JPH01247275A - 流体作動装置用制御器 - Google Patents

流体作動装置用制御器

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JPH01247275A
JPH01247275A JP7516388A JP7516388A JPH01247275A JP H01247275 A JPH01247275 A JP H01247275A JP 7516388 A JP7516388 A JP 7516388A JP 7516388 A JP7516388 A JP 7516388A JP H01247275 A JPH01247275 A JP H01247275A
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oil
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Masayoshi Yamaguchi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は流体作動装置、特に全油圧型パワーステアリ
ング装置における制御器に関する。
従来の技術 タンクポート、ポンプポート及び流体作動装置に連結さ
れる1対の制御流体ポートとをもつハウジングと、この
ハウジングの一部に形成された内歯部材と、その内歯部
材にあってこれと噛合し、自転と公転とをする外歯部材
からなる計量部と、前記各ポートと計量部との流体の流
通を制御する弁と、前記ハウジングの軸方向一側面から
挿入され、前記弁を作動する入力軸とを有する流体作動
装置用制御器は公知である。
発明が解決しようとする課題 ところで前記のような制御器にあっては、流体の流通制
御弁はコントロールスリーブと、コントロールスプール
とからなるいわゆるロータリーバルブ方式のものが多く
、このようなものにあっては両者間の円筒界面から流体
が漏洩するのを防止するため、両者間に間隙が生じない
ように精密加工を必要とし、さらに現物合せ研摩も要す
ることから1作業能率が悪く高価額となるという問題点
がある。
発明が解決しようとする課題 このようなロータリーバルブ方式の制御弁のもつ問題点
を解決するため、いわゆるディスクバルブ方式の制御弁
を具えた制御器が提案され、その1例として例えば特開
昭61−122070号公報に開示されるようなものを
あげることができる。
しかしながらこのような制御器にあっては各ポートがす
べてハウジングに半径方向に形成されて外周面に開口し
ているものであるため、ディスクバルブの軸方向長さが
長くなり、制御器全体の縦横両方向における寸法が大き
くなって大容積のものとなり、また加工方法が繁雑であ
って高価額となるという問題点がある。
そこでこの発明の目的は、全体の容積を小さくすること
ができるとともに、加工方法も簡単であって、安価な制
御器を提供するにある。
課題を解決するための手段 この発明は前記のような目的を達成するために、前記の
ような従来の制御・器において、各ポートはハウジング
の軸方向他側面に設けられ、制御弁はディスク状の第1
.第2バルブからなり、第1バルブは入力軸と連動し、
第2バルブは外歯部材と連動するとともに、外歯部材に
よって第2バルブに伝達されるトルクが第1バルブにフ
ィードバックされるようになっていることを特徴とする
ものである。
作   用 前記のものにおいて、流体作動装置を作動する流体は、
ハウジングの側面のポンプポートからハウジング内に供
給され、ハウジング内を軸方向に流通してディスク状の
第1、第2バルブを同様に軸方向に流通して計量部内に
流通され、そこから再び軸方向に流通したうえ、タンク
ポートに直接、または制御流体ポートを介してタンクボ
ートに還流することとなる。
実施例 第1図ないし第1O図に示す第1実施例について説明す
る。
1はエンドキャップ、2はエンドプレート部、3は計量
部、4はバルブプレート部、5はバルブケーシング、8
はフロントプレート部、9はフロントキャップをそれぞ
れ示し、これらは第1図において右方から左方へ向けて
順次配置され、これらを貫通するボルト14及びナツト
16によって一体的に連結されている。
エンドキャップ1にはタンクへの流出用タンクポート2
1、ポンプからの流入用ポンプポート22、パワーシリ
ンダの右側チャンバ及び左側チャンバとそれぞれ連通す
