JPH03234302A - 伝熱用電縫管 - Google Patents

伝熱用電縫管

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JPH03234302A
JPH03234302A JP3176290A JP3176290A JPH03234302A JP H03234302 A JPH03234302 A JP H03234302A JP 3176290 A JP3176290 A JP 3176290A JP 3176290 A JP3176290 A JP 3176290A JP H03234302 A JPH03234302 A JP H03234302A
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groove
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▲こう▼田 俊緑
Toshitsuka Kouda
Seizou Masukawa
桝川 清慥
Haruo Kono
幸野 晴夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、熱交換器等の蒸発管や凝縮管、ヒートバイブ
等として使用される伝熱用電縫管に係わり、特に伝熱性
能を向上するための改良に関する。
「従来の技術」 伝熱管の伝熱性能を高める手段としては、従来から、銅
製等の管体の内面に、転造や引抜加工によって螺旋状ま
たは直線状の溝を多数形成する方広か周知であり、この
ような溝を形成することにより以下の効果が得られる。
■ この伝熱管を#縮管として使用した場合には、凝縮
管内を流れる熱媒体蒸気を溝の間の突条部により乱流と
し、ざらに突条部を凝縮核として凝縮効率を増し、液化
を促進する。また、凝縮した熱媒体液体を、溝内におけ
る表面張力を利用して効率的に伝熱管の長手方向に流し
、還流効果を増す。
■ 一方、蒸発管として使用した場合には、溝内のエツ
ジが気泡を発する蒸発核となり、核沸騰を促進して伝熱
管内に供給される熱媒体液体の気化効率が増す。また、
溝内における表面張力を利用して熱媒体液体を効率的に
伝熱管の長手方向に流し、その供給効果を増す。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、この種の溝付き伝熱管の性能を向上するには
、溝の開口幅を狭めて虜の底幅よりも小さくし、管状に
近付けることが有効であると予想される。このような管
状であれば、この管状溝の内部に気泡か発生しやすく、
この気泡か核となり蒸発を促進することにより、気化効
率が大幅に高められる。また、溝内ての表面張力による
熱媒体液体の輸送効率が増し、総合的な伝熱性能か顕著
に増大すると考えられる。
しかし、前述の機械加工により単純溝を形成した伝熱管
では、加工上の制約から溝の開口幅か底部の幅よりも大
きくならざるを得す、溝を管状に形成することは不可能
で、伝熱性能の向上には限界があった。
「課題を解決するための手段」 本発明は上記課題を解決するためになされたもので、金
゛属板条材の表面に、多数の平行な主溝を圧延形成した
後、さらにこれら主溝と一定角度で交差する多数の平行
な副溝を圧延形成することにより、これら副溝間の部分
で断続的に前記主溝の開口幅を狭めたうえ、溝形成面を
内側に向けて前記板条材を電縫加工し、管体としたこと
を特徴とする。
なお、前記主溝は断面U字状に形成されるとともに、前
記副溝は断面V字状に形成されることが望ましい。
「作 用」 この伝熱用電縫管によれば、各主溝の長平方向に間隔を
空けて、開口幅が溝の底幅に比して相対的に狭い管状部
が形成されているため、この伝熱用電縫管を特に熱交換
器等の蒸発部に使用した場合には、この管状部の内部に
気泡が発生しやすく、この気泡が核となり蒸発を促進し
て、熱媒体液体の気化効率が大幅に高められる。
また、蒸発部および凝縮部のいずれに使用した場合にも
、前記管状部により溝内での表面張力による液体の輸送
効率が増すから、単純な溝付き伝熱管に比して、総合的
な伝熱性能が大幅に向上できる。
「実施例」 第1図は本発明に係わる伝熱用電縫管の一実施例の内面
を示す拡大図、第2図ないし第6図は■■ないしV+−
