JPH01247364A - 曲軸胴太ロール及びピンチ装置 - Google Patents
曲軸胴太ロール及びピンチ装置Info
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- JPH01247364A JPH01247364A JP7301688A JP7301688A JPH01247364A JP H01247364 A JPH01247364 A JP H01247364A JP 7301688 A JP7301688 A JP 7301688A JP 7301688 A JP7301688 A JP 7301688A JP H01247364 A JPH01247364 A JP H01247364A
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- roller
- roll
- roller shaft
- shaft
- axial direction
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- Granted
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Landscapes
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、中央部とその両側とが異なる平面方向に曲げ
られたローラ軸に、先細りなローラを回転可能に設けて
なり、ローラ外周の一部に軸方向にわたり平坦化された
部分を有すると共に、搬送物の逸脱防止機能と幅維持機
能を有する曲軸胴太ロール及びそれを用いたピンチ装置
に関する。
られたローラ軸に、先細りなローラを回転可能に設けて
なり、ローラ外周の一部に軸方向にわたり平坦化された
部分を有すると共に、搬送物の逸脱防止機能と幅維持機
能を有する曲軸胴太ロール及びそれを用いたピンチ装置
に関する。
従来の技術及び課題
従来、ストレートなローラ軸に、中央部より両端部に向
かい先細りなローラを回転可能に設けてなるクラウン形
のロールが知られていた。この日−ルは、その先細り形
態によるローラ中央部の周速度が大きいことに基づいて
、搬送物がローラ面より逸脱することを防止する逸脱防
止機能を有する。しかしながら、搬送物をローラ面に幅
広(接触させて走行させた場合に、ローラ面の軸方向に
おけるカーブのために搬送物に偏った歪みが生じるとい
う問題点があった。この問題点は搬送物が軟質な場合特
に顕著となる。またローラ中央部の周速度の大きいこと
が逸脱防止機能をもたらす反面、搬送物にシワを生じさ
せやすい難点があった。
かい先細りなローラを回転可能に設けてなるクラウン形
のロールが知られていた。この日−ルは、その先細り形
態によるローラ中央部の周速度が大きいことに基づいて
、搬送物がローラ面より逸脱することを防止する逸脱防
止機能を有する。しかしながら、搬送物をローラ面に幅
広(接触させて走行させた場合に、ローラ面の軸方向に
おけるカーブのために搬送物に偏った歪みが生じるとい
う問題点があった。この問題点は搬送物が軟質な場合特
に顕著となる。またローラ中央部の周速度の大きいこと
が逸脱防止機能をもたらす反面、搬送物にシワを生じさ
せやすい難点があった。
前記の搬送物に偏った歪みが生じるという問題点に関し
ては、湾曲したローラ軸を用いてこれを克服したロー′
ルを本発明者は先に提案した(特願昭60−25558
4号、同60−263552号)。すなわち、湾曲した
ローラ軸を用いてローラ外周の一部に軸方向にわたり平
坦化された部分を有する先細り形態のロールを提案した
。しかし、搬送物がシワつきやすい問題点については充
分に満足できるものでなかった。
ては、湾曲したローラ軸を用いてこれを克服したロー′
ルを本発明者は先に提案した(特願昭60−25558