るシリンダポート23R223Lが設けられており、エ
ンドプレート部2、計量部3、バルブプレート部4、バ
ルブケーシング5には前記各ポート21,22,23R
,23Lに連通するポートがそれぞれ設けられている。
各ポート21,22,23R,231と連通する計量部
3(第3図)の透孔25 、26 、27R、27Lは
内歯部材30に設けられ、この中には内歯部材30より
1枚少い歯をもつ外歯部材31が偏心して設けられ、こ
の外歯部材31の中心孔32にはスプラインが形成され
ており、この中心孔の先端にはスペーサ17が配置され
ており、この実施例では両部材30.31間に外歯部材
31の回動に伴って拡大、縮小を繰返えす5つの圧力室
33が形成されたものとなっているが、これは必要に応
じてこれ以上のものとすることができる。
バルブプレート部4は計量部3側に配置さすした計量部
プレート34(第4図)と、バルブケーシング5側に配
置されたバルブプレート35(第5図)とからなり、こ
れらのプレート34.35には、それぞれポート21,
22,23R,23Lと連通する扇形ポート37 、3
8 、39R、39L及び41,42,43R,43L
と、前記圧力室33と連通する透孔44,45と、中心
孔・16゜47とが形成されている。
バルブケーシング5内には第1、第2バルブ7.6が収
納されており、第1バルブ7は第6図に示すように中心
孔49を有する円筒形をなしていて、その左側面(A)
にはそれぞれ半径R1゜R2,R3のリング溝50.5
0’ 、50“が設けられ、右側面(C)にはほぼ同−
半径上に複数の扇形凹部51゜52.52’ 、53,
54.55が設けられている。そしてリング溝50の上
部の左右対称位置に1対の透孔56゜56′が、リング
溝50′の同図において右下方に透孔57が、さらにリ
ング溝50″の水平方向反対側に透孔58が、それぞれ
バルブ7を軸方向に貫通して設けられ、これらの透孔5
6,56’ 、57.58はそれぞれ反対側面において
、凹部52,52’ 、53.54と連通している。そ
して中心孔49の上下には油通路59.59’が設けら
れていて、この油通路59.59’は凹部si、ssと
連通している。
第2バルブ6は第7図に示すように、はぼ楕円形の中心
孔61を有する入力部62と、スプラインが設けられた
中心孔63を有する出力部64とからなっていて、これ
らは一体的に接合されており、入力部62の左側面(A
)には同−半径上において、水平直径より上部の左右対
称位置に1対の扇形凹部65,65’が、また水平直径
に近接した下部の左右対称位置に1対の凹部66.66
’が、さらに垂直下部に凹部67がそれぞれ設けられて
おり、凹部66の外周と連通する透孔69及び凹部66
′の内周と連通する透孔69′がそれぞれ入力部62を
貫通している。
出力部64の左側面には同心状の2個のリング溝71.
71’が設けられ、外側のリング溝71は透孔69と、
また内側のリング溝71′は透孔69′と連通し、右側
面(C)には同−半径上において、放射状に複数(この
実施例では8個)の凹部73.73’が交互に設けられ
、凹部73とリング溝71及び凹部73′とリング溝7
1′とはそれぞれ透孔72.72’によって連通してい
る。
フロントプレート部8はフロントキャップ9に近い方か
ら順次配列された入力プレート76、中間プレート77
(第9図)、フロントプレート78(第10図)とから
なっていて一体的に接合されている。中間プレート77
及びフロントプレート78には、それぞれエンドキャッ
プ1のポート21゜22.23R,23Lに対応する位
置に扇形孔79,80,81R。
81L ; 82,83,84R,84Lが穿設されて
いる。そして両プレート77 、78には半径R1,R
2,R3をもって放射状に配置され、且つ互いに連通ず
る扇形孔86゜86’ 、86“; 87,87’ 、
87’がそれぞれ設けられ、中間プレート77の扇形孔
86,86’ 、86“はそれぞれ扇形孔80,811
,81Rと連通している。そして両プレート77.78
の中心孔89.90の上下にはそれぞれ油通路91.9
1’ : 92,92’が設けられ、油通路91は扇形
孔79と連通している。
第1図において10は入力軸、11はその先端に後端が
摺嵌されてセンタリングばね13で連結されている中間
軸、また12は中間軸11に設けられて、入力軸10に
設けた透孔15に嵌合するストッパピンをそれぞれ示す