Vt線の断面図である。
この伝熱用電縫管は、金属板条材lの表面に多数の平行
な主溝2を形成した後、これら主溝2と一定角度で交差
する多数の平行な副溝3を形成することにより、主溝2
の凸部と副溝3との交差部において主溝2の両側壁を内
側に傾斜させ、主溝2の開口幅を狭めて管状部4とする
一方、主溝2の凹部は元の溝巾を残す。さらにこの板条
材1を溝形成面を内周面として電縫加工し、断面円形の
管体としたものである。
板条材1は、銅および銅合金、アルミニウム等の従来か
ら使用されている材質で成形され、厚さや幅等は用途に
応じて適宜変更してよい。
主溝2は、副溝3を形成する前に、第10図に示すよう
に底部の断面角度が直角に近い断面U字状とされている
。U字形に近い方が主溝2の開口幅を狭めて管状に形成
し易い。主溝2の幅W1は深さDlの40〜140%、
望ましくは80〜120とされる。40%未満ては、副
溝3の形成により主溝2か潰れ易くなるうえ、加工も困
難である。また、140%より犬では管状部4の開口幅
を十分狭めることかできない。
主溝2の間隔P1は、主溝幅Wlの1.5〜3倍、望ま
しくは1.8〜2.2倍である。1. 5倍未満では副
溝3を形成すると主溝2間の突条部の倒れが生じて管状
部4の形成が困難になる。また、3倍より大では主溝2
の形成密度が小さくなり、伝熱性能の向上効果が減少す
る。
具体的には、通常の伝熱管の場合、主溝2の深さD I
−0,2〜0.3i+z、幅W1=0.2〜05xx、
 P 1 =0. 4〜1.50、底部の断面角度は7
5°以上程度が適当である。
一方、副溝3は断面V字状に形成されている。
副溝3の間隔は主溝2と同等でよいが、必ずしも主溝2
と等しい必要はない。副溝3の幅W2は主溝幅w1’の
25〜90%、望ましくは50〜70%とされる。25
%未満では主溝2の開口幅を十分狭めることができず、
90%より大では主溝2の開口部を閉じてしまうおそれ
がある。また、副溝3のl朶さD2は主溝深さDIの5
0〜100%、望ましくは80〜100%とされる。5
0%未満では主溝2の開口幅を十分狭めることかできず
、100%より大では主溝2を閉じてしまうおそれかあ
る。
具体的には、通常の伝熱管の場合、副溝3の深さD2=
0.15〜0.3jl肩、ピッチP2=0.4〜l 5
■、V字の断面角度は45〜90’程度か好適である。
なお、主溝2と副溝3の交差角度αは20〜600、特
に30〜40’であることが望ましい。
この範囲を外れると、管状部4の形成か困難になる。ま
た、主溝2は伝熱用電縫管の長手方向に対して30°以
内であることが望ましい。これより大では管の長平方向
への熱媒液体の流通か悪くなる。
上記のような主溝2と副溝3を形成することにより、管
状部4の最小開口幅は、主溝2の幅w1の75%以下に
狭められている。これが75%より大では気泡の発生効
果が低下し、従来の溝付き伝熱管に比しての伝熱性能向
上効果か低下する。
次に、この伝熱用電縫管の製造方性を説明する。
まず、電縫加工により管体を形成しうる幅を有する板条
材を、第7図に示すように主溝形成ロールR1および副
溝形成ロールR2で連続的に圧延し、主溝2と副溝3を
順次形成する。主溝形成ロールR1は第8図に示すよう
に主溝2に対応した形状の突条部10を有する。
一方、副溝形成ロールR2は、第9図に示すように断面
V字状の突条部11を有する。副溝形成ロールR2の突
条部11の間は、図中二点鎖線12で示すように曲面状
としてもよい。こうすれば副溝形成時に、この曲面12
に沿って主溝2の側壁部か円滑に変形し、主溝2の開口
幅を狭める効果か増す。各突条部11の先端は符号13
に示すように幅の狭い平坦部を形成してもよい。
主溝2が副溝形成ロールR2により変形される様子を第
11図ないし第14図に示す。
なお、このように伝熱管1本分の幅の板条材を用いる代
わりに十分幅広の板条材を用い、この板条材に谷溝2,
3を形成した後、スリッターにかけて細幅の板条材に裁
断し、これら板条材に電縫加工を施して伝熱管としても
よい。その場合には、さらに生産性を向上することがで
きる。
次いで、主溝2および副溝3の圧延が終わったら、板条
材lを溝形成面を内面側に向けた状態で電縫装置にセッ
トし、多段階に駆動ロールおよびアイドラの間を通して
