JPH01247197A - 反りが少ない感熱孔版印刷用原紙の製造方法及びその製造装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明１，１、取扱いが容易な感熱孔版印刷用原紙の製
造り法とその″”！Ａ）＃　装置に閉覆るものである。

〔従来の技術〕

加熱により穿孔されや１いプラスチックフィルムとイン
ク透過性の多孔性薄葉紙゛つ紗などの基材とを接着積層
した感熱孔版印刷用原紙か軽印刷分野に広く用いられて
いる。

特に最近、リーマルｌ＼ツドによる穿孔印画の方法か普
及してきたので、この種原紙の感熱穿孔感度向上に対す
る要求か大ぎくなってきた。感熱感度を高めると、印画
速度を大きくできるので、より短時間に印刷原版を作れ
るからである。而して、感熱感度を畠めるためにはプラ
スチックフィルムにより薄く、且つより低軟化点のもの
を使用したはうが右利であるところから、非常に薄い低
軟化点の１ラスＬツタフイルムか用いられるようになっ
てきた。

しかし、非常に薄く、軟化？ＵＩＥｔか低い熱収縮性プ
ラスチックフィルムは取扱中にしわか生じ易く、このた
めに、積層工程中でフィルムにある程度の張力を加える
ことか不可欠となっているか、薄いフィルムはわすかな
張力でも伸び易く１．積層接盾された］京俄の中でも、
フィルムは比較的大きな’ｔ’１性伸び丁よる張力を有
していて、収緒１舊る傾向が人ぎいという問題点があっ
た。また、軟化温度か用い熱収縮・１（１フイルムは、
積層工程における乾燥のための加熱や、保存中の高温度
などの影響を受（Ｊて収縮する傾向か大きいという問題
点もある。

（発明か解決しようとする課題） これらか原因となって、積層接着された原紙はフィルム
側を内側にし−Ｃカールする傾向か大きく、カールした
原紙は取扱上非常に不便を生じ、しばしば印刷機での送
り不良等のエラーをおこす原因となっていた。

本発明は、これらの問題点を解決した実施容易な、カー
ルか制御され、反りか少ない感熱孔版中（ｌｌｊ用原紙
の製造方法及びその装置を提供するものである。

（課題を解決するための手段〕 すなわら本発明は、熱収縮性プラスチックフィルムに、
インク透過・１１基材を積層接着した後で、製品を巻さ
取る工程に（６い（原反をシラスナックフィルム側を外
側に、塁何側を内側にして、曲率半径か５□Ｉより人さ
くならない曲率経路を連わ“Ｃ的に通過させることによ
って、基材側に凹な強いカールを一時的にうえることに
にす、この方向の永久変形を与えた、取扱か容易４ｊ感
熱孔版印刷用原紙の製造方法である。また、上記のプロ
レスは、製品の巻き取り工程中に曲率半径か５ｍよりも
大きくない、（へめで細いローラー又は刀イドと、この
ローラー又は刀イドへの入路と出路のなＪ−角庭の調節
のためのガイド装置とを備えた製造装置により実ｊＭＭ
ることかできる。

本発明において用いられる半径か５Ｍよりも大きくない
、極めて径か小さいローラーは、紙やフィルムのラミネ
ート加工に（ｂいて、通常用いられる−５のではないか
、本発明の方法においては、曲率半径か５鯖よりも大き
くない、曲かりかきつい経路を強制的に通過させること
か必要で、このために半（￥が５咽よりも大きくない［
１−ラーか用いられる。また、通過速度か遅い場合は、
ローラーを用いり−１単に活動するガイドによって代替
覆ることもてきるか、なるべくローラーを用いるのがよ
い。更に、活動づるカイトの場合、強制冷却や玉アフロ
−１−により、速度を上げることもできる。

ラミネートの通過経路の曲率半径は小さいほど、ラミネ
ート加工なわら原紙のフィルム側へのカールの修正効果
か大きくなるので、実施の場合には、曲率半径の異なる
細いローラー又はカイトを数種川魚して、必要とされる
修止の度合に応じて、曲率半径を選択覆る方法かとり得
る。また、この細い径のローラーへの入路と出路のな１
ｍ度は、小さいはど、ラミネー１〜のフィルム側ｊへの
カールの、修正効果は人さくなるので、修正効果の調節
は、入路と出路の角麿を調節することによっても行うこ
とかできる。

