JPH01246170A - 低火度焼成による高強度磁器 - Google Patents
低火度焼成による高強度磁器Info
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- JPH01246170A JPH01246170A JP7256188A JP7256188A JPH01246170A JP H01246170 A JPH01246170 A JP H01246170A JP 7256188 A JP7256188 A JP 7256188A JP 7256188 A JP7256188 A JP 7256188A JP H01246170 A JPH01246170 A JP H01246170A
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、食器、ノベリティ、電磁器等に用途の広い低
火度焼成による高強度磁器の製造法およびこれに用いら
れる素地土ならびに高強度磁器製品に関するものである
。
火度焼成による高強度磁器の製造法およびこれに用いら
れる素地土ならびに高強度磁器製品に関するものである
。
(従来の技術)
磁器は、機械的強度および白色度に優れているため、食
器、ノベリティ、電磁器等に広く用いられているが、従
来のものは低火度のものでは曲げ強度が無釉で1010
00f/−以下であり、曲げ強度が100100O/c
m3以上のもノテは1300℃以上の高温焼成を必要と
した。
器、ノベリティ、電磁器等に広く用いられているが、従
来のものは低火度のものでは曲げ強度が無釉で1010
00f/−以下であり、曲げ強度が100100O/c
m3以上のもノテは1300℃以上の高温焼成を必要と
した。
(発明が解決しようとする課題)
本発明が解決しようとするところは、経済的な焼成温度
である低火度で焼成できるうえに従来の高強度磁器以上
の曲げ強度を有し、しかも、白色度の高い高強度磁器を
安価に提供しようとする点にある。
である低火度で焼成できるうえに従来の高強度磁器以上
の曲げ強度を有し、しかも、白色度の高い高強度磁器を
安価に提供しようとする点にある。
(課題を解決するための手段)
本発明は、合成けい酸マグネシウムまたは仮焼タルク6
0〜30%と、粘土分20〜40%と、融剤10〜30
%とよりなる素地土をもって成形乾燥後1050℃〜1
200℃で焼成することを特徴とする低火度焼成による
高強度磁器の製造法を第1の発明とし、この第1の発明
に用いる素地土すなわち合成けい酸マグネシウムまたは
仮焼タルク60〜30%と、粘土分20〜40%と、融
剤10〜30%とよりなることを特徴とする低火度焼成
可能な高強度磁器用素地土を第2の発明とし、さらに、
第1の発明によって得られる高強度磁器製品すなわち合
成けい酸マグネシウムまたは仮焼タルク60〜30%と
、粘土分20〜40%と、融剤10〜30%とよりなる
素地土をもって吸水率0.1%以下、曲げ強度1600
kg r / cd以上、白色度76以上に焼結され
ていることを特徴とする低火度焼成による高強度磁器製
品を第3の発明とするものである。
0〜30%と、粘土分20〜40%と、融剤10〜30
%とよりなる素地土をもって成形乾燥後1050℃〜1
200℃で焼成することを特徴とする低火度焼成による
高強度磁器の製造法を第1の発明とし、この第1の発明
に用いる素地土すなわち合成けい酸マグネシウムまたは
仮焼タルク60〜30%と、粘土分20〜40%と、融
剤10〜30%とよりなることを特徴とする低火度焼成
可能な高強度磁器用素地土を第2の発明とし、さらに、
第1の発明によって得られる高強度磁器製品すなわち合
成けい酸マグネシウムまたは仮焼タルク60〜30%と
、粘土分20〜40%と、融剤10〜30%とよりなる
素地土をもって吸水率0.1%以下、曲げ強度1600
kg r / cd以上、白色度76以上に焼結され
ていることを特徴とする低火度焼成による高強度磁器製
品を第3の発明とするものである。
本発明において素地土の主成分の第1として合成けい酸
マグネシウムまたは仮焼タルクを使用するのは、合成け
い酸マグネシウム(分析例5i0261.30%、tt
+、o、 o、 80%、CaOO,63%、Mg03
6、81%、NazO* o、 23%、灼熱減量0.