4号、同60−263552号)。すなわち、湾曲した
ローラ軸を用いてローラ外周の一部に軸方向にわたり平
坦化された部分を有する先細り形態のロールを提案した
。しかし、搬送物がシワつきやすい問題点については充
分に満足できるものでなかった。
課題を解決するための手段
本発明は、−様に湾曲したローラ軸に代えて、中央部と
その両側とを異なる方向に曲げたローラ軸を用い、これ
により搬送物の逸脱防止機能に加えて幅維持機能も有す
るロールとしたものである。
その両側とを異なる方向に曲げたローラ軸を用い、これ
により搬送物の逸脱防止機能に加えて幅維持機能も有す
るロールとしたものである。
すなわち、本発明は、ローラ軸に中央部より両端部に向
かい先細りなローラを回転可能に設けてなるロールにお
いて、ローラ軸はその中央部が曲げられると共に、その
両側が中央部の曲げ平面とは異なる方向に曲げられてお
り、ローラは軸方向に伸縮しつつ、かつ外周の一部に軸
方向にわたり平坦化された部分を形成しつつ回転するこ
とを特徴とする曲軸胴太ロール、及び 前記した曲軸胴太ロールの一対をそのローラ外周の一部
における軸方向にわたり平坦化された部分を対向配置し
てなるピンチ装置を提供するものである。
かい先細りなローラを回転可能に設けてなるロールにお
いて、ローラ軸はその中央部が曲げられると共に、その
両側が中央部の曲げ平面とは異なる方向に曲げられてお
り、ローラは軸方向に伸縮しつつ、かつ外周の一部に軸
方向にわたり平坦化された部分を形成しつつ回転するこ
とを特徴とする曲軸胴太ロール、及び 前記した曲軸胴太ロールの一対をそのローラ外周の一部
における軸方向にわたり平坦化された部分を対向配置し
てなるピンチ装置を提供するものである。
作 用
中央部より両端部に向かい先細りのローラに基づき、搬
送物の逸脱防止機能を有するロールとすることができ、
ローラ軸中央部の曲がりに基づき、前記の先細りなロー
ラがその外周の一部に軸方向にわたり平坦化された部分
を形成しつつローラ軸に対して回転するロールとするこ
とができる。その結果、搬送物をローラ面に幅広く接触
させて、かつ搬送物に偏った歪みの生じることを回避し
つつ走行させることができる。
送物の逸脱防止機能を有するロールとすることができ、
ローラ軸中央部の曲がりに基づき、前記の先細りなロー
ラがその外周の一部に軸方向にわたり平坦化された部分
を形成しつつローラ軸に対して回転するロールとするこ
とができる。その結果、搬送物をローラ面に幅広く接触
させて、かつ搬送物に偏った歪みの生じることを回避し
つつ走行させることができる。
一方、ローラ軸中央部の曲げ部の両側を中央部の曲げ平
面とは異なる方向に曲げることにより、ローラ軸中央部
の曲げ部の両側に搬送物の進行方向に曲げられた部分を
形成することができ、この部分に基づいて搬送物にその
幅を広げる方向の力を作用させることができ、これによ
り搬送物の幅維持機能を有するロールとすることができ
る。
面とは異なる方向に曲げることにより、ローラ軸中央部
の曲げ部の両側に搬送物の進行方向に曲げられた部分を
形成することができ、この部分に基づいて搬送物にその
幅を広げる方向の力を作用させることができ、これによ
り搬送物の幅維持機能を有するロールとすることができ
る。
実施例
第1〜3図に本発明の曲軸胴太ロールの実施例を示す。
このロールR1は、ローラ軸10とローラ5oからなり
、ローラ外周の上部51が軸方向にわたり直線ラインを
形成するものである。第1図の正面図と第2図の平面図
から明らかなように、ローラ軸10は、中央部12が湾
曲すると共に、その両端部11.11が中央部12の湾
曲平面とは異なる方向に曲げられている。両端部におけ
る曲げ部分11は左右対称に形成されている。ローラ5
0は、軸方向の中央部より両端部に向がい先細りな形態
を有している。第4図のように、ローラ50は、軸受6