。中間軸11の先端は第2バルブ6の入力部62の中心
孔61(第7図A)と同形となっていてこれと嵌合し、
一体的に回動するようになっている。
29は駆動軸を示し、バルブプレート部4の中心孔内に
位置する軸部の両端にスプライン歯が設けられていて、
このスプライン歯がそれぞれ外歯部材31及び第2バル
ブ6の出力部64の中心孔32.63のスプライン歯と
係合している。
前記の実施例の作動について説明する。
(1)基本作動 第1図において、入力軸10の左端に図示しないステア
リングハンドルを取付けてこれを回動すると、入力軸1
0とともに第1バルブ7が回動し、中間軸11はばね1
3を介して、角変位を生じて回動し、第2バルブ6はこ
の中間軸11とともに回動し、この回動は駆動軸29を
介して計量部3の外歯部材31に伝えられ、外歯部材3
1は内歯部材30内を自転しながら公転することとなり
、この運動によって内外歯部材30.31間の圧力室3
3を拡大しついで縮小する。
この間後記するように、両バルブ6.7の切換えにより
、ポンプポート22からの油が圧力室33で従来のこの
種の装置におけると同様に計量されたうえ、ステアリン
グハンドルの回動方向に応じて、シリンダポート23R
または23Lから図示しないステアリングシリンダの一
方のチャンバに供給され、他方のチャンバの油はシリン
ダポート23Lまたは23Rに戻ってきてタンクポート
21を介して装置外へ排出される。
このようにして外歯部材31は油圧モータ部材として回
動し、この回動により駆動軸29、第2バルブ6、中間
軸11を回動して、入力軸10との角変位を打消す油圧
モータとして作用し、これらの一連の作動によって入力
軸10の回転に比例した油量がシリンダポート23Rま
たは23Lから吐出されて、パワーシリンダを作動させ
ることとなる。
前記の際の各作動時における状態を第6〜8図を参照し
て詳細に説明する。
(2)バルブ中立時の作動 エンドキャップ1の各ポート21.22.23R。
23Lは、エンドプレート部2、内歯部材3o、バルブ
プレート部4、バルブケーシング5のこれらに対応する
各透孔を介して、フロントプレート部8の各扇形孔79
.82;80.83;81R。
84R;81L、 84Lとそれぞれ連通する。
このようにしてポンプポート22から導入された油は、
バルブプレート78(第10図)及び中間プレート77
(第9図)の扇形孔83,110に入り、扇形孔86.
87を介して第1バルブ7(第6図)のリング溝50に
入り、さらに透孔56,56’を経て扇形凹部52,5
2’に流れる。
このときの第1、第2バルブ7.6の相対的位置関係は
第8図(A)に示すとおりであって、第1バルブ7の凹
部52,52’に流れた油は、第2バルブ6の凹部65
’、65を介して凹部51に、ついで油通路59に流れ
、フロントプレート部8のバルブプレート78及び中間
プレート77の油通路92.91及び扇形孔79を経て
タンクボート21から装置外に流出し、この間シリンダ
ポート23R,23Lはいずれもブロックされていて、
パワーシリンダに油が流れることがない。
(3)バルブ右変位時の作動 この場合はポンプポート22がら流入した油は、中立時
におけると同様に流通して第1バルブ7の扇形凹部52
,52’に流れる。
このときの第1.第2バルブ7.6の相対的位置関係は
、第8図(B)に示すとおりであって、凹部52に流れ
た油は、第2バルブ6の凹部66′、透孔69′、リン
グ溝71’、透孔72′、凹部73′を経て、バルブプ
レート4の両プレート35 、34の透孔45,44を
流れ、計量部3の圧力室33に流入する。そしてこの油
は計量部3において外歯部材31の回動によって計量さ
れたうえ、バルブプレート部4の両プレート34゜35
の透孔45,44を経て、第2バルブ6の凹部73、透
孔72、リング溝71.透孔69、凹部66に流れる。
ついでこの油は第1バルブ7の凹部54、透孔58、リ
ング溝50#に流れ、バルブプレート78及び中間プレ
ート77の扇形孔87#及び86“を経て扇形孔81R
に流れ、シリンダポート23Rを経てパワーシリンダの
一方のチャンバに流れる。
そしてパワーシリンダの他方のチャンバからの排出油は
、他方のシリンダポート23Lから流入し、バルブプレ
ート78の扇形孔84L。
81L、86’ 、87’を経て、第1バルブ7のリン
グ溝50′に流れ、ここから透孔57を経て凹部53に