16%)と、仮焼タルク(分析例5i(h 63.82
%、FezO,0,10%、CaO0,51%、Mg0
35.47%、灼熱減量0.07%)とは、いずれもS
ingと?IgOを主成分として化学組成が類似してい
るからであって、−船釣には高純度で均質なものが得ら
れる合成けい酸マグネシウムを使用するが、一部または
全部を仮焼タルクに代替してもよい。また、合成けい酸
マグネシウムまたは仮焼タルクとともに素地土の主成分
となる粘土分は成形性のよい市販の蛙目粘土や成形性が
若干劣るカオリン、セリサイトなどSiO□と^120
.を主成分とするものであるが、この粘土分は素地土の
可塑性に大きな影響があるので、成形手段を鋳込成形と
するかロクロ成形とするかプレス成形とするか或いはロ
ーラマシン成形とするかによってこれらを適宜に配合し
て使用すればよい、さらに、前記した2つの主成分とと
もに10〜30%配合される融剤としては、通常素地土
に融剤として配合されるカリ長石やソーダ長石、砂婆、
フリットなどでよい。そして、前記したような素地土は
任意の手段で成形、乾燥後1050°C〜1200℃の
低火度で焼成することによりエンスタタイトとクリスト
バライトからなる素地となり、無釉で1600 r k
g/c−以上好ましくは1800 kg f / cd
以上、施釉で1800 kg f/cm3以上好ましく
は2000kgf/ad以上の強度を出す。なお、実験
によれば焼成温度を1050℃より低くすると曲げ強度
が1400fkg/−以下、吸水率4.3%以上、白色
度76未満となるのに対し、焼成温度1150℃では無
釉で曲げ強度2215kgf/cffl、吸水率0.0
5 %、白色度80゜9、焼成温度1200℃では曲げ
強度2155 kgr / cd、吸水率0.03%、
白色度79.6となり、焼成温度を1200℃としても
逆に曲げ強度と白色度は低下するうえに低火度で焼成し
ようとする本来の目的から離れるので、第1の発明であ
る製造法においては焼成温度が1050℃〜1200℃
の範囲に限定される。また、合成けい酸マグネシウムま
たは仮焼タルクと、粘土分と、融剤との配合比率も、1
200℃以下のいわゆる低火度での焼成を主眼として機
械的強度および白色度に優れた磁器を得ようとする目的
で合成けい酸マグネシウム、仮焼タルク、4種の粘土鉱
物、陶石、5種の長石、砂婆、珪砂、市販のフリット、
燐酸カルシウム、ドロマイト、亜鉛華などを適宜配合し
た80以上の試験体素地を作成し、これらを焼成温度1
000℃〜1250℃の範囲で種々の実験を行った結果
、温度条件、吸水率、曲げ強度などの機械的強度、白色
度、成形性など全ての点で満足できるものは、合成けい
酸マグネシウムまたは仮焼タルク60〜30%と、粘土
分20〜40%と、融剤10〜30%とよりなる素地土
のみであったからであって、この範囲を逸脱した場合に
は所期の目的とするものは得られないので、第2の発明
である素地土の配合比は前記数値内のものに限定される
。さらに、第3の発明において吸水率0.1%以下、曲
げ強度1600fkg/−以上、白色度76以上に限定
する理由は、本発明の目的とするところが従来の磁器よ
り機械的強度に優れているうえ白色度の高い製品を安価
に提供しようとする点にあるからである。
マグネシウムまたは仮焼タルクを使用するのは、合成け
い酸マグネシウム(分析例5i0261.30%、tt
+、o、 o、 80%、CaOO,63%、Mg03
6、81%、NazO* o、 23%、灼熱減量0.