1を収容するケース62の複数個を介してローラ軸10
に対し回転可能に設けられている。ローラ50の外層6
3はゴムからなり、ローラ50の回転下にその外層63
が軸方向に伸縮し、これによりローラ軸に対する回転が
可能となっている。
、ローラ外周の上部51が軸方向にわたり直線ラインを
形成するものである。第1図の正面図と第2図の平面図
から明らかなように、ローラ軸10は、中央部12が湾
曲すると共に、その両端部11.11が中央部12の湾
曲平面とは異なる方向に曲げられている。両端部におけ
る曲げ部分11は左右対称に形成されている。ローラ5
0は、軸方向の中央部より両端部に向がい先細りな形態
を有している。第4図のように、ローラ50は、軸受6
1を収容するケース62の複数個を介してローラ軸10
に対し回転可能に設けられている。ローラ50の外層6
3はゴムからなり、ローラ50の回転下にその外層63
が軸方向に伸縮し、これによりローラ軸に対する回転が
可能となっている。
なお、図中、40はローラの端部に装着されたエンドフ
ランジ、30はエンドフランジの外側に取り付けられた
押さえフランジ、20は軸受61の間隔を規制するため
のスリーブ60のそれぞれを位置決めするためにローラ
軸10に装着されたセットスリーブ、64はケース62
間に設けられた均一厚さのリングである。
ランジ、30はエンドフランジの外側に取り付けられた
押さえフランジ、20は軸受61の間隔を規制するため
のスリーブ60のそれぞれを位置決めするためにローラ
軸10に装着されたセットスリーブ、64はケース62
間に設けられた均一厚さのリングである。
第5図は他の実施例を示したものである。このロールR
2は凹形タイプに属するものであり、前記と同じローラ
軸10と、上部53が軸方向にわたり凹形ラインを形成
するローラ52よりなる。
2は凹形タイプに属するものであり、前記と同じローラ
軸10と、上部53が軸方向にわたり凹形ラインを形成
するローラ52よりなる。
内部構造は前記の実施例と同じである。
第6図はさらに他の実施例を示したものである。
このロールR3は凸形タイプに属するものであり、前記
と同じローラ軸10と、上部55が軸方向にわたり凸形
ラインを形成するローラ54よりなる。
と同じローラ軸10と、上部55が軸方向にわたり凸形
ラインを形成するローラ54よりなる。
内部構造は前記の実施例と同じである。
上記した凹形タイプ(R2) 、凸形タイプ(R3)の
ロールは、ローラ軸のたわみによるローラの変位を補償
して、設置状態ないし稼働状態におけるローラ外周の一
部の直線的平坦化を形成する場合に有利に用いられる。
ロールは、ローラ軸のたわみによるローラの変位を補償
して、設置状態ないし稼働状態におけるローラ外周の一
部の直線的平坦化を形成する場合に有利に用いられる。
本発明において用いられるローラ軸は、中央部が曲げら
れると共に、その両側が中央部の曲げ平面とは異なる方
向に曲げられたものである。これにより当該両側が搬送
物の進行方向に曲げられることとなり、その結果、ロー
ラの先細り形態を維持しつつ、ローラ軸中央部の曲がり
に基づいて外周の一部が平坦化されたく直線ライン、凹
形ライン又は凸形ライン)ローラ形態とすることができ
ると共に、ローラ軸中央部の両側の曲がりに基づいて、
第2図に矢印で示したように、ローラの平坦化部分を介
して走行させつつ、搬送物にその幅を広げる方向の力が
作用するロールとすることができる。ローラ軸(10)
の中央部(12)の曲がりは、ローラ軸に必要に応じ軸
受等を介して設けられるローラが回転可能な範囲にあれ
ばよい。
れると共に、その両側が中央部の曲げ平面とは異なる方
向に曲げられたものである。これにより当該両側が搬送
物の進行方向に曲げられることとなり、その結果、ロー
ラの先細り形態を維持しつつ、ローラ軸中央部の曲がり
に基づいて外周の一部が平坦化されたく直線ライン、凹