流れる。そしてここから第2バルブ6の凹部67 、5
5及び油通路59′に流れ、最終的にはタンクボート2
1から装置外に流出する。
(4)バルブ左変位時の作動 第8図(C)にこのときの両バルブ6.7の相対的位置
関係が示されているが、これは前記の右変位時のときと
全く反対側に部材が移動し、油が流れるものにすぎない
ので、その詳細な説明は省略する。
第11図ないし第14図には、この発明の第2実施例が
示されているが、この実施例は第1実施例と多くの部分
において同様の構成となっているので、このような部分
には同一の符号を引用することによって説明を省略し、
さらに構成は相違するも同様の作用をする部分には第1
実施例の符号のあとにaを付した符号を使用することと
する。
この実施例の第1実施例と相違する構成となっている部
材は、バルブプレート部4a、バルブケーシング5a、
第2バルブ6aである。
第12.13図にはバルブプレート部4aを構成する計
量部プレート34aと、バルブプレート35aとが示さ
れている。計量部プレート34aは放射状に配置された
透孔44aが長孔となっていて、その外延が扇形ポート
37,38,39R,39Lにまで延びており、またバ
ルブプレート35aの透孔45aは扇形ポート41,4
2,43R,43Lとほぼ同一半径上に配置されている
点で第1実施例と相違する。
第14図には第2バルブ6aの詳細が示されており、こ
のバルブ6aの流入部62は第1実施例のそれと相違す
るところがなく、流出部64aが相違する。その相違点
はこの流出部64aにあっては、リング溝71a、71
’aに連通ずる各4個の透孔94 、94’が放射状に
交互に設けられていて、これらの透孔94 、94’は
外周面に開口していることである。
そしてバルブケーシング5aのこれらの透孔94 、9
4’と一致する個所の周壁に等間隔をおいて半径方向の
5個の透孔95が設けられ、これらの透孔95が軸方向
の油通路96によって、バルブプレート35aの透孔4
5a及び計量部プレート34aの透孔44aと連通する
ようになっている。
このような構成により、第1実施例が第2バルブ6がデ
ィスクバルブを構成しているのに対し、この第2実施例
は第2バルブ6aの8個の透孔94 、94’と、バル
ブケーシング5aの5個の透孔95とでロータリーバル
ブを構成する点で相違するが作用は第1実施例と相違す
るところがないのでその説明を省略する。
第15図ないし第26図には、この発明の第3実施例が
示されており、これも第2実施例と同様に第1実施例と
同様の部材には同一符号を、また同様の機能をもつ異る
構成部分には同一符号にbを付したものを使用すること
とする。
この実施例におけるエンドキャップlb(第16図)は
、タンクポート22bがその中心に設けられ、かつポン
プポート21bがタンクポート22bの上部に設けられ
ている以外他のポートの位置に変更はない。エンドプレ
ート部2bはエンドプレート101、中間プレート10
2、バルブプレート103からなっている。エンドプレ
ート101(第17図)には、エンドキャップlbの各
ポート21b、 22b。
23R,23Lに連通する透孔105,106,107
R,107Lが設けられ、中間プレート102(第18
図)には透孔106に連通する透孔109、透孔105
に連通する外側部分と半径R1部分とをもち、透孔10
9の側方をこれと連通ずることなく直径方向反対側にま
で延びて屈曲している透孔108、及び透孔107R,
107Lに連通する外側部分及びそれから透孔109の
方に向けて扇形に拡大し、かつ半径R2,R3の内側部
分をもつ透孔110R,ll0Lがそれぞれ設けられ、
バルブプレート103(第19図)には透孔108の一
部と連通する垂直直径上対称位置にあっても半径R1の
扇形透孔111,111’、透孔110R,ll0Lの
一部と連通ずる直径上対称位置にあって半径がそれぞれ
R2,R3の透孔112R,112L、及び透孔109
と連通する透孔113がそれぞれ設けられている。
第1バルブ7b(第20図)は、第1、第2実施例とは
相違して、エンドプレート部2bのバルブプレート10
3に隣接して配置され、第20図においてその左側に上
下に油通路115,115’が連通しているほぼ楕円形
の中心孔117を有する小径の入力部11gと、上下部
に油通路119,119’が連通している中心孔120
を有する出力部121からなっている。入力部118の