板条材1を幅方向に丸めていき、最終的に板条材の両側
縁部を溶接して円管形に成形する。電縫装置としては通
常使用されているものでよく、また電縫条件も通常の加
工と同してよい。その後、必要に応じて管の外周面の溶
接部を整形したうえ、ロール状に巻きとるか所定の長さ
で切断し、長尺の伝熱管を得る。
上記の構成からなる伝熱用電縫管によれば、各主溝2の
長手方向に断続的に間隔を空けて、開口幅が溝゛の内幅
に比して相対的に狭い管状部4が多数形成されているた
め、特にこの伝熱用電縫管を熱交換器等の蒸発部に使用
した場合には、第15図に示す内面か平滑な伝熱管の場
合、第16図に示す単純溝付きの伝熱管の場合に比して
、第17図に示すように各管状部4の内部に気泡か発生
しやすく、これら気泡か核となり蒸発を促進し、熱媒液
体(例えばフロンなと)の気化効率か格段に高められる
また、管状部4が断続的に設けられているので、各主溝
2内に流れ込んだ熱媒i&体は、その側壁部から表面張
力を受けて毛細管現象により主溝2に冶って速やかに輸
送される。このため、熱媒液体の輸送効率が単純溝付き
伝熱管の場合に比して向上する。
また、2種の溝2,3 を交差状態で形成したことによ
り、単純溝付き伝熱管に比して表面積が増すうえ、谷溝
2,3 のエツジが鋭利になって表面活性が高まる。し
たがって、凝縮部に使用した場合には、これらエツジ部
の液切れが良く、熱媒蒸気の凝縮を促進し、液化効率が
高められる。
さらに、この伝熱用電縫管では、圧延工程および電縫工
程の2工程を一つのラインとして連続させることにより
、長尺かつ細径の伝熱管を効率良く得ることかでき、量
産により製造コストの低確か図れる。
なお、上記実施例では伝熱用電縫管の形状を断面円形と
していたか、本発明は円形に限らず、断面楕円形や偏平
管状等としても実施可能である。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明の伝熱用電縫管によれば、
各主溝の長平方向に間隔を空けて、開口幅が溝の内幅に
比して相対的に狭い管状部が多数形成されているため、
特にこの伝熱用電縫管を熱交換器等の蒸発部に使用した
場合には、各管状部の内部に気泡が発生しやすく、これ
ら気泡が蒸発部として作用し、熱媒液体の蒸発を促進し
て気化効率か格段に高められる。
また、管状部が断続的に設けられているので、各主溝内
に流れ込んだ熱媒液体は、その側壁部から表面張力を受
けて毛細管現象にまり主溝に沿って速やかに輸送され、
熱媒液体の輸送効率が単純溝付き伝熱管の場合に比して
向上する。
また、上溝と副溝を交差状態で形成したことにより、単
純溝付き伝熱管に比して表面積か増すうえ、谷溝のエノ
/か鋭利になって表面活性か高まる。したかって、凝縮
部に使用した場合には、これらエツジか凝縮核となって
熱媒蒸気の凝縮を促進し、液化効率か高められる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係わる伝熱用電縫管の内面の拡大図、
第2図ないし第6図は■−■ないし■−■線視線面断面
図7図は同伝熱用電縫管の製造方法を示す説明図、第8
図は主溝形成ロールの断面形状、第9図は副溝形成ロー
ルの断面形状、第10図ないし第14図は製造方法の説
明図、第15図ないし第17図は本発明の効果を示す説
明図である。 ■・・・金属板条材、2・・・主溝、3・・副溝、4・
・・管状部、R1・主溝形成ロール、R2・・副溝形成
ロール。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属板条材の表面に、多数の平行な主溝を圧延形
    成した後、さらにこれら主溝と一定角度で交差する多数
    の平行な副溝を圧延形成することにより、これら副溝間
    の部分で断続的に前記主溝の開口幅を狭めたうえ、溝形
    成面を内側に向けて前記板条材を電縫加工し、管体とし
    たことを特徴とする伝熱用電縫管。
  2. (2)前記主溝は断面U字状に形成されるとともに、前
    記副溝は断面V字状に形成されることを特徴とする請求
    項1記載の伝熱用電縫管。
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