形ライン又は凸形ライン)ローラ形態とすることができ
ると共に、ローラ軸中央部の両側の曲がりに基づいて、
第2図に矢印で示したように、ローラの平坦化部分を介
して走行させつつ、搬送物にその幅を広げる方向の力が
作用するロールとすることができる。ローラ軸(10)
の中央部(12)の曲がりは、ローラ軸に必要に応じ軸
受等を介して設けられるローラが回転可能な範囲にあれ
ばよい。
一般には、曲率半径に基づき9mm〜400mの湾曲度
ないし開き角度に基づき45〜179度の曲げ角度であ
る。また、両側部(11)の曲げ程度は、必要な幅広げ
力に応じ適宜に決定される。−般には、曲率半径に基づ
き5DIIII〜300mの湾曲度ないし開き角度に基
づき45〜175度の曲げ角度である。ローラ軸の長さ
、直径について特に限定はない。一般には長さ81nI
m〜20m1直径1m+++〜5mである。なお、ロー
ラ軸の断面形態ないし仕様についても特に限定はない。
ないし開き角度に基づき45〜179度の曲げ角度であ
る。また、両側部(11)の曲げ程度は、必要な幅広げ
力に応じ適宜に決定される。−般には、曲率半径に基づ
き5DIIII〜300mの湾曲度ないし開き角度に基
づき45〜175度の曲げ角度である。ローラ軸の長さ
、直径について特に限定はない。一般には長さ81nI
m〜20m1直径1m+++〜5mである。なお、ロー
ラ軸の断面形態ないし仕様についても特に限定はない。
丸棒体のほか、複数の板状物を断面が放射状となるよう
に組み合わせた形態の棒状体、あるいはその棒状体をパ
イプ内に収容した形態のものなどのように、軽量化、高
曲げ強度化を図ったもの、あるいはローラ軸を介してロ
ーラの冷却を可能にしたものなどであってもよい。
に組み合わせた形態の棒状体、あるいはその棒状体をパ
イプ内に収容した形態のものなどのように、軽量化、高
曲げ強度化を図ったもの、あるいはローラ軸を介してロ
ーラの冷却を可能にしたものなどであってもよい。
本発明におけるローラは先細り形態に形成されたもので
ある。すなわち、ローラの外周長さが軸方向の中央部よ
り両端部に向かい減少する形、懐のものである。これに
より、搬送物の逸脱防止機能を有するロールとすること
ができる。a−ラの寸法としては、長さ4mm〜18m
1中央部の外周長さ10W@〜10m、中央部と端部の
外周長さの差0 、5 mm = 1 mが一般である
が、前記に限定されない。ローラ軸に回転可能に設けら
れた状態におけるローラの形態は、ローラ軸を垂直な立
面に投影した場合の影絵におけるローラ軸の中央部の中
心線が凹状態となる範囲内において、ローラ上部の軸方
向の外周線が直線ライン(第1図)、あるいは凹形ライ
ン(第5図)、あるいは凸形ライン(第6図)を形成す
ればよい。なお、凹形タイプ、凸形タイプのロール(R
2,R3)とする場合、その平坦化部分(ライン53.
55)におけるローラ中央部でのローラ面と、ローラの
両端部を結ぶ直線との間隔(d)は、ローラ軸のたわみ
の程度等により適宜に設定してよいが、一般には0.1
〜50mmに設定される。
ある。すなわち、ローラの外周長さが軸方向の中央部よ
り両端部に向かい減少する形、懐のものである。これに
より、搬送物の逸脱防止機能を有するロールとすること
ができる。a−ラの寸法としては、長さ4mm〜18m
1中央部の外周長さ10W@〜10m、中央部と端部の
外周長さの差0 、5 mm = 1 mが一般である
が、前記に限定されない。ローラ軸に回転可能に設けら
れた状態におけるローラの形態は、ローラ軸を垂直な立
面に投影した場合の影絵におけるローラ軸の中央部の中
心線が凹状態となる範囲内において、ローラ上部の軸方
向の外周線が直線ライン(第1図)、あるいは凹形ライ
ン(第5図)、あるいは凸形ライン(第6図)を形成す
ればよい。なお、凹形タイプ、凸形タイプのロール(R
2,R3)とする場合、その平坦化部分(ライン53.
