外観の良好
な塗膜が得られる。
(実施例) 本発明をさらに具体的に説明するため実施例を掲げる。
実施例1 下記表に示すように、固形分60重量%の水溶性エポキ
シエステル樹脂167g (固形分で100g)、カー
ボンブラック18g、ストロンチウムクロメート3g、
クレー80g、シリカ微粉末A ] Og、水160g
およびエヂレングリコールモノエチルエーテル66gを
配合し、シェーカーにて顔料分散を行ない塗料を得た。
下記表に配合組成(固形分)を示す。
実施例2〜5および比較例1〜3 実施例1と同様に行ない、それぞれ下記表などに示す配
合の塗料を得た。
実施例2 実施例3 実施例4 実施例1において水溶性エポキシエステル樹脂のかわり
に水分散性エポキシエステル樹脂を使用する以外は同様
に行ない塗料を得た。
実施例5 実施例1において水溶性エポキシエステル樹脂のかわり
に水分散性アルキド樹脂を使用する以外は同様に行ない
塗料を得た。
実施例6 実施例1においてストロンチウムクロメートを配合しな
い以外は同様に行ない塗料を得た。
比較例1 比較例2 比較例3 比較例4 実施例1〜6および比較例1〜4で得た塗料について、
水/エチレングリコールモツプチルエーテル=2/lの
液で希釈し、それぞれ、60秒()オードカップNo、
 4 / 25℃)の浸漬塗装浴とし、浴温25℃で厚
さ0.8m/mのリン酸亜鉛処理鋼板を被塗物として浸
漬塗装を行なった。引上げ後、6分間放置した後、80
℃で20分間焼付けを行ない、浸漬塗装板を得た。
仄挾茄】 上記のようにして得られた浸漬塗装板についてJ I 
S  Z  23714.m基づいて240時間耐塩水
噴霧試験を行ない、平面部およびエツジ部の防食性を調
べた。また、JIS  K  5400−1979 6
.13.3B法に準じて、20℃の雰囲気下で落錘用さ
500g、撃心の尖端直径届インチの条件で衝撃試験を
行なった。上記試験結果および塗面外観を第1表に示す
第  1  表 (中1)塗面外観二評価は、下記に従った。
○:塗面平滑性良好。
■、塗面平滑性が少し劣る。
△:塗面平滑性がかなり劣る。
(峠+ ITi、を塩水噴霧性:評価は下記に従った。
○・異常なし ■:わずかに錆またはブリスターが 認められる。
△ 錆がかなり認められる。
×・全面に錆がみられる。
(*3)衝撃試験:塗面の表面から衝撃を加えた時の、
塗膜損傷を生じない最大高さ を示すfcml。但し、50cmを最高値とした。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)樹脂と少なくとも1種の顔料を必須成分としてなり
    、該樹脂100重量部に対して吸油量90以上のカーボ
    ンブラック顔料を10〜25重量部含有し、かつ該樹脂
    100g当たりの顔料の総吸油量が5000〜2500
    0であることを特徴とする浸漬塗装用塗料。2)樹脂が
    水性樹脂であり、さらに水を必須成分として含有する請
    求項1記載の塗料。
JP7577988A 1988-03-29 1988-03-29 浸漬塗装用塗料 Pending JPH01247472A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6030257B1 (ja) * 2015-09-29 2016-11-24 株式会社 資生堂 化粧料

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62228500A (ja) * 1985-12-04 1987-10-07 Kansai Paint Co Ltd 電着塗装方法

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