左側面(A)には同一半径上において、水平直径を底辺
としその上部の左右対称位置に1対の扇形凹部122R
,122Lが、また水平直径より下部の左右対称位置に
扇形凹部123,123’が、さらに垂直上下部に凹部
116゜116′がそれぞれ設けられており、凹部11
6,116’は油通路115,115’を介して中心孔
117と連通し、凹部116の上部は外方に開口してい
る。
出力部121の右側面(C)には、半径R1,R2,R
3の同心状のリング溝124,124’ 、124’が
設けられ。
そしてリング溝124と扇形凹部122R,122Lと
を連通する透孔125R、125Lが、リング溝124
′と扇形凹部123とを連通ずる透孔126が、またリ
ング溝124“と扇形凹部123′とを連通ずる透孔1
27がそれぞれ設けられる。
第2バルブ6bは第21図に示すようにその左側に大径
でスプラインが設けられた中心孔128を有する流出部
129と、小径の異形孔からなる中心孔130を有する
流入部131とからなっている。
流出部129の左側面(A)には同一半径上において、
放射状に複数(この実施例では各6個)の凹部132,
132’が交互に設けられ、また右側面には同心状のリ
ング溝133,133’が、また凹部132とリング溝
133、凹部132′とリング溝133′とをそれぞれ
連通する透孔134,134’が設けられている。
流入部129の右側面(C)には同一半径上において、
水平直径より上部の左右対称位置に1対の凹部136,
136’が、また水平直径に近接した下部の左右対称位
置に1対の凹部137,137’が、さらに垂直下部に
凹部138がそれぞれ設けられ、さらにリング溝133
,133’と凹部137,137’とを連通する透孔1
39,139’が設けられており、また垂直上部には内
方へ切込んだ開口凹部140が設けられている。
第22図には両バルブ6b、7bを連結するリング14
2が示されており、このリング142はバルブ6bの流
入部131(第21図B)の段部143と、バルブ7b
の出力部121の段部144(第20図B)に嵌合する
保持リング146と、この保持リング146に保持され
て流入部131、入力部118の外方を包囲し、さらに
それらの開口部140,135に嵌合する屈曲部148
を有するセンタリングばね13bとからなっている。バ
ルブプレート部4bは、第2バルブ6bの流出部129
に隣接するバルブプレート35b(第24図)と、これ
に隣接する計量部プレート34b(第25図)からなっ
ていて、これらのプレート35b 、 34bには、そ
れぞれ後記する圧力室33bと連通する透孔148,1
49と、中心孔151 、152とが設けられている。
計量部プレート34bに隣接して計量部3bが設けられ
、その詳細は第26図に示されていて、計量部3と同様
の作用をする。
この実施例は、計量部3b、バルブプレート部4b、第
2バルブ6を前記のように構成したことから、駆動軸2
9bは中空筒状となっていて、入力軸Jobはその中心
孔を貫通して延びている。
前記の第3実施例の作動について説明する。
(1)基本作動 ステアリングハンドルを操作して入力軸10bを回動す
ると、入力軸10bとともに第1バルブ7bが回動し、
センタリングばね13bがたわんで、このバルブ7bと
第2バルブ6bとの間に角変位を生じて第2バルブ6も
回動する。
第1、第2バルブ7b、6bのバルブ界面の切換わりに
より、後記するようにポンプポート21bからの油が計
量部3bの圧力室33bに入り、ここで計量されていず
れが一方のシリンダポート23Rまたは23Lがらパワ
ーシリンダの一方のチャンバに流入し、他方のチャンバ
の油はシリンダポート23Lまたは23Rがらタンクポ
ート22bを介して装置外へ流出する。このような油の
流れによって計量部3bの外歯部材31bは油圧モータ
として回動し、この回動が駆動軸29bを介して第2バ
ルブ6bを回動して角変位を打消す作用をする。このよ
うな一連の作動によって、入力軸10bの回動に比例し
て油がシリンダポート23Rまたは23Lから吐出され
て、パワーシリンダを作動する。
(2)バルブ中立時の作動 このときポンプポート21bから流入した油は、エンド
プレート101の透孔105、中間プレート102の透
孔108、バルブプレート103の透孔111,111
’から、第1バルブ7bの右側面のリング溝124に流
れる。そしてこの油はここから同バルブ7bの透孔12