55)におけるローラ中央部でのローラ面と、ローラの
両端部を結ぶ直線との間隔(d)は、ローラ軸のたわみ
の程度等により適宜に設定してよいが、一般には0.1
〜50mmに設定される。
ローラはローラ軸に対して回転可能に設けられる。その
ため、ローラはローラ軸に対する回転下にその回転角度
に応じてローラの少なくとも表層が軸方向にゴムの如(
伸縮しうるように構成される。伸縮するローラの形成材
料としては、ゴムやゴム状の弾性を有するプラスチック
のほか、Ni−Ti系合金、Cu−Zn−Al系合金等
で代表されるゴム状の弾性を有する金属やセラミックな
どがあげられる。ゴム系のローラは搬送物の滑り防止性
の点て好ましく、金属系、セラミック系のローラは耐熱
性、あるいは導電性によるゴミ付着防止性などの点で好
ましい。なお、ローラはその外周に適宜な目的、例えば
水切り、スリップ防止等を目的とする溝、突起などを有
するものであってもよい。また、ローラは布やスポンジ
などの被覆材でカバーされてもよい。ローラをローラ軸
に回転可能に設けるに際しては、必要に応じヘアリング
や滑り軸受等の回転保証部材ないし回転補助部材が用い
られる。さらに、ローラの大径化、あるいは補強などの
目的で必要に応じ、ローラ軸ないし回転保証部材と、ゴ
ム層等のローラ表層形成部材との間に中間部材が用いら
れる。その中間部材としては軸受ケース、コロなどで代
表される、ローラ表層の伸縮を許容しうるちのが用いら
れる。
ため、ローラはローラ軸に対する回転下にその回転角度
に応じてローラの少なくとも表層が軸方向にゴムの如(
伸縮しうるように構成される。伸縮するローラの形成材
料としては、ゴムやゴム状の弾性を有するプラスチック
のほか、Ni−Ti系合金、Cu−Zn−Al系合金等
で代表されるゴム状の弾性を有する金属やセラミックな
どがあげられる。ゴム系のローラは搬送物の滑り防止性
の点て好ましく、金属系、セラミック系のローラは耐熱
性、あるいは導電性によるゴミ付着防止性などの点で好
ましい。なお、ローラはその外周に適宜な目的、例えば
水切り、スリップ防止等を目的とする溝、突起などを有
するものであってもよい。また、ローラは布やスポンジ
などの被覆材でカバーされてもよい。ローラをローラ軸
に回転可能に設けるに際しては、必要に応じヘアリング
や滑り軸受等の回転保証部材ないし回転補助部材が用い
られる。さらに、ローラの大径化、あるいは補強などの
目的で必要に応じ、ローラ軸ないし回転保証部材と、ゴ
ム層等のローラ表層形成部材との間に中間部材が用いら
れる。その中間部材としては軸受ケース、コロなどで代
表される、ローラ表層の伸縮を許容しうるちのが用いら
れる。
本発明のロールの作製は例えば、次の方法により行うこ
とができる。すなわち、先ず切削しろを見込んで厚めの
表層形成部材を有するローラを、所定の曲がり状態にあ
るローラ軸に回転可能に設ける。次に、そのローラ軸の
中央部が垂直立面投影に基づいて凹状態となるよう水平
に設置してローラ軸を固定する。ついで、前記の固定状
態において、ローラの上部側に所定距離を隔てて設けた
カッタ等によりローラを回転させつつ切削する。
とができる。すなわち、先ず切削しろを見込んで厚めの
表層形成部材を有するローラを、所定の曲がり状態にあ
るローラ軸に回転可能に設ける。次に、そのローラ軸の
中央部が垂直立面投影に基づいて凹状態となるよう水平
に設置してローラ軸を固定する。ついで、前記の固定状
態において、ローラの上部側に所定距離を隔てて設けた
カッタ等によりローラを回転させつつ切削する。
その際、ローラ軸中央部については、ローラの上部とし
て順次送り出されてくるローラ表層の所定部分を、ロー
ラの回転下に順次形成されるローラの頂部が軸方向にわ
たり直線ライン、あるいは所定の凹形ライン、あるいは
所定の凸形ラインを形成するように切削する。一方、ロ
ーラ軸中央部の両側における曲がり部分については、切
削位置がローラ軸の真上となるようカッタ等をローラ軸
の曲がりに対応させてスライドさせつつ、前記中央部の
切削ラインに準じて切削する。以上の作製方法は、ロー
ラ軸の各部におけるカッタ等との距離関係に基づき、そ
の切削過程で先細りのローラが形成される。
て順次送り出されてくるローラ表層の所定部分を、ロー
ラの回転下に順次形成されるローラの頂部が軸方向にわ
たり直線ライン、あるいは所定の凹形ライン、あるいは
所定の凸形ラインを形成するように切削する。一方、ロ
ーラ軸中央部の両側における曲がり部分については、切
削位置がローラ軸の真上となるようカッタ等をローラ軸
の曲がりに対応させてスライドさせつつ、前記中央部の
切削ラインに準じて切削する。以上の作製方法は、ロー
ラ軸の各部におけるカッタ等との距離関係に基づき、そ
の切削過程で先細りのローラが形成される。
本発明のロールを用いて搬送物を走行させるに際しては