入路と出路のなす角度は、細い径のし１−ラに相隣るカ
イトローラーの相対位置を変化させることによって、す
なわら、細い径のローラー或いはカイトの位置、或いは
相隣るガイドローラーの位置、又は上記の両乙を変更し
で行いつる。

〔作用〕

曲率半径から＃よりも人さくない経路をラミネ−１−の
」（村側に凹に、月つフィルム側に凸に通過さ■ること
によって、基材側には圧縮、フィルム側には伸張の方向
に、大ぎな曲げの変形が加えられることになるか、その
変形の一部が残留してフィルム側に門なカールを修止り
る作用が牛しるものと推察さ４′シる。

（実施例） 以下実施例で本発明を具体的に説明づる。

実施例１ ９．５グラム／ｍのインク透過性を右づるマニラ麻１１
ヤ葉紙にポリ耐酸ビニルのメタノール液の接着剤を用い
て、厚み２ミクロンのポリエステルの熱収縮性二軸延伸
フィルムを積層接着して原紙を得た。　乾燥速度を速め
るために、乾燥機の温度を９０”Ｃとして製造したが、
この原紙は乾燥機を通過することによりポリエステルフ
ィルムか若干収縮を起しており、フィルム側に強くカー
ルづる性質かあった。このフィルム側へのカールか著し
い原紙は、これをカツトシて、−枚ずつ取り扱う際にも
箸しく不便であった。この原紙を巾２８０Ｍに細断して
ロール状に巻き、市販の感熱孔版印刷機であるリフ−４
１木製プリポート５Ｓ８７０にかけて製版、印刷を試み
たが、製版中に正常に走行せず、満足な製版及び印刷を
することができなかった。これは、原紙がフィルム側に
著しくカールしやすいために、製版機内で正常な走路か
ら外れてしまうためであると推察される。

原紙をスリットツるスリッターの走路中に、第１図のよ
うな装置を設けた。第１図において八及びＡ′は直径が
５０Ｍのローラー、Ｂは直径か４ｍｍのローラーである
。ＡＡ’の間隔は５６ｍｍで、ローラーＢはローラー△
Ａ゛の中心線（対して垂直なａａ’線に添って平行移動
可能に設けた。

原紙Ｐを、０面か基材、Ｃ′面がフィルムとなるように
、この装置を通過させた。Ｂをａａ’に添って移動させ
ることにより、Ｂへの入路と出路の間の角度を調節する
ことができるが、第１図の距離すを２０ｍｍとして運転
した。この装置を用いて上記のフィルム側に強くカール
する原紙を２回通過さＵることにより１京紙のカールを
修正し、フィルム側にわずかにカールする程度の原紙を
得た。

この修正した原紙をロール状に巻いたものを、上記プリ
ボート５Ｓ８７０にかけて製版及び印刷を行うと、今度
は正常に走行し、製版及び印刷を行うことかできた。

（発明の効果） 本発明によると、感度の高い感熱孔版印刷用原紙におい
て、極めて大きな問題となっている原紙のカール生成に
よる取扱困難という問題を生じない原紙を製造すること
かでき、特に製造中の過大な張力や高温などによって生
じてしまった原紙のカールを後から修正することができ
るという優れた効果かある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の装置の一実施例を説明するための概念
図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、熱収縮性プラスチックフィルムにインク透過性基材
   を積層接着した原反を製品に巻き取る工程において、プ
   ラスチックフィルム側を外側、基材側を内側にして、曲
   率半径が５ｍｍよりも大きくならない曲率の経路を連続
   的に通過する工程を経過させることを特徴とする感熱孔
   版印刷用原紙の製造方法。 ２、曲率半径が５ｍｍよりも大きくならないローラー又
   はガイドと、このローラー又はガイドへの入路と出路と
   がなす角度を調節するための案内装置とを備えた感熱孔
   版印刷用原紙の製造装置。