JPH01245916A - 螺旋リブ付き管の製造方法 - Google Patents

螺旋リブ付き管の製造方法

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JPH01245916A
JPH01245916A JP7109988A JP7109988A JPH01245916A JP H01245916 A JPH01245916 A JP H01245916A JP 7109988 A JP7109988 A JP 7109988A JP 7109988 A JP7109988 A JP 7109988A JP H01245916 A JPH01245916 A JP H01245916A
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JP
Japan
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rolling
roll
pipe
rib
ribs
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JP7109988A
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Akira Yamazaki
昭 山崎
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Nippon Steel Corp
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は螺旋リブ付き管の製造方法に関し、更に詳細に
は内面又は外面に螺旋状に伸びる突起すなわちリブを有
する管を製造する方法に関する。
(ロ)従来技術 螺旋リブ付き管は、その流体移送性能が高いことや、熱
伝達効率が高いことにより、比較的小口径の熱交換用管
、汚泥輸送管或いは給湯用管などに使用するのに適して
いる。このように螺旋リブ付き管を製造する場合、従来
においては、冷間抽伸加工法によっていたが、この加工
法では高価となり製品コストの増大を招く問題がある。
また、螺旋リブ付き管の管内又は管外を流れる流体に旋
回流を与えることにより固液二相体の輸送において管内
壁への固着防止効果を上げるためにはリブの高さを管内
径の10%にもする必要があるが、このような場合には
冷間抽伸加工法では加工できない問題がある。
一方、螺旋リブ付き管の製造方法として圧延方向に伸び
る複数のリブを有する圧延鋼板を製造し、その圧延鋼板
をスパイラルに巻いて溶接してつく、 る方法もあるが
、この方法は口径が400φを超えるような大口径のも
のには適すが、小径管には低生産性のために適しない。
小径鋼管の生産性を高く製造するには電縫製法(ERW
)により溶接するのが好ましいが、これには熱延鋼板を
素材とするためにスパイラル状のリブをもつ鋼板を熱延
しようとすると、リブの方向が圧延方向に対して斜めに
なっているため、圧延ロールとリブとの作用により圧延
材を圧延方向と直角の方向に動かすことになり圧延でき
ない問題がある。
(ハ)発明が解決しようとする課題 本発明が解決しようとする課題は、圧延方向に傾斜した
リブを有する金属板を圧延可能にすることによって小径
の螺旋リブ付き管を効率良く製造できるようすることで
ある。
(ニ)課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明は、圧延パスセンター
に対して左右対称となるようにかつ軸線に関して傾斜し
た複数条の溝が設けられた圧延ロールで金属板を圧延し
、圧延済み金属板を少なくとも該パスセンターの位置で
長手方向に切断し、切断後の圧延金属板を円筒状に丸め
て溶接するように構成されている。
(ホ)作用 上記製造方法では圧延時につくるリブが圧延パスライン
の左右に対称になっているため、圧延板に圧延方向に斜
めのリブを付けることができ、螺旋リブ付き管を効率良
く製造できる。
(へ)実施例 以下図面を参照して本発明の実施例について説明する。
本発明の螺旋リブ付き管を製造するに際して、まず第1
図に示されるように、形状、傾斜角、長さ及び本数がパ
スセンターCを中心に左右対称になったリブ溝4を外周
面3に有する第1の圧延ロール2と、外周面7が滑らか
な第2の圧延ロール6とを最終圧延スタンド用の圧延ロ
ールとして用意する。この第1の圧延ロール2のリブ溝
4は圧延方向(圧延ロールの軸線に関して直角の方向)
に対して所望の角度、例えば3@〜40°を成して形成
されている。
このような圧延ロールを最終圧延スタンドに用いて熱間
連続圧延機にて金属材料(以下本実施例では鋼材)を圧
延し、第2図に示されるように帯鋼10の一方の表面に
パスセンターC′を中心に左右(第2図で上下)対称の
リブ11を形成する。このリブは左、右ともパスセンタ
ーC′に関する傾斜角9個数、長さ等が同じになってい
る。このため上記圧延ロールで圧延中に帯鋼を圧延方向
と直角の方向に動かそうとする力が左右等しくなり、帯
1110はパスラインの方向に直すぐに圧延され、幅寄
りのトラブルが発生することはない。
第3図において、リブ11の形状は、リブの伸長方向に
直角に切断した断面において、例えば、高さhが3〜5
■、リブの上端の幅Wが3〜8−1隣接するリブ間の間
隔Wが30〜100m、平面に対する側面の傾斜角θが
90〜105°である。
前述のようにして圧延された帯鋼11をバスセンター′
の位置で縦に切断し、第4図に示されるように片方向に
傾斜するリブ11のみからなる帯鋼10aをつくる。
その後リプが内面(又は外面)になるように電縫製管方