、ローラの軸方向における外周線が平坦化された部分、
すなわち直線ないし直線に近い部分を利用することが、
搬送物に偏った永久歪みの生じることを防止ないし抑制
し、搬送物をローラ面に幅広く接触させて安定に高速走
行せしめるうえで好ましい。また、幅維持機能すなわち
搬送物の幅を広げる方向の力は、ローラ軸中央部の両側
の曲がりが先細りとなる方向に搬送物を進行させた場合
に作用する(第2図)。
、ローラの軸方向における外周線が平坦化された部分、
すなわち直線ないし直線に近い部分を利用することが、
搬送物に偏った永久歪みの生じることを防止ないし抑制
し、搬送物をローラ面に幅広く接触させて安定に高速走
行せしめるうえで好ましい。また、幅維持機能すなわち
搬送物の幅を広げる方向の力は、ローラ軸中央部の両側
の曲がりが先細りとなる方向に搬送物を進行させた場合
に作用する(第2図)。
本発明のロールの有利な設置方法は、第7図に例示した
ように、複数、通例一対のロールR1を対向配置してピ
ンチ装置とし、そのロールR1間に搬送物を導入する方
式である。ピンチ方式によれば、ローラ面での搬送物の
スリップをより有効に防止することができるほか、各ロ
ールに基づ(逸脱防止機能及び幅維持機能を相乗的に作
用させることができる。図中、72はエンドフランジ4
0の外周に固着された同期回転用の歯車、71は歯車7
2の外側に固着された駆動力伝達用の歯車であり、本発
明では歯車72を省略できる場合が多く、歯車71は必
要に応じ設けられる。なお、実施例では直線タイプのロ
ールR1を用いたが、対向配置するロールの組合わせに
ついては特に限定はな(、対向部の形状、対向部各部の
間隙ないし接触圧条件など、その目的に応じ直線タイプ
、凹形タイプ、凸形タイプのロールを適宜に組合わせる
ことができる。
ように、複数、通例一対のロールR1を対向配置してピ
ンチ装置とし、そのロールR1間に搬送物を導入する方
式である。ピンチ方式によれば、ローラ面での搬送物の
スリップをより有効に防止することができるほか、各ロ
ールに基づ(逸脱防止機能及び幅維持機能を相乗的に作
用させることができる。図中、72はエンドフランジ4
0の外周に固着された同期回転用の歯車、71は歯車7
2の外側に固着された駆動力伝達用の歯車であり、本発
明では歯車72を省略できる場合が多く、歯車71は必
要に応じ設けられる。なお、実施例では直線タイプのロ
ールR1を用いたが、対向配置するロールの組合わせに
ついては特に限定はな(、対向部の形状、対向部各部の
間隙ないし接触圧条件など、その目的に応じ直線タイプ
、凹形タイプ、凸形タイプのロールを適宜に組合わせる
ことができる。
発明の効果
本発明のロールは、ローラが中央部より端部に向かい先
細りに形成されているので、搬送物の逸脱防止機能を有
している。
細りに形成されているので、搬送物の逸脱防止機能を有
している。
また、ローラ軸の中央部を曲げたので、先細りのローラ
形1軟でありながら外周の一部に平坦化された部分を有
し、これにより搬送物をローラ面に幅広(接触させて高
速に安定走行させることができる。また、搬送物を平坦
な状態ないし平坦に近い状態で走行させることができて
、搬送物に偏った歪みが生じにくい利点なども有してい
る。
形1軟でありながら外周の一部に平坦化された部分を有
し、これにより搬送物をローラ面に幅広(接触させて高
速に安定走行させることができる。また、搬送物を平坦
な状態ないし平坦に近い状態で走行させることができて
、搬送物に偏った歪みが生じにくい利点なども有してい
る。
さらに、ローラ軸中央部の両側を中央部の曲げ平面とは
異なる方向に曲げたので、前記平坦化部分を介して走行
する搬送物にその幅を広げる方向の力を作用させること
ができ、これにより搬送物にシワの生じることを防止す
ることができる。
異なる方向に曲げたので、前記平坦化部分を介して走行
する搬送物にその幅を広げる方向の力を作用させること
ができ、これにより搬送物にシワの生じることを防止す
ることができる。
加えて、ローラの前記平坦化部分を利用して一対のロー
ルをその隙間ないし接触圧が軸方向にわたり一定となる
よう対向配置することができ、ピンチ性能に優れるピン
チ装置を形成することができる。
ルをその隙間ないし接触圧が軸方向にわたり一定となる
よう対向配置することができ、ピンチ性能に優れるピン
チ装置を形成することができる。
第1図は実施例のロールの正面図、第2図はその平面図
、第3図はその左側面図、第4図はその左側部分の拡大
断面図、第5図は他の実施例の正面図、第6図はさらに
他の実施例の正面図、第7図はピンチ装置例の正面図で
ある。 R1,R2,R3:曲軸胴太ロール 10:ローラ軸 11:ローラ軸中央部の両側部 12:ローラ軸の中央部 50.52.54 :ローラ