16%)と、仮焼タルク(分析例5i(h 63.82
%、FezO,0,10%、CaO0,51%、Mg0
35.47%、灼熱減量0.07%)とは、いずれもS
ingと?IgOを主成分として化学組成が類似してい
るからであって、−船釣には高純度で均質なものが得ら
れる合成けい酸マグネシウムを使用するが、一部または
全部を仮焼タルクに代替してもよい。また、合成けい酸
マグネシウムまたは仮焼タルクとともに素地土の主成分
となる粘土分は成形性のよい市販の蛙目粘土や成形性が
若干劣るカオリン、セリサイトなどSiO□と^120
.を主成分とするものであるが、この粘土分は素地土の
可塑性に大きな影響があるので、成形手段を鋳込成形と
するかロクロ成形とするかプレス成形とするか或いはロ
ーラマシン成形とするかによってこれらを適宜に配合し
て使用すればよい、さらに、前記した2つの主成分とと
もに10〜30%配合される融剤としては、通常素地土
に融剤として配合されるカリ長石やソーダ長石、砂婆、
フリットなどでよい。そして、前記したような素地土は
任意の手段で成形、乾燥後1050°C〜1200℃の
低火度で焼成することによりエンスタタイトとクリスト
バライトからなる素地となり、無釉で1600 r k
g/c−以上好ましくは1800 kg f / cd
以上、施釉で1800 kg f/cm3以上好ましく
は2000kgf/ad以上の強度を出す。なお、実験
によれば焼成温度を1050℃より低くすると曲げ強度
が1400fkg/−以下、吸水率4.3%以上、白色
度76未満となるのに対し、焼成温度1150℃では無
釉で曲げ強度2215kgf/cffl、吸水率0.0
5 %、白色度80゜9、焼成温度1200℃では曲げ
強度2155 kgr / cd、吸水率0.03%、
白色度79.6となり、焼成温度を1200℃としても
逆に曲げ強度と白色度は低下するうえに低火度で焼成し
ようとする本来の目的から離れるので、第1の発明であ
る製造法においては焼成温度が1050℃〜1200℃
の範囲に限定される。また、合成けい酸マグネシウムま
たは仮焼タルクと、粘土分と、融剤との配合比率も、1
200℃以下のいわゆる低火度での焼成を主眼として機
械的強度および白色度に優れた磁器を得ようとする目的
で合成けい酸マグネシウム、仮焼タルク、4種の粘土鉱
物、陶石、5種の長石、砂婆、珪砂、市販のフリット、
燐酸カルシウム、ドロマイト、亜鉛華などを適宜配合し
た80以上の試験体素地を作成し、これらを焼成温度1
000℃〜1250℃の範囲で種々の実験を行った結果
、温度条件、吸水率、曲げ強度などの機械的強度、白色
度、成形性など全ての点で満足できるものは、合成けい
酸マグネシウムまたは仮焼タルク60〜30%と、粘土
分20〜40%と、融剤10〜30%とよりなる素地土
のみであったからであって、この範囲を逸脱した場合に
は所期の目的とするものは得られないので、第2の発明
である素地土の配合比は前記数値内のものに限定される
。さらに、第3の発明において吸水率0.1%以下、曲
げ強度1600fkg/−以上、白色度76以上に限定
する理由は、本発明の目的とするところが従来の磁器よ
り機械的強度に優れているうえ白色度の高い製品を安価
に提供しようとする点にあるからである。
(実施例)
合成けい酸マグネシウム50部に粘土分として蛙目粘土
10部、カオリン10部セリサイト10部の計30部と
、融剤としてソーダ長石5部、砂婆15部の計20部を
配合した素地土を用いて直径40 l曹、厚さ5 ms
とする吸水率及び白色度測定用の円板と、直径IQmm
、長さ125鶴とする曲げ強度測定用の丸棒の各試験体
素地を成形し、電気炉で1時間150 ’cの速度で1
030℃、1080℃、1150℃、1200℃の各目
的温度まで昇温し、目的温度に達してから1時間保持し
て試験体を得たうえその性能テストを行った結果は下表
のとおりであった。この表によれば、吸水率0.1%以
下、曲げ強度1600 kg子/−以上、白色度76以
上という3要件を全て満たす焼成温度は約1050℃〜
1200℃であることがわかる。
10部、カオリン10部セリサイト10部の計30部と
、融剤としてソーダ長石5部、砂婆15部の計20部を
配合した素地土を用いて直径40 l曹、厚さ5 ms
とする吸水率及び白色度測定用の円板と、直径IQmm
、長さ125鶴とする曲げ強度測定用の丸棒の各試験体
素地を成形し、電気炉で1時間150 ’cの速度で1
030℃、1080℃、1150℃、1200℃の各目
的温度まで昇温し、目的温度に達してから1時間保持し
て試験体を得たうえその性能テストを行った結果は下表
のとおりであった。この表によれば、吸水率0.1%以
下、曲げ強度1600 kg子/−以上、白色度76以
上という3要件を全て満たす焼成温度は約1050℃〜
1200℃であることがわかる。
(発明の効果)
本発明は前記説明から明らかなように、経済的な焼成温
度である1050℃〜1200℃の低火度で焼成できる
うえに従来の高強度磁器以上の曲げ強度を有し、しかも
、白色度の高い高強度磁器を安価に提供できる低火度焼
成による高強度(イ至器の製造法およびこれに用いられ
る素地土ならびに高強度磁器製品として業界の発展に寄
与するところ極めて大きいものがある。
度である1050℃〜1200℃の低火度で焼成できる
うえに従来の高強度磁器以上の曲げ強度を有し、しかも
、白色度の高い高強度磁器を安価に提供できる低火度焼
成による高強度(イ至器の製造法およびこれに用いられ
る素地土ならびに高強度磁器製品として業界の発展に寄
与するところ極めて大きいものがある。
手続補正書(自発)
昭和63年4月18日