5R、125Lを経て左側面の凹部122R,122L
に流れ、第23図(A)に示すように、凹部122R,
122Lは第2バルブ6bの凹部136’ 、 136
と連通しているので、油は凹部136’ 、 136を
経て第1バルブ7bの油通路116゜115に流れて油
通路119に流れる。ついでこの油はエンドプレート部
2bの各プレート1o3゜102、101の透孔113
,109,106を通ってタンクポート22bに流れて
ここから流出され、この間シリンダボート23R,23
Lはいずれもブロックされていて、パワーシリンダに油
が流通することがない。
(3)バルブ右変位時の作動 この場合はポンプボート21bから流入した油は、中立
時におけると同様に流通して第1バルブ7bの左側面の
凹部122R,122Lに流れる。
第23図(B)はこのときの両バルブ6b、7bの位置
的関係を示し、この場合第1バルブ7bの凹部122L
に流れた油は、第2バルブ6bの凹部137、透孔13
9、リング溝133、透孔134を経て凹部132に流
れ、ここからバルブプレート部4bの両プレート35b
、34bの透孔14g、149を経て計量部3bの圧力
室33bに流入する。
そしてこの計量部3bで計量された油は、バルブプレー
ト部4bの透孔149,148を経て。
第2バルブ6bの凹部I32′に流れ、透孔134′、
リング溝133′、透孔139′を経て右側面の凹部1
37′に流れる。この凹部137′は第23図(B)に
示すように、第1バルブ7bの左側面の凹部123と連
通するのでここに流れ、さらに透孔126、リング溝1
24′、エンドプレート2bの各プレート103.10
2. lotの透孔112R1油路110R1透孔10
7Rを経て、一方のシリンダボート23Rを経てパワー
シリンダの一方のチャンバに流れる。
そしてパワーシリンダの他方のチャンバからの排出油は
、他方のシリンダポート23Lから流入し、エンドプレ
ート部2bの各プレート101 、102.103の透
孔107L、油路110シ、透孔112Lに流れる。
そしてこの透孔】12Lから第1バルブ7bのリング溝
124“、透孔127を経て左側面の凹部123′に流
れ、これに連通ずる第2バルブ6bの凹部138を経て
再び第1バルブ7bの油通路116′へ流れ、さらに油
通路+15’、119’を流れて、エンドプレート2b
の各プレート103,102゜101の透孔113,1
09,106からタンクポート22bを経て流出される
。すなわちポンプボート21bから流入した油は、計量
部3bで計量されたうえシリンダボート23Rからパワ
ーシリンダの一方のチャンバに流入し、他方のチャンバ
の油はシリンダポート23Lを経て装置内に流入したう
えタンクポート22bから流出する。
(4)バルブ左変位時の作動 これは前記第1実施例におけると全く同様であるため説
明を省略する。
発明の効果 この発明は前記のようであって、各ボートをハウジング
の軸方向において入力軸と反対側の側面に設け、また制
御弁をディスク状の第1、第2バルブで構成し、入力軸
と第1バルブが、また第2バルブと外歯部材とがそれぞ
れ連動し、外歯部材によって第2バルブに伝達されるト
ルクが第1バルブにフィードバックされるようになって
いるので、各ボートがハウジングの外周に設けられたも
のに比してその上下方向の高さを小さくし、また制御弁
の軸方向寸法も小さくすることができるので全体の軸方
向長さを小さくし、その結果全体的な容積を小さくする
ことができ、またロータリーバルブ方法の制御弁におけ
るような禁書加工を必要とすることがなくて加工が容易
であり、安価に提供することができるという効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例の第2図の線1−1によ
る切断正面図、第2図は第1図の右側面図、第3図は第
1図の線m−ytuに沿ってみた側面図、第4図は第1
図の線IV−TVに沿ってみた側面図、第5図は第1図
の線■−■に沿ってみた側面図、第6図は第1図のもの
の第1バルブの図面で、(A)は左側面図、CB)は(
A)の線B−Bによる切断面図、(C)は右側面図、第
7図は第1図のものの第2バルブの図面であって、(A
)は左側面図、(B)はその左半部が(A)の線B−B
により、右半部が(C)の線B−Bによりそれぞれ切断
した断面図、(C)は右側面図、第8図は第6.第7図