、第3図はその左側面図、第4図はその左側部分の拡大
断面図、第5図は他の実施例の正面図、第6図はさらに
他の実施例の正面図、第7図はピンチ装置例の正面図で
ある。 R1,R2,R3:曲軸胴太ロール 10:ローラ軸 11:ローラ軸中央部の両側部 12:ローラ軸の中央部 50.52.54 :ローラ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ローラ軸に中央部より両端部に向かい先細りなロー
ラを回転可能に設けてなるロールにおいて、ローラ軸は
その中央部が曲げられると共に、その両側が中央部の曲
げ平面とは異なる方向に曲げられており、ローラは軸方
向に伸縮しつつ、かつ外周の一部に軸方向にわたり平坦
化された部分を形成しつつ回転することを特徴とする曲
軸胴太ロール。 2、請求項1に記載したロールの一対をそのローラ外周
の一部における軸方向にわたり平坦化された部分を対向
配置してなるピンチ装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63073016A JPH0688713B2 (ja) | 1988-03-25 | 1988-03-25 | 曲軸胴太ロール及びピンチ装置 |
EP89104278A EP0334123B1 (en) | 1988-03-25 | 1989-03-10 | Roll with a bent shaft |
DE89104278T DE68908220T2 (de) | 1988-03-25 | 1989-03-10 | Walze mit gekrümmter Achse. |
US07/325,168 US4930202A (en) | 1988-03-25 | 1989-03-17 | Roll with a bent shaft |
CA000594497A CA1296286C (en) | 1988-03-25 | 1989-03-22 | Roll with a bent shaft |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63073016A JPH0688713B2 (ja) | 1988-03-25 | 1988-03-25 | 曲軸胴太ロール及びピンチ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01247364A true JPH01247364A (ja) | 1989-10-03 |
JPH0688713B2 JPH0688713B2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=13506120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63073016A Expired - Lifetime JPH0688713B2 (ja) | 1988-03-25 | 1988-03-25 | 曲軸胴太ロール及びピンチ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0688713B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013107703A (ja) * | 2011-10-28 | 2013-06-06 | Ryozo Matsumoto | フィルム巻き包装装置における拡張機の改良 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62114722A (ja) * | 1985-11-13 | 1987-05-26 | Akitomo Yano | 湾曲軸先細り形ロール |
-
1988
- 1988-03-25 JP JP63073016A patent/JPH0688713B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62114722A (ja) * | 1985-11-13 | 1987-05-26 | Akitomo Yano | 湾曲軸先細り形ロール |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013107703A (ja) * | 2011-10-28 | 2013-06-06 | Ryozo Matsumoto | フィルム巻き包装装置における拡張機の改良 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0688713B2 (ja) | 1994-11-09 |
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