特許庁長官 小川邦夫 殿 心。
1、事件の表示
昭和63年特許願第72561号
2、発明の名称 低火度焼成による高強度磁器の製造法
およびこれに用いられる素地土な らびに高強度磁器製品 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 愛知県瀬戸市内原町1丁目8番地4、代理人 明細書の発明の詳細な説明の欄および委任状〆%a’+
+−:63.4.1’− 6、補正の内容 (1)、明細書第2頁第4行目に「ノベリティ」とある
を、「ノベルティ」と補正する。
およびこれに用いられる素地土な らびに高強度磁器製品 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 愛知県瀬戸市内原町1丁目8番地4、代理人 明細書の発明の詳細な説明の欄および委任状〆%a’+
+−:63.4.1’− 6、補正の内容 (1)、明細書第2頁第4行目に「ノベリティ」とある
を、「ノベルティ」と補正する。
(2)、明細書第2頁第10行目に「ノベリティ」とあ
るを、「ノベルティ」と補正する。
るを、「ノベルティ」と補正する。
(3)、委任状を別紙のとおり。
以上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、合成けい酸マグネシウムまたは仮焼タルク60〜3
0%(重量%、以下同じ)と、粘土分20〜40%と、
融剤10〜30%とよりなる素地土をもって成形乾燥後
1050℃〜1200℃の低火度で焼成することを特徴
とする低火度焼成による高強度磁器の製造法。 2、合成けい酸マグネシウムまたは仮焼タルク60〜3
0%と、粘土分20〜40%と、融剤10〜30%とよ
りなることを特徴とする低火度焼成可能な高強度磁器用
素地土。 3、合成けい酸マグネシウムまたは仮焼タルク60〜3
0%と、粘土分20〜40%と、融剤10〜30%とよ
りなる素地土をもって吸水率0.1%以下、曲げ強度1
600kgf/cm^3以上、白色度76以上に焼結さ
れていることを特徴とする低火度焼成による高強度磁器
製品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63072561A JP2585353B2 (ja) | 1988-03-26 | 1988-03-26 | 低火度焼成による高強度磁器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63072561A JP2585353B2 (ja) | 1988-03-26 | 1988-03-26 | 低火度焼成による高強度磁器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01246170A true JPH01246170A (ja) | 1989-10-02 |
JP2585353B2 JP2585353B2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=13492900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63072561A Expired - Lifetime JP2585353B2 (ja) | 1988-03-26 | 1988-03-26 | 低火度焼成による高強度磁器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2585353B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111533548A (zh) * | 2020-06-05 | 2020-08-14 | 广东创潮流瑜格科技有限公司 | 一种滑石瓷 |
CN115974521A (zh) * | 2022-09-21 | 2023-04-18 | 峨眉山金陶瓷业发展有限公司 | 一种超细斑点通体陶瓷岩板及制备方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS55113662A (en) * | 1979-02-20 | 1980-09-02 | Tanto Kk | Manufacture of low temperature burned ceramic |
JPS5722167A (en) * | 1980-07-09 | 1982-02-05 | Tanto Kk | Quick baking glazed ceramic |
JPS6048468A (ja) * | 1983-08-24 | 1985-03-16 | 株式会社日立製作所 | 冷暖房給湯装置 |
JPS6127347A (ja) * | 1984-07-17 | 1986-02-06 | Toyoda Autom Loom Works Ltd | 自動変速機付き産業車両におけるインチング制御装置 |
JPS6325258A (ja) * | 1986-07-08 | 1988-02-02 | 株式会社サンゴー | 低温焼成磁器の製造方法 |
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1988
- 1988-03-26 JP JP63072561A patent/JP2585353B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JP2585353B2 (ja) | 1997-02-26 |
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