の各バルブの切換面の(A)中立時、(B)右変位時、
(C)左変位時の状態を示す説明図、第9図は第1図の
線■−■に沿ってみた側面図、第10図は第1図の線X
−Xに沿ってみた側面図、第11図はこの発明の第2実
施例の第1図と同様の切断面図、第12図は第11図の
線■−店に沿ってみた側面図、第13図は第11図の線
xm−xmに沿ってみた側面図、第14図は第11図の
ものの第2バルブの図面で、(A)は左側面図、(B)
はその左半部が(A)のB−B線により、右半部が(C
)の線B−Bによりそれぞれ切断した断面図、(C)は
(B)の線C−Cによる切断面図、第15図はこの発明
の第3実施例の第1図と同様の切断面図、第16図は第
1図の右側面図、第17図は第15図の線X■−X■に
沿ってみた側面図、第18図は第15図の線X■−X■
に沿ってみた側面図、第19図は第15図の線IXX−
IXXに沿ってみた側面図、第20図は第15図のもの
の第1バルブの図面で、(A)は左側面図、(B)は縦
断正面図、(C)は右側面図、第21図は第15図のも
のの第2バルブの図面で、(A)は左側面図、(B)は
その左半部が(A)の線B−B線により、右半部が(C
)の線B−Bによりそれぞれ切断した断面図、(C)は
右側面図、第22図は第15図の線x店−x店に沿って
みた切断面図、第23図は第20、第21図の各バルブ
の切換面の(A)中立時、(B)右変位時、(C)左変
位時の状態を示す説明図、第24図は第15図の線 XXIV−XXNに沿ってみた側面図、第25図は第1
5図の線XXV−XXVに沿ってみた側面図、第26図
は第15図の線XXIN−XX■に沿ってみた側面図で
ある。 1、lb・・・エンドキャップ   3,3b・・・計
量部4.4a、4b・・・バルブプレート部5.5a 
、 5b・・・バルブケーシング6.6a、6b・・・
第2バルブ   7,7b・・・第1バルブ8.8b・
・・フロントプレート部 9,9b・・・フロントキャ
ップ10.10b・・・入力軸      11・・・
中間軸12・・・ピ ン        13,13b
・・・センタリングばね21・・・タンクポート   
  22,22b・・・ポンプポート23R、23L・
・・シリンダポート 29 、29b・・・駆動軸30
.30b・・・内歯部材     31.31b・・・
外歯部材第11図 スπ 4ど    4二〇 (C) ソ’+   /lα 第24図 4b ed 第25図 第26図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、タンクポート、ポンプポート及び流体作動装置に連
    結される1対の制御流体ポートとをもつハウジングと、
    このハウジングの一部に形成された内歯部材と、この内
    歯部材にあってこれと噛合し、自転と公転とをする外歯
    部材からなる計量部と、前記各ポートと計量部との流体
    の流通を制御する弁と、前記ハウジングの軸方向一側面
    から挿入され、前記弁を作動する入力軸とを有する流体
    作動装置用制御器において、前記各ポートはハウジング
    の軸方向他側面に設けられ、前記制御弁はディスク状の
    第1、第2バルブからなり、第1バルブは入力軸と連動
    し、第2バルブは外歯部材と連動するとともに、外歯部
    材によって第2バルブに伝達されるトルクが第1バルブ
    にフィードバックされるようになっていることを特徴と
    する流体作動装置用制御器。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61207272A (ja) * 1985-03-06 1986-09-13 ダンフオス アクチエセルスカベト 静力学的操舵手段用の制御装置
JPS6237276A (ja) * 1985-08-09 1987-02-18 Kayaba Ind Co Ltd 全油圧式動力舵取装置用制御バルブ

Patent Citations (2)

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JPS6237276A (ja) * 1985-08-09 1987-02-18 Kayaba Ind Co Ltd 全油圧式動力舵取装置用制御バルブ

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