式により管状に形成、かつ連続的に溶接し、第5図に示
されるようにつくる。この場合も溶接個所の肉厚が変化
しては品質が安定しないので、帯鋼の溶接する両端部に
は平坦部が必要である。このため縦に切断後の帯鋼の両
側縁とリブ11の端縁との間には所望の幅りの平坦部1
3が形成されるようにする。この幅りは、例えば20〜
100 tmである。
なお、上記実施例ではパスセンターの片側のリブの列を
1列にした例を示したが、第6図に示されるように、パ
スセンターCの各側に複数列のリブ溝4を有する圧延ロ
ールを用いて圧延し、パスセンターの各側に複数列のリ
ブlla、 llbを有する帯鋼を圧延し、縦に切断し
てもよい。
〔実施例〕
1) 肉厚3.2−1幅1310mの熱延コイルを圧延
するのに第6図に示されるように圧延ロールにリブ溝4
をつけた。
2) このロールでは第7図の如きスリットナイフを配
置することで考慮し、A−D各帯鋼の分離部に50+a
m巾の突起のない平坦部をとった。
3) この結果、左右対称のロール溝により圧延は通常
と何らかわることな〈実施することができた。
4) 次に幅322■で4本の帯鋼にスリットした、ナ
イフ厚30■に対しスリットナイフの当たるところはも
ちろん、その周囲にも平坦部をとっであるためスリット
にも不都合は生じなかった。
5) リブ突起が内面となるように電縫管として製管し
たサイズは外径101.6 va、肉厚3.2m+a、
電縫溶接部の近辺はリブのない平坦部があるため内面ビ
ードの切除も可能である。
この結果内円周5ケ所に高さ3ffII11のリブ突起
があり、しかも管長さ方向570鰭ごとに一回転するス
パイラルリプとなった。−周したリブが次の突起に必ず
しも一致するわけではないが、これは次にのべる効果に
は何の悪影響もない。
6)10kg/rrrの消石灰粉を含む水溶液を60ボ
/■rで送水する輸送管として先の鋼管を600 mの
長さにわたり各種曲げ部を経由しながら(曲げ部は18
個所あるが通常のエルボを使用)配管して使用した。従
来3ケ月毎に詰まりを生じていた輸送管が、このパイプ
にしてからは内面旋回流により内壁への固着、堆積がな
いため1年以上異常がない。
(ト)効果 パイプの内面に適切な形状の螺旋状突起があると、流体
に旋回流が発生し、移送効率が向上したり、熱伝達効率
が向上したり、或いは内壁への固着が防止できることは
知られており、本発明では最も経済的製管法である電縫
製法により比較的小径のかかる内面(又は外面)スパイ
ラルリプ付き鋼管をつくることができるものである。
更に、従来スパイラル製管法でつくられる内面リブ付管
のための帯鋼を圧延しようとするとワークロールの溝部
にバッファツブロールがくいこみ、バックアップロール
の平滑さをこわしてしまう事態が発生する。
しかしこの発明ではロール溝が傾斜しているため、この
問題も解消される。
なお、こうした内面スパイラルリブ付管は気液或いは固
液二相流につきものの配管の振動・騒音が著しく減少し
、支持物への負担が軽くなり、配管のメンテナンスコス
トが低下するものである。
また、気液二相流では配管の立上がり部に気体が残留し
、パイプラインの能率を下げることも発生するがスパイ
ラルでは旋回流があるためにこのような事態を避けるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による管の製造方法を実施するための帯
鋼を圧延するための圧延ロールの斜視図、第2図は第1
図の圧延により圧延された帯鋼の平面図、第3図は帯鋼
の一部のリブに直角の拡大断面図、第4図は第2図の帯
鋼をパスセンターを長手方向に切断した斜視図、第5図
は本発明の方法によって製造された管の一部を取り除い
た斜視図、第6図は圧延ロールの変形例を示す図、第7
図は第6図の圧延ロールを用いて圧延した実施例の帯鋼
を長手方向に切断する方法を示す図である。 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 圧延パスセンターに対して左右対称となるようにかつ軸
    線に関して傾斜した複数条の溝が設けられた圧延ロール
    で金属板を圧延し、圧延済み金属板を少なくとも該パス
    センターの位置で長手方向に切断し、切断後の圧延金属
    板を円筒状に丸めて溶接することを特徴とする螺旋リブ
    付き管の製造方法。
JP63071099A 1988-03-25 1988-03-25 螺旋リブ付き管の製造方法 Expired - Lifetime JPH07205B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5809819A (en) * 1993-04-20 1998-09-22 Sollac Reinforcement member for the reinforcement of concrete structures and method and device for manufacturing this reinforcement member
CN106938284A (zh) * 2015-11-26 2017-07-11 菲森建设株式会社 螺旋形肋钢管制造方法及装置

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JPS5717323A (en) * 1980-06-02 1982-01-29 Furukawa Electric Co Ltd:The Manufacture of inside double group pipe made of metal

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